リバプールの王座防衛は難しいと認めるキャラガー氏「トップ4の確保を目指す必要がある」

リバプールのレジェンドである元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガー氏が古巣の王座防衛は難しいと語っている。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

リバプールは昨年12月にプレミアリーグ首位に立ったが、昨年末からリーグ5試合未勝利の不振に。第20節のトッテナム戦から連勝を飾ったが、3日に行われた22節のブライトン戦で再び敗戦し、ホーム4試合未勝利となった。

こうした状況を受け、キャラガー氏はリバプールがプレミアリーグ王者の座を守るのは難しくなったとコメント。来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権確保のため、トップ4を目指さなければならないと語っている。
「(ブライトン戦で)アンドリュー・ロバートソンがリバプールはタイトルレースに参加していないと言った。現時点では、それが正しい見方だと思う。リバプールはトップ4の確保を目指す必要がある。パフォーマンスが大きく低下しているのは明白であり、一戦一戦が重要だ」

「チームには多くの変更があり、今後も何が起こるかまったくわからない。アリソンはブライトン戦、土壇場で欠場した。リバプールはまだ多くの選手の復帰を待っている状況にある。こうした状況にある以上、彼らもトップ4入りが目標だと受け入れるはずだ。それが今のリバプールにとって、現時点で目指すべきものだろう」一方で、キャラガー氏はリバプールが7日に行われるプレミアリーグ第23節で、マンチェスター・シティと対戦することに言及。絶好調の首位チームに勝利することができれば、まだタイトルに挑戦できる可能性があるかもしれないと期待した。

「もしリバプールがタイトルレースに復帰したいなら、日曜日のシティ戦で勝たなければならない。うまくいけば、シティの順位を落とすことができるだろう。シティの現在の好調ぶりは類を見ないものだが、今後どこかでポイントを落とすはずだ。ただ、現時点で、リバプールは差をつけられ過ぎているけどね」

「リバプールの戦術に秘密はなく、彼らは以前もシティに大きな問題を引き起こしたことがある。グアルディオラは以前、今のリバプールが彼の指揮官としてのキャリアの中で、最もタフなチームだと言っていた」

「リバプールは特定の戦術を採用するチームに対しては、ゴールを決めるのに苦労している。しかし、私はシティがその戦術を採用するとは考えていない。シティは守備的なチームではなく、守備が非常に優れたチームなんだ」

「シティはこの試合に勝ちたいと思っているはずだし、本当に面白い試合になるだろう。最近の苦戦や成績不振があったとしても、リバプールが勝てる可能性のある試合であり、グアルディオラもそれを知っていると思う」