レバークーゼンがボス監督を解任!暫定指揮官には39歳のハンネス・ヴォルフ氏
2021.03.23 19:30 Tue
レバークーゼンは23日、ピーター・ボス監督(57)を解任したことを発表した。
これまでフィテッセやアヤックス、ドルトムントを歴任してきたボス監督は2018年12月、前任のハイコ・ヘルリッヒ監督の後任としてレバークーゼンの指揮官に就任。当時ブンデスリーガ9位と低迷していたチームを4位に押し上げ、チャンピオンズリーグ出場権獲得を果たしていた。
昨季は3シーズンぶりのチャンピオンズリーグと二足の草鞋ながら、リーグ戦5位フィニッシュ。CL敗退の末に参戦したヨーロッパリーグでもベスト8まで進む成果を残した。
今季も序盤戦はリーグ戦第12節まで8勝4分の会心のスタートダッシュを切り、一時首位にも立っていたレバークーゼンだったが、以降は14試合で8敗と黒星が先行。第26節が終了した時点で4位のフランクフルトと7ポイント差の6位に位置しており、ヨーロッパリーグでもラウンド32での敗退が決定している。
こうした状況を受け、クラブはボス監督の解任を決定。今季終了までの暫定指揮官として、39歳のハンネス・ヴォルフ氏が任命されている。同氏はこれまでにシュツットガルトやハンブルガーSV、ヘンクを指揮し、昨年10月以降はU-18ドイツ代表を率いていた。
これまでフィテッセやアヤックス、ドルトムントを歴任してきたボス監督は2018年12月、前任のハイコ・ヘルリッヒ監督の後任としてレバークーゼンの指揮官に就任。当時ブンデスリーガ9位と低迷していたチームを4位に押し上げ、チャンピオンズリーグ出場権獲得を果たしていた。
昨季は3シーズンぶりのチャンピオンズリーグと二足の草鞋ながら、リーグ戦5位フィニッシュ。CL敗退の末に参戦したヨーロッパリーグでもベスト8まで進む成果を残した。
こうした状況を受け、クラブはボス監督の解任を決定。今季終了までの暫定指揮官として、39歳のハンネス・ヴォルフ氏が任命されている。同氏はこれまでにシュツットガルトやハンブルガーSV、ヘンクを指揮し、昨年10月以降はU-18ドイツ代表を率いていた。
また、アシスタントコーチには、かつて暫定ながらレバークーゼンを2度指揮した経歴を持ち、同クラブやバイエルンで同職を務めたペーター・ヘルマン氏(69)が就任している。
ピーター・ボスの関連記事
レバークーゼンの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
記事をさがす
|
ピーター・ボスの人気記事ランキング
1
シュツットガルトの新指揮官は? 今季途中解任3名やトゥヘル副官が有力候補か
新指揮官を探すシュツットガルトは、複数の候補をリストアップしているようだ。 今シーズンここまでのブンデスリーガ9節で5分け4敗の17位と低迷するシュツットガルトは、10日にペッレグリノ・マタラッツォ監督を解任。 現時点で後任人事は決定していないが、15日に控えるリーグ次節のボーフム戦までに新指揮官を招へいしたい考えを持っているという。 ドイツ『スカイ』によると、現在クラブは先日にRBライプツィヒ、レバークーゼン、リヨンをそれぞれ解任されたドメニコ・テデスコ氏、ジェラルド・セオアネ氏、ピーター・ボス氏の3名に加え、昨シーズンまでホッフェンハイム、ボルシアMGを率いていたセバスティアン・ヘーネス氏、アディ・ヒュッター氏らブンデスリーガで実績のある5名の候補をリストアップしているようだ。 さらに、トップチームを率いた経験はないものの、アシスタントコーチとして確かな実績を持つジョルト・ロー氏も有力な候補に挙がっているようだ。 現役時代にハンガリー代表DFとしてホッフェンハイムやマインツ、コットブス、ハンザ・ロストックで活躍したロー氏は、レッドブル・ザルツブルクで指導者としてのキャリアをスタート。ザルツブルクでは前述のヒッター氏、RBライプツィヒではラルフ・ラングニック氏とラルフ・ハーゼンヒュットル氏の副官を歴任。その後、パリ・サンジェルマン、チェルシーではトーマス・トゥヘル氏のアシスタントを務め、同氏が先日に解任されるまで共にロンドンのクラブで指導していた。 MF遠藤航、DF伊藤洋輝の日本代表コンビにとって気になる今後の監督人事は、いかなる結果となるのか。 2022.10.11 22:35 Tue2
チェルシーが逸材SBグスト獲得へ! オファー改善に加入時期譲歩でリヨン説得に成功
