“居心地の良かった”浦和から加入のMF青木拓矢は変化を求めて移籍「攻守に関与できることが強み」
2021.01.26 08:15 Tue
25日、FC東京が2021シーズンに向けた新体制発表会を実施した。
ユニフォームサプライヤーがニューバランスになり初めてのシーズンを迎えるFC東京。新体制発表会はファッションショーのスタイルでランウェイが用意されるスタートとなった。
2020シーズンはYBCルヴァンカップを制し、長谷川健太体制で初タイトルを獲得。初のJ1制覇を目指すチームに浦和レッズから加入したのがMF青木拓矢だ。
大宮アルディージャでキャリアをスタートさせた青木は、浦和で7シーズンを過ごし、新天地へとやってきた。大宮時代のチームメイトでもあるMF東慶悟もチームにいる中で、移籍の経緯を語った。
「7年浦和にいたので、個人的に一番長くいたクラブですし、良い意味でも悪い意味でも慣れたなという感じです。居やすい、居心地の良いクラブだったなと思います」
前橋育英高校から大宮に入り、高卒のルーキー時代からキャリアを積む青木。31歳になった今、新たな挑戦に向けて一歩を踏み出した。
FC東京とは何度も対戦しているが、印象については「個人的なイメージは梶山さんが印象に残っていて、上手いな、強いなと。自分の中では天才的な部分があったので、凄いなと思っていて、その印象が強いです」とコメント。2018年に現役を引退したFC東京のレジェンド・梶山陽平のイメージが強いという。
そのFC東京のサポーターに見てもらいたいポイントについては「バランスを取ってというのが第一で、他に付加価値として縦パスやロングフィードというのができると思います。そこをプラスアルファで見てもらえたらと思います」とコメント。中盤でバランスをとりながら、攻守に絡むプレーを見せたいと語った。
青木は中盤でのボール奪取能力に優れ、気の利いたポジショニングで攻撃の芽と摘み取る一方、正確なパスやフィードで攻撃の起点にもなる。
[4-3-3]のシステムではアンカーに入る可能性もあるが、そのポジションについては「去年はやっていないんですが、その前2年ぐらいはアンカーをやっていました」とコメント。「その時は僕自身も手応えがあったので、守備の部分でも攻撃の部分でも良い立ち位置を取って、どっちにも関与できることが強みだと思うので、そこを出していきたいと思います」と語り、FC東京でも強みを出したいと語った。
ユニフォームサプライヤーがニューバランスになり初めてのシーズンを迎えるFC東京。新体制発表会はファッションショーのスタイルでランウェイが用意されるスタートとなった。
2020シーズンはYBCルヴァンカップを制し、長谷川健太体制で初タイトルを獲得。初のJ1制覇を目指すチームに浦和レッズから加入したのがMF青木拓矢だ。
「7年浦和にいたので、個人的に一番長くいたクラブですし、良い意味でも悪い意味でも慣れたなという感じです。居やすい、居心地の良いクラブだったなと思います」
「自分の年齢を考えて、ここから移籍と考えたら、また1つ何かを自分の中で変えることがあるのかなと思ったので、そこが大きく決断した部分です」
前橋育英高校から大宮に入り、高卒のルーキー時代からキャリアを積む青木。31歳になった今、新たな挑戦に向けて一歩を踏み出した。
FC東京とは何度も対戦しているが、印象については「個人的なイメージは梶山さんが印象に残っていて、上手いな、強いなと。自分の中では天才的な部分があったので、凄いなと思っていて、その印象が強いです」とコメント。2018年に現役を引退したFC東京のレジェンド・梶山陽平のイメージが強いという。
そのFC東京のサポーターに見てもらいたいポイントについては「バランスを取ってというのが第一で、他に付加価値として縦パスやロングフィードというのができると思います。そこをプラスアルファで見てもらえたらと思います」とコメント。中盤でバランスをとりながら、攻守に絡むプレーを見せたいと語った。
青木は中盤でのボール奪取能力に優れ、気の利いたポジショニングで攻撃の芽と摘み取る一方、正確なパスやフィードで攻撃の起点にもなる。
