予選5戦連続ゴールに向けて南野拓実「感覚は研ぎ澄まされている」、移籍で状態も好転
2021.03.29 13:46 Mon
日本代表は29日、30日に控えるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のモンゴル代表戦に向けて合宿4日目を迎えた。
韓国戦では2列目の左サイドで先発出場した南野。これまでのトップ下とはポジションが違ったが「どっちでもプレーできます。トップ下が一番やりやすいポジションではありますけど、チームでは左でプレーしていますし、どこでプレーしてもチームの力になれる、チームの力になるためにプレーしたいと思います」と語り、ポジションは特に問題ないと語った。
代表活動の期間は空いていながらも、しっかりとパフォーマンスを出した日本代表。その点について南野は「チームも含めて代表活動もいままでに経験したことない環境でのプレーになっていますし、今回も期間が空いた中でも代表活動で、国内組と海外組のコミュニケーションを取る機会が少ないことは、プレーする上で難しいと思います」とコメント。「でも、練習でしかコミュニケーションが取れないですが、チームでやりたいことを共有して韓国戦でもうまく行ったり手応えを感じたことはあったので、練習で共有することは大事ですし、次も上手く出せればと思います」と語り、難しい状況であることは認めながらも、しっかりと結果が出せる準備ができていると語った。
南野は「出場時間が増えることによって、90分を通してインテンシティの高いプレーができるように、ずっと試合に出ていた時のリズムを取り戻せたというのは変わったというか取り戻せているなと思います」とコメント。「あとは、ゴール前にシュートを打ちに行くためにどういう風に関わっていくかとか、ゴールに向かうためにどういう風にプレーすれば良いかというところ、嗅覚というか感覚は試合に出ることによって研ぎ澄まされている部分かなと思っています」とし、出場機会を得たことで好転した部分があると語った。
また、「試合に出られていない時期に比べると、もちろんコンディションは良いですし、そういった部分の感覚もよくなってきていると思うので、その部分を証明できるように結果にこだわってチームに貢献できればと思います」と語り、W杯予選での5戦連発に意欲を示した。
韓国戦ではMF鎌田大地(フランクフルト)がトップ下に入ったが、南野のことを考えてポジションを空けたと韓国戦後に語っていた。鎌田との関係については「僕はどっちかというと中でプレーしたいタイプなので、大地とそうなった時にポジションが被らないようにしたいなと試合前から話をしていて、大地もそういうポジションを取ってくれていましたし、僕も大地のポジションを気にしながらプレーするのを心がけていました」とコメント。お互いに理解しあっていたとコメントした。
また、「特に大地のポジションがこっちがカウンターするときとか、そこのスペースを使ってうまくゴールにつながった部分もあったので、割とうまくいった部分、手応えは感じています」とし、良い連携で良いポジションどりができたと手応えを感じているようだ。
一方で自身が中に入った際の左サイドについては「僕が中に入った時にサイドバックの選手がそのスペースをうまく使えればと思っています」とコメント。「純也くんの特徴はサイドに張って縦に仕掛ける選手ですし、その時大地が自分たちから見て右側のトップ下のスペースを使える、僕が左側のトップ下を使って、サイドバックの選手が左のスペースがうまく使って行ったりできればと思います」と語り、サイドバックが上がってくることが一番であると語った。
また「試合によって僕ももう少しワイドに張って、大地のスペースを空けて、彼がもう少し自由に使えるようにということも必要になってくるポジションかなと思っています」とコメント。「押し込む時間帯が多くなるなら、もう少し僕と僕のサイドのサイドバックの選手とのコンビで、そのスペースを使えればと思います」と語り、モンゴル戦のイメージも浮かんでいるようだ。
