首位・徳島、前節で福岡食いの磐田を粉砕! 大宮が8試合ぶりに勝利《J2》
2020.11.04 22:10 Wed
明治安田生命J2リーグ第31節の11試合が4日に各地で行われた。
鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムでは、首位の徳島ヴォルティスと7位のジュビロ磐田が激突した。立ち上がりから前線によるハイプレッシャーで流れを掴んだ徳島は6分にチャンス。敵陣右サイドから杉森がゴール前へスルーパスを送ると、相手DFがクリアミス。これに反応した垣田がコントロールからシュートを放ったが、GK八田に阻まれる。好機を逃した垣田だったが、またも決定機を迎える。14分にショートカウンターから渡井がゴール前へスルーパス。走り込んで受けた垣田は、GK八田をファーストタッチでいなしてネットを揺らした。
だが、前節に15試合無敗中だったアビスパ福岡を2-1で下した磐田もすぐさま反撃。16分、右CKを遠藤がゴール前へ入れると、伊藤が頭で合わせて同点とする。あっという間に追い付かれた徳島であったが、21分に再び勝ち越す。岩尾の右サイド深くへのロングフィードを受けた藤田がクロス。ゴール前で垣田が潰れると、抜けてきたボールに西谷が冷静に押し込んだ。スコアと同時に一気に動き出したゲームは、その後は両者ともにチャンスを作るもゴールは生まれず、徳島が1点リードで試合を折り返す。
後半も激しい攻防が展開されるなか、ポゼッション率を高める磐田を67分に徳島が突き放す。敵陣右サイドからの岸本のクロスに飛び込んだ垣田。ディフェンスと競り合いながらも身体を投げ出し、ヘディングシュートをネットへ突き刺した。2点差とされた福岡は72分に右サイドからのFKで徳島ゴールに迫るが、クロスのこぼ球に詰めた石田のシュートはGK上福元の好守に阻まれた。結局、3-1でホームの徳島が6試合負けなしの磐田を下して連勝を飾り、首位をキープした。
4位のギラヴァンツ北九州は16位の大宮アルディージャと対戦し、1-2で大宮が勝利を収めた。
北九州は徐々に盛り返すと、65分に左サイドからの鋭いクロスをファーサイドで藤原奏哉が蹴り込みゴール。GK笠原昂史がセーブしたかに見えたが、ラインを割ったと判定されて1-2となった。
その後も北九州が大宮陣内に攻め込むも、体を張ったプレーで大宮が追加点を許さず。そのまま1-2で大宮が勝利し、8戦ぶりの勝利。北九州は上位陣で唯一敗戦となってしまった。
2位・アビスパ福岡は、14位・水戸ホーリーホックの本拠地ケーズデンキスタジアム水戸に乗り込んだ。前節ジュビロ磐田に敗れて無敗が15戦でストップした。悪い流れにしたくない福岡は、開始5分に増山朝陽のゴールで先制。その後はホームの水戸にペースを握られる展開も最後まで粘り切り、0-1で福岡が白星を手にした。
3位のV・ファーレン長崎はホームで15位のFC町田ゼルビアを迎え討った。序盤からペースを握り続ける長崎だったが、なかなかゴールを奪えず。それでも前半アディショナルタイムに加藤大が先制ゴールを奪うと、53分には氣田亮真が追加点。岡田優希に1点を返されるも、終盤にルアンが駄目押しゴールを奪い、しっかりと勝利を収めた。
◆明治安田生命J2リーグ第31節
▽11/4(水)
東京ヴェルディ 2-2 ツエーゲン金沢
モンテディオ山形 1-2 アルビレックス新潟
水戸ホーリーホック 0-1 アビスパ福岡
ジェフユナイテッド千葉 1-1 愛媛FC
ヴァンフォーレ甲府 1-0 琉球FC
松本山雅FC 0-0 栃木SC
京都サンガF.C. 2-1 ファジアーノ岡山
レノファ山口FC 1-1 ザスパクサツ群馬
-徳島ヴォルティス 31 ジュビロ磐田
ギラヴァンツ北九州 1-2 大宮アルディージャ
V・ファーレン長崎 3-1 FC町田ゼルビア
鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムでは、首位の徳島ヴォルティスと7位のジュビロ磐田が激突した。立ち上がりから前線によるハイプレッシャーで流れを掴んだ徳島は6分にチャンス。敵陣右サイドから杉森がゴール前へスルーパスを送ると、相手DFがクリアミス。これに反応した垣田がコントロールからシュートを放ったが、GK八田に阻まれる。好機を逃した垣田だったが、またも決定機を迎える。14分にショートカウンターから渡井がゴール前へスルーパス。走り込んで受けた垣田は、GK八田をファーストタッチでいなしてネットを揺らした。
だが、前節に15試合無敗中だったアビスパ福岡を2-1で下した磐田もすぐさま反撃。16分、右CKを遠藤がゴール前へ入れると、伊藤が頭で合わせて同点とする。あっという間に追い付かれた徳島であったが、21分に再び勝ち越す。岩尾の右サイド深くへのロングフィードを受けた藤田がクロス。ゴール前で垣田が潰れると、抜けてきたボールに西谷が冷静に押し込んだ。スコアと同時に一気に動き出したゲームは、その後は両者ともにチャンスを作るもゴールは生まれず、徳島が1点リードで試合を折り返す。
4位のギラヴァンツ北九州は16位の大宮アルディージャと対戦し、1-2で大宮が勝利を収めた。
連勝で上位に食らいつきたい北九州が、7戦未勝利の大宮を迎えた一戦。序盤からアウェイの大宮がアグレッシブな入りを見せると、30分に黒川淳史のゴールで大宮が先制。0-1で迎えた後半も大宮がペースを握ると55分に小島幹敏がネットを揺らしリードを広げる。
北九州は徐々に盛り返すと、65分に左サイドからの鋭いクロスをファーサイドで藤原奏哉が蹴り込みゴール。GK笠原昂史がセーブしたかに見えたが、ラインを割ったと判定されて1-2となった。
その後も北九州が大宮陣内に攻め込むも、体を張ったプレーで大宮が追加点を許さず。そのまま1-2で大宮が勝利し、8戦ぶりの勝利。北九州は上位陣で唯一敗戦となってしまった。
2位・アビスパ福岡は、14位・水戸ホーリーホックの本拠地ケーズデンキスタジアム水戸に乗り込んだ。前節ジュビロ磐田に敗れて無敗が15戦でストップした。悪い流れにしたくない福岡は、開始5分に増山朝陽のゴールで先制。その後はホームの水戸にペースを握られる展開も最後まで粘り切り、0-1で福岡が白星を手にした。
3位のV・ファーレン長崎はホームで15位のFC町田ゼルビアを迎え討った。序盤からペースを握り続ける長崎だったが、なかなかゴールを奪えず。それでも前半アディショナルタイムに加藤大が先制ゴールを奪うと、53分には氣田亮真が追加点。岡田優希に1点を返されるも、終盤にルアンが駄目押しゴールを奪い、しっかりと勝利を収めた。
◆明治安田生命J2リーグ第31節
▽11/4(水)
東京ヴェルディ 2-2 ツエーゲン金沢
モンテディオ山形 1-2 アルビレックス新潟
水戸ホーリーホック 0-1 アビスパ福岡
ジェフユナイテッド千葉 1-1 愛媛FC
ヴァンフォーレ甲府 1-0 琉球FC
松本山雅FC 0-0 栃木SC
京都サンガF.C. 2-1 ファジアーノ岡山
レノファ山口FC 1-1 ザスパクサツ群馬
-徳島ヴォルティス 31 ジュビロ磐田
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V・ファーレン長崎 3-1 FC町田ゼルビア
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