[4-3-3]のシステムではアンカーに入る可能性もあるが、そのポジションについては「去年はやっていないんですが、その前2年ぐらいはアンカーをやっていました」とコメント。「その時は僕自身も手応えがあったので、守備の部分でも攻撃の部分でも良い立ち位置を取って、どっちにも関与できることが強みだと思うので、そこを出していきたいと思います」と語り、FC東京でも強みを出したいと語った。
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U-21リーグ創設の不安点/六川亨の日本サッカー見聞録
今シーズンのJリーグも、残すはJ1とJ3の2試合と、J2はJ1参入プレーオフを残すのみとなった。J3はすでに北九州がJ2昇格を決めているが、現在2位の藤枝MYFCはJ2昇格の資格を満たしていない(編集部注:藤枝はJ2ライセンスを保有していない)ため、J2降格チームが1チームか2チームか、どうなるのか最終節まで予断を許されない。 そんなJ3にあって気になるのが、2021年シーズンから導入が予定されているU-21リーグだ。これまでJ3リーグでは、G大阪、C大阪、FC東京の3チームがU-23チームを編成してJ3リーグに参入してきた。 U-23チームを編成してJ3リーグ戦に参入するには、当然のことながらマンパワーと経費が必要になる。例えばFC東京なら、北は青森から南は熊本まで、移動と宿泊の経費はJ1と変わらない。指導陣は分担で担当できてもJ3チームのための専用の広報が必要になるし、ホペイロの仕事も週末に2試合が重なるため重労働になる。 そうした事情からか、強化のためJリーグは2021年からU-21リーグを新たに創設し、全国を4ブロックに分けてJ1~J3の全クラブから参加を募った。いま現在のところ、どのチームが手を上げたのかは明らかではないが、J3リーグからU-21リーグへの変更にはさまざまな意見がある。 もっともと思えるのがレベルの低下だ。J3リーグは下位リーグとはいえプロの3部。そこでは上に這い上がるための熾烈な競争がある。J1リーグはレベルの差に違いはあるものの、上位も下位も基本点にはボールをポゼッションしてDF陣でパスを回しながら攻める。しかしJ3リーグはマイボールになったらパスを回すのではなく、タテに速い攻めを繰り出す。このため選手は休んでいる暇はない。 昨シーズン、FC東京のレギュラーだった若手選手がケガをして、リハビリのためJ1からJ3に戻った時に「体力的にキツい」と言っていたのもJ3リーグの現状を表している。 この、攻守に休みのない激しいプレースタイルは大学勢の上位陣にも当てはまる。昨シーズンのインカレ覇者の法政大学は今年の天皇杯1回戦でブリオベッカ浦安、2回戦で東京V、3回戦でG大阪を撃破した。1回戦で敗れた浦安の都並敏史監督は法政大学を「J2リーグの中位クラスの実力がある」と評価した。 話をJ3リーグに戻そう。攻守に行き来の激しくフィジカルでもガチンコで勝負する年上との対戦の場であるJ3リーグ。そこにチームを送り出しているFC東京の長谷川健太監督は今シーズンを振り返り、U-22日本代表のCBでもある渡辺剛を例に出しながら「剛は大学(中央大)に在学中からJ3 リーグで何試合か使えた。トップチームしかないとなかなか選手を使えない。U-23(J3リーグ)でやったのでキャンプからスムーズに入れた」とJ3リーグの効果を話しつつ、「G大阪なら堂安になる。どれくらいになれば(トップで)使えるか目安になる。久保(建英)にしても、このレベルにくればと秤を持つことができた」と代表選手の成長を見守ってきた。 ただし弊害もあった。週末は2チームに分かれるため、公式戦の前に練習試合ができないこと。そして「ベテランにU-23の試合に行けと言うのは心苦しい。選手にとっては島流しになるような感覚があるだろう。なかなか行けと言いづらい」という心理的な葛藤だ。 それでもベテランの丹羽大輝などは嫌な顔をせずJ3リーグでしっかりとコンディションを維持している。指揮官も「G大阪と同じくFC東京でも協力してくれた」と感謝している。 そして実際に現場で指揮を執るFC東京U-23の長澤徹監督に話を聞いたところ「現場に立っている人間としては、デメリットに目を向けるよりメリットに目を向けるしか関心はありません」という明快な返事だった。 