「キャリアで大きな瞬間の1つ」初の大舞台でPKセーブ、ベスト8の立役者であるGKラヤがさらなる高みへ「この先多くのことが起こることを願う」

2024.03.13 13:10 Wed
PKセーブで勝利に貢献したラヤ
Getty Images
PKセーブで勝利に貢献したラヤ
アーセナルのスペイン代表GKダビド・ラヤが、ポルト戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。12日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグが行われ、アーセナルはホームにポルトを迎えた。

アウェイゲームでは1-0で敗れていたアーセナル。リーグ戦では好調を維持している中、ホームでの逆転勝利が期待されていた。しかし、アーセナルの攻撃を警戒したポルトの固い守備の前に苦戦。それでも41分にレアンドロ・トロサールがこじ開けて同点に追いつく。
しかし、その後はスコアを動かすことができず。120分間を戦って2戦合計1-1のイーブンとなり、PK戦にもつれ込んだ。アーセナルは4人全てが成功。対するポルトは2人目がポストに当てると、4人目はGKラヤがセーブし勝負あり。14年ぶりにベスト8に駒を進めることとなった。

殊勲のPKセーブを見せたラヤは、試合後に振り返り、ポルトの戦い方が自分たちを苦しめたとコメント。ただ、自分たちがやってきたことが勝利に繋がったとした。
「アウェイでの結果も、ここでの結果も満足できず、チャンスを掴むための必要なゴールを決めた。もう少しゴールできたとも思うけど、本当に良い試合を見せたポルトの功績にも感謝したい」

「彼らは自分たちのプレーをしていて、僕たちにとってはとても困難な状況を作ったけど、最終的にはPK戦にまで持ち込まれてしまった。僕たちは自分たちの役割を果たし、ゴールを決め、幸運にも2つをセーブすることができた」

「これは僕のキャリア、そしてキャリア全体の中でも大きな瞬間の1つになると思う。ここまで来ることができた。だから、この先もっと多くのことが起こることを願っている」

これまでのキャリアではCLとは無縁だったラヤ。今シーズンからアーセナルでプレーすることで、初めてCLの舞台に立ち、ビッグゲームを戦った経験すら皆無だったため、大きなプレッシャーもあったはずだろう。

その中で、チームを支えてくれたファン・サポーターにも言及し、背中を押してくれたとコメント。難しい戦いの勝利をしっかりと経験として積み上げたいとした。

「ファンは素晴らしかった。彼らは長い時間素晴らしかった。特に今日は彼らが必要だった。音を立て、僕たちが必要としていた時間帯を切り抜けさせてくれた。彼らは僕たちのために存在し、僕たちは彼らのために存在した」

「僕たちのゴール裏にもファンがいて、それが彼らに大きなプレッシャーをかけることになった。それが僕たちにとって上手くいった。PK戦の勝利にも繋がったと思う」

「この勝利は僕たちにとって大きな後押しとなる。経験と学びを与えてくれた。僕たちもたくさんのことを学ぶ必要がある」

「最終的にはとても上手く試合をコントロールできたと思うけど、アウェイではできなかった。そこから学び、ポジティブな点も取り入れ、ネガティブな点からも学んでいきたいと思う」


1 2

レアンドロ・トロサールの関連記事

ベルギーサッカー協会(KBVB)は14日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25に臨むベルギー代表メンバー26名を発表した。 ドメニコ・テデスコ監督が解任され、ルディ・ガルシア監督が新たに就任したベルギー。ウクライナ代表とのUNL昇格・降格プレーオフを20日にアウェイで、23日にホームで戦う。 2025.03.14 23:47 Fri
アーセナルのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが、PSV戦の大勝を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 4日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグでアーセナルはPSVとアウェイで対戦した。 ケガ人が続出しているアーセナル。特に前線のカードが不足し、本職ではない選手がプレーする中 2025.03.05 12:47 Wed
アーセナルのオランダ代表DFユリエン・ティンバーが、アウェイでの圧勝を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 4日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグでアーセナルはPSVとアウェイで対戦した。 ケガ人が続出しているアーセナル。特に前線のカードが不足し、本職ではない選手がプレーする中、直近の 2025.03.05 11:15 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・1stレグ、PSVvsアーセナルが4日にPSVスタディオンで行われ、アウェイのアーセナルが1-7で先勝した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 ユベントスとのプレーオフを制したPSVだが、エールディビジでは直近4試合未勝利で首位アヤックスと8ポイント差の 2025.03.05 06:54 Wed
プレミアリーグ優勝は絶望的となっているアーセナルだが、現在は別の懸念の声もあるようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。 プレミアリーグで2シーズン連続2位となり、今シーズンこそはミケル・アルテタ監督の下で2003-04シーズン以来となるリーグタイトル獲得を目指していたアーセナル。ケガ人を出しながらもシーズン序盤か 2025.02.27 17:15 Thu

アーセナルの関連記事

アーセナルは30日、スポーツ・ディレクター(SD)にアトレティコ・マドリーで従事していたアンドレア・ベルタ氏(53)が就任したことを発表した。 アーセナルは、2024年11月にSDを務めていたエドゥ氏が辞任。ミケル・アルテタ監督と古巣の立て直しに尽力し、チームは2年連続でプレミアリーグ2位の成績を残すまで復活した 2025.03.30 20:00 Sun
アーセナルのイングランド代表FWブカヨ・サカが4月1日に行われるプレミアリーグ第31節フルアム戦で復帰する可能性があるようだ。イギリス『BBC』が報じている。 サカは12月22日のクリスタル・パレス戦で右ハムストリングを断裂し、手術を受けていた。ミケル・アルテタ監督が当初、戦列復帰まで2カ月以上はかかると明かして 2025.03.28 12:00 Fri
レアル・マドリーの元スペイン代表MFダニ・セバージョスが4月8日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのアーセナル戦出場に照準を合わせているようだ。スペイン『アス』が報じている。 セバージョスは2月26日に行われたコパ・デル・レイ準決勝1stレグのレアル・ソシエダ戦に先発。後半追加タイム2分にM 2025.03.26 08:30 Wed
オランダサッカー協会(KNVB)は21日、アーセナルのDFユリエン・ティンバーがオランダ代表を離脱したことを発表した。一方でアストン・ビラのDFイアン・マートセンを代替招集している。 ティンバーは病気により20日に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝1stレグのスペイン代表戦を欠場していた。 2025.03.22 11:30 Sat
アーセナルのイングランド代表DFマイルズ・ルイス=スケリーが代表デビュー弾を決めたアルバニア代表戦を振り返った。 トーマス・トゥヘル監督によって代表初招集を受けたルイス=スケリーは21日にホームで行われ、2-0で快勝した2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選グループK第1節アルバニア戦に先発。 19 2025.03.22 10:30 Sat

UEFAチャンピオンズリーグの関連記事

アーセナルのイングランド代表FWブカヨ・サカが4月1日に行われるプレミアリーグ第31節フルアム戦で復帰する可能性があるようだ。イギリス『BBC』が報じている。 サカは12月22日のクリスタル・パレス戦で右ハムストリングを断裂し、手術を受けていた。ミケル・アルテタ監督が当初、戦列復帰まで2カ月以上はかかると明かして 2025.03.28 12:00 Fri
欧州サッカー連盟(UEFA)は27日、レアル・マドリーの主力4選手を調査すると発表した。 調査対象となるのはDFアントニオ・リュディガー、FWキリアン・ムバッペ、FWヴィニシウス・ジュニオール、MFダニ・セバージョスの4選手。 4選手は12日に行われ、PK戦までもつれ込んだ死闘の末に勝利したチャンピオンズリ 2025.03.28 08:00 Fri
レアル・マドリーの元スペイン代表MFダニ・セバージョスが4月8日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのアーセナル戦出場に照準を合わせているようだ。スペイン『アス』が報じている。 セバージョスは2月26日に行われたコパ・デル・レイ準決勝1stレグのレアル・ソシエダ戦に先発。後半追加タイム2分にM 2025.03.26 08:30 Wed
アトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスが、自身のPKに対する判定に触れた。スペイン『スポルト』が伝えた。 アトレティコは13日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグでレアル・マドリーと対戦。PK戦までもつれこんだ結果、マドリーに軍配が上がった。 アルバレスはPK戦で 2025.03.23 22:00 Sun
アーセナルで長期離脱中のイングランド代表FWブカヨ・サカだが、大一番を前に復帰できる可能性があるようだ。 サカは昨年12月に行われたプレミアリーグ第17節のクリスタル・パレス戦で右ハムストリングを負傷。状態は深刻なものであり手術が実施されたことから、これまで長期離脱が続いていた。 チームの攻撃の柱だったサカ 2025.03.18 15:20 Tue

記事をさがす

レアンドロ・トロサールの人気記事ランキング

1

前監督と確執のGKクルトワが復帰! ルディ・ガルシア新体制のベルギー代表が発表、3名が初招集【UNL】

ベルギーサッカー協会(KBVB)は14日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25に臨むベルギー代表メンバー26名を発表した。 ドメニコ・テデスコ監督が解任され、ルディ・ガルシア監督が新たに就任したベルギー。ウクライナ代表とのUNL昇格・降格プレーオフを20日にアウェイで、23日にホームで戦う。 新体制で初の活動となるベルギー代表。テデスコ前監督との確執があったレアル・マドリーのGKティボー・クルトワが復帰。一方で、クルトワの復帰問題について不満を示したGKコーエン・カスティールス(アル・カーディシーヤ)は代表引退を表明して招集されなかった。 また、ガルシア監督はMFジョルシー・モキオ(アヤックス)、MFニコラス・ラスキン(レンジャーズ)、MFブライアン・ヘイネン(ヘンク)の3名を初招集。その他、MFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)、FWロメル・ルカク(ナポリ)、FWレアンドロ・トロサール(アーセナル)など主軸も招集されている。今回発表されたベルギー代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆ベルギー代表メンバー26名</h3> GK ディボー・クルトワ(レアル・マドリー/スペイン) セネ・ラメンズ(ロイヤル・アントワープ) マッツ・セルス(ノッティンガム・フォレスト/イングランド) マールテン・ファンデフォールト(RBライプツィヒ/ドイツ) DF ティモシー・カスターニュ(フルアム/イングランド) ゼノ・デバスト(スポルティングCP/ポルトガル) マキシム・デ・カイパー(クラブ・ブルージュ) コニ・デ・ウィンター(ジェノア/イタリア) バウト・ファエス(レスター・シティ/イングランド) ブランドン・メシェレ(クラブ・ブルージュ) トーマス・ムニエ(リール/フランス) アルトゥール・テアテ(フランクフルト/ドイツ) MF ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/イングランド) ブライアン・ヘイネン(ヘンク) ジョルシー・モキオ(アヤックス/オランダ) ニコラス・ラスキン(レンジャーズ/スコットランド) ユーリ・ティーレマンス(アストン・ビラ/イングランド) ハンス・ヴァナケン(クラブ・ブルージュ) FW チャールズ・デ・ケテラエル(アタランタ/イタリア) ジェレミー・ドク(マンチェスター・シティ/イングランド) マリク・フォファナ(リヨン/フランス) ロメル・ルカク(ナポリ/イタリア) ドディ・ルケバキオ(セビージャ/スペイン) ロイス・オペンダ(RBライプツィヒ/ドイツ) アレクシス・サーレマーケルス(ローマ/イタリア) レアンドロ・トロサール(アーセナル/イングランド) 2025.03.14 23:47 Fri
2

ルカクやトロサールらが選外! クルトワも招集拒否のベルギー代表23名が発表【UEFAネーションズリーグ】

ベルギーサッカー協会(KBVB)は30日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25に臨むベルギー代表メンバー23名を発表した。 ユーロ2024ではラウンド16でフランス代表相手に敗れて敗退となったベルギー。長年支えてきたDFヤン・ヴェルトンゲン(アンデルレヒト)が代表を引退。また、監督との関係に問題が生じていたGKティボー・クルトワ(レアル・マドリー)も招集拒否を示すなど、混沌としている。 ドメニコ・テデスコ監督は23名を招集したが、これまで主軸としてプレーしてきた選手を招集外に。FWロメル・ルカク(ナポリ)やFWレアンドロ・トロサール(アーセナル)、MFアクセル・ヴィツェル(アトレティコ・マドリー)、MFヤニク・カラスコ(アル・シャバブ)が外れた。 メンバーには、MFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)やMFユーリ・ティーレマンス(アストン・ビラ)、FWジェレミー・ドク(マンチェスター・シティ)、DFトーマス・ムニエ(リール)、DFアルトゥール・テアテ(フランクフルト)などが招集されている。 ベルギーはリーグA・グループ2に入り、イタリア代表、フランス代表、イスラエル代表と同居。9月6日にホームとしてハンガリーでイスラエルと、同9日にはアウェイでフランスと対戦する。 今回発表されたベルギー代表メンバーは以下の通り。 ◆ベルギー代表メンバー23名 GK コーエン・カスティールス(アル・カーディシーヤ/サウジアラビア) トーマス・カミンスキ(ルートン・タウン/イングランド) マッツ・セルス(ノッティンガム・フォレスト/イングランド) DF マキシム・デ・カイパー(クラブ・ブルージュ) ゼノ・デバスト(スポルティングCP/ポルトガル) トーマス・ムニエ(リール/フランス) アルトゥール・テアテ(フランクフルト/ドイツ) コニ・デ・ウィンター(ジェノア/イタリア) バウト・ファエス(レスター・シティ/イングランド) ティモシー・カスターニュ(フルアム/イングランド) MF オレール・マンガラ(リヨン/フランス) アーサー・フェルメーレン(RBライプツィヒ/ドイツ) アルネ・エンゲルス(アウグスブルク/ドイツ) チャールズ・デ・ケテラエル(アタランタ/イタリア) アレクシス・サーレマーケルス(ミラン/イタリア) アマドゥ・オナナ(アストン・ビラ/イングランド) ユーリ・ティーレマンス(アストン・ビラ/イングランド) ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/イングランド) FW ジェレミー・ドク(マンチェスター・シティ/イングランド) ドディ・ルケバキオ(セビージャ/スペイン) ロイス・オペンダ(RBライプツィヒ/ドイツ) ジュリアン・デュランヴィル(ドルトムント/ドイツ) ヨハン・バカヨコ(PSV/オランダ) 2024.08.30 18:55 Fri
3

「完全に勝利に値した」完璧な前半から一転、土壇場で勝利掴んだアーセナル指揮官は歓喜「本当に満足している」

アーセナルのミケル・アルテタ監督がレスター・シティ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 28日、プレミアリーグ第6節でアーセナルはホームにレスターを迎えた。 前節はマンチェスター・シティとの大一番で、リードを奪いながらも数的不利になり固めた守備を最後の最後に破られドローに終わったアーセナル。昇格組で、今季未勝利のレスター相手に完璧な前半を見せた。 試合を完全に支配したアーセナルは、20分にガブリエウ・マルティネッリ、46分にレアンドロ・トロサールがゴールを奪い2点リード。しかし、後半立ち上がりのFKから1点を返されると、63分にはジェームズ・ジャスティンに圧巻のボレーを決められ、まさかの同点となる。 その後、アーセナルがペースを取り戻すが、守りを固めるレスターの前に苦戦。それでも後半ATにCKから放ったトロサールのシュートがオウンゴールを誘発。さらに、カウンターからカイ・ハヴァーツにもゴールが生まれ、終わってみれば4-2で勝利を収めた。 思わぬ劇的な勝利となったアーセナル。アルテタ監督は、前半に満足感も、思わぬ展開だったとコメント。それでも、追いつかれた後の選手たちのパフォーマンスを称えた。 「とてもエモーショナルだった。もちろん、我々が望んでいた以上に感情的になったが、パフォーマンス、プレーのやり方、チャンスの創出、試合の支配には本当に満足している」 「2-0となった後、結果はもっと大きなものになるべきだった。しかし、ここはプレミアリーグであり、相手のクオリティ、レスターのクオリティがあり、彼らは2ゴールを決めた」 「ただ、その後の我々の対処の仕方はさらに満足できるものだった。感情的にも素晴らしく、コントロールされていた」 「我々がやらなければならないこと、スペースを攻撃するために、どれだけ一貫性を持たなければならないかがとても明確で、我々が既にやっていた多くのことを継続した。我々は完全に勝利に値したと思う」 改めて2点差を追いつかれた場面についても言及。試合展開から良くないことだとしたが、諦めなかったファン・サポーターの後押しも大きかったと感謝した。 「特にシナリオと我々のパフォーマンスを考えれば、とても心配ではある。理論上は、ここまで来るはずはなかったが、これがサッカーであり、他の多くのスポーツと比較して、サッカーの美しさだと思う」 「その後、我々は別の方法で勝利を取らなければならなかったが、サポーターの信じられないほどのサポートで成し遂げることができた。彼らは、再び本当に信じられないほどだった」 <span class="paragraph-title">【動画】前半から一転、思わぬ激戦に!アーセナルが土壇場で勝利掴む</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="D5IjXaMNGls";var video_start = 15;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.29 10:45 Sun
4

「起こるべくして起こった事故」DOGSOで数的不利、今季初黒星にアルテタ監督「2つの大きなミスを犯し負けた」

アーセナルにミケル・アルテタ監督が、今シーズン初黒星となったボーンマス戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 19日、プレミアリーグ第8節でアーセナルはアウェイでボーンマスと対戦した。今シーズンはここまで無敗で上位を争うアーセナル。しかし、開始30分でウィリアム・サリバがDOGSOで一発退場。またしても数的不利で長い時間を戦うことが強いられてしまった。 ブカヨ・サカ、マルティン・ウーデゴールもケガで不在のチームは、チャンスを生かすことができず。すると後半に2失点を喫し、2-0で敗戦。今シーズン初黒星を喫した。 サリバの退場が大きく響いた敗戦となったアーセナル。アルテタ監督は試合後の記者会見で落胆を示しながら、チャンスを活かせなかったことが要因だとした。 「もちろん、結果にはとてもガッカリしているし、今シーズン既に直面していた過去の2試合よりもさらに難しい状況で試合をしなければならなかったのでガッカリしている」 「このレベルで10人で65分、68分間プレーすることは不可能なことだ。勝ち点を取れなかったことは、起こるべくして起こった事故だった」 「私はチームの努力や献身性、いかに賢くプレーをするのかを責めることはできない」 「最初に0-0の段階で大きな瞬間があった。GKとの一対一の場面では、ゴールを決められなかった。逆サイドでも同じだった。サッカーはミスが付き物のスポーツだ。今夜は残念ながら2つの大きなミスを犯し、負けてしまった」 今シーズンはブライトン&ホーヴ・アルビオン戦でデクラン・ライスが、マンチェスター・シティ戦でレアンドロ・トロサールが退場となっており、3度目の10人での戦いに。ただ、こうした出来事や主力のケガを言い訳にせずにやっていくだけだと前を向いた。 「今感じている痛みを火曜日に活かすことが最善の方法だ。自分たちを憐れむのではなく、8試合で3回も同じことが起こり、キャプテンと最高の選手の一人、ユリエン(・ティンバー)やその他の選手が欠場していることを嘆くのではない。それは何も得られない」 「エネルギーを残して、選手たちはそれに値する。彼らは努力し、それを望んでいる。火曜日にまた頑張る」 <span class="paragraph-title">【動画】妥当?厳しい?判定が変わりDOGSOで一発退場…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="OKACaAP87y0";var video_start = 10;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.20 09:50 Sun
5

「改善するために一生懸命努力した」攻撃で苦戦していたアーセナルが圧巻7ゴール、POTMのウーデゴールは「実力を見せられた」

アーセナルのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが、PSV戦の大勝を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 4日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグでアーセナルはPSVとアウェイで対戦した。 ケガ人が続出しているアーセナル。特に前線のカードが不足し、本職ではない選手がプレーする中、直近の公式戦4試合で3試合ノーゴールと苦しんでいた。 苦しい戦いが続いていたが、この日はチーム全体が躍動。18分にユリエン・ティンバーのゴールで先制すると、イーサン・ヌワネリ、ミケル・メリーノが前半のうちにゴール。1-3で迎えた後半も、ウーデゴールの2ゴール、レアンドロ・トロサール、リッカルド・カラフィオーリがゴールを重ね、終わってみれば1-7で圧勝に終わった。 ここ数試合はゴールが奪えずに結果が出ていなかったアーセナル。この試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出されたウーデゴールは、「チーム全員にとって本当に素晴らしい試合だった。攻撃、ゴール、チャンスの創出など、前進していく姿勢が本当に良かった」と勝利を喜んだ。 ラウンド16の1stレグで6点差をつけての勝利はなかなか起こるものではないが、ウーデゴールは試合を振り返り、チームのリバウンドメンタリティを称えた。 「チャンピオンズリーグのこのラウンドでプレーすることはいつも厳しい。特にアウェイではだ。このような結果を残せたことは信じられないほど素晴らしいことだと思う。過去2試合の後に全員が巻き返したことを本当に誇りに思う。良い試合だった」 「説明することは難しいけど、過去2試合の後、改善するために一生懸命努力した。十分ではなかったんだと思う」 「トレーニングでは毎日一生懸命に取り組んできた。今日は僕たちの実力を見せられたと思う。これからもこの調子で続けていきたい」 しっかりとチーム全体で反省し、改善を図って来たというウーデゴール。後半も容赦なく攻め込んでいく姿勢は、アーセナルが持っている考え方だとした。 「これがチームの考え方だ。僕たちは常にもっと上を目指し、1ゴール1ゴールの重要性を理解している。今日は本当に良い結果が出た。もちろん、これには満足しているよ」 大きなアドバンテージを得た中でベスト8進出は余程のことがなければ確定。その場合は、レアル・マドリーvsアトレティコ・マドリーの勝者との対戦となる。 <span class="paragraph-title">【動画】アーセナルが鬱憤を晴らす圧巻の7ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="POc3budLWmY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.05 12:47 Wed

アーセナルの人気記事ランキング

1

全治2カ月診断のセバージョスが古巣アーセナル戦出場に照準

レアル・マドリーの元スペイン代表MFダニ・セバージョスが4月8日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのアーセナル戦出場に照準を合わせているようだ。スペイン『アス』が報じている。 セバージョスは2月26日に行われたコパ・デル・レイ準決勝1stレグのレアル・ソシエダ戦に先発。後半追加タイム2分にMF久保建英からボールを奪うべく身体を寄せたが、その際に左半膜様筋を痛めてピッチに倒れ込み、全治2カ月の診断を受けていた。 その負傷から1カ月経ち、現在はボールにこそまだ触れていないものの、スパイクを履いて芝生の上を走っているとのこと。予定より早い回復を見せており、2週間ほど早い復帰が見込まれる状況となったようだ。アーセナルとの1stレグまで2週間、古巣との初戦にセバージョスは間に合うだろうか。 2025.03.26 08:30 Wed
2

アーセナルがアトレティコに従事したベルタ氏のSD就任を発表!「非常に興味深く見守ってきた」とアーセナルに注目していたと明かす

アーセナルは30日、スポーツ・ディレクター(SD)にアトレティコ・マドリーで従事していたアンドレア・ベルタ氏(53)が就任したことを発表した。 アーセナルは、2024年11月にSDを務めていたエドゥ氏が辞任。ミケル・アルテタ監督と古巣の立て直しに尽力し、チームは2年連続でプレミアリーグ2位の成績を残すまで復活した。 アルテタ監督と共にチーム作りに協力して来たエドゥ氏が去ってからアーセナルはSDが不在となっていた中、ベルタ氏が就任することが決定していた。 ベルタ氏はイタリアのカルペネドーロ、パルマ、ジェノアでテクニカル・ディレクター(TD)を務めると、2013年にアトレティコ・マドリーに加入。国際スカウト部門の第一線で活躍した後にTDに昇進。2017年からSDを務めていた。しかし、2025年1月にアトレティコを退団。新たなチャレンジに向かうとされる中で、アーセナルの候補の1人となっていた。 ベルタ氏はクラブを通じてコメントしている。 「クラブにとって非常にエキサイティングな時期にアーセナルに加入できることを嬉しく思う」 「私は近年のアーセナルの進化を非常に興味深く見守ってきた。そして、世界中に熱狂的なファンを抱え、ヨーロッパサッカーの主要勢力としてクラブを再建するために注がれた努力を称賛してきた」 「このクラブは、素晴らしい価値観と豊かな歴史を持っている。素晴らしいチームとともに成功の未来を築くため、自分の役割を果たすことを楽しみにしている」 「新しい役割を始めるのが待ちきれない。エミレーツ・スタジアムでの初めての試合をサポーターの皆さんと一緒に経験できることを本当に楽しみにしている」 2025.03.30 20:00 Sun
3

イングランド最年少代表デビュー弾のルイス=スケリー「今日を忘れることは決してない」

アーセナルのイングランド代表DFマイルズ・ルイス=スケリーが代表デビュー弾を決めたアルバニア代表戦を振り返った。 トーマス・トゥヘル監督によって代表初招集を受けたルイス=スケリーは21日にホームで行われ、2-0で快勝した2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選グループK第1節アルバニア戦に先発。 19分にMFジュード・ベリンガムの見事なスルーパスから先制ゴールを奪っていた。 FWマーカス・ラッシュフォードの記録(18歳と209日)を破り、18歳と176日で最年少代表デビュー弾を決めたルイス=スケリーは喜びを爆発させた。 「覚えているのはワイドに留まり、マーカス・ラッシュフォードとポジションを入れ替えていたことだけだ。ジュードは反転するプレーを好む。彼からのパスは素晴らしくタイミングもとても良かった。GKが僕に向かってきていたから股間を通そうとした。ゴールを決めれるなんて思ってもいなかったよ」 今季アーセナルでファーストチームデビューを飾った中、瞬く間にトッププレーヤーへと駆け上がり代表入りを果たした。 「言葉が出ない。この6カ月はあっという間に過ぎた。この瞬間を大切に生きている。本当に信じられないことだ。今日を忘れることは決してない」 2025.03.22 10:30 Sat
4

サカがハムストリング断裂の大ケガから3カ月の離脱を経てフルアム戦で復帰か

アーセナルのイングランド代表FWブカヨ・サカが4月1日に行われるプレミアリーグ第31節フルアム戦で復帰する可能性があるようだ。イギリス『BBC』が報じている。 サカは12月22日のクリスタル・パレス戦で右ハムストリングを断裂し、手術を受けていた。ミケル・アルテタ監督が当初、戦列復帰まで2カ月以上はかかると明かしていた中、既に全体練習をこなしていることもあり、フルアム戦で復帰する可能性が報じられている。 負傷前、公式戦24試合出場で9ゴール13アシストとチームを牽引していたサカの復帰は、チャンピオンズリーグ準々決勝でレアル・マドリーと対戦するアーセナルにとって追い風となりそうだ。 2025.03.28 12:00 Fri
5

左ヒザ負傷でピッチを後にしたカラフィオーリがイタリア代表を離脱…ドイツ代表戦でプレー不可能に、アーセナルにとっても痛手か

イタリアサッカー連盟(FIGC)は21日、イタリア代表に参加していたDFリッカルド・カラフィオーリが離脱することを発表した。 カラフィオーリは、20日にホームで行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝1stレグのドイツ代表戦に先発出場を果たしていた。 そのままフル出場かと思われた中、後半アディショナルタイム2分に足を滑らせてしまい転倒。その際、左ヒザを痛めてしまいプレー続行不可能に。そのままピッチを去っていた。 ルチアーノ・スパレッティ監督は「ヒザに違和感があると言っていたが、それ以上はわからない。正確なことは言えず様子を見なければならない」とコメント。21日に検査を受けることとなっていた。 FIGCはカラフィオーリが検査を受けたことを発表。左ヒザを捻挫、打撲を負ったとのこと。23日のドイツ戦は欠場し、アーセナルに早期復帰することになると発表した。 カラフィオーリはアーセナルでも負傷欠場する時期があったが、左ヒザは2018年に重傷を負っており、アーセナルにとってもケガの状態が気になるところだろう。 2025.03.21 23:50 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly