トッテナムが見せた高速カウンターで王者レアルを刺す!エリクセンが決めた完璧な速攻ゴール【チーム・ゴールズ】
2020.09.18 21:00 Fri
サッカーにおいて個の力は非常に大事な要素の一つである。しかし、チームとして選手たちがひとつになった時にこそ、素晴らしいプレーが生まれる。『Team Goals』では、流れるような連携から生まれた美しいゴールを紹介。今回はインテルのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンがトッテナム時代に決めたゴールだ。
ここ10年で急速に力をつけ、ヨーロッパの舞台でも常連となっているトッテナム。特にマウリシオ・ポチェッティーノ前監督の下では、若きタレントを多く起用し、2018-19シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)決勝に進出するなど、旋風を巻き起こした。
選手のハードワークを基盤とした組織的なプレスとダイナミックでスピーディーな攻撃を特徴とした当時のトッテナムは、2017年11月1日に行われた、CLグループステージのレアル・マドリー戦では、王者マドリーに対して見事なカウンターで試合を決めている。
2-0とトッテナムリードで迎えた65分、自陣ボックス手前でボールを拾ったMFハリー・ウィンクスが中央にいたMFデレ・アリにパスを出し、カウンターを発動。相手からのプレスをかわしたデレ・アリがすかさず裏へ走り出すFWハリー・ケインにスルーパスを出す。これを受けたケインは相手を引きつけると、中央から上がってきたエリクセンにラストパスを送り、完全にフリーでボールを受けたエリクセンがGKとの1vs1を冷静に沈め、マドリーに止めを刺す3点目を奪った。
◆トッテナムが王者マドリー相手に決めた美しいカウンター
ここ10年で急速に力をつけ、ヨーロッパの舞台でも常連となっているトッテナム。特にマウリシオ・ポチェッティーノ前監督の下では、若きタレントを多く起用し、2018-19シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)決勝に進出するなど、旋風を巻き起こした。
2-0とトッテナムリードで迎えた65分、自陣ボックス手前でボールを拾ったMFハリー・ウィンクスが中央にいたMFデレ・アリにパスを出し、カウンターを発動。相手からのプレスをかわしたデレ・アリがすかさず裏へ走り出すFWハリー・ケインにスルーパスを出す。これを受けたケインは相手を引きつけると、中央から上がってきたエリクセンにラストパスを送り、完全にフリーでボールを受けたエリクセンがGKとの1vs1を冷静に沈め、マドリーに止めを刺す3点目を奪った。
これで3-0としたトッテナムは、終盤に反撃を許すも3-1で王者に勝利している。
クリスティアン・エリクセンの関連記事
トッテナムの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
クリスティアン・エリクセンの人気記事ランキング
1
ゴール量産の南野拓実の同僚、モナコFWビエレスが初招集! チェルシーGKヨルゲンセンらデンマーク代表は5名が初招集【UNL】
デンマークサッカー協会(DBU)は11日、UEFAネーションズリーグ2024-25に臨むデンマーク代表メンバー23名を発表した。 ブライアン・リーマー監督が率いるデンマークは、UNLの準々決勝でポルトガル代表と対戦。20日にホームで、23日にアウェイで対戦する。 リーマー監督は、1月に加入後モナコで11試合10ゴールと得点を量産しているFWミカ・ビエレスが初招集。その他、GKフィリップ・ヨルゲンセン(チェルシー)、DFルーカス・ホグスベリ(ノアシェラン)、MFヴィクトル・フロホルト(コペンハーゲン)、FWコンラッド・ハーダー(スポルティングCP)も初招集となった。 その他、GKカスパー・シュマイケル(セルティック)、MFクリスティアン・エリクセン(マンチェスター・ユナイテッド)、FWラスムス・ホイルンド(マンチェスター・ユナイテッド)らも招集されている。 <h3>◆デンマーク代表メンバー23名</h3> GK カスパー・シュマイケル(セルティック/スコットランド) マッズ・ヘルマンセン(レスター・シティ/イングランド) フィリップ・ヨルゲンセン(チェルシー/イングランド) DF ルーカス・ホグスベリ(ノアシェラン) ヨアキム・メーレ(ヴォルフスブルク/ドイツ) マッズ・ルアスレウ(ヴォルフスブルク/ドイツ) ラスムス・クリステンセン(フランクフルト/ドイツ) ヨアキム・アンデルセン(フルアム/イングランド) ヤニク・ヴェステルゴーア(レスター・シティ/イングランド) パトリック・ドルグ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) MF ヴィクトル・フロホルト(コペンハーゲン) モルテン・ヒュルマンド(スポルティングCP/ポルトガル) ピエール=エミール・ホイビュア(マルセイユ/フランス) イェスパー・リンドストローム(エバートン/イングランド) ミッケル・ダムスゴーア(ブレントフォード/イングランド) クリスティアン・ノアゴーア(ブレントフォード/イングランド) クリスティアン・エリクセン(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) FW ラスムス・ホイルンド(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) ヨナス・ヴィンド(ヴォルフスブルク/ドイツ) アンドレアス・スコフ・オルセン(ヴォルフスブルク/ドイツ) グスタフ・イサクセン(ラツィオ/イタリア) ミカ・ビエレス(モナコ/フランス) コンラッド・ハーダー(スポルティングCP/ポルトガル) 2025.03.11 23:40 Tue2
「常に選択肢にあり検討する」アヤックスがエリクセン帰還に関心
アヤックスは、マンチェスター・ユナイテッドのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(33)の復帰に興味を示している。 心停止からの復活、インテル退団、ブレントフォードを経て、2022年夏にユナイテッドと契約したエリクセン。現行の契約が今年6月までとなっているなか、今季はここまでプレミアリーグで16試合(先発:9試合)の出場にとどまっており、ルベン・アモリム監督の就任後もあまりプレーできていない状態が続いている。 そんななか、先日のイギリス『BBC』のインタビューでは「クラブからは何の連絡もないし、たぶん今季限りで契約は終了するんじゃないかな…僕はそう思っているよ」と退団の可能性を示唆。 さらに、「イングランドに留まるつもりはない。アメリカに行こうとも思わない。ヨーロッパに残りたいけど、デンマークに帰るのはまだ早いし、僕はまだいいプレーができると思っている」と、新天地に欧州クラブを希望していることを明かしていた。 その33歳司令塔の去就に注目が集まるなか、古巣アヤックスの補強責任者は獲得に関心があることを認めている。 アヤックスでスポーツディレクターを務めるマライン・ベウカー氏は、オランダ『ESPN』でアカデミー出身選手への関心を認めるとともに給与面など諸々の条件が合致した場合、帰還を阻むものはないと語った。 「彼は過去に我々と共に素晴らしいパフォーマンスを見せた選手の一人であり、我々が考えている選手だ」 「メディアには複数の名前が挙がるだろう。他にはドゥシャン・タディッチとデイリー・ブリントの名前が挙がっている」 「そのような選手は常に選択肢にあり検討する。しかし、給与体系において我々の現状に合うものでなければならない。また、若手選手の台頭を妨げたくはない。我々がそれについて検討する用意があることは明らかだ。ただ、それが将来の全体像に合うものでなければならない」 エリクセンは2008年にアヤックスのアカデミーに加入し、2年後の18歳でファーストチームデビュー。アムステルダムでは3年間を過ごし、エールディビジ3連覇を経験。トッテナムへ移籍するまで公式戦163試合に出場し、32ゴール65アシストの数字を残している。 2025.03.30 23:12 Sun3
ユナイテッド、アタランタMFへの関心再燃? 今夏メインターゲットの一人か
