新体制のC大阪、札幌DF進藤亮佑&新潟DF新井直人を獲得! 両者ともに完全移籍
2020.12.21 12:30 Mon
セレッソ大阪は21日、北海道コンサドーレ札幌のDF進藤亮佑(24)とアルビレックス新潟に所属するDF新井直人(24)の完全移籍加入を発表した。
札幌下部組織出身の進藤は2015年にトップチーム昇格。プロ6年目の今季はケガの影響もあり、明治安田生命J1リーグ21試合の出場にとどまったが、2019年に6得点を挙げて同年11月に日本代表から初招集を受けた実績を持つ。
新井は2019年に新潟経営大学から新潟入りした大卒2年目。最終ラインならどのポジションでもこなせる万能型で、今季はシーズン途中に負ったケガの影響で後半戦の大半を棒に振ったが、J2リーグ25試合に出場した。
両選手は来季からレヴィー・クルピ新体制となるC大阪移籍を受けて、それぞれのクラブ公式サイトで次のようにコメントしている。
◆進藤亮佑
【セレッソ大阪】
「セレッソ大阪に加入することになりました、進藤亮佑です。プレーで皆さんの心をつかみたいと思っています。応援してもらえるように頑張ります!」
「2020年シーズンをもってコンサドーレから離れる決断をしました。ユースから数えると9年間お世話になりました。すべてのコンサドーレファミリーに感謝しています。僕とコンサドーレの出会いは15年ほど前に遡ります。2-1で勝っていた89分から3点取られて敗れた試合を皆さんと同じ1人のサポーターとして観ていました。初めて札幌ドームに来たサッカー少年にとってはとてもショッキングな出来事でした。それでもコンサドーレにはどこか応援したくなる魅力がありました。そんなチームでプロサッカー選手として6年間もプレーできたことは何より嬉しいことです」
「応援しているチームの選手が移籍するときのサポーターの気持ちはわかるつもりです。コンサドーレサポーターにとって今回の僕の移籍は冷酷で薄情なものだと思います。僕はコンサドーレにタイトルももたらしていないですし、コンサの選手として国際Aマッチに出場するという目標もあと少しのところで達成できませんでした。しかしサッカー選手に忘れ物を取りに行く時間はないと思っています。これからのサッカー人生でもっと素晴らしい経験ができるよう、前に進むしかありません」
「コンサドーレサポーターは僕にとって特別な存在です。2016年アウェーの千葉戦はサポーターが勝たせてくれた試合です。2019年ルヴァンカップ決勝で聞いた心臓に突き刺さるようなみなさんの「行け札幌」。忘れることはできません。最後になりますがもっと大きくなって北海道に夢を与えられるように頑張ります。ヨモさん、また一緒に仕事しましょう。ミシャ、サッカー人生を変えてくれてありがとうございます。社長、最後にかけてくれた一言、忘れません」
◆新井直人
【セレッソ大阪】
「セレッソ大阪に関わる全ての皆様。はじめまして、アルビレックス新潟から移籍する事になりました新井直人です。セレッソ大阪という素晴らしいクラブでプレー出来ることがすごく楽しみですし、タイトル獲得の為に貢献できるように頑張ります。また、怪我を抱えている中、自分に期待をし、獲得してくれたセレッソ大阪にとても感謝しています。ここから這い上がっていけるように、皆さんに早くプレーを見てもらいたいですし、復帰に向けて少しずつ頑張っていきます。皆さんに会えるのをすごく楽しみにしています」
【アルビレックス新潟】
「アルビレックス新潟に関わるすべての皆様、応援してくださるすべての皆様へ。来季セレッソ大阪への完全移籍が決まりました。新潟でプレーした2年間、選手として、また人間としても成長することができ、勝利の喜びや、辛く苦しい時間など、たくさんの感情を味わいました」
「夢を叶えるために新潟に来た6年前。思い返せば、アルビとは何度も練習試合をしていました。大学4年次の9月、急遽アルビ側のメンバーとして出場した練習試合。それがアルビでのスタートだったのだと思うと、不思議な感覚です。その後、当時の監督であった片渕さんに呼んでもらい、クラブハウスでの練習に参加し、高知キャンプへの練習参加のチャンスもいただきました。そのキャンプ中盤に契約すると言ってもらえたことで、アルビの選手としてサッカーができる喜びや嬉しさ、さまざまな感情や緊張感など、すべてを今でも覚えています」
