今冬インテル加入のカイセド、S・インザーギ監督への信頼強調 「彼のおかげで今の僕がある」

2022.03.04 16:54 Fri
Getty Images
インテルのエクアドル代表FWフェリペ・カイセドが自身のキャリアを振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

これまでマンチェスター・シティやマラガ、レバンテ、ロコモティフ・モスクワ、UAEのアル・ジャジーラなど数々のクラブを渡り歩いたカイセドは2017年夏にエスパニョールからラツィオへ加入。セリエA初挑戦だったが、シモーネ・インザーギ監督(現インテル指揮官)の下で主力として定着し、在籍4年間で公式戦139試合に出場して33ゴール15アシストの成績を収めた。

今季も昨夏加入のジェノアでスタートしたが、今年1月に恩師であるS・インザーギ監督が指揮を執るインテルからオファーを受けてレンタル移籍。負傷もあり、インテルではいまだ1試合の出場にとどまっているが、チームの調子が落ち気味ということもあり、ここからの活躍が期待されている。
クラブ公式サイトのインタビューに応じたカイセドは、これまでのキャリアに言及。かつて所属したクラブへの感謝を語ると共に、S・インザーギ監督への信頼も強調した。

「僕は国中から子供たちが集まり、競い合うリアリティショーに参加した。優勝賞品はアルゼンチンへ行き、プロとして活躍する可能性だったんだ。そして、僕は幸運にもボカ・ジュニアーズに3カ月間所属できることになった。それがキャリアのスタートだったよ」
「19歳のときから21歳までマンチェスター・シティでプレーした。人生の中で素晴らしい時間だったね。中位で戦う時代から、手に入るトロフィーすべてを勝ち取れる時代へ、クラブも僕の目標も変化した。シティでは多くを学び、チームメイトは僕をサッカー選手として成長させてくれた」

「エスパニョールも同じように素晴らしく、そして難しい挑戦だったね。この年に娘が生まれたから、とても懐かしく思っている。娘の誕生は僕の人生を変えたよ。より成熟したものになった。妻と娘のおかげで、僕に欠けていた人生のバランスを見つけられたんだ」

「シモーネ・インザーギは僕を本当に支えてくれた監督さ。彼のおかげで今の僕がある。だから、とても感謝しているよ。彼はいつも選手のベストを探してくれている」

「『カイセド・タイム』は僕が終盤にゴールを決め続けたことで生まれた言葉なんだ。僕はいつも試合の最後まで集中力を切らさないようにしていて、それが一番の長所だと思っている。ピッチでは決して諦めず、常に得点を狙い、チームから頼りにされたら助けになるよう心がけているよ」

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