英国紳士現る!対戦相手の凡ミスに気付き指摘、失格を防ぐ

2021.02.10 12:20 Wed
Getty Images
バーンリーが、相手チームの好意によって世紀の凡ミスから救われることとなった。イギリス『BBC』が伝えた。

バーンリーは9日にFAカップ5回戦でボーンマスと対戦。試合に向けて、バーンリーは痛恨のミスを犯していたが、ボーンマスのスタッフの好意により失格を回避していた。

バーンリーは、ボーンマス戦に向けて左サイドバックにDFエリック・ピーテルスを起用することを発表していた。
しかし、ピーテルスはFAカップ3回戦のMKドンズ戦、4回戦のフルアム戦でイエローカードをもらっており、本来は出場資格がなかったのだ。

バーンリーを率いるショーン・ダイク監督はボーンマスのスタッフから指摘を受けたとコメント。フェアな対応に感謝を述べた。
「今年は警告の状況やFAカップの試合数のルールが変わった。明らかな見落としだった」

「ボーンマスは公平を保つため、彼らはそれらを指摘してくれた。紳士的な行動を取ってくれたことに感謝したい」

「我々はすぐにその指摘に飛びつき、我々のクラブは正すことができた」

イングランドのプロサッカーにおいては、2018年以降、イエローカードの累積による出場停止処分はその大会のみに適用されることに。ピーテルスは前述の通り、FAカップで出場停止となっていた。

過去に出場資格がない選手を起用したクラブは失格になることや、勝った場合に再試合を行うなどの措置が取られたが、バーンリーは救われることとなった。

なお、正しい選手を起用したバーンリーだったが、試合は0-2で敗戦。ベスト8進出はならなかった。

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