古巣インテルの好調喜ぶバイエルン会長「コンテは素晴らしい仕事をしている」

2021.03.17 13:48 Wed
Getty Images
バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲ会長が、インテルアントニオ・コンテ監督を称賛している。『フットボール・イタリア』が伝えた。

インテルは今季、チャンピオンズリーグ(CL)こそグループステージ最下位で敗退となったが、セリエAでは好調を維持。リーグ27試合を消化した時点で、2位に9ポイント差をつけての首位に立っており、2009-10シーズン以来のスクデット獲得が期待されている。

こうした状況に対して、かつてインテルに選手として所属した経歴を持つルンメニゲ会長は、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューでコンテ監督を称賛。ピッチ外ではクラブ買収の噂が囁かれるなど混乱しているにもかかわらず、チームを動揺させていないと称えている。
「インテルのパフォーマンスと戦術の安定性は、非常に興味深いね。素晴らしい仕事をしているコンテのおかげで、チームはしっかり戦術に適応している。彼が2年前に着任したときのインテルと今とでは、違いがはっきりしているだろう」

「守備が安定しており、攻撃でも並外れている。ラウタロ(・マルティネス)と(ロメル・)ルカクは本当によくやっているが、中盤も良い。クラブと私の友人である、ジュゼッペ・マロッタが作り上げたチームだね。テレビで彼らの試合を見るのは楽しいよ」
「インテルが(ピッチ外で)困難な状況になっていることは聞いている。しかし、この点においても彼らはドレッシングルームでうまくやっていると思う。チームは少しも影響を受けていない。素晴らしい個性を持ったチームであり、勝利への強い意欲を持っている」

また、ルンメニゲ会長はここまで公式戦34試合25ゴールのFWロメル・ルカクも称賛。マンチェスター・ユナイテッド時代には見られなかったプレーを披露していると語った。

「彼は違い見せている。身体的には巨人のようだね。しかし、彼はそれだけでなく技術的にも優れている。フィジカルな部分だけに頼らない良い選手だ。ダービーではラウタロに並外れたアシストをしていた。ルカクはマンチェスターではあまり見られなかった技術を見せていると思う。彼もまた、インテルのおかげで生まれ変わったのだろう」

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【得点者プロフィール】 マルコ・マテラッツィ(当時33歳) 国籍:イタリア 所属:インテル ポジション:DF 身長:193cm 名ディフェンダーにしてサッカー界随一の“悪童”としても知られるマテラッツィ氏は、パワフルな守備だけでなく得点力でもチームに貢献した。インテルに入団してからも公式戦209試合に出場し33得点を記録。2000-01シーズンにはシーズン11ゴールを決め、当時のディフェンダーとしてのリーグ最多得点記録を塗り替えたこともある。 【試合詳細】 日程:2006年12月17日 大会:セリエA第16節 対戦相手:メッシーナ 時間:後半4分(0-0) <div id="cws_ad">◆CBマテラッツィの完璧なバイシクル<br/><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJZRFVxeTNZSSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> ゴールレスで迎えた49分、攻め込んだインテルはMFルイス・フィーゴが、敵陣右大度からゴール前へとクロスを供給する。これをファーサイドのFWズラタン・イブラヒモビッチが頭で折り返すと、高く上がったボールをボックス中央にいたマテラッツィがバイシクルシュート。難しいシュートだったが、しっかりと左足で捉えたシュートは相手GKマルコ・ストラーリの牙城を破った。 なお、この試合には当時メッシーナに所属していた元日本代表MFの小笠原満男氏も先発出場しており、このスーパーゴールの目撃者となっていた。 2021.01.03 12:00 Sun
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“左足の独奏者”インテリスタのハートを鷲掴みにしたレコバのデビュー戦弾【インクレディブル・ゴールズ】

サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。今回は元ウルグアイ代表MFアルバロ・レコバ氏が決めた欧州デビュー戦でのゴールだ。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJDSWxWYU5OUyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 母国のナシオナル・モンテビデオで活躍した後、1997年にインテルへと移籍したレコバ氏は、波が激しかったものの、好調時には素晴らしいプレーを見せた。“左足の独奏者”と評され、卓越したテクニックと強烈な左足のシュートで名を馳せていた。 特にインテルサポーターを魅了したのは、1997年8月31日のブレシア戦で決めた、レコバ氏にとっての欧州デビュー戦での2ゴールだ。 後半途中からの出場でピッチに立ったレコバは、試合終了が近づきスコアレスドローの雰囲気が漂い始めた中、ゴールから約30メートルの位置でボールを受ける。自身とゴールを隔てるものが何もないことを確認したレコバは、ゆっくりと踏み込んで得意の左足で思い切りシュート。ボールは一直線に、グイグイと勢いを増してゴールへ。ネットを突き破るかのような勢いで飛んだボールにGKは反応できず、弾丸シュートはファーサイドへ突き刺さり得点が決まった。 この信じられないほど強烈なシュートでインテリスタのハートを鷲掴みにしたレコバだが、この試合における彼の活躍は、まだ終わらない。ゴールから約30mの地点でFKを得たインテル。蹴るのはレコバ。落ち着いて放たれたレコバのシュートは鋭く弧を描いてバーに当たってゴールネットを揺らした。この後、インテルはブレシアに1点を返されるが、2-1で勝利した。 この試合は前シーズンにバルセロナで37試合34ゴールを叩き出した元ブラジル代表FWロナウド氏のインテルでのデビュー戦でもあったが、ロナウド氏の活躍を見るべくスタジアムを訪れた観衆は、ウルグアイからやってきた男に魅了されることになったのだ。 2020.05.28 22:30 Thu

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