ルイス・アルベルトがクラブ非難を謝罪「不快にさせようと言ったわけではない」

2020.11.14 22:18 Sat
Getty Images
クラブのプライベートジェット購入を非難していたラツィオのスペイン人MFルイス・アルベルトが失言だったと謝罪している。
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アルベルトは先日、自家用ジェット機が完成したと発表したクラブを非難。新型コロナウイルスで財政が火の車の中、選手に払うべき給与を払わず、外見ばかり気にした巨額投資に至ったクラブにSNSで苦言を呈した。
しかしこれが論争を巻き起こし、イタリアでは「クラブから制裁が加えられるのでは」と報じるメディアもあった。

予想以上の炎上に、ルイス・アルベルトは直ちに謝罪。インスタグラムに謝罪動画を投稿し「非常に愚かだった」と反省した。

「僕はいつも自分の過ちと向き合ってきた。今回もそうだ。あの発言をするには正しいタイミングではなかった。お金が全てではないことはもちろんわかっている。今がみんなにとって難しい時期だということも」
「この事態が早く収束してくれることを願っているよ。そしてまたフットボールに戻って楽しめることもね。僕があの発言をしたのはみんなのためを思ってのことだった。それとラツィオにそんなみんなのために動いて欲しかったんだ」

「ラツィオのために全てを捧げてきた僕のもとに、もっとラツィアーレになれというメッセージが届いたんだ。なんて愚かなことをしたんだとすぐに気づいたよ。ここに来て4年になるけど、ファンのみんなは子供の頃からこのクラブを応援している。彼らと同じようには決してなれないんだ」

「不快に感じた人たちに謝ります。お金の話をしたのはそういった意図があったわけじゃないんだ。僕たちは困難な状況であることを知っていて、チームスタッフを助けたいという思いから、チームとして1カ月分の給与を返納したんだ」

「僕はラツィアーレではない。なれるはずもない。だけど、ラツィオから受け取ったのは大きなリスペクトだった。僕たちは本当に家族のように感じているよ。あのコメントは適切なタイミングではなかった。でも僕の発言は一緒に成長すべきだと考えてのことだ」

「だからフォルツァ・ラツィオ、一緒にこの戦いに勝とう!」

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