マンチェスター・ユナイテッドが、アタランタのブラジル代表MFエデルソン(25)への関心を再燃させているようだ。 2022年にサレルニターナからアタランタへ加入して以来、セリエA屈指のボックス・トゥ・ボックスとして評価を高め、ブラジル代表入りも果たしたエデルソン。 引き続き国内のライバルクラブやプレミアリーグを中心とする国外クラブが関心を示し、今夏のタイミングでの移籍も取り沙汰される。 そんななか、先日に行われたセリエA第33節のミラン戦ではサン・シーロにユナイテッドのスカウトの姿が確認され、イタリア代表FWマテオ・レテギとともにエデルソンを視察したとみられている。 移籍市場に精通しているジャーナリストのニコロ・スキラ氏によれば、昨夏にも獲得に動きを見せていたユナイテッドは25歳MFを中盤のメインターゲットの一人に定めているという。 ルベン・アモリムのチームでは元ブラジル代表MFカゼミロ、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンらベテランがチームを離れることが濃厚で、手薄となるセントラルMFの補強としてエデルソンに注目しているようだ。 2025.04.25 15:30 Fri4
「去れと言われれば去る」今夏の移籍も噂されたエリクセン、ユナイテッドへの忠誠を誓う「今年は全力を尽くして見守る」
マンチェスター・ユナイテッドのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが今夏の移籍が取り沙汰されていたが、その可能性を完全に否定した。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 昨シーズンはユナイテッドで先発が14試合に留まり、レギュラーの扱いではないエリクセン。今夏の移籍市場では退団の可能性も報じられた中、移籍期限最終日にはレアル・ベティスからレンタル移籍のオファーが来ていたが、断りを入れていた。 そのエリクセンは、開幕2試合は出番がなかったものの、14日に行われたプレミアリーグ第4節のサウサンプトン戦で今季初先発。17日に行われたEFLカップ(カラバオカップ)のバーンズリー戦でも2ゴールを記録し7-0の圧勝に貢献した。 先発に復帰し、チームも復調を見せている中、エリクセンは今夏の移籍について言及。チームから退団を求められない限りは移籍するつもりはなかったと語った。 「ユナイテッドにいるのはとても良い気分だ。もしチームから去れと言われるのであれば去るだろうけど、僕はそうは聞いていない」 「僕は家族が落ち着いている場所にいるのが好きで、同時に自分が恩恵を受けてプレーできる場所にいることが好きな男だ。それが常に僕の目標だ」 「オフシーズンに監督にシーズン中に何分間プレーできるかを尋ねるのは難しい。監督が選手たちにプレー時間を約束し始めたら、シーズンは長くなるだろう」 「そういう意味では、何も話さなかった。ただ頭を下げ、一生懸命に努力し、それぞれの試合に集中しただけだ」 「残り1年なので、今年は全力を尽くし、その後どうなるのかを見守ることに集中する」 ユナイテッドに忠誠を誓っているエリクセン。エリク・テン・ハグ監督はベテランゲームメーカーの力を信じてチームの復調を願いたいところだ。 2024.09.19 22:35 Thu5
エリクセンを救ったデンマークドクター「彼は亡くなっていた」
MFクリスティアン・エリクセンを救ったデンマーク代表のチームドクターを務めるモルテン・ボーセン氏が、エリクセンが倒れた際の状況について改めて振り返った。 エリクセンは12日、ユーロ2020第1節のフィンランド代表戦に先発。43分にスローインのボールを受けにいった際に、そのままピッチへと力なく倒れ込んだ。 この緊急事態を乗り切ったボーセン氏は次のように振り返っている。 「彼が倒れた時、心臓は動いておらず亡くなっていた。心停止状態で、心肺蘇生措置を使うことになった。どの程度の確率で彼を助けられなかったかはわからないが、1度目の措置で心臓が動き出した。かなり早い蘇生だったと思う」 「これまでの検査では問題がない。彼の状態は安定しており、今後も検査を継続する。今朝、クリスティアンと話すことができ、チームメートにも挨拶をしていた」 「昨日の危機的な状況を乗り越えた代表チームとスタッフは今後も寄り添っていく。心の籠もったメッセージをたくさん頂けたことに感謝している」 2021.06.14 01:30 Monトッテナムの人気記事ランキング
1
【プレミアリーグ第36節プレビュー】優勝争い演じた両雄対戦に、ニューカッスルvsチェルシー!
