イブラヒモビッチに人種差別的な侮辱発言、ツルヴェナ・ズヴェズダに罰金と無観客試合の処分
2021.04.15 18:55 Thu
ツルヴェナ・ズヴェズダが、人種差別的な侮辱行為と新型コロナウイルス(COVID-19)のプロトコル違反により欧州サッカー連盟(UEFA)から処分を受けることとなった。イタリア『スカイ』が報じた。
イブラヒモビッチの両親は、ボスニア・ヘルツェゴビナとクロアチアの出身であり、セルビアと同じバルカン半島出身の両親のルーツをめぐる差別発言があったとのことだ。
UEFAの懲戒委員会は、この件に関して人種差別的な侮辱と、挑発的で攻撃的な詠唱があったことを確認したとのことだ。
さらに、一部のファンを受け入れ、ソーシャル・ディスタンスを徹底しなかったこともあり、新型コロナウイルスのプロトコル違反として5000ユーロ(約65万円)の罰金が科されることとなる。
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事件が起こったのは2月にベオグラードで行われたヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32・1stレグのツルヴェナ・ズヴェズダvsミランの一戦。この試合で、スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチに対し、人種差別的な侮辱があったとされている。この試合ではベンチスタートとなったイブラヒモビッチは、スタンドで試合を観戦。この試合は無観客で行われていたが、試合中に何者かがイブラヒモビッチに対して侮辱的な発言をすることが確認されたとのことだ。UEFAの懲戒委員会は、この件に関して人種差別的な侮辱と、挑発的で攻撃的な詠唱があったことを確認したとのことだ。
なお、これによりUEFA主催の次のホームゲームが無観客試合になるほか、1年間の執行猶予付きでもう1試合が密室になる可能性が残るとのこと.。罰金も2万5000ユーロ(約325万円)を科す事に決定した。
さらに、一部のファンを受け入れ、ソーシャル・ディスタンスを徹底しなかったこともあり、新型コロナウイルスのプロトコル違反として5000ユーロ(約65万円)の罰金が科されることとなる。
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