“韓国のレジェンド”パク・チソンが初めてKリーグクラブに、リーグ4連覇中の全北現代のアドバイザー就任

2021.01.20 10:40 Wed
Getty Images
韓国の英雄であるパク・チソン氏(39)が、Kリーグ1(韓国1部)の全北現代モータースのクラブアドバイザーに就任した。クラブが発表した。

パク・チソン氏は、京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)でプロキャリアをスタート。その後ヨーロッパへと渡り、PSVやマンチェスター・ユナイテッド、QPRでプレーした。

プレミアリーグでは153試合に出場し20ゴール25アシスト、チャンピオンズリーグでも54試合に出場し4ゴール3アシストを記録。プレミアリーグで4回、チャンピオンズリーグで1回など、多くのタイトルを獲得していた。
クラブアドバイザーとして、トップチームやユースチーム、育成、スカウティング、トレーニングについてのアドバイスする役割を務めることになる。

パク・チソン氏は「Kリーグの初めて関わることができて嬉しい。このような機会を提供してくれたクラブに感謝している。全北現代とこれから良い結果を得られることができるように努力する」とコメントした。
全北現代はKリーグ1で8度の優勝を経験。現在はリーグ4連覇中の強豪クラブ。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)も2度優勝している。

パク・チソンは韓国でプロの経験はないものの、ヨーロッパでの多くの経験。「日本、オランダ、イギリスと様々なリーグを経験しながら、ヨーロッパの先進的なシステムをたくさん見て学び、引退後は勉強をたくさんしてきた」とし、「これまで見て学んだ全てのものを基に、全北現代が今後進む方向を提示し、クラブがより健全に進むことができるように最善を尽くしたい」と意気込んだ。

言葉通り経験を還元し、クラブの発展に寄与することが期待されている。

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