先週末に行われた第35節はリバプール、アーセナルの2強に加え、ニューカッスルが取りこぼした一方、マンチェスター・シティ、チェルシーがトップ5争いにおいて重要な勝ち点3を挙げている。 引き続き熾烈なチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いに焦点が向けられるが、今節の最注目カードはリーグタイトル争いのメインキャストを担ってきた首位のリバプール(勝ち点82)と2位のアーセナル(勝ち点67)による頂上決戦だ。 リバプールは前節、MF遠藤航とMFエリオットをリーグ初先発で起用するなど大きくメンバーを入れ替えたなか、チェルシーとのアウェイゲームで1-3の敗戦。DFファン・ダイクのゴールで一矢報いたが、優勝を決めた直後の試合ということもあり、モチベーションで上回る相手に屈した。今節も引き続きいくつかのポジションでのメンバー変更が見込まれるが、ホームで2位チーム相手に初のリーグ連敗は避けたいだけに、気を引き締めての戦いとなるはずだ。 一方、前節はボーンマス相手にホームで1-2の逆転負けを喫したアーセナル。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグではパリ・サンジェルマン(PSG)に1-2で敗戦。FWサカのゴールで一矢報いたが、敵地で優勢に進めたなかで再び相手守護神ドンナルンマの再三のビッグセーブに阻まれ、連敗でのベスト4敗退。これで今季の無冠が確定した。自力でのトップ5確定に残り3ポイント、2位フィニッシュに向けても勝利が必要となる王者とのアウェイゲームでは連敗ストップも兼ねてしっかりとした戦いを見せたい。 トップ5争いの最重要カードは4位のニューカッスル(勝ち点63)と、5位のチェルシー(勝ち点63)の同勝ち点対決だ。 ニューカッスルは前節、ブライトン&ホーヴ・アルビオン戦を1-1のドローで終えた主導権を握られた前半に失点を喫すると、後半は攻撃の停滞を余儀なくされたが、3度目の正直で得たPKをFWイサクが決めて辛くも敗戦を回避した。ここにきてやや攻撃の勢いにかげりが見え始めており、トップ5フィニッシュへ重要なホームでの大一番ではイサクを中心に攻撃陣の奮起を期待したい。 対するチェルシーは前述のリバプール戦をMFエンソ・フェルナンデス、悩めるMFパーマーのPKによる久々のゴールなどで勝利。リーグ3連勝と絶好調だ。さらに、カンファレンスリーグ(ECL)準決勝2ndレグでは16歳MFウォルシュをスタメン起用するなど大幅なターンオーバーを敢行した末にMFデューズ=バリーホールの奪ったゴールを守り抜いて1-0の勝利。ユールゴーデンを2戦合計5-1で退けてファイナル進出を決めた。準備期間では相手に分があるものの、コンディション面ではほぼ互角な状況と言えるだけに真っ向勝負でマグパイズ撃破といきたい。 リーグ4連勝で3位に浮上したマンチェスター・シティ(勝ち点64)は、最下位のサウサンプトン相手に5連勝を目指す。リーグ前節は6連勝と絶好調だったウォルバーハンプトンを相手にMFデ・ブライネのゴールを守り抜いて勝利。トップ5フィニッシュに近づくとともに、2位アーセナルも視界の端に捉えた。さらなる連勝を目指す最下位相手の一戦では勝ち点3とともに混戦のなかで重要な得失点差も意識した戦いを見せたい。そのなかでベンチに戻ってきたFWハーランドの復帰にも期待だ。 また、トップ5圏外から上位浮上を目指す6位のノッティンガム・フォレスト(勝ち点61)、7位のアストン・ビラ(勝ち点60)はそれぞれ19位のレスター・シティ、8位のボーンマス相手に勝ち点3を目指す。 MF三笘薫を擁する10位のブライトンは、シティに6連勝を止められた13位のウォルバーハンプトンと対戦。前節、チームは上位のニューカッスルに善戦も三笘は腰痛の影響かベンチ外に。今節はメンバー入りが可能なようで、出場試合3試合連続ゴールとともに自身初のリーグ2桁ゴール達成も期待したいところだ。 ヨーロッパリーグ(EL)決勝進出を果たした15位のマンチェスター・ユナイテッド、16位のトッテナムはそれぞれ17位ウェストハムと12位クリスタル・パレスとボトムハーフの相手と対戦する。 MFマウントの2ゴールなどでアスレティック・ビルバオをホームで4-1で撃破し、2戦合計7-1で4季ぶりのELファイナル進出を果たしたユナイテッド。ただ、プレミアリーグでは2分け4敗の6戦未勝利と低調なパフォーマンスが続いており、21日の大一番を前にそろそろ勝利を取り戻したい。 一方、ボデ/グリムトに敵地で2-0の勝利を収め2戦合計5-1で41年ぶりのEL決勝進出を決めたスパーズ。ユナイテッド同様にリーグ戦では1分け3敗の4戦未勝利と低空飛行。大一番へ中盤や攻撃のオプションを増やしつつ、勝ち点3を目指す。対戦相手のクリスタル・パレスでは2試合連続スタメン出場中のMF鎌田大地の活躍にも期待だ。 《プレミアリーグ第36節》 ▽5/10(土) 《23:00》 フルアム vs エバートン イプスウィッチ vs ブレントフォード サウサンプトン vs マンチェスター・シティ ウォルバーハンプトン vs ブライトン 《25:30》 ボーンマス vs アストン・ビラ ▽5/11(日) 《20:00》 ニューカッスル vs チェルシー 《22:00》 マンチェスター・ユナイテッド vs ウェストハム ノッティンガム・フォレスト vs レスター・シティ トッテナム vs クリスタル・パレス 《24:30》 リバプール vs アーセナル 2025.05.10 15:30 Sat2
スパーズがボデ/グリムトに連勝で41年ぶりのEL決勝進出! ユナイテッドとの同国対決へ【EL】
ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグ、ボデ/グリムトvsトッテナムが8日にアスプミラ・スタディオンで行われ、アウェイのスパーズが0-2で勝利。2戦合計1-5としたスパーズの決勝進出が決まった。 先週行われた1stレグはホームのスパーズが3-1で先勝。大きなアドバンテージを得た一方、ボデ/グリムトも1点を返したことで逆転でのファイナル進出へ望みを繋いだ。 人工芝の地の利とベルグ、エヴイェン、ヘルメルソンらサスペンション明けの選手たちの復帰で逆転突破を図ったノルウェーの強豪は先週末のリーグ戦の延期によって休養十分で臨んだ。 一方、アドバンテージを得て敵地に乗り込んだスパーズは先週末のリーグ戦ではウェストハムと1-1のドロー。ひとまずリーグ連敗を「3」でストップし、今回の大一番を迎えた。1stレグからは先発1人を変更。負傷のマディソンの代役にクルゼフスキを起用した。 立ち上がりから主導権争いが繰り広げられる。2点リードを忘れて普段通りに入ったスパーズは、立ち上がりにリシャルリソンのシュートでファーストシュートを記録。対するボデ/グリムトもボールを保持してサイドを起点に勝負を仕掛けながら、セットプレーからチャンスを窺う。 互いに決定機まで持ち込めない状況が続くなか、20分過ぎにはアウェイチームに決定機。23分、ボックス手前の好位置で得たFKをキッカーのペドロ・ポロが右足で直接狙うが、枠の左を捉えたシュートはGKハイキンの好守に遭う。 前半半ばを過ぎてホームチームも攻勢を強めると、31分にはベルグの枠の左隅を狙った直接FKでGKヴィカーリオを脅かすと、以降はハウゲの左クロスに合わせたホグのヘディングシュートやベルグのロングシュートでフィニッシュまで持ち込んでいく。 しかし、集中したスパーズの守備を前に前半のうちにゴールをこじ開けることはできず。2戦合計1-3とスパーズの2点リードのまま試合を折り返した。 後半もボデ/グリムトが押し込む展開が続き、サイドを起点に際どいクロスが入るものの、スパーズの身体を張った守備に手を焼く。 後半も膠着状態が続くと、60分を過ぎて両ベンチが動く。ゴールがほしいボデ/グリムトはホグ、ブロンベルクを下げてヘルメルソン、ソルリを同時投入。対するスパーズはリシャルリソンに代えてテルを投入すると、一連の交代で試合が動く。 63分、スパーズの左CKの場面でキッカーのテルが右足インスウィングの浮き球クロスを上げると、ファーでロメロが頭で折り返したボールをゴール前に飛び込んだソランケが右足ワンタッチで合わせ、1stレグに続き重要なゴールを奪った。 さらに、畳みかけるアウェイチームは69分、左サイドからの仕掛けを起点にスムーズへ右サイドに展開。ポロがファーを狙ったと思われるクロスが左ポストの内側を叩くと、これがそのままゴールネットに吸い込まれ、決定的な追加点を奪った。 この連続ゴールで大勢が決したなか、以降は完全に逃げ切り態勢に入ったスパーズに対して、ホームで一矢報いたいボデ/グリムトが攻勢を仕掛ける展開に。ただ、最後まで集中を切らさずにクリーンシートで守り切ったスパーズが0-2でゲームクローズ。 この結果、ボデ/グリムトに連勝し2戦合計5-1で勝ち切ったスパーズが前身UEFAカップ時代の1983-84シーズン以来、41年ぶりのEL決勝進出を決定。サン・マメス開催となる21日の決勝ではマンチェスター・ユナイテッドとの同国対決に挑む。 ボデ/グリムト 0-2(AGG:1-5) トッテナム 【トッテナム】 ドミニク・ソランケ(後18) ペドロ・ポロ(後24) 2025.05.09 05:56 Fri3
スパーズのEL決勝進出高まる状況でプレミア第37節のアストン・ビラvsトッテナムの試合日程が変更に
プレミアリーグ第37節のアストン・ビラvsトッテナムの試合日程の変更が発表された。 現在、熾烈なトップ5争いを繰り広げる7位のアストン・ビラと、16位のトッテナムの一戦は、当初5月18日(日)に開催予定だった。 しかし、ヨーロッパリーグ(EL)決勝進出の可能性があるトッテナムが、5月21日(水)に行われるサン・マメス(ビルバオ)に十分な準備期間を得るため、アストン・ビラとプレミアリーグに5月16日(金)への日程変更を訴えていた。 EL準決勝1stレグではトッテナムがホームでボデ/グリムトに3-1で勝利。これに対して同じプレミアリーグ勢のマンチェスター・ユナイテッドが、アウェイでアスレティック・ビルバオに3-0で先勝。イングランド勢同士のファイナルの可能性が高まっている。 そのユナイテッドは元々プレミアリーグ第37節で16日にチェルシーとのアウェイゲームを戦う予定で、トッテナムが18日に試合を行う場合、公平性という部分で問題が生じるため、最終的にノースロンドンのチームの要請が認められる形となった。 なお、新たな日程ではアストン・ビラvsトッテナムが現地時間5月16日(金)の19:30(日本時間27:30)、チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッドが20:15(日本時間28:15)にリスケジュールとなった。 2025.05.07 14:35 Wed4
「ファンのために我々ができる最低限のこと」EL決勝へ駒を進めたユナイテッド、3連敗中のスパーズとの決勝にアモリム監督は「4連敗するほうが難しい」
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が8日にホームで行われ、4-1で勝利したヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグのアスレティック・ビルバオ戦を振り返った。 アウェイでの1stレグで3-0と完勝したユナイテッドは、立ち上がりからアスレティックにボールを握られて押し込まれると、31分にジャウレギサルのミドルシュートで失点を許す。 先制を許したユナイテッドは、62分にマウントとアマドを投入すると、一気に試合を引っくり返す。 72分、ヨロからボックス中央で足元にパスを受けたマウントが絶妙なファーストタッチからの右足反転シュートをゴール右隅に突き刺す。 勢いづいたユナイテッドは79分にも、ブルーノの右FKをニアに飛び込んだカゼミロが流し込み、1stレグに続く2試合連続ゴール。さらに85分には、カウンターからホイルンドがゴールネットを揺らすと、試合終了間際の91分にマウントがこの試合2点目を記録し、4-1で勝利。2戦合計7-1としたユナイテッドが2020-21シーズン以来のEL決勝進出を決めた。 2試合連続の大勝で決勝へ駒を進めたアモリム監督は、ファンのために決勝進出を出来たことを喜んだ。 「今日の勝利はこの厳しいシーズンを支えてくれたファンのために我々ができる最低限のことだと思っている。ただ決勝戦のことを考えると、すでにストレスを感じているよ。勝たなければ結局何にもならないからね。だからこそ、決勝に行けて嬉しい。楽しみにしていてほしい」 また、決勝の相手が同じプレミアリーグのトッテナムになったことについては以下のようにコメントした。 「本当にいい試合になると思う。両チームともプレミアリーグではかなり苦戦して、勝ちたい気持ちが強いからね。同じリーグでプレーし、お互いを知っている両チーム。我々だけでなく、トッテナムにとっても大きな意味がある。この試合は私だけでなく、アンジェ(・ポステコグルー)にとっても、今シーズン終了後に大きな意味を持つことになる。大一番だし、地元で決勝を戦いたかったビルバオの人々にとっては辛い試合になるだろう。僕らのチーム全員にとって、今シーズンファンに恩返しをすることは本当に重要なことなんだ」 今シーズン3敗を喫しているトッテナムとの戦い方については、「フルメンバーで臨むことが本当に重要だと思う」と語った。 「まず、確率的に考えれば、4連敗するほうが難しい。フルメンバーで臨むことが本当に重要だと思う。そして、試合をよく研究する必要がある。今日は1失点してしまったが、ゴールを決めるための多くのチャンスを作ったのに得点に結びつけられなかったからだ。決勝戦ではもっと落ち着いて戦わなければならない」 2025.05.09 09:20 Fri5