GKノーチャンス!コース、威力ともに100点満点の美しいFK/2019-20【ビューティフル・フリーキック】

2021.03.07 10:00 Sun
Getty Images
サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。
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この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。今回は、レンジャーズのクロアチア代表DFボルナ・バリシッチが決めたフリーキックだ。
◆完璧なコースに決まった美しいFK

母国クロアチアでデビューし、強豪ディナモ・ザグレブなど国内クラブを渡り歩いたバリシッチは、2018年夏にレンジャーズに加入。主力として公式戦100試合以上に出場している。

高い精度でアシストを多く決めているバリシッチは、セットプレーのキッカーも務めるが、2019年10月6日に行われたスコティッシュ・プレミアリーグ第8節のハミルトン戦では、見事なFKを決めている。
2-0とレンジャーズリードの61分、ボックスの外ゴールほぼ正面の位置でレンジャーズがFKを得ると、キッカーはバリシッチ。短い助走からシュートを放つと、カーブしながら壁を越えたシュートは、GKの届かないゴール右上角の位置に吸い込まれ、試合を決める3ゴール目を挙げた。

このゴールで相手を完全に突き放したレンジャーズはその後勢いに乗り5ゴールの大爆発。5-0で大勝を収めている。



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