長澤監督はJ3リーグのメリットとして「練習試合と公式戦の違い。アドレナリンの出力が全然違う」と話しながらも、これまでのFC東京はJ3リーグの出場メンバーが足りない時はユースから引き上げて来た。 「16歳から17歳でもJ3リーグに出ていた。やり合いの中での状況判断がゲーム勘につながる。クラブとしてはユースから借りたりしたら、ユースはジュニアユースから借りなければならず、そこでタテズレが起きる。指導者の仕事は個を育てること。そこでは指導者の育成もできます」と、J3リーグからU-21リーグに変わっても、クラブの基本方針に代わりはないことを強調する。 トップチームとセカンドチームで「行き来がスムーズにできればいい」とも話し、懸念材料があるとすれば「指導者にとって、選手を取った、取られただったら不満が出てくる」と言うものの、「いまは長谷川健太監督と同じ思想でやっている」と全幅の信頼を寄せる。 そして「U-21になっても何も変わらないと思うし、U-21に下がるだけ。ストレスなくできるし、上のカテゴリーで戦いたかったらトップチームに行けばいい。U-21はユースの18歳年代と違って完成された選手なので成長できると思う。ヨーロッパでもアンダー21のチームを編成している」と現状を分析する。 最後に長澤コーチは、「トップチームだけの強化ではダメです。育成が大事なのはJ1からJ3のどのチームも分かっている。そのためJ3リーグからU-21リーグに変わっても悲観する必要はありません。問題は、U-21リーグに入れないクラブが出てきた時に、そのクラブをどうするか。これはJリーグだけでなくサッカー界全体で考えないといけません」と、新たなリーグ創設に伴う問題点に警鐘を鳴らしていた。 2019.11.29 22:00 FriFC東京の人気記事ランキング
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U-24日本代表は、5日に控えるU-24ガーナ代表戦に向けた前日練習に臨んだ。 3日、ジャマイカ代表の来日が遅れたことで、日本代表と急遽試合を行うこととなったU-24日本代表。中1日で福岡に移動し、ガーナ戦に備える中、北海道・東北地方での暴風雨により福岡への移動に支障が起きた。 U-24日本代表は急遽、札幌ドームのウォーミングアップ場でトレニングを実施。時間を遅らせてのフライトとなり、明日のガーナ戦の地である福岡へと向かった。 メディアのオンライン取材に応対したMF久保建英(ヘタフェ)は4日が20歳の誕生日。代表合宿ではチームメイトから手荒い祝福をされることが多いが「今のところ大丈夫です」とまだ被害を受けていないとコメントした。 今回は急な試合に始まり、この日は移動が予定通りにいかないこととなった。この状況については「ポジティブに捉えていると思います」と語り、「こういう状況に本番じゃなく、本番前に想定できることは自分たちにはポジティブに働くかなと。明日が大事なので、明日に向けて逆算していかに戦えるかが試されていると思います」と語り、不測の事態にどう対応できるかが測れる良い機会だとした。 改めて昨日のA代表との試合については「チームとしては急遽試合が決まって、明日も試合があるので、思ったようなスケジュールではないというか、過密日程のなかで1つ組み込まれてしまったという感じです」とコメント。それでも「自分たちもできる限りのコンディションで臨もうとしましたが、その中でやっぱり急遽決まった試合で、メンバーもあまり決められずにというか、5日をイメージした中でコンディションが良かったメンバーが試合に出たと思います」と語り、コンディションが優先されたと語った。 ただ、良い機会だったために悔しさも露わにし「その中では折角の対決だったので、しっかり準備して100%で臨みたかったという思いはあります」とコメント。自身のパフォーマンスについては「個人的には手応えもありましたし、全然やれていないということもなく、なんならいつも練習している人たちが相手だったので、自分が壁を感じることなくやれたと思いますけど、結果で3-0で負けたことは個人的には悔しかったです」と、個人のパフォーマンスには満足感を示すも、結果として負けたことを悔しがった。 