チェルシーが、リヨンのU-21フランス代表DFマロ・グスト(19)の獲得に成功したようだ。フランス『RMC Sport』が報じている。 手薄な右サイドバックの補強としてグストを獲得候補に定めたチェルシーは、先日に2000万ユーロ(約28億2000万円)のオファーを掲示。だが、これはリヨンサイドに拒否されていた。 その後、リヨンのジャン=ミシェル・オラス会長、ローラン・ブラン監督が少なくとも今シーズン終了までの残留を明言したため、交渉は破談に終わったかに思われた。 しかし、あくまでグスト獲得にこだわるチェルシーは、新たに3000万~4000万ユーロ(約42億3000万~56億5000万円)と言われる2度目のオファーを掲示。さらに、今冬の即時加入を断念し、今季終了までのレンタルでリヨンに残留させるという譲歩を見せたことで、このタイミングでのクラブ間合意となったという。 2016年からリヨンのアカデミーに在籍しているグストは、キャリア初期は攻撃的MFやセントラルMFでプレーしていたが、数年前に右サイドバックへコンバート。2021年1月のサンテチェンヌ戦でトップチームデビューを飾ると、ピーター・ボス前監督の下ではキャプテンのDFレオ・デュボワとのポジション争いを制し、公式戦37試合5アシストの数字を残した。 179cmとサイズは平均的もフィジカル能力が高く、攻守両面で簡単に当たり負けしない対人能力に加え、中盤出身の選手らしい視野の広さ、パス精度を生かした組み立ての能力。アタッキングサードでの果敢な仕掛けや高精度のクロスと、19歳ながら総合力の高さが光る。ポジショニングや守備時の判断に磨きをかければ、レ・ブルー入りも十二分に可能なポテンシャルの持ち主だ。 2023.01.28 06:00 Sat3
PSV、モロッコ代表MFサイバリと新契約締結…CL本戦出場の立役者
PSVは26日、モロッコ代表MFイスマエル・サイバリ(22)との契約を2028年6月30日まで延長したことを発表した。 モロッコ人の両親の元、スペインで生まれ育ったサイバリは幼少期にベルギーに移住。その後、アンデルレヒトやKVメヘレン、ヘンクといった国内の名門アカデミーでのプレーを経て、2020年夏にPSVへ加入した。 その後、ヨングPSVでのプレーを経て2020年11月に行われたADOデン・ハーグ戦でファーストチームデビュー。昨シーズンは途中出場がメインながらも、公式戦33試合1ゴール4アシストの数字を残してブレイクのきっかけを掴んだ。 迎えた今シーズンはピーター・ボス新監督の信頼を勝ち取ると、ここまで公式戦10試合に出場し、3ゴール2アシストを記録。チャンピオンズリーグ(CL)予選プレーオフのレンジャーズ戦の2ndレグでは2ゴールを挙げる活躍をみせ、5シーズンぶりの本戦出場の立役者となった。 185cmの恵まれた体躯と足元の技術に長けた8番、10番タイプの攻撃的MFで2列目の複数ポジションでプレー可能。ファイナルサードでの判断や最後の質に伸びしろを残すが、馬力のある仕掛けや果敢なゴール前への飛び出しから多くのチャンスシーンに顔を出せる興味深いタレントだ。 2023.09.27 08:00 Wedレバークーゼンの人気記事ランキング
1
レバークーゼンがスウェーデン代表FWテリンを買取OP付きレンタルで獲得! 背番号はキースリンク背負った11番に
▽レバークーゼンは7日、アンデルレヒトからスウェーデン代表FWイサーク・キーセ・テリン(26)を買い取りオプション付きのレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「11」に決定した。 ▽レバークーゼン加入が決定したテリンはクラブ公式サイトで新天地での意気込みを語っている。 「レバークーゼンは歴史ある大きなクラブだ。ヨーロッパのコンペティションの常連であり、新シーズンに向けて野心的な目標を掲げているクラブだ。その目標を果たすために、貢献していきたいと思う」 ▽また、クラブのレジェンドで昨季限りでチームを去った元ドイツ代表FWシュテファン・キースリンクが背負った11番を着用することに関しては、「背番号11を着てプレーすることは大きな誇りだよ。シュテファン・キースリンクのことはもちろんよく知っているし、彼はこのクラブのレジェンドだ。この番号を背負って良いパフォーマンスができることを願っている」と語った。 ▽母国のカールスランドでキャリアをスタートしたテリンはマルメやボルドーを経て2017年1月にレンタルで加入したアンデルレヒトに翌年完全移籍。昨シーズンはレンタル先のワースラント=ベフェレンで日本代表MF森岡亮太とコンビを組み、屈強なフィジカルを生かしたポストワークと決定力を武器にリーグ戦25試合に出場し16ゴールを挙げる活躍を見せた。 ▽また、U-21スウェーデン代表として2015年のUEFA欧州選手権制覇に貢献したテリンは、その前年にデビューしたフル代表でも通算24試合に出場し2ゴールを記録。ロシア・ワールドカップではベスト8進出を果したチームの中で4試合に途中出場していた。 2018.08.07 20:24 Tue2
「クオリティは落ちてないが疑問も」クローゼ氏がドイツ代表に喝、ムシアラ&ヴィルツは絶賛「2人はすぐ…」
