エバートンvsレスターの上位対決は痛み分け! ハメスが“右足”でファインゴールで先制も、ティーレマンスが同点弾《プレミアリーグ》
2021.01.28 07:36 Thu
プレミアリーグ第20節、エバートンvsレスター・シティが27日にグディソン・パークで行われ、1-1のドローに終わった。
前節、ウォルバーハンプトンに競り勝ったエバートンは、先週末のFAカップでもシェフィールド・ウェンズデイを破って公式戦3連勝中だ。トップ4浮上に向けて勝ち点3必須のホームゲームでは、ウルブス戦から先発3人を変更。シグルドソン、ドゥクレ、イウォビに代えてリシャルリソン、キャルバート=ルーウィン、アンドレ・ゴメスと主力が復帰した。
一方、チェルシーとの前節を快勝したレスターは目下リーグ6戦無敗。また、直近のFAカップでもブレントフォードを破って好調を維持している。直近に敗れた最後の相手とのリベンジマッチに向けてはヘルニアの手術を受けたエースのヴァーディに代えてアジョセ・ペレスを起用した以外、同じメンバーを起用した。
最終ラインに4人のセンターバック、左サイドハーフに本職サイドバックのディーニュを配する守備的な[4-4-2]の布陣で臨んだエバートンに対して、アウェイのレスターはボールの主導権を握って揺さぶりをかけていく。
一方、20分を過ぎた辺りからカウンターで相手を引っくり返す場面を作り出し始めたエバートンは個の力で最初の決定機をゴールに結び付ける。30分、相手陣内左サイドでロングフィードを収めたディーニュがサポートに入ったハメス・ロドリゲスに落とすと、ハメスはすかさず左足のクロスを入れる。DFに当たって再び自身の足元にこぼれたボールを回収し、カットインから利き足とは逆の右足を振り抜くと、美しい軌道を描いたシュートが右ポストの内側を叩いてゴールネットを揺らした。
ハメスにファインゴールを許してビハインドを背負ったレスターはここから攻撃のギアを上げていくが、エバートンの集中した守備を前になかなか崩し切れず、フィニッシュの数が増えていかない。さらに、40分過ぎには左ヒザを痛めたエンディディがプレー続行不可能となり、メンディの緊急投入を余儀なくされた。
迎えた後半、早い時間帯に追いつきたいレスターは立ち上がりから攻勢を仕掛けていく。50分、セットプレーの二次攻撃からボックス右に抜け出したバーンズが鋭いシュートをGKピックフォードに浴びせ、こぼれ球に反応したジャスティンがボックス手前から右足のミドルシュートを狙うが、これはわずかに枠の右に外れる。
後半に入ってゴールを予感させる際どい攻めを続けていたレスターは相手のミス絡みで同点に追いつく。67分、波状攻撃からボックス左で複数のDFを相手にボールキープしたバーンズが丁寧にティーレマンスの足元に落とすと、ベルギー代表MFはすかさず右足を振り抜く。ゴール前の密集を抜けたグラウンダーのシュートはコースは甘かったものの、スリッピーなピッチの影響でGKピックフォードがはじき出さず、ゴールネットを揺らした。
1-1のタイに戻したレスターは直後にオルブライトンに代えて投入したジェンギズ・ウンデルの右サイドを起点に攻勢を強め、2点目を奪いに行く。75分にはボックス右でティーレマンスからパスを受けたアジョセ・ペレスが強烈なシュートを枠の右に飛ばすが、ここはGKピックフォードが見事な反応で阻止する。
その後、レスターはエンディディに続きエバンスが足を痛めてプレー続行不可能となり、ソユンクの投入を余儀なくされると、徐々に試合の流れを失っていく。
一方、拮抗した展開に持ち込んだものの、ホームでの負けをまずは避けたいエバートンは89分にボックス内で決定的なヘディグを外したキャルバート=ルーウィンに代えてコールマンを投入する守備的な采配をみせ、このまま試合をクローズに行く選択を下した。
そのため、試合はこのまま均衡を保ったままタイムアップを迎え、注目の上位対決は痛み分けのドローに終わった。
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6位のエバートン(勝ち点32)と、3位のレスター(勝ち点38)によるミッドウィーク開催の上位対決。一方、チェルシーとの前節を快勝したレスターは目下リーグ6戦無敗。また、直近のFAカップでもブレントフォードを破って好調を維持している。直近に敗れた最後の相手とのリベンジマッチに向けてはヘルニアの手術を受けたエースのヴァーディに代えてアジョセ・ペレスを起用した以外、同じメンバーを起用した。
最終ラインに4人のセンターバック、左サイドハーフに本職サイドバックのディーニュを配する守備的な[4-4-2]の布陣で臨んだエバートンに対して、アウェイのレスターはボールの主導権を握って揺さぶりをかけていく。
なかなか中央を割ることはできないが、左サイドからのバーンズの鋭いドリブルでの切り込み、マディソンのミドルシュートで相手守備を脅かす。
一方、20分を過ぎた辺りからカウンターで相手を引っくり返す場面を作り出し始めたエバートンは個の力で最初の決定機をゴールに結び付ける。30分、相手陣内左サイドでロングフィードを収めたディーニュがサポートに入ったハメス・ロドリゲスに落とすと、ハメスはすかさず左足のクロスを入れる。DFに当たって再び自身の足元にこぼれたボールを回収し、カットインから利き足とは逆の右足を振り抜くと、美しい軌道を描いたシュートが右ポストの内側を叩いてゴールネットを揺らした。
ハメスにファインゴールを許してビハインドを背負ったレスターはここから攻撃のギアを上げていくが、エバートンの集中した守備を前になかなか崩し切れず、フィニッシュの数が増えていかない。さらに、40分過ぎには左ヒザを痛めたエンディディがプレー続行不可能となり、メンディの緊急投入を余儀なくされた。
迎えた後半、早い時間帯に追いつきたいレスターは立ち上がりから攻勢を仕掛けていく。50分、セットプレーの二次攻撃からボックス右に抜け出したバーンズが鋭いシュートをGKピックフォードに浴びせ、こぼれ球に反応したジャスティンがボックス手前から右足のミドルシュートを狙うが、これはわずかに枠の右に外れる。
後半に入ってゴールを予感させる際どい攻めを続けていたレスターは相手のミス絡みで同点に追いつく。67分、波状攻撃からボックス左で複数のDFを相手にボールキープしたバーンズが丁寧にティーレマンスの足元に落とすと、ベルギー代表MFはすかさず右足を振り抜く。ゴール前の密集を抜けたグラウンダーのシュートはコースは甘かったものの、スリッピーなピッチの影響でGKピックフォードがはじき出さず、ゴールネットを揺らした。
1-1のタイに戻したレスターは直後にオルブライトンに代えて投入したジェンギズ・ウンデルの右サイドを起点に攻勢を強め、2点目を奪いに行く。75分にはボックス右でティーレマンスからパスを受けたアジョセ・ペレスが強烈なシュートを枠の右に飛ばすが、ここはGKピックフォードが見事な反応で阻止する。
その後、レスターはエンディディに続きエバンスが足を痛めてプレー続行不可能となり、ソユンクの投入を余儀なくされると、徐々に試合の流れを失っていく。
一方、拮抗した展開に持ち込んだものの、ホームでの負けをまずは避けたいエバートンは89分にボックス内で決定的なヘディグを外したキャルバート=ルーウィンに代えてコールマンを投入する守備的な采配をみせ、このまま試合をクローズに行く選択を下した。
そのため、試合はこのまま均衡を保ったままタイムアップを迎え、注目の上位対決は痛み分けのドローに終わった。
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