首位・川崎Fが5連勝! 山根の鮮烈ボレー弾、小林&L・ダミアンの3戦連続ゴールで浦和に完勝《J1》
2020.09.20 21:40 Sun
明治安田生命J1リーグ第17節の浦和レッズvs川崎フロンターレが20日に埼玉スタジアム2002で行われ、0-3で川崎Fが勝利した。
前節の北海道コンサドーレ札幌戦を4-3で競り勝った暫定8位の浦和。その試合から岩武、青木、武藤、興梠に代えて山中、柏木、柴戸、レオナルドを起用し、ホームの地で首位撃破に挑んだ。
対するは王座奪還に独走態勢を築き上げている川崎F。前節のサンフレッチェ広島戦では5-1とここ数試合同様に破壊力を見せてきた。今節は山村、車屋、田中、旗手、レアンドロ・ダミアンに代えて谷口、登里、大島、家長、小林を起用し、5連勝を目指した。
日本代表を指揮する森保一監督が視察する中で始まった一戦は、立ち上がりからショートカウンターで互いにチャンスが訪れる。3分、フィールド中央でボール奪取した守田からの縦パスを小林が狙うも、これは精度を欠いてしまう。4分には浦和がチャンス。右サイドから杉本を経由して左サイド深くへ展開すると、これに駆け上がった山中がクロスを入れるが、ディフェンスに阻まれてしまった。
時間が進むにつれて川崎Fがボール支配率を高める。ブロックを敷く浦和にスペースを与えてもらえず、なかなか攻撃の形を作れていなかったが、37分に打開する。
それでも、選手層の厚い川崎Fは勢いが衰えない。50分、クロスのこぼれ球をボックス左で収めた齋藤からインスイングのクロスが入る。これに反応した小林が頭で合わせて3試合連続ゴールでリードを2点差とする。
2点ビハインドの浦和はこの状況で動く。53分にマルティノスと興梠、72分に長澤と武藤を投入し攻撃を活性化。マルティノスが右サイドに入ってタメを作れるようになると、78分にそのマルティノスがボックス左で交わしてシュートもGKチョン・ソンリョンに阻まれる。
集中を切らさない川崎Fは試合終了間際にダメ押し。守田のロングフィードを右サイド受けた家長がファーへ浮き球を送る。これに宮代がダイレクトシュートを放つとゴール前にこぼれ、最後にレアンドロ・ダミアンが押し込み、こちらも小林に続き3試合連続ゴールをマーク。結局、アウェイの川崎Fが完璧な試合運びを披露して3-0で勝利を飾り、連勝を「5」に伸ばした。
浦和レッズ 0-3 川崎フロンターレ
【川崎F】
山根視来(前37)
小林悠(後5)
レアンドロ・ダミアン(後45+2)
前節の北海道コンサドーレ札幌戦を4-3で競り勝った暫定8位の浦和。その試合から岩武、青木、武藤、興梠に代えて山中、柏木、柴戸、レオナルドを起用し、ホームの地で首位撃破に挑んだ。
対するは王座奪還に独走態勢を築き上げている川崎F。前節のサンフレッチェ広島戦では5-1とここ数試合同様に破壊力を見せてきた。今節は山村、車屋、田中、旗手、レアンドロ・ダミアンに代えて谷口、登里、大島、家長、小林を起用し、5連勝を目指した。
時間が進むにつれて川崎Fがボール支配率を高める。ブロックを敷く浦和にスペースを与えてもらえず、なかなか攻撃の形を作れていなかったが、37分に打開する。
脇坂のパスをボックス右で受けた家長はボックス中央へ鮮やかなループパス。これを山根が鮮烈ボレーでネットへ突き刺した。先制に成功した川崎Fだが、45分にアクシデント。大島が負傷交代となり、前半のうちにスクランブルで田中がピッチに立つこととなった。
それでも、選手層の厚い川崎Fは勢いが衰えない。50分、クロスのこぼれ球をボックス左で収めた齋藤からインスイングのクロスが入る。これに反応した小林が頭で合わせて3試合連続ゴールでリードを2点差とする。
2点ビハインドの浦和はこの状況で動く。53分にマルティノスと興梠、72分に長澤と武藤を投入し攻撃を活性化。マルティノスが右サイドに入ってタメを作れるようになると、78分にそのマルティノスがボックス左で交わしてシュートもGKチョン・ソンリョンに阻まれる。
集中を切らさない川崎Fは試合終了間際にダメ押し。守田のロングフィードを右サイド受けた家長がファーへ浮き球を送る。これに宮代がダイレクトシュートを放つとゴール前にこぼれ、最後にレアンドロ・ダミアンが押し込み、こちらも小林に続き3試合連続ゴールをマーク。結局、アウェイの川崎Fが完璧な試合運びを披露して3-0で勝利を飾り、連勝を「5」に伸ばした。
浦和レッズ 0-3 川崎フロンターレ
【川崎F】
山根視来(前37)
小林悠(後5)
レアンドロ・ダミアン(後45+2)
浦和レッズの関連記事
J1の関連記事
|
浦和レッズの人気記事ランキング
1
連敗中の浦和にさらなる打撃…DFホイブラーテンが右眼窩壁&鼻骨の骨折で全治4週間
浦和レッズは1日、DFマリウス・ホイブラーテンの負傷を報告した。 ホイブラーテンは9月28日に行われた明治安田J1リーグ第32節のヴィッセル神戸戦で、顔面を蹴られてしまい負傷交代。病院で精密検査を行った結果、右眼窩壁と鼻骨の骨折と診断されたとのことだ。1日に手術が行われ、全治まで約4週間の見込みとなっている。 ホイブラーテンは2023年に浦和へ加入すると、センターバックの主力に定着。今シーズンもチームの指揮官が交代となる中で、J1リーグ30試合、YBCルヴァンカップで2試合に出場していた。 2024.10.01 18:25 Tue2
C大阪が為田大貴のボレー弾でダービーに続く勝利! 浦和は最後まで1点遠く3連敗【明治安田J1第33節】
5日、明治安田J1リーグ第33節の浦和レッズvsセレッソ大阪が埼玉スタジアム2002で行われ、アウェイのC大阪が0-1で勝利した。 前節のヴィッセル神戸戦では1点が遠く、2連敗を喫した13位浦和。3試合ぶりの白星を目指す今節は、負傷したマリウス・ホイブラーテンと長沼洋一に代わり、佐藤瑶大と松尾佑介がスタメン入りした。 対する9位C大阪は3試合負けなし。2日に行われたガンバ大阪戦は1-0で勝利した。今節は大阪ダービーから中2日での一戦となったが、先発メンバーは変えず敵地に乗り込んでいる。 立ち上がりは主導権を争う拮抗した入りに。均衡を破ったのはセットプレーから。17分、C大阪が左CKを獲得すると、ルーカス・フェルナンデスがファーに高精度のクロス。為田大貴が右足ボレーで叩き込んだ。 オープニングシュートでこじ開けたC大阪。一方の浦和はボックス内でパスを受けた渡邊凌磨の反転ボレーで反撃に出る。 続いてC大阪はレオ・セアラがボックス内で倒されるがノーファウルの判定。ボックス手前からフェルナンデスの直接FKもあったが、GK西川周作の正面を突く。 なかなかゴール前を攻略できない浦和は、前半終了間際に立て続けのセットプレー。結局このチャンスも活かせないまま前半を終える。 互いに交代なしで迎えた後半は、同点を目指す浦和が積極的に前へ。しかし、C大阪も集中した守備で跳ね返していく。 アウェイチームは勝利を引き寄せる追加点も狙い、ボックス手前でセカンドボールに反応した奥埜博亮が左足一閃。ダイレクトシュートが枠内に飛ぶが、GK西川に掻き出される。 依然として決定機のない浦和は、途中出場の前田直輝がロングボールに抜け出すが、シュートはミートしきれずGKキム・ジンヒョンが余裕を持ってキャッチ。トップ下で先発の原口元気も下げ、中島翔哉、小泉佳穂の投入でテコ入れを図る。 さらに入れ替えながらようやくエンジンがかかり始めた浦和は、85分に決定機。するすると右ポケットへ侵入した関根貴大が折り返すと、ゴール前で小泉。C大阪DFのブロックに遭い、ネットは揺らせない。 結局C大阪が虎の子の1点を守りきり試合終了。アウェイチームが過密日程のなか4試合負けなしの2連勝を達成し、敗れた浦和は3連敗となった。 浦和レッズ 0-1 セレッソ大阪 【C大阪】 為田大貴(前17) <span class="paragraph-title">【動画】為田大貴の先制ボレー! L・フェルナンデスのキック精度も光る</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> ゴール動画 <br> 明治安田J1リーグ 第33節<br> 浦和vsC大阪<br> 0-1<br> 17分<br> 為田 大貴(C大阪)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/FPQZ4Q8sYm">pic.twitter.com/FPQZ4Q8sYm</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1842490072823943600?ref_src=twsrc%5Etfw">October 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.05 18:10 Sat3
J1神戸が顔面負傷の浦和DFホイブラーテンに謝罪…「1日も早い回復を心よりお祈りいたします」
ヴィッセル神戸は2日、浦和のDFマリウス・ホイブラーテンに謝罪したことを報告した。 ホイブラーテンは9月28日に行われた明治安田J1リーグ第32節のヴィッセル神戸vs浦和レッズの一戦にて、80分過ぎにMF佐々木大樹がボレーシュートのため高く振り上げた足に顔面を蹴られる形に。そのまま負傷交代となり、佐々木にはイエローカードが提示された。 その後、1日に浦和はホイブラーテンが右眼窩壁と鼻骨の骨折によって手術を受けたと発表。全治は約4週間の見込みと報告されている。 これを受けて、神戸は以下の声明を発表。ホイブラーテンにはすでに謝罪したと明かしつつ、フェアプレーとルール遵守に努めるとしている。 「9月28日(土)にノエビアスタジアム神戸にて開催された『2024明治安田J1リーグ第32節 ヴィッセル神戸vs.浦和レッズ』において、弊クラブ所属選手のプレーにより、浦和レッズのマリウス ホイブラーテン選手が負傷する事案が発生いたしました」 「意図的ではなかったものの、結果的に危険なプレーとなり、ホイブラーテン選手に怪我を負わせることとなりましたこと、改めて深くお詫び申し上げます」 「試合後に、クラブとして強化担当や当該選手からお詫びいたしました。ホイブラーテン選手、並びにご家族や関係者の皆さまにお見舞いを申し上げるとともに、1日も早い回復を心よりお祈りいたします。今後改めてフェアプレーとルール遵守に努めてまいります」 2024.10.02 15:30 Wed4
浦和がユース所属FW照内利和の2025シーズントップチーム昇格内定を発表!「浦和レッズのエンブレムに誇りと責任を」
浦和レッズは2日、浦和レッズユースに所属するFW照内利和(17)の2025シーズントップチーム昇格内定を発表した。 埼玉県出身の照内は、ジュニアユース時代から浦和の下部組織に所属。今シーズンは2種登録でトップチーム入りも果たしていた。 来シーズンから正式にプロデビューすることが決まった照内は、クラブを通じてコメントしている。 「2025シーズンからのトップチーム昇格が内定しました、照内利和です。まず、これまで支えてくれた家族、指導してくださったスタッフの方々、チームメートや友人、そして関わってくださった全ての方々に感謝しています」 「ハートフルスクールから始まり、小学3年生の頃から10年間育てていただいた浦和レッズという偉大なクラブでプロのキャリアをスタートできることを光栄に思います。プロになることはゴールではなくスタートですので、これから成長するために、一日一日を大切にしていきます」 「浦和レッズのエンブレムに誇りと責任を持ち、プレーと結果で恩返しをしていきたいと思います。応援よろしくお願いします」 2024.10.02 12:25 Wed5