若き天才の一撃!アヤックス時代のスナイデルが決めた芸術的ロングシュート【インクレディブル・ゴールズ】

2020.10.15 12:00 Thu
Getty Images
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。今回は元オランダ代表MFのヴェスレイ・スナイデル氏がアヤックス時代に決めたゴールだ。

◆若き日のスナイデルが決めた豪快なロングシュート

レアル・マドリーやインテルなどで活躍し、数多くのタイトルを勝ち取った名手スナイデル氏。2019年夏に現役を引退するまで、その類い稀なフットボールセンスで観客を魅了した。
そんなスナイデル氏はオランダの名門アヤックスで育ったが、そのアヤックス時代の2007年3月18日に行われたエールディビジ第29節のPSV戦では豪快なロングシュートを決めている。

アヤックスが先制し、1-0とリードして迎えた44分、右サイドでボールを持ったスナイデルは、鋭いカットインで中央へ方向を変える。スペースを作り出したスナイデルは、充分な助走を取って左足を一閃。
ボックスの外から放たれたシュートは、鋭い弾道でカーブしながらゴールへ向かうと、GKのリーチから完全に離れたゴール左上のコースに飛んでいき、サイドネットに突き刺さった。

このゴールで相手を突き放したアヤックス。その後も得点を重ね、5-1で勝利している。

ヴェスレイ・スナイデルの関連記事

上田綺世も所属するフェイエノールトのオランダ代表GKユスティン・バイロウ(26)が、同代表OB2人に酷評された。 バイロウはロッテルダム出身で、地元のフェイエノールトに少年時代より所属。トップ昇格後は2度のエールディビジ制覇を経験し、22-23シーズンは正守護神としてシャーレを掲げた。 公式戦通算144試合 2024.11.07 22:10 Thu
グレアム・ポッター氏がアヤックス指揮官職のオファーを断った理由とは。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 “昨季途中から昨季途中”までチェルシーを率いたポッター氏。ブライトン&ホーヴ・アルビオンで名を上げ、意気揚々とロンドン入りした氏だったが、無秩序な補強でバランスが消え去ったチェ 2024.04.08 21:15 Mon
オランダ代表DFデイリー・ブリント(34)は、同国のサッカー史に残る偉大な選手だ。 オランダサッカー界の重鎮、ダニー・ブリント氏を父に持つデイリー・ブリント。父も長く在籍したアヤックスからキャリアを歩み始めたサラブレッドは、ことあるごとに父と比較される若手時代を過ごしたが、24歳で見事、マンチェスター・ユナイテッ 2024.03.21 16:00 Thu
インテルのレジェンドたちが集結した。 シモーネ・インザーギ監督のもとで、セリエAの首位を独走しているインテル。コッパ・イタリアこそラウンド16で敗退となったが、チャンピオンズリーグ(CL)では決勝トーナメント進出を果たすなど順調なシーズンを送っている。 そのインテルは、7日にレジェンドマッチを開催。主に19 2024.03.08 11:10 Fri
サッカー選手の子どももインテル・マイアミFCのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに夢中だ。 『ESPN』は5日、X(旧:ツイッター)やインスタグラムを更新。元オランダ代表MFヴェスレイ・スナイデルの息子、ゼス・シャヴァくんがメッシに出会うまでの様子を共有した。 妻のヨランテ・カバウさんが公開した動画は、シ 2023.09.06 19:15 Wed