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26日に韓国代表との国際親善試合で3-0と快勝した日本。ここまで4試合を戦い4連勝、13得点無失点の成績を残すW杯予選に臨むこととなる。トレーニング前にオンライン取材に応じたFW南野拓実(サウサンプトン)がポジションについてコメントした。代表活動の期間は空いていながらも、しっかりとパフォーマンスを出した日本代表。その点について南野は「チームも含めて代表活動もいままでに経験したことない環境でのプレーになっていますし、今回も期間が空いた中でも代表活動で、国内組と海外組のコミュニケーションを取る機会が少ないことは、プレーする上で難しいと思います」とコメント。「でも、練習でしかコミュニケーションが取れないですが、チームでやりたいことを共有して韓国戦でもうまく行ったり手応えを感じたことはあったので、練習で共有することは大事ですし、次も上手く出せればと思います」と語り、難しい状況であることは認めながらも、しっかりと結果が出せる準備ができていると語った。
昨年1月にザルツブルクからリバプールへ移籍して以降は試合の出場機会が限られていた南野。そのため今年1月にサウサンプトンへとレンタル移籍すると、コンスタントに試合に出場し2ゴールを記録している。
南野は「出場時間が増えることによって、90分を通してインテンシティの高いプレーができるように、ずっと試合に出ていた時のリズムを取り戻せたというのは変わったというか取り戻せているなと思います」とコメント。「あとは、ゴール前にシュートを打ちに行くためにどういう風に関わっていくかとか、ゴールに向かうためにどういう風にプレーすれば良いかというところ、嗅覚というか感覚は試合に出ることによって研ぎ澄まされている部分かなと思っています」とし、出場機会を得たことで好転した部分があると語った。
また、「試合に出られていない時期に比べると、もちろんコンディションは良いですし、そういった部分の感覚もよくなってきていると思うので、その部分を証明できるように結果にこだわってチームに貢献できればと思います」と語り、W杯予選での5戦連発に意欲を示した。
韓国戦ではMF鎌田大地(フランクフルト)がトップ下に入ったが、南野のことを考えてポジションを空けたと韓国戦後に語っていた。鎌田との関係については「僕はどっちかというと中でプレーしたいタイプなので、大地とそうなった時にポジションが被らないようにしたいなと試合前から話をしていて、大地もそういうポジションを取ってくれていましたし、僕も大地のポジションを気にしながらプレーするのを心がけていました」とコメント。お互いに理解しあっていたとコメントした。
また、「特に大地のポジションがこっちがカウンターするときとか、そこのスペースを使ってうまくゴールにつながった部分もあったので、割とうまくいった部分、手応えは感じています」とし、良い連携で良いポジションどりができたと手応えを感じているようだ。
一方で自身が中に入った際の左サイドについては「僕が中に入った時にサイドバックの選手がそのスペースをうまく使えればと思っています」とコメント。「純也くんの特徴はサイドに張って縦に仕掛ける選手ですし、その時大地が自分たちから見て右側のトップ下のスペースを使える、僕が左側のトップ下を使って、サイドバックの選手が左のスペースがうまく使って行ったりできればと思います」と語り、サイドバックが上がってくることが一番であると語った。
また「試合によって僕ももう少しワイドに張って、大地のスペースを空けて、彼がもう少し自由に使えるようにということも必要になってくるポジションかなと思っています」とコメント。「押し込む時間帯が多くなるなら、もう少し僕と僕のサイドのサイドバックの選手とのコンビで、そのスペースを使えればと思います」と語り、モンゴル戦のイメージも浮かんでいるようだ。
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レッドブル・ザルツブルクの投稿がファンの間で話題となっている。 5日、カタール・ワールドカップ(W杯)のラウンド16の2試合が行われた。 アジア勢の日本代表と韓国代表がそれぞれクロアチア代表、ブラジル代表と対戦した。 オーストラリア代表とともに、史上初となる3カ国がアジアからベスト16に残っていたが、日本はクロアチアにPK戦の末に敗戦。韓国は前半に4失点を喫し、ブラジルに完敗して敗退となった。 ラウンド16でアジア勢が全滅してしまったが、ザルツブルクの日本語公式ツイッターが1枚の写真をアップして話題だ。 その写真は3人の選手が抱き合っているもの。背中を見せているのは、18番のユニフォームを着た南野拓実と9番のユニフォームを着たファン・ヒチャンだ。 共に5日の試合に出場し、悔しい敗退を味わった中、「私達の誇り」として写真を投稿。2人と抱き合うのはハンガリー代表MFドミニク・ショボスライだ。 3人は2019-20シーズンはザルツブルクでチームメイトに。