「プロの世界へ、そしてアルビレックス新潟へと導いてくれた片渕さんには、感謝してもしきれません。また、新潟に来るきっかけとなった新潟経営大学の関係者や今までお世話になったすべての方々にも感謝しています。昨季、開幕スタメンでプロデビューした京都戦。プロ初ゴールを決めた第2節の千葉戦。今季はキャプテンマークまで付けさせてもらいました。なによりも、新潟の素晴らしい先輩やチームメイト、スタッフ陣に恵まれて、クラブハウスで過ごす時間がすごく楽しかったし、この街で、そして大好きなビッグスワンで素晴らしい瞬間を過ごせた経験は、すべてが僕の財産であり人生の思い出となりました」
「心残りがひとつ。今年は、新型ウイルスの影響で声援がなかったのがとても残念で、中でも、大好きなアイシテルニイガタを聞きたかったのが本音です。正直に言うと、セレッソ大阪からは9月の段階で移籍のオファーをいただきました。しかし、新潟から残ってほしいと言っていただき、チームの目標のために戦うと決めました。それでも、その後に怪我で離脱し、復帰しては再度離脱となり、昇格争いするチームに貢献できないことに、とても悔しい想いを抱えていました」
「本当にここでJ1昇格を成し遂げたかった。この想いを持ってプレーしてきたことに間違いはありません。ただ、それを実現できず、関係者の方々やファン・サポーターの皆さんには、辛く悲しい想いをさせてしまい申し訳ありません。このたびの移籍を決断したのは、1人の選手として少しでも早くJ1でプレーする夢を見ていたからです。練習生としてスタートし、全国大会出場や日本代表、選抜歴の実績がなくてもやれるんだぞっていうところを見せていきたいんです。これが、自分のモチベーションでありプライドです」
「今後は違うクラブに在籍します。そこで成長した姿を、新潟の皆さんにも見せていきたいです。なので、陰ながら応援していただければ幸いです。アルビレックス新潟でプレーし、チームメイトやスタッフと共に戦ってきたことは誇りであり、プロキャリアをスタートさせていただいたことに心から感謝しています。アルビレックス新潟は僕の心の中にいつまでも存在しています。ここからまたレベルアップし、さらに上を目指していきます。アルビレックス新潟での2年間、そしてここ新潟での6年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました」
札幌下部組織出身の進藤は2015年にトップチーム昇格。プロ6年目の今季はケガの影響もあり、明治安田生命J1リーグ21試合の出場にとどまったが、2019年に6得点を挙げて同年11月に日本代表から初招集を受けた実績を持つ。
両選手は来季からレヴィー・クルピ新体制となるC大阪移籍を受けて、それぞれのクラブ公式サイトで次のようにコメントしている。
◆進藤亮佑
【セレッソ大阪】
「セレッソ大阪に加入することになりました、進藤亮佑です。プレーで皆さんの心をつかみたいと思っています。応援してもらえるように頑張ります!」
【北海道コンサドーレ札幌】
「2020年シーズンをもってコンサドーレから離れる決断をしました。ユースから数えると9年間お世話になりました。すべてのコンサドーレファミリーに感謝しています。僕とコンサドーレの出会いは15年ほど前に遡ります。2-1で勝っていた89分から3点取られて敗れた試合を皆さんと同じ1人のサポーターとして観ていました。初めて札幌ドームに来たサッカー少年にとってはとてもショッキングな出来事でした。それでもコンサドーレにはどこか応援したくなる魅力がありました。そんなチームでプロサッカー選手として6年間もプレーできたことは何より嬉しいことです」
「応援しているチームの選手が移籍するときのサポーターの気持ちはわかるつもりです。コンサドーレサポーターにとって今回の僕の移籍は冷酷で薄情なものだと思います。僕はコンサドーレにタイトルももたらしていないですし、コンサの選手として国際Aマッチに出場するという目標もあと少しのところで達成できませんでした。しかしサッカー選手に忘れ物を取りに行く時間はないと思っています。これからのサッカー人生でもっと素晴らしい経験ができるよう、前に進むしかありません」
