中国で不満抱えるベニテス監督、欧州帰還を検討? チームは降格の危機
2020.10.08 20:23 Thu
かつてリバプールやレアル・マドリー、ニューカッスルなどで指揮を執り、現在は中国スーパーリーグの大連人職業を率いるラファエル・ベニテス監督が、ヨーロッパへの帰還を検討しているようだ。イギリス『インデペンデント』がスペイン人指揮官の中国での現状を伝えている。
2004-05シーズンにリバプールでチャンピオンズリーグ(CL)を制し、その後も欧州のビッグクラブを渡り歩いたベニテス監督は、2019年に欧州を離れ大連人職業(当時は大連一方)の指揮官に就任。
途中就任となった昨シーズンは6勝6敗3分けの戦績で最終的に9位フィニッシュとなったが、就任2年目となった今シーズンは大きく低迷。新型コロナウイルスの影響で7月に開幕がずれ込み、レギュレーションが通常の16チームによるホーム&アウェイ制から、蘇州と大連の2都市で2グループに分けてのグループステージ方式に変更となった中、グループAで2勝7敗5分けと大きく負け越し、7位で残留プレーオフに回ることになった。
そして、10月17日にはグループBで6位の石家荘永昌と残留をかけたプレーオフ初戦に臨むことになる。
『インデペンデント』によると、ベニテス監督はこうしたクラブの現状に不満を抱いているという。現在、中国スーパーリーグでは12人の外国人監督が指揮を執っており、そのほとんどが高額のサラリーを大きな目的としている。
ただ、サラリーキャップの導入や名門クラブの既得権を守るための様々な政治的問題など、新興クラブである大連人職業が広州恒大など強豪クラブと渡り合うことは困難であり、それがスペイン人指揮官の大きな不満に繋がっているようだ。
そのため、現在ベニテス監督はトップチームを残留に導くという、当初のタイトル獲得という大きな目標から考えると、不本意な仕事に挑みつつ、自身が去った後のためのインフラ構築に尽力している。
昨年には数名のスペイン人コーチを招き、アカデミーの指導にあたり、2億5000万ポンド(約340億円)をかけて建設されたトレーニング施設の監修にあたってきた。
そのクラブのレガシー構築の仕事には満足しながらも、肝心のトップチームでの苦戦に加え、新型コロナウイルスの影響により家族のいるイギリスとの間を自由に行き来出来なくなったことも、中国でのキャリアを続けるうえで大きなマイナスになるだろう。
現在60歳のベニテスだが、あと10年は指導者キャリアを続けられると考えているという。大連人職業との契約は2021年末までだが、仮に今シーズンに降格となった場合、それよりも早い時期に欧州へ帰還する可能性もあるかもしれない。
2004-05シーズンにリバプールでチャンピオンズリーグ(CL)を制し、その後も欧州のビッグクラブを渡り歩いたベニテス監督は、2019年に欧州を離れ大連人職業(当時は大連一方)の指揮官に就任。
途中就任となった昨シーズンは6勝6敗3分けの戦績で最終的に9位フィニッシュとなったが、就任2年目となった今シーズンは大きく低迷。新型コロナウイルスの影響で7月に開幕がずれ込み、レギュレーションが通常の16チームによるホーム&アウェイ制から、蘇州と大連の2都市で2グループに分けてのグループステージ方式に変更となった中、グループAで2勝7敗5分けと大きく負け越し、7位で残留プレーオフに回ることになった。
『インデペンデント』によると、ベニテス監督はこうしたクラブの現状に不満を抱いているという。現在、中国スーパーリーグでは12人の外国人監督が指揮を執っており、そのほとんどが高額のサラリーを大きな目的としている。
一方でベニテス監督は月給100万ポンド(約1億3000万円)のサラリーに魅力を感じたことは事実であるものの、それと同時に同クラブにタイトルをもたらすことを真剣に求めているという。
ただ、サラリーキャップの導入や名門クラブの既得権を守るための様々な政治的問題など、新興クラブである大連人職業が広州恒大など強豪クラブと渡り合うことは困難であり、それがスペイン人指揮官の大きな不満に繋がっているようだ。
そのため、現在ベニテス監督はトップチームを残留に導くという、当初のタイトル獲得という大きな目標から考えると、不本意な仕事に挑みつつ、自身が去った後のためのインフラ構築に尽力している。
昨年には数名のスペイン人コーチを招き、アカデミーの指導にあたり、2億5000万ポンド(約340億円)をかけて建設されたトレーニング施設の監修にあたってきた。
そのクラブのレガシー構築の仕事には満足しながらも、肝心のトップチームでの苦戦に加え、新型コロナウイルスの影響により家族のいるイギリスとの間を自由に行き来出来なくなったことも、中国でのキャリアを続けるうえで大きなマイナスになるだろう。
現在60歳のベニテスだが、あと10年は指導者キャリアを続けられると考えているという。大連人職業との契約は2021年末までだが、仮に今シーズンに降格となった場合、それよりも早い時期に欧州へ帰還する可能性もあるかもしれない。
ラファエル・ベニテスの関連記事
中国スーパーリーグの関連記事
|
|
ラファエル・ベニテスの人気記事ランキング
1
終焉を迎えたレアル・マドリーのサイクル④~ベニテス体制プレイバック~
2018-19シーズン、レアル・マドリーは3月に入ると同時に全てのタイトルへの望みを絶たれた。2009年夏にフロレンティーノ・ペレス会長が2度目の就任を果たして以来、数々の栄光を手にしてきたクラブも、明確な後退を余儀なくされている。本稿では、このサイクルの軌跡を振り返っていく。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆ラファエル・ベニテス体制/2015</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190312_17_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>選手としてマドリーの下部組織で育ったベニテス監督は、指導者としてのキャリアもマドリーのコーチからスタートさせた。その後、バレンシアで2度のリーガエスパニョーラ制覇を成し遂げて頭角を現すと、リバプールではチャンピオンズリーグ(CL)も獲得。しかし、リバプール以降はなかなかファンが求めているタイトルには手が届かず、戦術家としての手腕を評価される反面、人心掌握に関しては懐疑的な目が向けられていた。 マドリーは、前年を主要無冠で終えていたものの、前任者のカルロ・アンチェロッティ前監督が選手やファンから高い評価を得ており、ベニテス監督は強い逆風の中で到着。監督交代の必要性に関してフロレンティーノ・ペレス会長への批判も聞こえる中、ベニテス監督には主要タイトルの獲得だけでなく、クラシコやダービーなど重要な試合で手腕をアピールする必要があった。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆基本フォーメーション[4-3-3]</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190312_17_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) CWS Brains, LTD.<hr></div>夏の移籍市場では、MFマテオ・コバチッチ、DFダニーロが大型補強となったほか、MFカゼミロをポルトからレンタルバック。反対に、MFサミ・ケディラやレジェンドGKイケル・カシージャスが退団し、左SBのバックアップを務めていたDFファビオ・コエントランもレンタルで放出された。 シーズン当初はMFイスコやMFベイルをトップ下に置き、MFトニ・クロースとMFルカ・モドリッチがボランチを務める攻撃的な[4-2-3-1]を多用していたが、次第に[4-3-3]にシフト。MFカゼミロをアンカーに配すバランス重視の形に落ち着き、内容に応じてMFコバチッチやMFハメス・ロドリゲス、FWヘセ・ロドリゲスといったバリエーション豊かなカードの投入で変化を付けた。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆Turning Point! ~国王杯での恥辱~</span> 開幕戦こそスポルティング・ヒホンと0-0で引き分けたものの、その後のベティス戦を5-0、エスパニョール戦を6-0で進むなど、ベニテス監督の船出は順調だった。しかし、11月に入ってリーガでセビージャに2-3で敗北すると、翌節で宿敵バルセロナにも0-4で完敗。アンチェロッティ前監督解任で燻っていた不満が表面化し始めた。 さらに、ベニテス・マドリーはコパ・デル・レイ4回戦のカディス戦で出場停止処分中だったMFデニス・チェリシェフを起用してしまい、屈辱の失格処分。年末には、ベニテス監督の名前がコールされた際にホームスタンドからブーイングが飛ぶ状態となり、監督交代を行ったペレス会長の解任も叫ばれた。 そして、クラシコ大敗後にペレス会長が緊急記者会見でベニテス監督の続投を表明していたのも空しく、2016年1月4日に解任が発表されている。<hr>▽ラファエル・ベニテス 【在任期間】 0.5シーズン(2015/6/3~2016/1/4) 【戦績】 公式戦25試合17勝5分け3敗 チャンピオンズリーグ:グループステージ突破※解任時点 リーガエスパニョーラ:3位(勝ち点37)※第18節終了時点 コパ・デル・レイ:ベスト32※規約違反により失格 【主な獲得選手】 MFマテオ・コバチッチ、MFルーカス・バスケス、DFダニーロ 【主な放出選手】 FWハビエル・エルナンデス、MFサミ・ケディラ、MFアシエル・イジャラメンディ、DFファビオ・コエントラン、GKイケル・カシージャス 2019.03.12 18:00 Tue2
アンチェロッティに去られたエバートン、後任としてリヨン退任の指揮官に関心?
エバートンが前リヨンの指揮官であるルディ・ガルシア氏(57)の招へいに関心を示しているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 エバートンは2019年12月からカルロ・アンチェロッティ監督(62)が指揮をとっていたが、ジネディーヌ・ジダン監督(48)が今シーズン限りで去ることになったレアル・マドリーが、後任として同監督にオファーを提出。イタリア人指揮官がこれを受け入れ1日に退任したことで、エバートンは突如として指揮官の地位が空白になっている。 エバートンは後任候補として、まずは今季限りでウォルバーハンプトンを退任したヌーノ・エスピリト・サント監督(47)に接触。しかし、金銭面やコーチングスタッフとの契約面が原因で合意には至らなかったようだ。 その他の候補として、リバプールでの指揮経験を持つラファエル・ベニテス氏(61)や、かつてマンチェスター・シティ、ウェストハムを率いた経験を持つベティスのマヌエル・ペジェグリーニ監督(67)、リールのクリストフ・ガルティエ監督(54)、ブライトンのグレアム・ポッター監督(46)、ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督(47)の名前が挙がっている。 こうした状況のなか、フランス『レキップ』によると今季限りでリヨンを退団したガルシア氏も、エバートンの候補リストの1人に名を連ねているようだ。 ガルシア氏はこれまでリール、ローマ、マルセイユ、リヨンなどの指揮官を歴任。リールではクラブに1955年ぶりのタイトルをもたらすなど手腕を発揮したほか、リヨンでは2019-20シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でマンチェスター・シティを破り、ベスト4進出を成し遂げた。 エバートンとガルシア氏の交渉はまだ初期の段階と報じられており、指揮官就任に向け、今後の進展が注目されている。 2021.06.11 17:43 Fri3
PKキッカーを巡ってひと悶着起こしたリシャルリソン「俺は3年待った」と主張
エバートンのブラジル代表FWリシャルリソンがPKキッカーを巡って起きたひと悶着について自身の考えを明かした。『ESPN』が伝えている。 エバートンは28日、プレミアリーグ第3節でブライトン&ホーヴ・アルビオン戦とアウェイで対戦。1-0で迎えた58分にPKを獲得し、追加点を奪う絶好の機会を得た。 ここでリシャルリソンがボールを持ってスポットへ向かうが、本来のキッカーはイングランド代表FWドミニク・キャルバート=ルーウィンだったようで、最終的にはチームメイトの説得もあり、リシャルリソンはキッカーを譲っていた。 試合後にはラファエル・ベニテス監督が「試合前に話をしたが、PKが2つあった場合、最初のPKはドミニク(・キャルバート=ルーウィン)、2番目はリシャルリソンだと伝えていた」と決まりを明かしていた。 ただ、リシャルリソンは自身のインスタグラムのストーリーズで「知らない人のために。ここにはヒエラルキーがあり、俺は自分の番が来るのを3年待った」と綴っており(エバートンに加入したのが2018年)、今なお蹴りたい思いが強いようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ブライトンvsエバートンのハイライト(1:50~)</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/4tQcvpRPIWY" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> 【写真】なだめられるリシャルリソンの鬼の形相 <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Surreal: Everton win penalty. Richarlison grabs ball, refuses to hand it to designated penalty taker Calvert Lewin. Everton players have to beg him to give it up. Iced by own player, DCL still converts. Richarlison celebrates angrily like Itchy & Scratchy combined in human form <a href="https://t.co/0VmCep3s5c">pic.twitter.com/0VmCep3s5c</a></p>— roger bennett (@rogbennett) <a href="https://twitter.com/rogbennett/status/1431638249735327750?ref_src=twsrc%5Etfw">August 28, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.08.31 21:05 Tue4
ハメス・ロドリゲスのアル・ラーヤン移籍が正式決定! 完全移籍での加入に
カタールのアル・ラーヤンは22日、エバートンからコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(30)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約に関する詳細は明かされていない。 昨夏、レアル・マドリーやバイエルンでプレーした頃の恩師であるカルロ・アンチェロッティ監督との深い結びつきもあり、エバートン入りしたハメス。プレミアリーグ初挑戦となった中、ケガもありながら公式戦26試合の出場で6得点9アシストの活躍を披露した。 だが、今季からアンチェロッティ監督のマドリー復帰が決まり、後任にラファエル・ベニテス監督が就くと、一転して構想外に。ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)抵触の恐れがあるエバートンは高給取りのハメス売却に前向きだが、移籍先が決まらずにいた。 そういった中、ハメスはヨーロッパでのキャリアを一先ず終え、来年のワールドカップ開催地でもあるカタール行きを選択することになった。 なお、アル・ラーヤンは元フランス代表DFのローラン・ブラン氏が指揮官を務め、同僚にはハメスと同じポルトで活躍したアルジェリア代表MFヤシン・ブラヒミが在籍している。 <span class="paragraph-title">【動画】アル・ラーヤンが加入を発表</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ca" dir="ltr">Bienvenido <br>Welcome <br>مرحبًا <a href="https://twitter.com/jamesdrodriguez?ref_src=twsrc%5Etfw">@jamesdrodriguez</a> <a href="https://t.co/Als0VqEqxD">pic.twitter.com/Als0VqEqxD</a></p>— AlRayyanSC (@AlrayyanSC) <a href="https://twitter.com/AlrayyanSC/status/1440699341287550985?ref_src=twsrc%5Etfw">September 22, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2021.09.23 01:51 Thu5