明日はU-24ガーナ代表との試合。アフリカ勢との試合となるが「初戦の相手が南アフリカで、仮想ということで組んでもらっているので、しっかり自分たちがアフリカ勢にどう対応するかを含めて、本番が近づいているのでそれを想定しているのではないかなと思います」とコメント。アフリカ勢に対してのポイントは「最近はアフリカの選手も万能で、僕たちの上位互換のような選手が何人もいますが、全体的には飛び込んでくる選手が多いなと経験から感じています」と語り、「敢えてボールを晒したり、ワンフェイント多めに入れようかなと意識しています」と、攻略法も明かした。 また、メンバーにはヘタフェで共にプレーしたMFサビト・アブドゥライが招集されている。アブドゥライについては「さっきも連絡を取りました」と語り、「個人的に仲が良くて、彼が免許なくて僕が車で迎えに行ったりする仲です。来るなら連絡くれよと言っていて、連絡をもらいました」と、互いに意識する仲のようだ。 スタイルについては「謙遜していましたが、何試合か一緒にやって、メッシ選手を潰したり臆することなく、球際もすごく強いです、練習からもバチバチやっていました」と強度の高いプレーをする選手だとし、「ヘタフェを象徴するような選手です。臆することなく自分たちも正面からぶつかることが大事だと思います」と、しっかりと向き合わないと痛い目に遭う可能性が高い相手のようだ。 この日20歳になった久保。改めて20歳になったことについては「まだあまり実感ないですけど、明日の試合から20歳で1つギアを上げて。19歳ではないので、20歳なので大人な自分をピッチ内で見せられればと思います」と、20歳になってすぐの試合に意気込みを語った。 久保の言う大人のサッカーとは「簡単にいうと、経験だったりとか、昨日の試合を途中から見ていて遠藤選手が入って落ち着いたとか、自分ならここに1人入って欲しいなというところにスッと入って前を向いてくれて、つけてくれたり、しっかり試合でどういうプレーするのかを頭に入っていると思います」とオーバーエイジとしてプレーしたMF遠藤航のプレーを挙げ、「時間帯を考えたりチーム全体を俯瞰してゲームを見るとか、余裕を持ってプレーすると言っていますが、個人だけでなく、チームの流れや時間帯を考えた余裕が大人だと思いました」と、より俯瞰で試合に絡めるようになりたいと語った。 また、FC東京の長谷川健太監督が20歳を迎えた久保にエールを送っていたが、久保にとっての長谷川監督は「自分は健太さんに選手として大きくしてもらいました。辛いことも意見が食い違うことも、健太さんの要求に自分が応えられないこともありました」と、想いを語った。 さらに「自分は18歳の誕生日でヨーロッパに行きたいという考えがあって、そのためには18歳の年に出られなかった諦めようと考えていた中で、監督がプレシーズンでチャンスをくれて、プレシーズンで結果を出せば今シーズンは使ってやると言われて、それに自分が応える事ができて、そこから東京で成長できました」とFC東京時代を回想。「結果として東京のチームを離れることになりましたけど、感謝しかないですし、健太監督に自分は大きくしてもらったと思っています」と感謝の気持ちを述べ、「監督が喜んでくれるような選手になることが恩返しだと思います」と世界で活躍する事が恩返しになるとし、改めて意気込みを語った。 2021.06.04 21:35 Fri3
【Jリーグ出場停止情報】“新東京ダービー”は長友佑都と藤尾翔太が出場停止、J1自動昇格目指す横浜FCは5ゴールのFW櫻川ソロモンが最終節不在