「コンサドーレサポーターは僕にとって特別な存在です。2016年アウェーの千葉戦はサポーターが勝たせてくれた試合です。2019年ルヴァンカップ決勝で聞いた心臓に突き刺さるようなみなさんの「行け札幌」。忘れることはできません。最後になりますがもっと大きくなって北海道に夢を与えられるように頑張ります。ヨモさん、また一緒に仕事しましょう。ミシャ、サッカー人生を変えてくれてありがとうございます。社長、最後にかけてくれた一言、忘れません」
◆新井直人
【セレッソ大阪】
「セレッソ大阪に関わる全ての皆様。はじめまして、アルビレックス新潟から移籍する事になりました新井直人です。セレッソ大阪という素晴らしいクラブでプレー出来ることがすごく楽しみですし、タイトル獲得の為に貢献できるように頑張ります。また、怪我を抱えている中、自分に期待をし、獲得してくれたセレッソ大阪にとても感謝しています。ここから這い上がっていけるように、皆さんに早くプレーを見てもらいたいですし、復帰に向けて少しずつ頑張っていきます。皆さんに会えるのをすごく楽しみにしています」
【アルビレックス新潟】
「アルビレックス新潟に関わるすべての皆様、応援してくださるすべての皆様へ。来季セレッソ大阪への完全移籍が決まりました。新潟でプレーした2年間、選手として、また人間としても成長することができ、勝利の喜びや、辛く苦しい時間など、たくさんの感情を味わいました」
「夢を叶えるために新潟に来た6年前。思い返せば、アルビとは何度も練習試合をしていました。大学4年次の9月、急遽アルビ側のメンバーとして出場した練習試合。それがアルビでのスタートだったのだと思うと、不思議な感覚です。その後、当時の監督であった片渕さんに呼んでもらい、クラブハウスでの練習に参加し、高知キャンプへの練習参加のチャンスもいただきました。そのキャンプ中盤に契約すると言ってもらえたことで、アルビの選手としてサッカーができる喜びや嬉しさ、さまざまな感情や緊張感など、すべてを今でも覚えています」
「プロの世界へ、そしてアルビレックス新潟へと導いてくれた片渕さんには、感謝してもしきれません。また、新潟に来るきっかけとなった新潟経営大学の関係者や今までお世話になったすべての方々にも感謝しています。昨季、開幕スタメンでプロデビューした京都戦。プロ初ゴールを決めた第2節の千葉戦。今季はキャプテンマークまで付けさせてもらいました。なによりも、新潟の素晴らしい先輩やチームメイト、スタッフ陣に恵まれて、クラブハウスで過ごす時間がすごく楽しかったし、この街で、そして大好きなビッグスワンで素晴らしい瞬間を過ごせた経験は、すべてが僕の財産であり人生の思い出となりました」
「心残りがひとつ。今年は、新型ウイルスの影響で声援がなかったのがとても残念で、中でも、大好きなアイシテルニイガタを聞きたかったのが本音です。正直に言うと、セレッソ大阪からは9月の段階で移籍のオファーをいただきました。しかし、新潟から残ってほしいと言っていただき、チームの目標のために戦うと決めました。それでも、その後に怪我で離脱し、復帰しては再度離脱となり、昇格争いするチームに貢献できないことに、とても悔しい想いを抱えていました」
「本当にここでJ1昇格を成し遂げたかった。この想いを持ってプレーしてきたことに間違いはありません。ただ、それを実現できず、関係者の方々やファン・サポーターの皆さんには、辛く悲しい想いをさせてしまい申し訳ありません。このたびの移籍を決断したのは、1人の選手として少しでも早くJ1でプレーする夢を見ていたからです。練習生としてスタートし、全国大会出場や日本代表、選抜歴の実績がなくてもやれるんだぞっていうところを見せていきたいんです。これが、自分のモチベーションでありプライドです」
「今後は違うクラブに在籍します。そこで成長した姿を、新潟の皆さんにも見せていきたいです。なので、陰ながら応援していただければ幸いです。アルビレックス新潟でプレーし、チームメイトやスタッフと共に戦ってきたことは誇りであり、プロキャリアをスタートさせていただいたことに心から感謝しています。アルビレックス新潟は僕の心の中にいつまでも存在しています。ここからまたレベルアップし、さらに上を目指していきます。アルビレックス新潟での2年間、そしてここ新潟での6年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました」
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