ユーベ戦殊勲のカイセド、劇的同点弾に「言葉がない」

2020.11.09 11:45 Mon
Getty Images
ラツィオのエクアドル代表FWフェリペ・カイセドは自身の劇的ゴールを表現する言葉を見つけだせずにいるようだ。
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ラツィオは8日に本拠地で行われたセリエA第9節でユベントスと対戦。15分に失点して以降、ほとんどの時間帯で追いかける展開が続いたが、最後の最後にユベントスのゴールマウスをこじ開け、1-1の引き分けに持ち込んだ。その殊勲者は54分から出場のカイセド。90+5分、アルゼンチン代表FWホアキン・コレアが見事なドリブルでボックス左深くに侵攻すると、その流れでボールを受けたカイセドが鋭いターンから右足シュートをゴール右に決めた。
2連勝こそ止まったが、相手から2ポイントを奪った意味合いの強いドローでチームとしての力を証明してみせたラツィオ。カイセドは試合後、『DAZN』のインタビューで劇的ゴールを振り返り、チームの諦めない姿勢を称えた。

「(何と言うべきか)わからない。あのゴールはみんなのものだ。コレアが僕にお膳立てしてくれ、称賛に値する。僕らは前がかり続け、今日という日に何かが起こると確信してもいた。言葉が出てこないというのが正直なところだ」
「僕はゴールを決める前にいくつかの場面を生かせず、ピッチ自体もあまり良くなかった。でも、このチームは決して諦めず、何かが起こるという確信めいたものがあったんだ。ユーベはラスト20分間ぐらいプレーできていなかったよね」

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