その後、南野はリバプール、フアン・ヒチャンはRBライプツィヒ、ショボスライも後にライプツィヒに移籍し、現在は誰も在籍はしていない。 この投稿には「泣ける」、「1番グッときた」、「ザルツブルクありがとう」とコメントが寄せられている。 アジア勢として、世界に一歩近づいた反面、まだまだ差があることも痛感させられた大会。4年後はどのような結果を残してくれるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】ザルツブルクが日韓のクラブOBを称える「泣ける」1枚</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://t.co/hizxc98OC4">pic.twitter.com/hizxc98OC4</a></p>— FC Red Bull Salzburg JP (@FCRBS_jp) <a href="https://twitter.com/FCRBS_jp/status/1599893883218976768?ref_src=twsrc%5Etfw">December 5, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.12.06 22:15 Tue3
BE:FIRSTがアンバサダー就任の「FILA」、かつては中田英寿氏も同ブランドのスパイクを着用
7日にBE:FIRSTがブランドアンバサダーに就任したことを発表した『FILA(フィラ)』。ファッションブランドとしての認識が強い同ブランドだが、かつてはサッカースパイクも手掛けていた。 フィラは1911年、フィラ兄弟によってイタリアのビエラでニット素材工場として誕生した。1940年に社名を『FILA』に変更。1970年代からスポーツウェア業界でも地位を築き始め、次第に大きな注目を集めていった。 現在はテニスやゴルフを中心としたブランド展開に加え、バーチャルシンガー・初音ミクとのコラボレーションシューズなどカジュアルウェアに注力しているフィラだが、1998年にイタリアへと渡った元日本代表MF中田英寿氏が身に着けていたのがフィラのファッシノだ。 当時世界の最高峰と言われていたセリエA。中田氏はユベントスを相手にデビュー戦で2ゴールというセンセーショナルな活躍を披露した。足元には黒を基調に黄色のFマーク。シュータンには『FILA』の文字がはっきりと見て取れる。 現在のサッカー界からは姿を探すことが難しくなったフィラだが、今季はセリエCのヴィチェンツァのサプライヤーとなった。『Footy Headlines』によれば、イタリアのピッチに同ブランドが戻ってくるのは、フィオレンティーナとの1999-2000シーズンの終了以来、22年ぶりとのことだ。 かつてはウェストハムやフランクフルトのサプライヤーも務めていたフィラ。現在はヴィチェンツァのほか、イスラエルのマッカビ・テルアビブや韓国の済州ユナイテッドなどのクラブのサプライヤーを務めている。 <span class="paragraph-title">【写真】ペルージャ時代の中田英寿とその足元</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila01.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila02.jpg" style="max-width:100%;"></div> <span class="paragraph-title">【写真】FILAがサプライヤーを務めたフィオレンティーナやフランクフルトのユニフォーム</span> <span data-other-div="movie2"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila03.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila04.jpg" style="max-width:100%;"></div> 2022.09.07 20:30 Wed4
主力としてオランダ1部優勝争い。満を持して代表右SB一番手を取りに行く菅原由勢【新しい景色へ導く期待の選手/vol.6】
第2次森保ジャパンの初陣となる24・28日のウルグアイ・コロンビア2連戦(東京・大阪)。3年後の2026年北中米W杯に向けた強化がいよいよスタートする。 そのメンバー26人が発表されたが、30代はシュミット・ダニエル(シント=トロイデン)、遠藤航(シュツットガルト)、伊東純也(スタッド・ランス)の3人だけ。大幅な若返りが図られた印象だ。 右サイドバック(SB)はその筆頭ではないか。2014年ブラジル・2018年ロシア・2022年カタールと3度のW杯に参戦した32歳の酒井宏樹(浦和レッズ)と29歳の山根視来(川崎フロンターレ)が揃って外れ、20代前半の3人が名を連ねることになったからだ。 最年長は23歳の橋岡大樹(シント=トロイデン)だが、彼も2019年E-1選手権(釜山)で2試合に出場しただけ。22歳の菅原由勢(AZ)にしても、欧州組だけで挑んだ2020年10月のカメルーン戦(ユトレヒト)で終盤にピッチに立ったのみである。半田陸(ガンバ大阪)に至ってはパリ五輪世代でA代表実績は皆無。3人のバトルは見ものだ。 こうした中、森保監督が最も注目していると見られるのが菅原だろう。実際、2月の欧州視察時には、アルクマールまで直々に出向いている。現地を訪れたのは、2月10日のエクセルシオール戦。翌11日にはフライブルク対シュツットガルト戦を見に行っているから、凄まじい強行日程だったのは間違いない。そこまでリスクを冒しても、菅原のパフォーマンスをその目で確認したかったということになる。やはり期待値は非常に高いのだ。 「由勢のチームの中での立ち位置が明らかに変わっているなと感じました。以前はレギュラーを取るために戦っていましたが、今はチームの中心選手として周囲から信頼されている。しかも、AZはオランダという素晴らしいリーグで優勝争いをしている。欧州5大リーグに近いレベルの国でトップを争うチームで戦っているのはすごく評価できるところ。簡単なことではない」と森保監督も語っており、成長した姿を代表で見せつけてほしいと願っているのだ。 もともと菅原は10代の頃から「内田篤人(JFAロールモデルコーチ)の後継者」と目され、2017年U-17W杯(インド)・2019年U-20W杯(ポーランド)を経験してきたエリートだ。メディアの質問にも自分の言葉で理路整然と答えられる賢さとコミュニケーション力を備えており、19歳で赴いたオランダでもすぐさま適応できる社交性も持ち合わせていた。東京五輪は2000年生まれで一番下の学年ということもあって惜しくも選外となったものの、本人は挫折を糧に成長を続け、着実にスケールアップしている。 この4シーズンでほぼコンスタントに国内リーグ戦に出続けているうえ、2019-20シーズンはヨーロッパリーグ、2021-22・2022-23シーズンにはヨーロッパ・カンファレンスリーグに参戦しているという欧州舞台の経験値も魅力。それは他の右SB陣が持ち合わせていないものだ。 こうした実績もあり、カタールW杯直前に中山雄太(ハダースフィールド・タウン)が負傷離脱した際にも「左右SBのできる菅原を追加招集すべき」という声が挙がったほどだ。結果的には町野修斗(湘南ベルマーレ)が選ばれ、本人は東京五輪に続く落選を味わったわけだが、負けず嫌いの男は「ここから巻き返してやる」と誓ったに違いない。 今回は同じ2000年生まれの谷晃生(ガンバ大阪)、瀬古歩夢(グラスホッパー)、中村敬斗(LASKリンツ)も名を連ねている。それも本人にとって心強い点だろう。彼らに久保建英(レアル・ソシエダ)を加えた2000・2001年生まれの5人はU-12世代からともに代表活動をしてきた仲間。森山佳郎監督の下でインドネシアやインド、ウズベキスタンなどアジアの環境の悪い国々に転戦し、タフさを養ってきた。そういった経験値がある分、メンタル的に強い人間が揃っている。 ドイツ5部からブンデスリーガ1部に這い上がった上月壮一郎(シャルケ)もその一員ではあるが、日本人の若者としては少し異質な人材が出てくるのも不思議ではないのだ。年齢や国籍に関係なくバチバチできるメンタリティをぜひとも新生・森保ジャパンに還元してほしいもの。すでにA代表歴のある菅原はその筆頭にならなければいけない。 さらに言うと、名古屋ユースの大先輩・吉田麻也(シャルケ)が外れた今、偉大な先陣から託されたものを受け継ぎ、ピッチで示すことも彼に託される重要タスク。菅原はそういうことを考えて行動に移せる人間である。だからこそ、こちらも大いに期待したくなる。 A代表から離れていた約2年半で、彼がどのような変貌を遂げたのかをしっかりとチェックすることが、初陣2連戦の大きなテーマ。「内田二世」と評されてきた男が見る者の度肝を抜くような仕事をやってのけることを今から楽しみに待ちたい。 2023.03.16 18:30 Thu5