明暗くっきりのユナイテッドとリバプール、オーウェン氏は「2つチームの違い」に言及

2021.01.25 15:44 Mon
Getty Images
かつてリバプールマンチェスター・ユナイテッドでプレーした経験を持つ元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏が、明暗分かれる2つの古巣クラブを比較している。イギリス『ミラー』が伝えた。

リバプールはクリスマス直後から不調に陥り、現在リーグ5試合勝ちがない状況だ。加えて、その間のゴール数はわずか「1」と、深刻な得点力不足に悩まされている。一方、そのリバプールから首位を奪取したユナイテッドは、現在リーグ13試合負けなしと絶好調だ。

ここまで正反対の状態となっている両者は、24日に行われたFAカップ4回戦で対戦。点の取り合いとなった一戦は、MFブルーノ・フェルナンデスの決勝弾によって、ユナイテッドが3-2のスコアで勝利している。
両チームのOBであるオーウェン氏は、イギリス『BTスポーツ』でこの試合を振り返り、「オープンな試合だった」と評価。そのうえで、現在の両者の違いについてコメントした。

「リバプールの視点から見れば、残念な結果だったね。ただ、モハメド・サラーユルゲン・クロップを喜ばせるような2ゴールを決めることはできた」
「私は今日、2つチームの違いが見られたと思う。一方(ユナイテッド)は非常に自信を持っており、現時点で素晴らしい形を見せている。もう一方(リバプール)は、ほんの少しの不調を抱えているね。今日はそれが、ほとんどの場面で影響を及ぼした」

また、オーウェン氏はこの試合で決勝ゴールを決めたB・フェルナンデスについて言及。途中交代で試合に入ったにもかかわらず、決定的な働きをした同選手を称賛している。

「サラーは2ゴールを決めたにもかかわらず、勝利を手にできなかったことを残念に思うだろう。スーパーサブとして、B・フェルナンデスが入ってきてしまったからね」

「B・フェルナンデスは普段はサブではないが、この試合では見事にゲームチェンジャーになってくれた。本当に素晴らしいフリーキックだったよ」

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ベンフィカがアルバロ・カレーラスの買取OP行使! ユナイテッドは買戻条項盛り込む

ベンフィカは26日、マンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍中のU-21スペイン代表DFアルバロ・カレーラス(21)の買い取りオプション行使を発表した。同選手はベンフィカと2029年6月30日までの5年契約にサインした。 なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ベンフィカはユナイテッドに600万ユーロ(約10億2000万円)を支払うことになるという。また、両者の契約には買い戻し条項やリセール時の移籍金一部の支払いなどの細かい条項が盛り込まれている。 レアル・マドリーのカンテラ出身の左サイドバックは2020年夏にユナイテッドのアカデミーに移り、プレストン・ノースエンド、グラナダへの武者修行を経験。その後、今年1月からベンフィカにローン先を変更していた。 その新天地では公式戦16試合1ゴール1アシストの数字を残していた。186cmの恵まれた体躯に加え、アスリート能力に優れる攻撃的サイドバックは、豊富な運動量と推進力が最大の売りだが、現在レバークーゼンで活躍する同胞DFアレハンドロ・グリマルドのような成長曲線を描くことが期待されるところだ。 2024.05.27 07:30 Mon

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