“ジャーニーマン”アネルカのシティ時代 若かりし頃のパワフルさ【ハットトリック・ヒーローズ】

2020.10.31 23:00 Sat
Getty Images
サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。

今回は、元フランス代表FWのニコラ・アネルカ氏がマンチェスター・シティ時代に決めたハットトリックだ。
◆アネルカのシティ時代 3点目のソロゴールは見事


フランスの育成の名門クレールフォンテーヌ育ちのアネルカ氏は、パリ・サンジェルマン、アーセナル、レアル・マドリー、リバプールと若くしてビッグクラブを渡り歩いた後、2002年にマンチェスター・シティに加入した。
シティでは2005年にフェネルバフチェに移籍するまでに公式戦103試合に出場し46ゴール2アシストを記録したアネルカ氏だが、シティ加入直後の2002年8月31日に行われたプレミアリーグ第4節のエバートン戦では、いきなりのハットトリックの活躍を見せている。

まずは14分、ゴール正面の位置でシティがFKのチャンスを獲得すると、ちょこんとずらしたボールを後ろから走り込んだアネルカが思い切り右足を振り抜く。強烈なシュートは相手ディフェンスの足に当たるも、それがそのままネットを揺らし、幸先よく先制点を奪う。

直後の16分には、ゴール前の混戦からアネルカが落ち着いて沈め、追加点を奪う。

シティはエバートンに1点を返されるも、試合終了間際の85分には、相手のスリップからボールを奪ったアネルカがそのまま独走のソロゴールを決め、ハットトリックを達成するとともに、勝利を確信させた。

多くのクラブを渡り歩いたアネルカはプレミアリーグではシティ以外にチャルシー、リバプール、アーセナル、ボルトン、WBAでプレー。リーグ通算364試合に出場し126ゴールという数字を残している。

ニコラ・アネルカの関連記事

ニコラ・アネルカ氏(45)が唐突な辞任表明だ。トルコ『Fanatik』が伝えている。 元フランス代表FWのアネルカ氏は、現役時代にPSGやアーセナル、レアル・マドリー、マンチェスター・シティなどでプレーし、チェルシーではプレミアリーグ得点王に輝いた。 引退後は中国上海での指導者転身に始まり、アルジェリアでの 2024.07.09 13:30 Tue
マンチェスター・ユナイテッドのデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドは、先輩からの意見を積極的に取り入れているようだ。『The Athletic』が伝えた。 昨夏ユナイテッドが大金をはたいてアタランタから獲得した待望のストライカー、ホイルンド。加入時に背中のケガを負っていたことでデビューが遅れ、デビューしてからも 2024.02.13 22:18 Tue
元フランス代表FWのニコラ・アネルカ氏(44)が、TFF1.リグ(トルコ2部)に所属するウムラニエスポルの最高経営責任者(CEO)に就任した。 アネルカ氏は現役時代にフランス代表として通算69試合に出場し、アーセナルやマンチェスター・シティ、チェルシー、リバプール、レアル・マドリー、パリ・サンジェルマン、ユベント 2024.01.26 08:00 Fri
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、イングランド代表MFブカヨ・サカのPKについて言及した。クラブ公式サイトが伝えた。 20日、アーセナルはプレミアリーグ第25節の延期分でチェルシーと対戦。リーグ戦3連敗中とトップ4入に向けて厳しい状況にある中、上位のチェルシーとのアウェイゲームに臨んだ。 しかし、“ビッグ 2022.04.21 18:58 Thu
元フランス代表FWのニコラ・アネルカ氏がパリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとマンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに疑問を投げた。 近年のフットボール界でトップに君臨してきたメッシとC・ロナウド。今季を迎えるにあたり、それぞれ異なる理由があるに 2022.03.19 12:15 Sat

マンチェスター・シティの関連記事

先週末に行われた第36節ではリバプールvsアーセナルの頂上決戦がドローに終わったほか、ニューカッスルvsチェルシーの上位対決は前者に軍配。また、マンチェスター・シティが最下位サウサンプトン相手に痛恨のドローとなった。 最終節前となる今節は17日にFAカップ決勝のクリスタル・パレスvsマンチェスター・シティ、21日 2025.05.16 19:00 Fri
アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(40)が、再び世界で最も稼ぐアスリートとなった。アメリカ『フォーブス』が伝えた。 サッカー界のスーパースターの1人であるC・ロナウド。初めて世界で最も稼ぐアスリートになってから9年。40歳になった中で、3年連続5度目のナンバーワンとなった。 スポル 2025.05.16 17:40 Fri
父親のマンチェスターへの訪問が話題となっているレバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(22)だが、実際はリバプールのためだったようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。 レバークーゼンで10番を背負い、ドイツ代表を含めて将来への大きな期待が持たれているヴィルツ。今夏の移籍市場では、大きな注目を集めて 2025.05.15 13:50 Thu
マンチェスター・シティが、ミランのオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(26)の獲得へ動き始めた。イギリス『The Athletic』が報じている。 昨シーズン、AZから加入後すぐさまロッソネリの主力に定着したラインデルスは、今シーズンより一層存在感を高めてチームの絶対的な主軸に。 ここまでは不振のチーム 2025.05.14 19:38 Wed
マンチェスター・シティは13日、2025-26シーズンの新ユニフォームを発表した。 2024-25シーズンはプレミアリーグ5連覇を目指した中、近年稀に見る低迷を味わい優勝戦線から早々に離脱。しかし、巻き返しを図り、2位フィニッシュを目指してシーズン最終盤を戦う。 巻き返しを図る新シーズンのホームキットには、 2025.05.13 23:25 Tue

プレミアリーグの関連記事

リバプールは17日、北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリー(21)との新契約を発表した。長期契約を締結したとされている。 ブラッドリーはリバプールの下部組織出身で、ボルトンへのレンタル移籍を経験。2023年7月に正式にファーストチームに昇格した。 これまで公式戦通算55試合に出場し1ゴール10アシストを 2025.05.17 22:55 Sat
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドへの敬意を求めた。 アレクサンダー=アーノルドは今季限りでのリバプール退団を発表した中、11日に行われたアーセナル戦で途中出場。その際に味方の一部サポーターからブーイングを浴びせられた。 試合後にDFアン 2025.05.17 12:00 Sat
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が16日に行われ、0-1で敗れたプレミアリーグ第37節チェルシー戦後にコメントした。 5日後にヨーロッパリーグ決勝のトッテナム戦を控えるユナイテッドは、主力を起用。チェルシー相手に互角以上の戦いを見せるも71分に被弾して惜敗となった。 アモリム監督は試合勘を 2025.05.17 11:00 Sat
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が16日に行われ、1-0で勝利したプレミアリーグ第37節マンチェスター・ユナイテッド戦後にコメントした。 前節ニューカッスルとの上位対決に敗れ、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の6位アストン・ビラに勝ち点で並ばれた5位チェルシーが、ヨーロッパリーグ決勝を控えるユナイテッドをス 2025.05.17 10:00 Sat
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が16日に行われ、0-2で敗れたプレミアリーグ第37節アストン・ビラ戦後にコメントした。 5日後にヨーロッパリーグ決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦を控える17位トッテナムは、前節負傷から復帰したFWソン・フンミンを先発させたものの主力を温存して臨んだ。 そのトッテ 2025.05.17 09:00 Sat

ニコラ・アネルカの人気記事ランキング

1

アネルカ氏がトルコ2部クラブのCEOを半年足らずで唐突に辞任「経営がずさん過ぎる…」

ニコラ・アネルカ氏(45)が唐突な辞任表明だ。トルコ『Fanatik』が伝えている。 元フランス代表FWのアネルカ氏は、現役時代にPSGやアーセナル、レアル・マドリー、マンチェスター・シティなどでプレーし、チェルシーではプレミアリーグ得点王に輝いた。 引退後は中国上海での指導者転身に始まり、アルジェリアでのスポーツ・ディレクター(SD)職、インドでの選手兼監督を経て、欧州に復帰。今年1月、トルコ2部のウムラニエスポルで最高経営責任者(CEO)に就任した。 チームが1部昇格と無縁のリーグ戦11位で23-24シーズンを終えたなか、アネルカ氏は8日、自身のSNSで「あらゆる約束とコミットメントが尊重されていない」と、突如として辞任を発表。すでに職務を離れたという。 「クラブ経営がずさん過ぎる…コミュニケーションの欠如に始まり、給与未払いは当たり前。FIFAによる制裁があっても不思議ではない。トップレベルに見合ったビジョンはなく、何よりも約束も敬意もないクラブだ」 アネルカ氏は1月に1年契約でCEO就任。 その際、「やるべきことがたくさんある。私の培った経験全てを活かして、ウムラニエスポルとトルコサッカー界に貢献したい。若手の発掘、アカデミーとサッカーインフラの発展…時間をかけてじっくりやらねば」と語っていた。 役職はSDでもGMでもなく「CEO」。大いなる責任を伴う職務に就くにあたって、このようなビジョンを打ち出していたが、言葉を選ばなければ、半年足らずで投げ出した格好に。 アネルカ氏に関するクラブからの発表はまだないが、よほど我慢ならない状況がそこにあったのかもしれない。 2024.07.09 13:30 Tue

マンチェスター・シティの人気記事ランキング

1

「美しい」「最高だ」王座奪還誓うシティの来季のホームユニフォーム発表! アウェイで特徴的だった「サッシュ」が初めて入ることに

マンチェスター・シティは13日、2025-26シーズンの新ユニフォームを発表した。 2024-25シーズンはプレミアリーグ5連覇を目指した中、近年稀に見る低迷を味わい優勝戦線から早々に離脱。しかし、巻き返しを図り、2位フィニッシュを目指してシーズン最終盤を戦う。 巻き返しを図る新シーズンのホームキットには、これまでのシティのアウェー戦で象徴的だった斜めのストライプデザインである有名な「サッシュ」が初採用。このサッシュは1970年代に初めてキットに導入され、クラブの偉人たちが着用してきたもので、シティと長く語り継がれる歴史を持っている。 歴史的にはアウェイ キットに見られてきたこの象徴的なシティ スタイルは、2025/26シーズンにホームキットとしてデビューし、未来的なデザインで過去とのつながりを生み出し、さまざまな世代のシティファンの間の溝を埋めることとなる。 ファンは「美しい」、「いいぞ!」、「なかなか良い」、「素晴らしい出来だ」、「最高だ」とコメント。また、今回のホームキット発表に合わせてエティハド・スタジアム近くのクレイトン・オフィシャルサポーターズクラブで撮影された特別な映像を公開。アーリング・ハーランドやフィル・ジョーンズなどの現役選手の他、レジェンドなどが登場する映像には「最高のビデオだ」と称賛の声が集まっている。 ユニフォームは13日の16時より販売開始。王座奪還を目指すチームの新ユニフォームに注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画&写真】シティの新シーズンのホームキットが発表!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="z3wP2EDnGF0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/puma20250513_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/puma20250513_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/puma20250513_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/puma20250513_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/puma20250513_tw5.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/puma20250513_tw6.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/puma20250513_tw7.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/puma20250513_tw8.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/puma20250513_tw9.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/puma20250513_tw10.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 2025.05.13 23:25 Tue
2

シティがミランの司令塔獲得へ動き出す! コッパ決勝後に交渉が本格化か

マンチェスター・シティが、ミランのオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(26)の獲得へ動き始めた。イギリス『The Athletic』が報じている。 昨シーズン、AZから加入後すぐさまロッソネリの主力に定着したラインデルスは、今シーズンより一層存在感を高めてチームの絶対的な主軸に。 ここまでは不振のチームのなかでセリエAで2桁ゴールを記録するなど、公式戦51試合15ゴール5アシストの数字を残している。 今年3月に2030年までの新契約にサインし、ミランが“非売品”とみなすオランダ代表MFの獲得は非常に困難なオペレーションとなる。 ただ、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネの退団に加え、ポルトガル代表MFベルナルド・シウバにも流出の可能性があるなか、クラブは8番タイプの補強を優先事項に定めている。 ここまでノッティンガム・フォレストのイングランド代表MFモーガン・ギブス=ホワイト、レバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツへの関心も噂されているが、ジョゼップ・グアルディオラ監督が高く評価するラインデルスもトップターゲットの1人だという。 現時点で個人間、クラブ間の双方で交渉は初期段階となっているが、コッパ・イタリア決勝のボローニャ戦後に再開が見込まれており、選手自身がプレミアリーグでのプレーに前向きな姿勢を示しているという部分で、交渉が一気に進むことも期待されている。 2025.05.14 19:38 Wed
3

イングランド訪問はリバプールのため?今夏注目のヴィルツ、複数のビッグクラブが関心もイングランドに心が傾く?

父親のマンチェスターへの訪問が話題となっているレバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(22)だが、実際はリバプールのためだったようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。 レバークーゼンで10番を背負い、ドイツ代表を含めて将来への大きな期待が持たれているヴィルツ。今夏の移籍市場では、大きな注目を集めており、ビッグクラブが関心を持っていると伝えられている。 そんな中、ヴィルツの父でありアドバイザーでもあるハンス・ヨアヒム・ヴィルツ氏が13日にイングランドを訪問。マンチェスターとリバプールから車で約1時間のブラックプールに到着していたという。 ヴィルツにはマンチェスター・シティ、リバプール、レアル・マドリー、バイエルンなどが関心を持っているとのこと。今回のイングランド訪問は複数クラブの代表者と交渉するためと見られている。 ヴィルツに近い関係者はリバプールのために訪問したとコメントしているが、実際にはリバプールの幹部はそのタイミングで現場にいなかったともされており、真偽の程は不明。ただ、イングランドにいたことは事実であり、移籍に向けた話し合いもされているという。 『ESPN』によれば、シティがかなり熱心な思いを持っている一方で、本人もバイエルンではなくシティ行きを望んでいるとのこと。ただ、最終決定は下しておらず、そこにリバプールも割って入る可能性があるものの、ヴィルツのポジションは補強の最優先事項ではないようだ。 シティは今季限りで退団するベルギー代表MFケビン・デ・ブライネの後釜を探している状況。果たして来季はどこのユニフォームを着ているだろうか。 2025.05.15 13:50 Thu
4

40歳C・ロナウドが約400億円で3年連続最も稼いだアスリートに! メッシが5位、ドジャース・大谷翔平は9位

アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(40)が、再び世界で最も稼ぐアスリートとなった。アメリカ『フォーブス』が伝えた。 サッカー界のスーパースターの1人であるC・ロナウド。初めて世界で最も稼ぐアスリートになってから9年。40歳になった中で、3年連続5度目のナンバーワンとなった。 スポルティングCPで才能を見出され、マンチェスター・ユナイテッドで輝きを放ち、レアル・マドリーで全盛期を迎えると、ユベントス、ユナイテッドでプレーし、現在はサウジアラビアのアル・ナスルでプレー。AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)では準決勝で川崎フロンターレに敗れてアジア王者は逃したが、その存在感は健在だ。 サッカー界のNo.1プレーヤーという肩書きは譲りつつあるものの、この1年間で稼いだ金額は推定2億7500万ドル(約399億6000万円)とのこと。これは自己最高記録であり、歴代でも2015年に3億ドル、2018年に2億8500万ドルを稼いだプロボクサーのフロイド・メイウェザーだけとなっている。 内訳としては2億2500万ドル(約326億9000万円)がアル・ナスルとの契約で手にしており、残りの5000万ドル(約72億7000万円)はピッチ外での収入となり、スポンサー契約などの収入と見られている。 サッカー選手ではトップ10にはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)が1億3500万ドル(約196億3000万円)で5位。8位に元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(アル・イテハド)が1億400万ドル(約151億2000万円)でランクイン。トップ50に広げると、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)が9000万ドル(約130億9000万円)で16位、ブラジル代表FWネイマール(サントス)が7600万ドル(約110億5000万円)で25位、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)が6200万ドル(約90億1000万円)で34位、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)が5500万ドル(約80億円)で46位、セネガル代表FWサディオ・マネ(アル・ナスル)が5400万ドル(約78億5000万円)で48位となった。 全体では2位にNBAのゴールデンステート・ウォリアーズのステフィン・カリーで1億5600万ドル(約226億7000万円)、3位にイングランドのプロボクサーであるタイソン・フューリーで1億4600万ドル(約212億2000万円)、4位にNFLのダラス・カウボーイズに所属するダック・プレスコットで1億3700万ドル(約199億1000万円)、5位がメッシとなった。 なお、日本人では9位にはMLBのロサンゼルス・ドジャーズに所属する大谷翔平が唯一入り1億250万ドル(約148億9000万円)。フィールド上で250万ドル(約3億6000万円)、フィールド外で1億ドル(約145億3000万円)を稼いでいるとされている。 <h3>◆最も稼ぐアスリートランキング 2025</h3> 1位:クリスティアーノ・ロナウド(サッカー/ポルトガル/40歳) 総収益:2億7500万ドル(約399億6000万円) 2位:ステフィン・カリー(バスケットボール/アメリカ/37歳) 総収益:1億5600万ドル(約226億7000万円) 3位:タイソン・フューリー(ボクシング/イギリス/36歳) 総収益:1億4600万ドル(約212億2000万円) 4位:ダック・プレスコット(アメリカン・フットボール/アメリカ/31歳) 総収益:1億3700万ドル(約199億1000万円) 5位:リオネル・メッシ(サッカー/アルゼンチン/37歳) 総収益:1億3500万ドル(約196億3000万円) 6位:レブロン・ジェームズ(バスケットボール/アメリカ/39歳) 総収益:1億3380万ドル(約194億4000万円) 7位:フアン・ソト(野球/ドミニカ共和国/26歳) 総収益:1億1400万ドル(約165億8000万円) 8位:カリム・ベンゼマ(サッカー/フランス/36歳) 総収益:1億400万ドル(約151億2000万円) 9位:大谷翔平(野球/日本/歳) 総収益:1億250万ドル(約148億9000万円) 10位:ケビン・デュラント(バスケットボール/アメリカ/35歳) 総収益:1億140万ドル(約147億3000万円) 2025.05.16 17:40 Fri
5

最下位セインツに痛いゴールレスドロー、グアルディオラ監督は相手の戦いぶりにイライラ「守り一辺倒な上に時間稼ぎをしていた」

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が10日に行われ、ゴールレスドローに終わったプレミアリーグ第36節サウサンプトン戦後にコメントした。 4連勝で迎えた降格の決まっている最下位セインツ戦。FWアーリング・ハーランドが復帰したシティの圧勝が予想されたが、守備に徹するセインツを崩せずゴールレスドローに終わった。 チャンピオンズリーグ出場圏外の6位アストン・ビラに2ポイント差に迫られて残り2試合となった中、グアルディオラ監督は痛いドローだったことを認めている。 「難しい試合だった。ボックス内に全選手が居た。前半はサイドでの創造性が全く欠けていた。チャンスはあったが、残念ながら得点には至らなかった。相手は降格が決まっているのに守り一辺倒な上に時間稼ぎをしていた。シュートを1本も許さなかったが、あれだけ守られたら本当に大変だ。今日は重要な勝ち点を逃した」 また、ケガ明けながらフル出場したハーランドについては「90分プレーさせるつもりはなかったが、試合の流れを考えるとボックス内で強さを発揮できる選手が必要だった」と予期せぬ事態だったと認めた。 来週、FAカップ決勝でクリスタル・パレスと戦うシティは残り2試合、10位ボーンマスと11位フルアムの中位チームと対戦する。 2025.05.11 09:00 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly