終了間際の決勝弾でリーグ4位のレスター、指揮官は「素晴らしいフィニッシュ」とエース称賛
2020.12.07 13:10 Mon
レスター・シティのブレンダン・ロジャーズ監督が、試合終了間際の劇的ゴールで勝利したことを喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。
この結果、レスターはリーグ暫定4位となり、上位グループに留まることに成功。試合後のインタビューに応じたロジャーズ監督は、チームが相応しい結果を得られたと満足感を示している。
「今日の試合は勝つに値したと思う。ミッドウィークに(ELでウクライナまで)旅をした後ここに来て、厳しい試合になるだろうと感じていた。ただ、ハーフタイムには我々がリードしているべきだったね」
「セットプレーの守備には失望している。ただ、セットプレーからの失点が通常より多くなっているのは、純粋に背の高いDFをケガで欠いているのが原因だと思う。しかし、それでも我々は前進し続け、最終的には良い結果を得られた。本当に嬉しいことだよ」
ロジャーズ監督はインタビューの中で決勝ゴールについても触れており、得点者のヴァーディとアシストのマディソンの2人のプレーを称賛した。
「ピッチの中央でうまくプレスをかけ、ボールを奪い返した。そして、マダーズ(ジェームズ・マディソン)が素早くパスを出したんだ」
「その時、ジェイミー(・ヴァーディ)は離れた位置にいたが、マディソンは素晴らしい視野を持ち、パススピードも申し分なかったと思う。ただ、ヨーロッパのサッカーではあの位置でボールを持っても、それほどチャンスには結びつかないね」
「だからこそ、私はジェイミーを起用するんだ。彼は時々試合で大人しくなるかもしれないが、決定的な瞬間や絶好のパスが入るのを待ち続けている。(得点シーンで)私は彼がもう少しゴールに近づくかと思っていたが、彼は体を開いてゴール隅にシュートを決めた。素晴らしいフィニッシュだったね」
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レスターは6日に行われたプレミアリーグ第11節で、シェフィールド・ユナイテッドと対戦。前節のフルアム戦と3日のヨーロッパリーグ(EL)で黒星を喫し、公式戦連敗中のチームにとって、嫌なムードを払拭したい一戦となった。試合は、24分に味方のシュートのこぼれ球をFWアジョセ・ペレスが豪快に蹴り込み先制するも、2分後にCKから失点する目まぐるしい展開に。後半はスコアが動かず、ドロー決着の雰囲気も漂い始めていたが、90分にMFジェームズ・マディソンのスルーパスに反応したFWジェイミー・ヴァーディが冷静にゴールを決め、2-1のスコアで勝利した。「今日の試合は勝つに値したと思う。ミッドウィークに(ELでウクライナまで)旅をした後ここに来て、厳しい試合になるだろうと感じていた。ただ、ハーフタイムには我々がリードしているべきだったね」
「我々は上手くプレーし、最終的にはゴールを決めることができた。ポストに数回シュートを当ててしまったが、全体的なプレーは良かったと思う。(相手FWの)オリヴァー・バークが我々の背後をとったのは、1度だけだったしね」
「セットプレーの守備には失望している。ただ、セットプレーからの失点が通常より多くなっているのは、純粋に背の高いDFをケガで欠いているのが原因だと思う。しかし、それでも我々は前進し続け、最終的には良い結果を得られた。本当に嬉しいことだよ」
ロジャーズ監督はインタビューの中で決勝ゴールについても触れており、得点者のヴァーディとアシストのマディソンの2人のプレーを称賛した。
「ピッチの中央でうまくプレスをかけ、ボールを奪い返した。そして、マダーズ(ジェームズ・マディソン)が素早くパスを出したんだ」
「その時、ジェイミー(・ヴァーディ)は離れた位置にいたが、マディソンは素晴らしい視野を持ち、パススピードも申し分なかったと思う。ただ、ヨーロッパのサッカーではあの位置でボールを持っても、それほどチャンスには結びつかないね」
「だからこそ、私はジェイミーを起用するんだ。彼は時々試合で大人しくなるかもしれないが、決定的な瞬間や絶好のパスが入るのを待ち続けている。(得点シーンで)私は彼がもう少しゴールに近づくかと思っていたが、彼は体を開いてゴール隅にシュートを決めた。素晴らしいフィニッシュだったね」
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今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」
現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon3
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