まるで背中に目!?フランス屈指の逸材が見せた絶妙ノールックヒールアシスト【ベスト・アシスト】

2021.02.24 22:00 Wed
Getty Images
サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。今回はリヨンのフランス代表MFフセム・アワールが記録したアシストだ。

◆期待の若手が見せたノールックアシスト

11歳で名門リヨンの下部組織に入団したアワールは、2016-17シーズンに若くしてファーストチームデビュー。今では中盤の主力として欠かせない存在になっている。
抜群のテクニックを持ち、フランス屈指の若手として活躍するアワールだが、2020年12月16日に行われたスタッド・ブレスト戦では、見事なアシストを記録している。

1-1と同点のまま迎えた81分、右サイドからリヨンがチャンスを作ると、MFラヤン・チェルキがボックス内のFWメンフィス・デパイにパス。このパスは大きくなり相手DFにカットされるも、素早く反応したチェルキが拾い、すぐさまゴール前のアワールにボールを送る。
アワールは、相手を引き付けた絶妙のタイミングで、後ろを確認することなく後方へヒールパス。このパスにMFマクスウェル・コルネがしっかりと合わせ、見事な勝ち越しゴールを決めた。

阿吽の呼吸の連携から勝ち越しに成功したリヨンだったが、終了間際にまさかの失点。試合は2-2の引き分けに終わっている。


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リヨン、アメリカ人実業家テクストル氏による買収が決定…C・パレスやボタフォゴも保有

リヨンは20日、アメリカの実業家ジョン・テクストル氏との独占交渉に入り、同氏が経営する『Eagle Football Holdings』がクラブの筆頭株主となることを発表した。フランス『レキップ』が伝えている。 リヨンでは1987年以来、ジャン=ミシェル・オラス会長が率いる『OLグループ』がクラブの経営を担ってきた。 しかし、ここ最近になってクラブ身売りの可能性が取り沙汰されると、直近では元リバプールオーナーのジョージ・ジレット氏の息子であるアメリカ人実業家フォスター・ジレット氏による買収が決定的と報じられたが、最終的に同氏が資金を調達することができず、破談となっていた。 そういった中、もう一人の候補に挙がっていたテクストル氏は、資産価値が8億ユーロ(約1137億円)とも伝えられるリヨンの買収交渉を完了させた。 テクストル氏は、クラブの株式の約40%を保有していた『Pathé』社と『IDG』社の株式及び、オラス家が保有する一部の株式を取得。現時点で66.5%を保有することになり、今後は保有率が最大で88.55%に上昇する可能性もあるという。 なお、今回の買収によって筆頭株主から少数株主となったオラス会長だが、今後3年間はクラブ会長職を継続するという。また、同会長がこれまでクラブを運営してきた『OLグループ』は、すべての利害関係者の臨時総会の承認を待つ間、8600万ユーロ(約122億円)の資本増強が認められるようだ。 フランス屈指の名門の新オーナーとなるテクストル氏は、スポーツ中心のOTTストリーミング企業である『fuboTV, Inc.』の元CEOで、2016年にアメリカ『Forbes』によって「ハリウッドのバーチャルリアリティの第一人者」として紹介されたこともある実業家だ。 また、フットボール界との関わりではプレミアリーグのクリスタル・パレスの共同オーナー、ブラジルのボタフォゴやベルギーのRWDモレンベークのオーナーでもある。 先日にチェルシーが売りに出された際には、ジョシュ・ハリス氏、デイビッド・ブリッツァー氏と共に買収を試みていた。 2022.06.21 14:45 Tue

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