Jリーグは5日、最新の出場停止選手情報を発表した。 J1では5名が出場停止に。FC東京のDF長友佑都、FC町田ゼルビアのFW藤尾翔太、川崎フロンターレのDF高井幸大、京都サンガF.C.のMF川﨑颯太、サガン鳥栖のFWマルセロ・ヒアンとなる。 マルセロ・ヒアンは3試合出場停止中の2試合目。その他の5名は累積警告での出場停止となる。 最終節を迎えるJ2では6名が出場停止。優勝を決めた清水エスパルスはFW北川航也が引き続き出場停止に。自動昇格を目指す2位の横浜FCはFW櫻川ソロモンが出場停止となる。 J3では5名が出場停止。FC琉球のDF藤春廣輝は3試合の出場停止の最後の消化となり、Y.S.C.C.横浜の萱沼優聖は2日に行われた明治安田J3リーグ第35節でAC長野パルセイロ戦で一発退場となっていた。 萱沼の退場については「ボールとは関係のないところで、相手競技者をユニフォームを掴んで押し倒した行為は、「選手等に対する反スポーツ的な行為」に該当する」と判断され、1試合の出場停止処分となった。 【明治安田J1リーグ】 DF長友佑都(FC東京) 第36節 vsFC町田ゼルビア(11/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW藤尾翔太(FC町田ゼルビア) 第36節 vsFC東京(11/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF高井幸大(川崎フロンターレ) 第28節 vs浦和レッズ(11/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF川﨑颯太(京都サンガF.C.) 第36節 vs川崎フロンターレ(11/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWマルセロ・ヒアン(サガン鳥栖) 第36節 vs横浜F・マリノス(11/9) 今回の停止:3試合停止(2/3) 第37節 vs名古屋グランパス(11/30) 今回の停止:3試合停止(3/3) 【明治安田J2リーグ】 FW平松宗(ザスパ群馬) 第38節 vsいわきFC(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW櫻川ソロモン(横浜FC) 第38節 vsレノファ山口FC(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF関口正大(ヴァンフォーレ甲府) 第38節 vs水戸ホーリーホック(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW北川航也(清水エスパルス) 第38節 vsロアッソ熊本(11/10) 今回の停止:3試合停止(2/3) FW松田力(愛媛FC) 第38節 vsV・ファーレン長崎(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW宇津元伸弥(大分トリニータ) 第38節 vsベガルタ仙台(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J3リーグ】 FW萱沼優聖(Y.S.C.C.横浜) 第36節 vsFC大阪(11/9) 今回の停止:1試合停止 DF加藤大育(SC相模原) 第36節 vs奈良クラブ(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF秋山拓也(FC大阪) 第36節 vsY.S.C.C.横浜(11/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW庵原篤人(FC琉球) 第36節 vs大宮アルディージャ(11/10) 今回の停止:3試合停止(3/3) DF藤春廣輝(FC琉球) 第36節 vs大宮アルディージャ(11/10) 今回の停止:3試合停止(3/3) 2024.11.05 19:30 Tue4
FC東京のDF蓮川壮大が交通事故…停車していた車に接触
FC東京は13日、DF蓮川壮大が交通事故を起こしたことを報告した。 クラブの発表によると、事故は13日の午前8時5分ごろ、東京都練馬区上石神井2-37で発生した。 蓮川が運転する普通乗用車が、交差点にて赤信号のため前方に停車していた普通乗用車に接触したとのことだ。 なお、相手の運転手、蓮川ともにケガはないとのこと。事故発生後、速やかに警察等の関係各所に連絡し、事故処理対応を行ったという。 2022.05.13 16:40 Fri5