ドイツ代表の栄光を支えたミロスラフ・クローゼ氏。低迷期に突入する現チームに喝を入れた。 ワールドカップ(W杯)の歴代最多得点者(16得点)クローゼ氏。36歳にして臨んだ自身最後の2014年ブラジル大会でドイツ代表を世界王者に導いたが、同氏が去った後のドイツはW杯2大会連続でグループステージ敗退の憂き目に遭っている。 ドイツ代表の低迷にはクローゼ氏の後継となるストライカーが長らく育っていないことも挙げられるが、ドイツ『キッカー』のインタビューに応じた偉大な点取り屋は、ユリアン・ナーゲルスマン監督率いる現チームに喝を入れている。 「(ドイツ代表の)選手たちには、これまでほとんどのビッグトーナメントで好成績を収めてきたドイツを再現してほしいと願っているよ。来夏のユーロ2024に向け、まだ多くの仕事が残っているはずだ。本大会のラウンド16や準々決勝から努力を始めるようではいけない」 「ドイツチームはファンのために何か埋め合わせをする必要がある。以前と比べてクオリティが落ちたなんて私は思わない…ただ、各選手がピッチでチームメイトのためにどれだけ献身性を発揮しているか…どのくらいエゴを抑えているか…疑問もある」 一方で、今後10年のドイツ代表を背負うであろう2人の20歳、MFジャマル・ムシアラ(バイエルン)、MFフロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン)を称賛。ムシアラについては自身がバイエルンU-17を率いていた時代から期待をかけていたようだ。 「素晴らしい成長曲線を描いているようだね。彼はあらゆることを柔軟に受け入れ、それを実行する意志も持っている。本当に勤勉な青年だよ。右足でも左足でもトップスピードでボールを正確に扱う。プレーを見るのが楽しいよ」 ヴィルツについても「なんとかバイエルンに連れてきたかったんだがね(笑) 私がバイエルンのU-17にいたとき、彼1人の力で我々は破壊されてしまったことがある…ヴィルツとムシアラの2人はすぐに大舞台に立つだろうとあの頃から感じていたよ」と、自身の手痛い経験から賛辞を送った。 2023.11.20 16:45 Mon3
ドルトムントが今夏3選手の獲得を発表! レバークーゼンからブラントを獲得!
ドルトムントは22日、レバークーゼンのドイツ代表MFユリアン・ブラント(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2024年6月30日までで、移籍金はドイツ『キッカー』によれば2500万ユーロ(約30億円)とのことだ。 パリ・サンジェルマンやプレミアリーグへの移籍の噂があった中、ドルトムントへの移籍を決めたブラントは公式サイトで次のように話した。 「成長したい。それが移籍の主な理由だよ。ドルトムントは今季、優勝を逃した。だから改善の余地があるということだ。ここで僕が成長することで、チーム力の向上につながれば良いね」 ヴォルフスブルク下部組織出身の攻撃的MFであるブラントは、2014年1月にレバークーゼンに加入。レバークーゼンでは公式戦215試合に出場して42ゴール51アシストを記録。今シーズンは公式戦43試合の出場で10ゴール17アシストを記録し、クラブを来季のチャンピオンズリーグ出場に導いていた。 ドルトムントでは新シーズンに向けてボルシアMGからベルギー代表MFトルガン・アザール、ホッフェンハイムからドイツ代表DFニコ・シュルツの獲得を発表している。 2019.05.22 23:52 Wed4
レバークーゼンがバルサの逸材、U-17イタリア代表DFナターリを完全移籍で獲得! 今年のU-17ユーロの優勝メンバー
レバークーゼンは26日、バルセロナのU-17イタリア代表DFアンドレア・ナターリ(16)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2027年6月30日までの3年間となる。 ナターリは、ミランのユースからエスパニョールのユースへと加入。2021年7月にバルセロナのカンテラに加入し、現在はU-18チームにまで昇格を果たしていた。 世代別のイタリア代表として活躍し、U-17イタリア代表では9試合に出場。今年行われたU-17欧州選手権で主軸としてプレーし、優勝を果たしていた。 若き才能として期待が寄せられる中、レバークーゼンへの移籍を決断。マネージング・ディレクターのシモン・ロルフェス氏は期待を寄せている。 「アンドレア・ナターリはイタリアのU-17欧州選手権のチャンピオンとして、この夏は非常に興味深く人気の選手だった。彼がレバークーゼンを選んでくれてとても嬉しい」 「長期的には、彼は将来我々の重要な要素となるための素質を全て備えている」 2024.06.26 22:40 Wed5