アヤックスの関連記事

【エールディビジ】フォレンダム 1-1 アヤックス(日本時間8月30日/クラス・スタディオン) #板倉滉 アヤックス加入後初ゴールCKから味方がフリックしたボールを冷静に合わせて、チームを救う同点弾!!エールディヴィジ 第4節#フォレンダム v #アヤックスhttps://t.co/ayEseCxIBL pic. 2025.08.31 06:00 Sun
レアル・マドリーは11日、クラブのレジェンド指揮官でもあるレオ・ベーンハッカー氏の死去を発表した。82歳だった。 オランダ出身のベーンハッカー氏は、様々な国のクラブや代表チームを指揮。母国ではゴー・アヘッド・イーグルスやアヤックス、フォレンダム、フィテッセ、フェイエノールトを指揮。国外では、スペインのレアル・サラ 2025.04.11 12:10 Fri
アヤックスは、マンチェスター・ユナイテッドのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(33)の復帰に興味を示している。 心停止からの復活、インテル退団、ブレントフォードを経て、2022年夏にユナイテッドと契約したエリクセン。現行の契約が今年6月までとなっているなか、今季はここまでプレミアリーグで16試合(先発 2025.03.30 23:12 Sun
アンデルレヒトの元ベルギー代表DFヤン・ヴェルトンゲン(37)が今シーズン限りでの現役引退を決断した。 ヴェルトンゲンは25日、アンデルレヒトの公式サイトを通じてスパイクを脱ぐ決断を下したことを明かした。 「ここ数週間で、これが最後の試合になるだろうということがはっきりしてきたんだ。決して簡単な決断ではなか 2025.03.25 22:56 Tue
ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16・2ndレグが13日に行われた。 リーグフェーズを1位~8位で終えたストレートイン8チームと、プレーオフを制した8チームがホーム&アウェイ形式で準々決勝進出を争うラウンド16。 今ラウンド屈指の好カードとなったアスレティック・ビルバオvsローマは、ホームのアスレティック 2025.03.14 07:56 Fri

エールディビジの関連記事

【エールディビジ】スパルタ・ロッテルダム 0-4 フェイエノールト(日本時間8月30日/スパルタスタディオン・ヘト・カスティール) #上田綺世 が今日もゴール開幕からリーグ戦3戦連発エールディヴィジ 第4節#スパルタ・ロッテルダム v #フェイエノールトhttps://t.co/c5rcnp8bX0 pic.t 2025.09.01 06:00 Mon
【エールディビジ】フォレンダム 1-1 アヤックス(日本時間8月30日/クラス・スタディオン) #板倉滉 アヤックス加入後初ゴールCKから味方がフリックしたボールを冷静に合わせて、チームを救う同点弾!!エールディヴィジ 第4節#フォレンダム v #アヤックスhttps://t.co/ayEseCxIBL pic. 2025.08.31 06:00 Sun
フェイエノールトの日本代表FW上田綺世が、開幕2試合連続ゴールを決めた。こぼれ球を押し込む豪快ヘッドにファンたちが衝撃を受けている。 #上田綺世 がリーグ戦2試合連続ゴール!#ティンバー のシュートのこぼれ球に素早く反応!#フェイエノールト が同点に追いつく!エールディヴィジ 第2節#エクセルシオール v #フェ 2025.08.18 06:47 Mon
森保ジャパンのエースストライカーが、上々の滑り出しを見せた。フェイエノールトに所属する日本代表FW上田綺世が、エールディビジ(オランダリーグ1部)の開幕戦でゴール。ボックス内にこぼれたボールを超人的な反応で押し込むという点取り屋らしい一撃に、ファンがSNS上で興奮している。 フェイエノールトはエールディビジ第1節 2025.08.10 12:30 Sun
AZは15日、CDグアダラハラのU-23メキシコ代表DFマテオ・チャベス(21)が今夏に加入することを発表した。契約期間は2030年6月30日までとなる。 グアダラハラの下部組織で育ったチャベスは、2022年夏にリザーブチームのタパティオに昇格を果たすと、2024年1月にトップチームデビュー。左サイドを主戦場にこ 2025.05.16 09:50 Fri

ヴェスレイ・スナイデルの人気記事ランキング

1

両足を操るキックの天才、“パスマスター”ヴェスレイ・スナイデル

現代サッカーにおいては選手のアスリート能力が非常に重視される時代。圧倒的なスピードやフィジカルの強さなどを持つ選手が輝きを放っている。 一方で、テクニックに秀でた選手は長いこと活躍する期間が続くことは減り、特に中盤の選手としてよりオールラウンダーの選手が好まれる時代となっている。 一芸に秀でた選手の魅力が尽きることはないが、オールラウンダーの中でも多くのファンを虜にした選手もいる。それがヴェスレイ・スナイデルだ。 オランダの名門・アヤックス出身のスナイデル。祖父や父もプロサッカー選手というサッカー一家に生まれ、兄と弟もサッカーをプレーしていた。 名門・アヤックスで若くして頭角を現すと、黄金世代の旗頭として活躍。最も特徴的だったのは、その卓越したパススキルだった。 <span class="paragraph-subtitle">◆全く遜色ない両足のキック</span> パスの上手さ、精度の高さはもちろんのことだが、スナイデルの最大の特徴は両足で遜色なくキックを出せるところだろう。右利きではあるが、左足のキック精度も非常に高く、両利きとも言われるほどだ。 セントラルミッドフィルダーとしてのポジションを確立していたスナイデルは、その両足から繰り出すパスでゲームをコントロール。また、ドリブルも得意としていたため、パスだけでなく自身で持ち出して局面を打開するなど、類稀なる才能を持ち合わせていた。 また判断力が優れていたこともプレースタイルに影響。状況に応じてパスとドリブル、右足と左足を使い分けることで、多くのゴールやアシストを生み出していた。 司令塔として活躍する一方で、徐々にポジションが前に移り、アヤックス時代にはFKやミドルシュートなどでリーグ戦18ゴールを記録したことも。その影響もあり、2007年8月にレアル・マドリーへと完全移籍。ステップアップを果たした。 <span class="paragraph-subtitle">◆復活を遂げて3冠を達成&W杯準優勝</span> マドリーへ移籍したスナイデルは、デイビッド・ベッカムから受け継いだ「23」を着用。大きな期待が寄せられた中、チームの中心選手として活躍し、マドリーのリーグ連覇に貢献。2年目は「10」を与えられて更なる飛躍が期待されたが、ケガによる離脱に加え、不倫が発覚し大問題に。結局2年で退団し、インテルへと完全移籍した。 不本意な形でイタリアへと活躍の場を移したが、持っている才能は本物。1年目でセリエA、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグの3冠達成に大きく貢献。インテルの長い歴史にその名を刻むことに成功。そして臨んだ2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)では、日本代表とも対戦。自身は5ゴールの活躍を見せると、チームも決勝進出。スペイン代表に敗れたものの、準優勝という成績を残し、5ゴールは大会得点王タイ、中盤の選手としては初の快挙を成し遂げていた。 マドリーで過ごしたシーズンで凋落すると思われた中での大活躍は、やはり生まれ持った才能。両足を使いこなすパスセンスと持ち味の得点力は世界最高の選手の1人と称され、多くのファンから愛されていた。 <span class="paragraph-subtitle">◆キックを使い分ける天才MF</span> スナイデルがFKの名手という印象を持っている人がどれほどいるかは定かではないが、キックの正確さに加えて、球種を蹴り分ける技術を考えれば、紛れもない名キッカーといえる。 本人は「FKはPKと同じ」と語ったことがあるほど。自分の中でのフィーリングではどういう球種を蹴れば、ゴールやアシストに繋がるのかを理解していたとされている。 流れの中からのゴールが注目され、重要視されることもあるが、セットプレーこそ思い通りのプレーをするのには最適な機会。スナイデルの両足が持つ力が十二分に発揮されるCK、FKは、相手にとっての地獄の時間だったと言えるだろう。 <div id="cws_ad"><hr>両足を巧みに使う世界最高峰の司令塔として活躍したスナイデルが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>その正確なキックが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。<a href="https://ryan.onelink.me/C7cD/5uev4c53" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/sega20230215.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> <span class="paragraph-title">【動画】名手・スナイデル、レアル・マドリー時代の圧巻ゴール集</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJVSzJYVGJhTyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 両足を巧みに使う世界最高峰の司令塔として活躍したスナイデルが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>その正確なキックが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。 <a href="https://ryan.onelink.me/C7cD/5uev4c53" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/sega20230215.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> 2023.02.15 18:30 Wed
2

スナイデル、恩師モウの人身掌握術を称賛! インテル同僚エトーの左WG起用巡る逸話も明かす

▽アル・ガラファに所属する元オランダ代表MFヴェスレイ・スナイデルがインテル時代に指導を受けたジョゼ・モウリーニョ監督の人心掌握術を称賛した。同選手がオランダ『Voetbal International』で語った。 ▽今年3月に代表引退を表明したスナイデルは6日、自身の代表引退試合となったペルー代表戦に出場し、オランダ歴代最多キャップ数を「134」に伸ばして代表キャリアを終えた。 ▽この代表引退試合を前に自身のキャリアを振り返ったスナイデルは恩師の1人であるモウリーニョ監督に関して、元同僚で元カメルーン代表FWサミュエル・エトーとインテル時代に指導を受けたラファエル・ベニテス監督の逸話を交えてその人心掌握術を称賛した。 「エトーはモウリーニョの時代に(望まない)左ウイングでプレーしていたんだ。だけど、次の監督(ベニテス)が来た時に同じポジションでプレーするように頼まれたけど、彼は『嫌だよ、オレはモウリーニョのためにしかあそこ(左ウイング)でやらない』と返していたんだ」 「彼と一緒に仕事をすればわかることだけど、彼の23~25人のプレーヤーをマネジメントするやり方は本当に特別なんだ。僕は彼から指導を受けるまで経験したことがないものだったよ」 2018.09.08 15:28 Sat
3

スナイデルが自伝で赤裸々告白「レアルでの親友はウォッカだった」

元オランダ代表MFヴェスレイ・スナイデルが、レアル・マドリーでの私生活の乱れを明かした。スペイン『マルカ』が伝えている。 オランダの名門アヤックスでプロキャリアをスタートさせ、すぐに才能を開花させたスナイデルは、2007年夏に移籍金2500万ユーロ(約30億円)でマドリーへ加入。加入初シーズンはリーグ戦30試合で9ゴール7アシストを記録するなど、活躍を見せ、チームのリーガ制覇に貢献していた。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJYc2JQT1RWayIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> しかし、背番号「10」を背負って迎えた2シーズン目は、ケガに苦しむと共に、リハビリ中の不倫発覚や、それに伴う離婚と慰謝料関連で裁判沙汰になるなどピッチ外の問題が顕著化し、2009年にインテルへ移籍していた。 昨年8月に現役引退を発表したスナイデルは、自伝を出版。この中で、レアル・マドリーでの過去について赤裸々に告白した。 「私は若く、成功や目立つことが好きだった」 「マドリーでは悪いことが起きたが、それはドラッグではなく、アルコールの問題だった」 「ビッグスターの生活に慣れてしまったんだ。レアル・マドリーの選手として街へ繰り出し、そこにいる人たちに何十万も奢ってあげたりすれば、どこでもチヤホヤされた」 「それによって何かを失っていたわけではなかった。試合では良いパフォーマンスを見せることができていたからね。ただ、私がもっと上手くなることができたとは言われている」 「いつも1人だったし、小さかった息子のジェシーにもほとんど会いに行かなかった」 「1人にしかなれなかった…そして気付かぬうちにウォッカが親友になっていた」 「フィジカル面へのアルコール影響は自分では気付かなかった。(どんなに飲んでも)次の日は何事もなかったかのように起きられた」 「ただ、トレーニングを続けているのに、毎日のように自分が下手になり、明らかに集中できていなかった。でも、全てが上手くいっていると自分に嘘をつき、自分のフットボールIQだけに頼ってプレーした」 「コンディションはドンドン悪化し、あまり走らなくなったし、監督からも隠れるようになった。誰も問題には気付かないと思っていたんだ」 スナイデルの自伝はオランダで26日に発売される予定だ。 2020.06.25 22:05 Thu
4

「グティは驚異的だった」 スナイデルが最も感銘を受けた選手を語る

元オランダ代表MFのヴェスレイ・スナイデル氏が現役時代を振り返り、最も感銘を受けた選手を明かしている。スペイン『マルカ』が伝えた。 オランダ代表として歴代最多134試合(30得点)のキャップ数を誇るスナイデル氏。アヤックスや、レアル・マドリー、インテル、ガラタサライ、ニース、アル・ガラファを経て、今年8月に現役を引退した。 そのスナイデル氏は『Fox Sports』で幾つかの質問に応えていくなかで、数々の名選手と共闘したキャリアにおけるベストプレーヤーとして、レアル・マドリー時代の同僚である元スペイン代表MFのグティ氏を挙げた。 「僕は(レアル・マドリーに)加入して、すぐにスタメン入りした。それで、グティはベンチに座る機会が増えたから、僕と3カ月くらい口を利かなかった時期があったんだ」 「でも、僕らは少しして一緒にプレーするようになり、すごく素晴らしい連携が取れるようになった。見渡さなくても、互いがどこにいるのかがわかるぐらいにね」 「彼は驚異的だった。僕が最も感銘を受けた選手だよ」 スナイデル氏がそう語るグティ氏は、マドリーの生え抜き選手として、15年間にわたってトップチームで活躍。引退後はマドリーのU-19(フベニールA)でクラブ史上初の国内3冠に導くなど指導者の道を進み、今月からスペイン2部に所属するアルメリアの指揮官を務めている。 2019.11.22 13:38 Fri
5

スナイデル、インテルの復権へエール「勝利の時が来た」

元オランダ代表MFのヴェスレイ・スナイデル氏が、古巣インテル覇権奪還を願っている。『フットボール・イタリア』が伝えている。 2010-11シーズンにコッパ・イタリアを制して以来、メジャータイトルを獲得できていないインテル。アントニオ・コンテ監督を招聘した今シーズンは、セリエAで開幕6連勝のスタートダッシュに成功したが、中盤戦で勝ち切れない試合が続き、1試合の未消化試合を残して首位ユベントスと9ポイント差となっている。 そのインテルは13日にコッパ・イタリアの準決勝2ndレグでナポリとの対戦が控えている。1stレグは0-1で敗れているものの、スナイデル氏はこの大会で長きにわたる無冠を終了させることを切望している。イタリア『Il Mattino』のインタビューで期待をのぞかせた。 「インテルが勝ち進みカップ戦を制覇することを願っている。勝利の時が来たんだ」 「今季のセリエA優勝の可能性は低い。ユベントスは常に優勝最有力だ。彼らには最高のチームがあり、シーズンを重ねるごとに成長している」 「一般的にインテルの時代は終わったと思われているだろう。だが、彼らは違いを生み出す新しい選手を引き入れ、勝利を続けるための適切なインセンティブを見つけた」 2009年から2013年までインテルに在籍したスナイデル氏は、加入1年目のシーズンにジョゼ・モウリーニョ監督の下、イタリア史上初の三冠を達成。4年間で6つの主要タイトルを獲得した。 2020.06.08 22:11 Mon

アヤックスの人気記事ランキング

1

欧州5大リーグ以外で最も市場価値が高い選手は…やはり際立つポルトガル勢

欧州5大リーグ以外で最も市場価値が高い選手は…。 15日、スイスのスポーツ研究国際センター(CIES)サッカー観測所が、欧州5大リーグ以外でプレーする選手の中から、市場価値が最も高い10選手を発表した。 10人中6人を占めたのがプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)勢。またトップ3はいずれもポルトガル代表選手。若手の登竜門として名高いベンフィカ、スポルティングCP、ポルトは、市場価値が高い選手を生み出し続けているようだ。 一方で、欧州外から唯一ランクインしたのは、今夏のレアル・マドリー移籍が決定しているパウメイラスのブラジル代表FWエンドリッキ(17)。ポスト・ネイマールは4位に食い込んでいる。 1位 DFアントニオ・シウバ(20) 所属:ベンフィカ 市場価値:1億1400万ユーロ(約187億円) 代表チーム:ポルトガル代表 2位 MFジョアン・ネヴェス(19) 所属:ベンフィカ 市場価値:9500万ユーロ(約156億円) 代表チーム:ポルトガル代表 3位 DFゴンサロ・イナシオ(22) 所属:スポルティングCP 市場価値:8700万ユーロ(約143億円) 代表チーム:ポルトガル代表 4位 FWエンドリッキ(17) 所属:パウメイラス 市場価値:8000万ユーロ(約131億円) 代表チーム:ブラジル代表 5位 DFウスマーヌ・ディオマンデ(20) 所属:スポルティングCP 市場価値:7800万ユーロ(約128億円) 代表チーム:コートジボワール代表 6位 ヨレル・ハト(18) 所属:アヤックス 市場価値:7800万ユーロ(約128億円) 代表チーム:U-21オランダ代表 7位 アナトリー・トルビン 所属:ベンフィカ 市場価値:7200万ユーロ(約118億円) 代表チーム:ウクライナ代表 8位 GKジオゴ・コスタ(24) 所属:ポルト 市場価値:7100万ユーロ(約116億円) 代表チーム:ポルトガル代表 9位 FWブライアン・ブロビー(22) 所属:アヤックス 市場価値:6900万ユーロ(約113億円) 代表チーム:オランダ代表 10位 MFケネス・テイラー(21) 所属:アヤックス 市場価値:6600万ユーロ(約108億円) 代表チーム:U-21オランダ代表 2024.03.22 14:35 Fri
2

ミランがアヤックスの逸材MFフォスを獲得! 当面はボネーラ率いるフトゥーロ登録に

ミランは30日、アヤックスからU-19オランダ代表MFシルヴァーノ・フォス(19)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月30日までの5年となる。 なお、当面はダニエレ・ボネーラ監督率いるフトゥーロ(U-23)でプレーすることになる。 フォスは、スリナム系オランダ人の189cmセントラルハーフ。アムステルダムに生まれ育ち、7歳からアヤックスへ。昨シーズンからトップチームとセカンドチームを行き来するようになり、ここまでエールディビジで13試合に出場していた。 フォスにはプレミアリーグとリーグ・アンのクラブも張り付いていたようだが、ミランが素早い動きで確保に成功した。 2024.08.30 23:11 Fri
3

ローマがオランダ代表DFレンシュ獲得を公式発表! 多才なSBが4年契約で加入

ローマは23日、アヤックスからオランダ代表DFデヴィン・レンシュ(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「2」に決定。契約期間は2029年6月30日までとなる。 なお、移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によれば、今シーズン限りでアヤックスとの契約が満了する21歳DFの移籍金は500万ユーロ(約8億1000万円)になったという。 レンシュはスリナムにもルーツを持つ右サイドバック。オランダ屈指の名門アヤックスのアカデミーで育ち、2020年11月にファーストチーム昇格。これまで公式戦150試合近くに出場している。また、アンダー世代での代表歴も多く、U-21オランダ代表ではキャプテンも務めていたエリート。 179㎝と上背はないものの、それを補って余りあるアスリート能力、アヤックス仕込みの優れたパスセンスを有する万能型DFは両足を遜色なく操り、センターバックや左サイドバックもこなす多才さが最大の特長。 ローマでは左右のウイングバックを主戦場に、3バックのサイドでもプレーすることになりそうだ。 2025.01.24 06:30 Fri
4

アヤックス時代のエリクセンが決めたテクニックの光るスーパーストライク!【インクレディブル・ゴールズ】

サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回はデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンがアヤックス時代に決めた技ありゴールだ。 <div id="cws_ad">◆エリクセンのセンスが光るスーパーダイレクトシュート!<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJRUVhKTzJWOSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 優れたパスセンスに加え、高い得点能力も備える司令塔として若い頃から注目を集めていたエリクセン。2009年にオランダの名門アヤックスに移籍し、その才能をさらに開花させ、トッテナム、インテルへとステップアップを果たしているが、アヤックス時代の2012年12月20日に行われたKNVBカップのラウンド16、フローニンヘン戦でもテクニックの光るスーパーゴールを記録している。 アヤックスは、前半に1点を先制。1-0で折り返し、追加点を狙うアヤックスは49分、カウンターからチャンスを得るとMFラッセ・シェーネが相手DFの裏へ浮き球のパス。これに反応したエリクセンはボックス際でボールに追いつくと、そのままダイレクトシュート。縦回転のかかったボールはGK頭上を超えると急降下し、見事にゴールネットを揺らした。 ミートが難しい後ろからのボールに対して、一瞬の判断で縦回転のボールをダイレクトで決めるというセンスとテクニック溢れるゴールを決めたエリクセン。これで2-0と追加点を取ったアヤックスはその後もう1点を加え、3-0でフローニンヘンを撃破した。 2020.07.16 14:00 Thu
5

GKも見送ることしかできず!元Jリーガーファネンブルグの超変化FK【ビューティフル・フリーキック】

サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。 この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。 今回は、元オランダ代表MFのジェラルド・ファネンブルグ氏がアヤックス時代に決めたフリーキックだ。 <div id="cws_ad">◆元Jリーガーファネンブルグの超変化FK <br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiI0SWZkZjlGMCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0==" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> アヤックスの下部組織出身のファネンブルグ氏は、アヤックスと1986年に移籍したPSVで中心選手として活躍。8度のオランダリーグ制覇を経験している。また、1993年には当時JFLのジュビロ磐田に加入し、3年間日本でプレーした。 172cmと小柄ながらそのテクニックとキックの精度を武器としていたファネンブルグ氏は、1984年3月25日に行われたエールディビジ第26節のフローニンヘン戦で素晴らしいFKも決めている。 4-1と3点リードで迎えた79分、アヤックスはペナルティーアーク左の絶好の位置でFKを獲得する。 FKの名手であるDFロナルド・クーマンもいた中、ファネンブルグが右足で擦り上げるように蹴ると、強烈な回転がかかったシュートが急激に曲がってゴール右上隅の完璧なコースへと決まった。 枠外から一気に曲がる軌道に相手GKは見送ることしかできず。見事な一撃だった。 2020.08.09 11:00 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly