レスターが19歳の逸材CBフォファナ獲得を発表!

2020.10.02 21:59 Fri
Getty Images
レスター・シティは2日、サンテチェンヌからフランス人DFヴェスレイ・フォファナ(19)を獲得したことを発表した。契約は5年となる。

フォファナは190cmの恵まれた体躯とパワー、スピードに長けたアスリート型のセンターバック。昨年5月のニース戦でトップチームデビューを果たし、昨季は公式戦24試合に出場した。

今シーズンもリーグ・アンで4試合に出場していたが、『レキップ』によれば、基本移籍金3500万ユーロ(約43億4000万円)+ボーナス500万ユーロ(約6億2000万円)の総額4000万ユーロ(約49億6000万円)でレスターが完全移籍に漕ぎ着けたようだ。
4日に行われるプレミアリーグ第4節のウェストハム戦で早くもデビューが期待されている19歳は、クラブ公式サイトで加入の喜びを語っている。

「ここに来られて本当に嬉しいよ。このクラブがプレミアリーグで優勝しトップクラブの仲間入りした頃からよく試合を見てたんだ。ここにいる選手たちや監督からいろんなことを学ぶことになるだおう。それが僕がここに来た主な理由の一つだ。とても楽しみだよ」
なお、上述の移籍金だった場合、サンテチェンヌでは今夏にアーセナルがU-21フランス代表DFウィリアム・サリバの獲得時に支払ったとされる移籍金3000万ユーロ(約37億円)を抜き、クラブ史上最高額の売却額となる。

ヴェスレイ・フォファナの関連記事

チェルシーのフランス代表DFヴェスレイ・フォファナの今シーズンが一足早く終了することになった。 チェルシーは5日、フォファナがハムストリングの手術を受けたことを明かした。 離脱期間に関しては「今後数週間にわたりコブハムでクラブのメディカルスタッフとともにリハビリを受ける予定」とのみ伝えているが、今季中の復帰 2025.04.06 18:30 Sun
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が、フランス代表DFヴェスレイ・フォファナ、ベルギー代表MFロメオ・ラヴィアの状態を明かした。 6日にプレミアリーグ第31節でブレントフォードと対戦するチェルシー。3日に行われた第30節のトッテナム戦は1-0で勝利を収め、4位をキープしている。 トッテナム戦も欠場していた2 2025.04.04 22:50 Fri
チェルシーは、アーセナル戦でのフランス代表DFヴェスレイ・フォファナに対する、ソーシャルメディア上での人種差別的虐待を強く非難した。 フォファナは16日に行われたプレミアリーグ第29節のアーセナル戦(0-1●)に先発出場。このダービーにおいてフォファナは幾つか危険なファウルを犯しており、退場のリスクがあったとみな 2025.03.18 18:00 Tue
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督は、負傷者の多くが復帰に向かっていることを明かした。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。 今シーズンは波の激しいシーズンを送っているチェルシー。昨年12月にはプレミアリーグで2位につけるなど好調を維持していたが、年末に突入したあたりから失速しはじめ、現在は5位とし烈 2025.03.06 16:10 Thu
負傷中だったチェルシーのフランス代表DFヴェスレイ・フォファナが、個人練習を開始したとのことだ。 フォファナはセンターバックと右サイドバックを主戦場としつつ、チームの主力として活躍。サスペンションで欠場となった1試合を除きリーグ戦12試合に出場していたが、12月に行われたプレミアリーグ第13節のアストン・ビラ戦で 2025.01.22 17:10 Wed

レスター・シティの関連記事

リバプールのアルネ・スロット監督が、プレミアリーグ優勝の可能性がある20日のプレミアリーグ第33節、レスター・シティ戦へあくまで平常心で臨む構えだ。 首位のリバプールは前節、ウェストハムとのホームゲームを2-1で勝利。残り6試合で2位以下との勝ち点差は「13」に広がり、今節の結果次第で5シーズンぶりのプレミアリー 2025.04.19 23:00 Sat
2024-25シーズンの2度の移籍期間で最も代理人手数料を支払ったクラブが判明した。その金額は6038万4449ポンド(約114億2000万円)とのことだ。 シーズンも佳境に迫る中、イングランドサッカー協会(FA)は2024年2月2日から2025年2月3日までの期間で、FAに登録されているクラブおよびサッカーエー 2025.04.15 15:40 Tue
プレミアリーグ第32節、ブライトン&ホーヴ・アルビオンvsレスター・シティが12日にアメックス・スタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。なお、ブライトンのMF三笘薫は負傷欠場となった。 前節、クリスタル・パレスに1-2で敗れてリーグ連敗となった9位のブライトン。今節は8連敗で19位に低迷するレスター相手に公 2025.04.13 01:06 Sun
プレミアリーグで1人だけ胸スポンサーなしのユニフォームを着てプレーする選手が現れた。 7日に行われたプレミアリーグ第31節のレスター・シティvsニューカッスル・ユナイテッドの一戦。試合は0-3でニューカッスルが勝利し、レスターは8連敗となった。 そんな中、74分から途中出場したジェレミー・モンガに異変があっ 2025.04.08 21:30 Tue
プレミアリーグで不名誉な記録に名を残すこととなってしまったレスター・シティのルート・ファン・ニステルローイ監督だが、クラブと来シーズンの編成について協議を求めているようだ。 レスターは2日、プレミアリーグ第30節でマンチェスター・シティと対戦し2-0で敗戦。シーズン2度目の7連敗となり、降格圏の19位に位置してい 2025.04.04 14:45 Fri

プレミアリーグの関連記事

アストン・ビラのイングランド代表FWオリー・ワトキンスがウナイ・エメリ監督の起用法に不満を爆発させている。 ワトキンスは19日にホームで行われたプレミアリーグ第33節ニューカッスル戦に先発。開始33秒に電光石火弾を決めてチームの4-1の快勝劇に貢献していた。 このゴールによりプレミアリーグ通算74ゴールとし 2025.04.20 10:30 Sun
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が19日にアウェイで行われ、2-0で勝利したプレミアリーグ第33節エバートン戦を振り返った。 前節クリスタル・パレス戦を5発逆転勝利とした5位シティ。チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内キープを目指す中、エバートンの堅守に苦戦するも終盤にDFニコ・オライリーと 2025.04.20 09:30 Sun
ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が、プレミアリーグでのキャリアハイを達成した。 19日、プレミアリーグ第32節でブライトンはアウェイでブレントフォードと対戦した。 負傷により前節を欠場していた三笘はこの試合はベンチスタートに。試合は前半に1点ずつを取り合うと、後半は序盤に連続失点となり3- 2025.04.20 07:45 Sun
プレミアリーグ第33節、エバートンvsマンチェスター・シティが19日にグディソン・パークで行われ、アウェイのシティが0-2で勝利した。 チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内ギリギリの5位に位置するシティは、13位のエバートン相手に連勝を目指した。前節はクリスタル・パレス相手に2点の先行を許したが、デ・ブライネの圧 2025.04.20 01:55 Sun
プレミアリーグ第33節、ブレントフォードvsブライトン&ホーヴ・アルビオンが19日にGtechコミュニティ・スタジアムで行われ、ホームのブレントフォードが4-2で勝利した。なお、ブライトンのMF三笘薫は65分から途中出場した。 リーグ4戦未勝利で10位転落のブライトンは11位のブレントフォードとのアウェイゲームで 2025.04.20 01:22 Sun

ヴェスレイ・フォファナの人気記事ランキング

1

人種差別チャント問題で物議もエンソ・フェルナンデスがチェルシー副主将に任命

アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスがチェルシーの副キャプテンに任命される見込みだ。イギリス『タイムズ』が報じている。 2023年1月にベンフィカから鳴り物入りでの加入となったエンソ・フェルナンデス。以降はピッチ内で中盤の絶対的な主力に君臨し、優れたゲームオーガナイズに加えて闘争心溢れるプレーでチームを支えている。 その一方で、アルゼンチン代表としてコパ・アメリカ2024制覇後、優勝を喜ぶバスの車内でフランス代表の選手たちに対する人種差別的な内容のチャントを歌ってしまった上、SNSで拡散したことで大きな物議を醸した。 その後、SNSを通じた謝罪と共にクラブ復帰後は憤りを示したフランス代表DFヴェスレイ・フォファナらフランス人の同僚らへの謝罪も行い、ひとまずクラブ内において問題解決となった。 とはいえ、ファンの一部からは依然として拒否反応もあり、新シーズン開幕に向けて同選手を巡る状況は懸念材料となっている。 そんななか、エンツォ・マレスカ監督は渦中のアルゼンチン代表MFをイングランド代表DFリース・ジェームズに次ぐ副キャプテンに任命するようだ。 昨シーズンまでチームを指揮していたマウリシオ・ポチェッティーノ前監督は、プレミアリーグの主審としっかりと英語で意思疎通が図れることを重視し、中心選手だったエンソにゲームキャプテンの役割を与えず。ジェームズ不在時はイングランド代表MFコナー・ギャラガー、同DFベン・チルウェルを副キャプテンに据えていた。 ただ、ギャラガーはアトレティコ・マドリー移籍が決定的となり、チルウェルに関しては現時点で左サイドバックのポジションで序列を落としており、仮に副キャプテンを任せるとすれば、生え抜きのイングランド代表DFレヴィ・コルウィル、エースの同MFコール・パーマー辺りが候補となる。 なお、マレスカ監督は先日のレアル・マドリー戦後、試合中にジェームズからエンソにキャプテンのアームバンドが手渡されたことに対して。「彼は重要なプレーヤーの一人。リースを交代させたとき、彼は『ブレスレット』をエンソに渡した。これは、エンソがチーム内で尊敬されていることを示している」と、同選手がチームリーダーに相応しい存在であると語っていた。 2024.08.09 15:53 Fri
2

チェルシーの2選手が欠場へ、マレスカ監督が負傷に悩む3名について「主な目標は、彼らを健康に保つこと」

チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が、フランス代表DFヴェスレイ・フォファナ、ベルギー代表MFロメオ・ラヴィアの状態を明かした。 6日にプレミアリーグ第31節でブレントフォードと対戦するチェルシー。3日に行われた第30節のトッテナム戦は1-0で勝利を収め、4位をキープしている。 トッテナム戦も欠場していた2選手だが、マレスカ監督はブレントフォード戦も欠場すると明かした。 「ヴェス(ヴェスレイ・フォファナ)は数日前から筋肉に問題を抱えており、さらなる検査を待っている」 「日曜日の試合では、ロメオは欠場する。今シーズンのロメオの試合数を昨シーズンの試合数と比べると、すでに進歩している。ただ、ロメオの目標は、できるだけ彼の体調を維持し、来シーズンは今シーズンよりも多くの試合に出場することだ」 また、トッテナム戦で途中出場となったイングランド代表DFリース・ジェームズについても言及。無理をさせることはしたくないと語り、前述の2人と共に健康体を維持することが大事だとした。 「我々はリース(・ジェームズ)にも同じことをしようとしている。同じではないが、似たような状況だ。リースは(スパーズ戦で)ベンチだった。彼は我々の最高の選手の1人だが、彼をケアしようとベンチにいた」 「現時点では彼が3日ごとにプレーすることはできないことは分かっている。できればすぐにそうなることを願っている。ただ、彼とロメオ、ヴェスにとっての主な目標は、彼らを健康に保つことだ。彼らが我々にとってどれほど重要であるかを知っているからだ」 2025.04.04 22:50 Fri
3

ケガや不調に中東移籍…2023-24シーズンに市場価値を最も下げたのは…

23-24シーズンに市場価値を最も下げたのは…イタリア『カルチョメルカート』がまとめる。 ブンデスリーガではレバークーゼンが34試合無敗での初優勝、セリエAはインテルが盤石の強さでスクデット奪還、三つ巴の争いとなったプレミアリーグは“結局”マンチェスター・シティが4連覇などなど、今季も最後まで目が離せなかった欧州のトップリーグ。 その中で、ジュード・ベリンガム(レアル・マドリー)やラミン・ヤマル(バルセロナ)のように価値・評価をぐんぐん高めた選手がいれば、ケガや不調などで価値を落とした選手も。 アマチュアも含めた全世界のサッカーを網羅し、ありとあらゆるデータを収集する『Transfermarkt』によると、23-24シーズンの1年間で最も市場価値を落としたフットボーラーは、マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表MFアントニー(24)だった。 下落額は3500万ユーロ(約60.6億円)で、現市場価値は2500万ユーロ(約43.3億円)。ユナイテッド加入2年目も目立った活躍ができず、序列を1年目より下げた格好だ。 2位は、同じく3500万ユーロ下落も、下げ幅がアントニーよりは小さかったパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWランダル・コロ・ムアニ(25)。昨夏PSG入りした現役レ・ブルー戦士だが、1年目は公式戦44試合12得点と期待外れに終わっていた。 ◆市場価値を落とした選手10人 1位 アントニー(ユナイテッド) 下落額:3500万ユーロ(約60.6億円) 現市場価値:2500万ユーロ(約43.3億円) 2位 コロ・ムアニ(PSG) 下落額:3500万ユーロ(約60.6億円) 現市場価値:4500万ユーロ(約77.9億円) 3位 ヴェスレイ・フォファナ(チェルシー) 下落額:3000万ユーロ(約51.9億円) 現市場価値:2500万ユーロ(約43.3億円) 4位 ネイマール(アル・ヒラル) 下落額:3000万ユーロ(約51.9億円) 現市場価値:3000万ユーロ(約51.9億円) 5位 ピエール=エミール・ホイビュア(トッテナム) 下落額:2700万ユーロ(約46.7億円) 現市場価値:1800万ユーロ(約31.1億円) 6位 ジョアン・カンセロ(バルセロナ) 下落額:2500万ユーロ(約43.3億円) 現市場価値:2500万ユーロ(約43.3億円) 7位 メイソン・マウント(ユナイテッド) 下落額:2500万ユーロ(約43.3億円) 現市場価値:3500万ユーロ(約60.6億円) 8位 リース・ジェームズ(チェルシー) 下落額:2500万ユーロ(約43.3億円) 現市場価値:4000万ユーロ(約69.3億円) 9位 ジョシュア・キミッヒ(バイエルン) 下落額:2500万ユーロ(約43.3億円) 現市場価値:5000万ユーロ(約86.6億円) 10位 マルコ・ヴェッラッティ(アル・アラビ) 下落額:2200万ユーロ(約38.1億円) 現市場価値:1800万ユーロ(約31.1億円) 2024.07.01 16:45 Mon
4

ムバッペは2カ月連続で招集外、フランス代表が発表! カンテやラビオは復帰【UEFAネーションズリーグ】

フランスサッカー連盟(FFF)は7日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25に臨むフランス代表メンバー23名を発表した。 ディディエ・デシャン監督が率いるフランス。UNLはリーグA・グループ2に入っており、4試合を終えて3勝1敗となっている。 今回のメンバーには、リールの正守護神でもあるGKリュカ・シュヴァリエを初招集。また、MFエンゴロ・カンテ(アル・イテハド)、MFアドリアン・ラビオ(マルセイユ)が復帰した。 また、FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)は10月に続いて招集外となった他、ケガのMFオーレリアン・チュアメニ(レアル・マドリー)も招集外となっている。 その他、DFウィリアム・サリバ(アーセナル)、MFマテオ・ゲンドゥージ(ラツィオ)、FWマイケル・オリーズ(バイエルン)、FWウスマーヌ・デンベレ(パリ・サンジェルマン)などを招集。 フランスは14日にホームでイスラエル代表と、17日にアウェイでイタリア代表と対戦する。 今回発表されたフランス代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆フランス代表メンバー23名</h3> GK リュカ・シュヴァリエ(リール) マイク・メニャン(ミラン/イタリア) ブライス・サンバ(RCランス) DF ジョナタン・クラウス(ニース) リュカ・ディーニュ(アストン・ビラ/イングランド) ヴェスレイ・フォファナ(チェルシー/イングランド) テオ・エルナンデス(ミラン/イタリア) イブラヒマ・コナテ(リバプール/イングランド) ジュール・クンデ(バルセロナ/スペイン) ウィリアム・サリバ(アーセナル/イングランド) ダヨ・ウパメカノ(バイエルン/ドイツ) MF エドゥアルド・カマヴィンガ(レアル・マドリー) マテオ・ゲンドゥージ(ラツィオ/イタリア) エンゴロ・カンテ(アル・イテハド/サウジアラビア) マヌ・コネ(ローマ/イタリア) アドリアン・ラビオ(マルセイユ) ウォーレン・ザイール=エメリ(パリ・サンジェルマン) FW ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン) ウスマーヌ・デンベレ(パリ・サンジェルマン) ランダル・コロ・ムアニ(パリ・サンジェルマン) クリストファー・エンクンク(チェルシー/イングランド) マイケル・オリーズ(バイエルン/ドイツ) マルクス・テュラム(インテル/イタリア) 2024.11.07 22:45 Thu
5

チェルシーDFフォファナがハムストリング手術…今季中の復帰絶望的に

チェルシーのフランス代表DFヴェスレイ・フォファナの今シーズンが一足早く終了することになった。 チェルシーは5日、フォファナがハムストリングの手術を受けたことを明かした。 離脱期間に関しては「今後数週間にわたりコブハムでクラブのメディカルスタッフとともにリハビリを受ける予定」とのみ伝えているが、今季中の復帰は絶望的となった。また、6月に控えるFIFAクラブ・ワールドカップ2025に関しても欠場の可能性が高そうだ。 今シーズンはセンターバックと右サイドバックを主戦場に、開幕からディフェンスラインの主力として活躍。サスペンションで欠場となった1試合を除き、開幕からのリーグ戦12試合に出場していたが、昨年12月に行われたアストン・ビラ戦でハムストリングを痛め、戦線離脱。 その後、先月初旬に行われた第28節レスター・シティ戦で戦列に復帰し、直後のアーセナル戦にも出場。しかし、インターナショナルマッチウィークの期間にケガが再発し、直近のトッテナム戦は欠場していた。 2025.04.06 18:30 Sun

レスター・シティの人気記事ランキング

1

三笘薫ベンチ外のブライトンが痛恨ドロー…8戦連続無得点で連敗中レスターに9戦ぶりゴールと勝ち点1を献上【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第32節、ブライトン&ホーヴ・アルビオンvsレスター・シティが12日にアメックス・スタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。なお、ブライトンのMF三笘薫は負傷欠場となった。 前節、クリスタル・パレスに1-2で敗れてリーグ連敗となった9位のブライトン。今節は8連敗で19位に低迷するレスター相手に公式戦5試合ぶりの勝利を目指した。パレス戦の接触プレーで痛めた三笘はベンチ外に。また、ファン・ヘッケのサスペンションに負傷者続出のセンターバックにはバレバがスクランブル起用となった。 立ち上がりから主導権を握ったホームのブライトン。7分にはショートカウンターからウェルベックのミドルシュート、9分にはアディングラの正確な左クロスをファーにフリーで走り込んだミンテが左足ワンタッチで合わすが、これを枠に流し込めない。 早い時間帯の先制点はならずも、左サイドのアディングラを起点にブライトンの攻勢が続いていく。最後のところでレスターの粘りの守備に手を焼いたが、前半半ば過ぎにゴールをこじ開ける。 27分、アディングラのボックス付近でのシュートがゴールカバーに入ったDFコーディの左手付近に直撃。オンフィールド・レビューの結果、ハンドでのPKが与えられると、キッカーのジョアン・ペドロがゴール左隅に流し込み、31分の先制点とした。 良い時間帯に先制し、この直後にも右からのクロスをファーで受けたアディングラに決定機が訪れるも、これを決め切れないブライトン。すると、序盤から唯一可能性を示していたフォクシーズの背番号10が魅せる。 38分、ダンクのコントロールミスを高い位置で奪ったカウンターからボックス左に抜け出したマヴィディディ。カットインからの右足シュートはダンクにブロックされたが、跳ね返りを今度は左足でシュートすると、GKフェルブルッヘンの手をはじいてゴールネットに吸い込まれ、チームにとってリーグ9戦ぶりとなるゴールが生まれた。 余裕と思われた展開のなかでミス絡みで追いつかれたホームチームはすぐさま攻勢を強める。その流れでジョアン・ペドロの裏抜けからのシュートやオライリーが右ポスト直撃の決定的なシュートを放ったが、前半のうちに勝ち越しゴールを奪うことはできなかった。 それでも、後半も押し込む展開を続けると、54分にはボックス内でオライリーとDFトーマスが交錯。オンフィールド・レビューの結果、手をかけて引き倒したとの判定でブライトンにこの試合2本目のPKが与えられる。これをキッカーのジョアン・ペドロがゴール右上隅に突き刺し、今季10点目とした。 一方、再び追う展開となったレスターは61分に3枚替えを敢行。ヴァーディらを下げてダカやスキップといった選手をピッチに送り出す。この交代によってアウェイチームがこの試合で初めて攻勢を仕掛けると、74分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でキッカーのエル・カンヌスがボックス左に落としたボールをオコリがダイビングヘッドでゴール右隅に流し込み、同点に追いついた。 失点前に投入したディエゴ・ゴメス、マーチに続いて失点後にはグルダをピッチに送り出したブライトンだが、途中投入の選手がなかなか試合に入り切れず、守勢を撥ね返せない。それでも、87分にボックス左でエル・カンヌスに打たれた決定的なシュートはGKフェルブルッヘンが指先でコースを変えて右ポストを叩いて事なきを得た。 どちらにも勝ち点3のチャンスがある拮抗した最終盤の攻防ではブライトンがより押し込む展開となったが、ボックス内でのウェルベックのヘディングシュートもグルダのボレーシュートも劇的勝ち越しゴールとはならず。 この結果、8戦連続無得点で8連敗中だったレスターにゴールと勝ち点1を献上したブライトンは、痛恨ドローで公式戦5試合未勝利となった。 ブライトン 2-2 レスター・シティ 【ブライトン】 ジョアン・ペドロ(前31[PK]、後10[PK]) 【レスター・シティ】 ステフィー・マヴィディディ(前38) カレブ・オコリ(後29) 2025.04.13 01:06 Sun
2

今季のプレミアで最も代理人に手数料を支払ったのはチェルシー、2度の移籍期間で114.2億円

2024-25シーズンの2度の移籍期間で最も代理人手数料を支払ったクラブが判明した。その金額は6038万4449ポンド(約114億2000万円)とのことだ。 シーズンも佳境に迫る中、イングランドサッカー協会(FA)は2024年2月2日から2025年2月3日までの期間で、FAに登録されているクラブおよびサッカーエージェントの最新の支払い金額を公表した。 最も代理人に手数料を支払っていたのはチェルシー。トッド・ベーリー氏がオーナーになってから多額の資金を補強に投じている中、2024年夏にポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(現ミラン)やFWペドロ・ネト、MFキーナン・デューズバリー=ホールらを補強し、6038万4449ポンド(約114億2000万円)を支払っている。 2位はマンチェスター・シティで5212万6339ポンド(約98億5700万円)。FWサヴィオやFWオマル・マーモウシュ、MFニコラス・ゴンサレス、DFアブドゥコディル・クサノフなどを獲得している。 3位はマンチェスター・ユナイテッドで3302万2197ポンド(約62億4300万円)を支払っており、DFレニー・ヨロ、FW ジョシュア・ザークツィー、DFマタイス・デ・リフトなどを獲得していた。 プレミアリーグの20クラブの総額では4億913万7387ポンド(約773億5000万円)を代理人に支払っているという。 なお、この数字は数字が公表され始めてから初めての減少になったとのことだ。 チャンピオンシップ(イングランド2部)では日本代表MF田中碧が所属するリーズ・ユナイテッドが1位となり、1883万6447ポンド(約35億6200万円)となった。なお2位のバーンリーは530万5608ポンド(約10億円)となっており、3倍以上の金額を投資していた。 <span class="paragraph-title">【データ】2024-25シーズン代理人手数料ランキング</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/plclub2024-25.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <table style="max-width:100%;background-color: #dfdfdf;"> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 順位 </td> <td style="font-size:0.8em; "> チーム名 </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; "> 金額 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 1位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> チェルシー </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 6038万4449 / 約114億2000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 2位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> マンチェスター・シティ </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 5212万6339 / 約98億5700万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 3位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> マンチェスター・ユナイテッド </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£3302万2197 / 約62億4300万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 4位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> アストン・ビラ </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 2507万7873 / 約47億4000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 5位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ニューカッスル </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 2436万6737 / 約46億500万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 6位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> アーセナル </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 2279万1917 / 約43億800万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 7位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> リバプール </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 2083万5652 / 約39億4000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 8位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ウェストハム </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1901万9377 / 約35億9600万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 9位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> トッテナム </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1842万9639 / 約34億8400万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 10位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ブライトン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1655万3102 / 約31億3000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 11位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ボーンマス </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1642万5116 / 約31億500万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 12位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ブレントフォード </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1476万2657 / 約27億9000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 13位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ウォルバーハンプトン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1350万560 / 約25億5200万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 14位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ノッティンガム・フォレスト </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1299万1664 / 約24億5600万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 15位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> フルアム </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1275万1674 / 約24億1000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 16位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> クリスタル・パレス </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1195万2031 / 約22億6000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 17位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> レスター・シティ </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 982万4219 / 約18億5700万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 18位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> エバートン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 915万6995 / 約17億3100万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 19位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> サウサンプトン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 890万718 / 約16億8300万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 20位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> イプスウィッチ・タウン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 626万4471 / 約11億8500万円 </td></tr> </table> 2025.04.15 15:40 Tue
3

プレミアリーグで1人だけ無地のユニフォーム、レスターでデビューしたMFの驚くべき理由

プレミアリーグで1人だけ胸スポンサーなしのユニフォームを着てプレーする選手が現れた。 7日に行われたプレミアリーグ第31節のレスター・シティvsニューカッスル・ユナイテッドの一戦。試合は0-3でニューカッスルが勝利し、レスターは8連敗となった。 そんな中、74分から途中出場したジェレミー・モンガに異変があった。 登場するモンガは無地のユニフォームで登場。他の選手とは異なり、胸スポンサーの「BC.GAME」のロゴがないユニフォームでピッチに立つこととなった。 その理由はモンガの年齢。モンガは15歳271日でのプレミアリーグデビューに。これは2022年9月にアーセナルのMFイーサン・ヌワネリが15歳181日でデビューしたのに続いて、プレミアリーグ2番目の若さでのデビューとなった。 「BC.GAME」は、オンラインの暗号通貨ゲームプラットフォームであり、プレミアリーグでは賭博法の見直しにより、2020年以降は18歳未満の選手がベッティング関係のスポンサーが入ったユニフォームの着用を禁じている。 15歳のモンガが着用することは当然不可能。そのため、他の選手とは異なる無地のユニフォームでの登場となった。 レスターのルート・ファン・ニステルローイ監督は「彼の素晴らしい資質の片鱗が見られた。彼は素晴らしいウインガーで、スピードもある」と評価。「素晴らしい才能の持ち主で、素晴らしい少年だ。彼はこの出場時間に値するし、願わくば、今後も出場時間が増えるはずだ」と、今後も起用する可能性を示唆した。 2025.04.08 21:30 Tue
4

今節優勝の可能性もスロット監督は通常通りを強調「自分たちで影響を与えられる試合だけに注力していく」

リバプールのアルネ・スロット監督が、プレミアリーグ優勝の可能性がある20日のプレミアリーグ第33節、レスター・シティ戦へあくまで平常心で臨む構えだ。 首位のリバプールは前節、ウェストハムとのホームゲームを2-1で勝利。残り6試合で2位以下との勝ち点差は「13」に広がり、今節の結果次第で5シーズンぶりのプレミアリーグ制覇を達成することになる。 数時間前に試合を行う2位のアーセナルの対戦相手は18位のイプスウィッチ・タウンと、敗戦の可能性は低いものの、優勝まで秒読み段階となった19位チームとのアウェイゲームに向けてオランダ人指揮官は現在の心境を語っている。クラブ公式サイトが会見コメントを伝えている。 「(今節優勝の可能性)全くそのことについては考えていない。いつものように、私の考えはレスターと自分たちのチームのこと。つまり、どのように改善できるか、何を改善できるかということだ。ウェストハム戦の前半はあまり改善できなかったが、後半はより改善できる点がたくさんあった。したがって、今週初めからその点に力を入れてきたし、今はレスター戦に向けて取り組んでいる。一試合一試合、自分たちで影響を与えられる試合、つまりレスター戦に注力していくつもりだ」 さらに、会見に出席した記者から「近い将来」の優勝は想像できるかとの質問に対してもスロット監督は、「正直に言うと、ノーだ」と一切の緩みを見せない。 「信じてもらえるかわからないが、正直に答えるよ。私は人生を通して、その瞬間、その日その日を生きている。過去を振り返ることも、未来を見ることもあまりない。というのも、私はそういう人間だからだ」 「以前のクラブで成し遂げたことを常に振り返るようなタイプではない。フットボールの世界では、これもまた非常に難しいことだ。『楽しもう、これまでの道のりを全部楽しもう』とよく言われるが、監督として考えているのは『週末にも試合がある。それに勝たなければならないし、次の試合も勝たなければならないし、その次の試合も勝たなければならない』ということだけだ。だから、もしかしたらそれが理由のひとつかもしれない。私はすでにフットボールの世界で長く仕事をしており、一日一日を生き、日々影響を与えようと努力することに慣れてしまっているんだ」 指揮官の考え方は別として、優勝が間近に迫っていることは疑いのない事実だ。また、シーズン中盤にはシーズン4冠の可能性があったものの、選手層や指揮官のやや偏った起用法の弊害もあり、リーグを除くコンペティションは志半ばで敗退となっており、来季にはクラブとしても複数タイトルへのバックアップが想定されるところだ。 そんななか、今夏の“ビッグサマー”の可能性について問われた指揮官はいずれも退団の可能性があったFWモハメド・サラー、DFヴィルヒル・ファン・ダイクの残留に触れ、すでに重要な補強ができたと自身の考えを語っている。 「リバプールのようなクラブでは、常にビッグサマーが訪れると思っている。そして今、既にビッグサマーと言えるはずだ。選手たちはメディアの情報を全て追っているわけではないだろうし、私もそうだ。しかし、私がここで毎回感じているのは、『彼らを引き留められるか?』という大きな課題があったということだ」 「モハメド・サラーとファン・ダイクの2選手を引き留めたことで、既にビッグサマーと言える。残りの夏がどうなるか、見守っていこう。しかし、今になって今のチームに満足していないと言うのは奇妙だ。なぜなら、私は1年間そう言い続けてきたからだ。今のチームに満足しているし、もしこのチームを維持できれば、それだけでビッグサマーと言えるかもしれない」 続けて「現状維持は後退」との指摘に対しても「今の我々のクオリティ、そして今シーズンのクオリティを考えれば、必ずしも(大型補強は)必要ではない。今週、ニューカッスルがどれほど優れたチームであるかを目の当たりにした。彼らは現在3位だ。リーグカップ決勝で彼らが我々相手に素晴らしいプレーを見せたことは、もはや驚きではない。パリ・サンジェルマンも好調だが、現在7位のアストン・ビラはパリ・サンジェルマンに勝てる力があることを示した。我々は素晴らしいリーグにいる!」と、補強の有無に関わらず、国内での戦いは継続して勝つことが難しいリーグだと主張している。 2025.04.19 23:00 Sat
5

【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.48 誰もが驚き、賞賛した“ミラクル・レスター”/レスター・シティ[2015-16]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.48</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2015-2016シーズン/レスター・シティ ~“ミラクル・レスター”~</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2015-16leicester.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:クラウディオ・ラニエリ 獲得タイトル:プレミアリーグ 攻撃力7:★★★★★★★☆☆☆ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント7:★★★★★★☆☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">目標は残留のはずだったが…</div> レスター・シティが躍進したこのシーズンの1年前、2014-15シーズンに11年ぶりのプレミアリーグに復帰したが、前半戦を終えて最下位に終わり、降格間違いなしといわれていた。ところが、当時のナイジェル・ピアソン監督率いるレスターは、後半戦に8戦7勝1分を記録するなど巻き返しを見せ、「華麗なる脱出」を遂げていた。 1年での降格を免れたレスターだったが、その立役者であったピアソン監督をシーズン開幕直前に解任し、クラウディオ・ラニエリ監督を招へいした。就任後のラニエリ監督は、「目標は残留。勝ち点40を目指す」とコメント。すると、開幕後5戦を無敗で終えた後も、11月末に単独首位に躍り出たときも、その目標は変わらなかった。 それでも前半戦を2位で終えたとき、ラニエリ監督は初めて残留以外の目標を口にする。「上位を維持したい。前半戦で勝ち点39を積み上げたから、後半戦でも勝ち点40を目指す」。前代未聞となる目標の2倍を掲げ、いよいよ“優勝”が現実味を帯びていく。 『遅かれ早かれ彼らは失速するだろう』と思われながらも、後半戦も順調に勝ち点を重ねていったレスターは勝てば自力優勝が決まる36節のマンチェスター・ユナイテッド戦を引き分けるも、優勝を争うトッテナムも勝利を逃し、優勝が決定した。こうして開幕前優勝オッズ5001倍だったレスター・シティが「ミラクル・レスター」として後世に名を遺した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">噛み合った戦術とメンバー</div> ピアソン監督の解任を受けて今季開幕前にレスターの指揮官に就任したラニエリ監督に対して、当初は懐疑的な意見も出ていたが、見事な手腕で奇跡的な優勝に導いた。パス成功率やポゼッション率はリーグ最低クラスでも、選手たちの特長を生かすカウンター型の組織的なチームを構築した。 中でもサプライズとなったのは、フランス2部のカーンからレスター入りした小柄なフランス人MFエンゴロ・カンテだ。カンテは、開幕からの5試合のうち4試合がベンチスタートだった。しかし、そこからラニエリ監督の信頼を掴むと、不動のレギュラーとして君臨。驚異的なスタミナと圧倒的な運動量で“新たなマケレレ”と称されると、フランス代表にも定着。シーズン後にチェルシーへとステップアップした。 攻撃陣は、プレミア新記録の11戦連発を含む24ゴールを叩き出したジェイミー・ヴァーディと、17得点11アシストをマークしたリヤド・マフレズがチームの“飛車角”だった。 前線から守備のスイッチとなった岡崎慎司や、ヴァーディとのホットラインが光ったダニエル・ドリンクウォーターなど、ラニエリ監督はカウンター戦術の最適解となるイレブンを選び出した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FW:ジェイミー・ヴァーディ(28)</span> レスター・シティの絶対的エースとして君臨したヴァーディ。シーズン前には主力選手の1人に過ぎなかったヴァーディだが、このシーズンで完全に一皮向けた。 最終的にリーグ戦で24ゴール。11月には、ファン・ニステルローイ氏の記録を上回る11試合連続ゴールの新記録を樹立。PFA(イギリスプロフットボール選手協会)最優秀選手賞はマフレズに譲ったが、FWA(イギリスフットボール記者協会)選出の最優秀選手賞を受賞。イングランド代表としても活躍した。 2019.04.29 21:00 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly