キッカーとしても一流!ポルト時代のカゼミロが見せたブレ球FK【ビューティフル・フリーキック】
2020.09.21 18:00 Mon
サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。
今回は、レアル・マドリーのブラジル代表MFカゼミロがポルト時代に決めたフリーキックだ。
2013年にサンパウロからレアル・マドリーに加入したカゼミロだが、2014-15シーズンはレンタル先のポルトでプレーした。
ポルトでの活躍を受けて、マドリーへと復帰することになるが、2015年3月10日に行われるチャンピオンズリーグラウンド16、バーゼルとの2ndレグでは見事なFKも決めている。
試合はポルトが4-0で勝利し、ベスト8進出を決めていたが、この試合では、当時バーゼルに所属していた元日本代表FW柿谷曜一朗(現セレッソ大阪)も63分から途中出場を果たしている。
今回は、レアル・マドリーのブラジル代表MFカゼミロがポルト時代に決めたフリーキックだ。
◆ポルト時代のカゼミロが見せたブレ球FK
2013年にサンパウロからレアル・マドリーに加入したカゼミロだが、2014-15シーズンはレンタル先のポルトでプレーした。
ポルトでの活躍を受けて、マドリーへと復帰することになるが、2015年3月10日に行われるチャンピオンズリーグラウンド16、バーゼルとの2ndレグでは見事なFKも決めている。
2-0で迎えた56分、ポルトはバイタルエリア左でFKを獲得する。ゴールまでは少し距離があったものの、右足を振り抜くと不規則な回転のシュートがゴール左上へと突き刺さった。
試合はポルトが4-0で勝利し、ベスト8進出を決めていたが、この試合では、当時バーゼルに所属していた元日本代表FW柿谷曜一朗(現セレッソ大阪)も63分から途中出場を果たしている。
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「ファンのために我々ができる最低限のこと」EL決勝へ駒を進めたユナイテッド、3連敗中のスパーズとの決勝にアモリム監督は「4連敗するほうが難しい」
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【EL準決勝 2ndレグプレビュー】イングランド勢の逃げ切りか、アスレティック&ボデ/グリムトが奇跡起こすか
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