中村帆高がプロ初ゴール! ACLから帰還のFC東京、若手主体で広島戦を制し、3試合ぶり白星《J1》
2020.12.12 15:52 Sat
明治安田生命J1リーグ第31節、FC東京vsサンフレッチェ広島が12日に味の素スタジアムで行われ、1-0でFC東京が勝利した。
FC東京のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)参加により順延となっていた一戦。そのFC東京はベスト16に進出するも、中国の中赫国安に敗れ敗退。そこから中5日での試合となる。スタメンは日程を考慮して大幅に入れ替えており、直近のリーグ戦からは8名変更となった。
一方の広島はちょうど2週間ぶりの試合。休養は十分だが、この間にレアンドロ・ペレイラが家庭的な事情で一時帰国しており、チーム内トップスコアラー不在で臨むことに。代わりにワントップにはドウグラス・ヴィエイラが起用されている。
勝てば得失点差でFC東京を上回る広島は3分、敵陣右サイドで得たFKから変化をつけて浅野がクロスを上げると、DFのギャップを突いたドウグラス・ヴィエイラがヘディングシュート。いきなりビッグチャンスを迎えたが、1カ月ぶり先発のGK波多野に弾かれた。
体力的に優る広島は、15分にもカウンターからゴールに迫る。右から左へと大きく展開し、再び右サイドでボールを持った
浅野の折り返しをドウグラス・ヴィエイラが合わせたが、ここもゴールに至らず。逆に17分には速攻から原にミドルシュートを許すが、GK林がしっかり止めた。
飲水タイムまでに10本のシュートを浴びせる広島。33分には青山の鋭い縦パスを収めた浅野がボックス左から狙ったが、GKの正面。さらに38分に、FKの流れから右サイドの浅野がクロスを送ると、佐々木の頭での折り返しを荒木が頭で合わせるも、ボールひとつ分枠の右に外れた。
ゴールレスで迎えた後半も広島が優勢に進めるが、東やドウグラス・ヴィエイラが惜しいシュートを放つもネットは揺らせない。55分に茶島を下げて柏を投入すると、FC東京も58分に田川に代えて紺野を投入。
するとその直後、FC東京はハーフウェイライン付近でボールを奪い、紺野がドリブルで左サイドを前進。一度切り返してボックス右の中村拓海に送ると、ワンタッチの折り返しを三田がシュート。この試合初めての決定機だったが、GK林のビッグセーブに阻まれた。
それでも迎えた65分、盛り返してきたFC東京は攻め込む中でボックス右のスペースを付いた内田がマイナスのクロスを供給。ボックス中央で受けた三田がさらに左へ送ると、左サイドバックの中村帆高がゴール上面のネットを揺らす豪快なシュートを突き刺し先制点を挙げた。
押していた中で中村帆高のプロ初ゴールで先制を許した広島。サイドを使った攻撃を継続するも、なかなかシュートにつなげられない。78分に浅野に代わって柴崎を投入しテコ入れを図る。
しかし、守りを固めるFC東京の牙城は最後まで崩れず、虎の子の1点を守り切ったFC東京が3試合ぶりの勝利を収めた。広島は9試合ぶり黒星となった。
FC東京 1-0 サンフレッチェ広島
【FC東京】
中村帆高(後20)
FC東京のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)参加により順延となっていた一戦。そのFC東京はベスト16に進出するも、中国の中赫国安に敗れ敗退。そこから中5日での試合となる。スタメンは日程を考慮して大幅に入れ替えており、直近のリーグ戦からは8名変更となった。
勝てば得失点差でFC東京を上回る広島は3分、敵陣右サイドで得たFKから変化をつけて浅野がクロスを上げると、DFのギャップを突いたドウグラス・ヴィエイラがヘディングシュート。いきなりビッグチャンスを迎えたが、1カ月ぶり先発のGK波多野に弾かれた。
体力的に優る広島は、15分にもカウンターからゴールに迫る。右から左へと大きく展開し、再び右サイドでボールを持った
浅野の折り返しをドウグラス・ヴィエイラが合わせたが、ここもゴールに至らず。逆に17分には速攻から原にミドルシュートを許すが、GK林がしっかり止めた。
その後もアウェイチームの攻勢が続く。19分に青山が放ったミドルシュートが相手DFに当たってクロスバーに激突。23分にはポストプレーでくさびとなったドウグラス・ヴィエイラが茶島のクロスを自ら頭で合わせるも、GK波多野がここでも立ちはだかる。
飲水タイムまでに10本のシュートを浴びせる広島。33分には青山の鋭い縦パスを収めた浅野がボックス左から狙ったが、GKの正面。さらに38分に、FKの流れから右サイドの浅野がクロスを送ると、佐々木の頭での折り返しを荒木が頭で合わせるも、ボールひとつ分枠の右に外れた。
ゴールレスで迎えた後半も広島が優勢に進めるが、東やドウグラス・ヴィエイラが惜しいシュートを放つもネットは揺らせない。55分に茶島を下げて柏を投入すると、FC東京も58分に田川に代えて紺野を投入。
するとその直後、FC東京はハーフウェイライン付近でボールを奪い、紺野がドリブルで左サイドを前進。一度切り返してボックス右の中村拓海に送ると、ワンタッチの折り返しを三田がシュート。この試合初めての決定機だったが、GK林のビッグセーブに阻まれた。
それでも迎えた65分、盛り返してきたFC東京は攻め込む中でボックス右のスペースを付いた内田がマイナスのクロスを供給。ボックス中央で受けた三田がさらに左へ送ると、左サイドバックの中村帆高がゴール上面のネットを揺らす豪快なシュートを突き刺し先制点を挙げた。
押していた中で中村帆高のプロ初ゴールで先制を許した広島。サイドを使った攻撃を継続するも、なかなかシュートにつなげられない。78分に浅野に代わって柴崎を投入しテコ入れを図る。
しかし、守りを固めるFC東京の牙城は最後まで崩れず、虎の子の1点を守り切ったFC東京が3試合ぶりの勝利を収めた。広島は9試合ぶり黒星となった。
FC東京 1-0 サンフレッチェ広島
【FC東京】
中村帆高(後20)
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