2021年のクラブW杯が日本で開催 現行フォーマットを継続する形で
2020.12.05 08:45 Sat
国際サッカー連盟(FIFA)が2021年に予定するFIFAクラブ・ワールドカップの日本開催を発表した。
2021年大会は当初、参加チーム数を従来の「7」から「24」に拡大した上で同年6月に中国で開催予定だったが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて同時期に後ろ倒し開催となるユーロやコパ・アメリカの日程に対応すべく、再検討に。4日に行われたオンラインでの理事会にて、現行フォーマットを継続して、12月の日本開催で決定した。
FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は「新型コロナウイルスの影響で、新たなフォーマットでのクラブW杯の開催延期を決定した。我々は2021年12月に現行フォーマットでのクラブW杯の開催を決め、日本に開催権を授与した」と話している。
なお、2020年末にカタールで予定したクラブW杯はすでに延期され、2021年2月の開催が決定。日本での開催は2016年以来5年ぶりとなる。
2021年大会は当初、参加チーム数を従来の「7」から「24」に拡大した上で同年6月に中国で開催予定だったが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて同時期に後ろ倒し開催となるユーロやコパ・アメリカの日程に対応すべく、再検討に。4日に行われたオンラインでの理事会にて、現行フォーマットを継続して、12月の日本開催で決定した。
FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は「新型コロナウイルスの影響で、新たなフォーマットでのクラブW杯の開催延期を決定した。我々は2021年12月に現行フォーマットでのクラブW杯の開催を決め、日本に開催権を授与した」と話している。
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