ベイル、カタールW杯欧州予選後に代表引退の可能性も? 「これが最後になるかも」

2021.03.30 12:45 Tue
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トッテナムウェールズ代表MFガレス・ベイルが代表引退をちらつかせた。イギリス『BT Sport』が報じている。
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2006年の代表デビューから89キャップを数え、歴代最多の33ゴールを誇るベイル。31歳の今はチームのキャプテンを務め、2022年にカタールで行われるワールドカップ(W杯)出場権の獲得に導こうと、今月の代表ウィークから欧州予選を戦っている。しかし、仮にウェールズ代表がカタールW杯の出場権を獲得したとなれば、その大会時のベイルは33歳。今夏には新型コロナウイルスの影響で開催が1年持ち越されたユーロ2020の戦いを控えるが、代表キャリアの終わりを感じる自分もいるようだ。
ベイルは先日に自身が発した今季終了後のレアル・マドリー復帰を匂わす発言を釈明するなか、カタールW杯欧州予選終了後に代表から退く可能性があると認めた。

「この予選が終わってからのことはあまり深く考えていない」
「もちろん、僕らが年を取ってきているのは隠しようがないし、これ(欧州予選)が最後になるかもしれない」

「たとえそうだとしても、僕のマインドセットは変わらない。これまで通り、100%の力を注ぐつもりだ」

「僕らはまだ今夏にビッグトーナメント(ユーロ2020)があって、それからもこの予選が続くわけだからね」

「今は純粋に現在とその出来事にフォーカスしている。未来というのは何だって起こり得るものさ」

なお、ウェールズ代表は24日に敵地ルーヴェンで行われたグループE第1節でベルギー代表に1-3の逆転負け。30日には本拠地カーディフでチェコ代表戦との次節に臨む。

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