元デンマーク代表FWラウドルップ氏がガンを克服、10年間の治療で完全寛解
2020.09.15 23:15 Tue
かつてデンマーク代表FWとしても活躍したブライアン・ラウドルップ氏(51)が長い闘病生活の末にガンを克服した。イギリス『BBC』が伝えた。
ラウドルップ氏は、デンマーク代表の一員として1992年のユーロで優勝。現役時代はバイエルンやフィオレンティーナ、ミラン、レンジャーズ、チェルシー、コペンハーゲン、アヤックスでプレーした。
ヴィッセル神戸でもプレーしたミカエルを兄にもつラウドルップ氏は、10年前に濾胞性(ろほうせい)リンパ腫と診断。そこから長い間治療を進めた結果、見事に完全寛解したとのことだ。
ラウドルップ氏は、自身のインスタグラムで「デンマーク国立病院の素晴らしい医療スタッフに対し、心から感謝します」と感謝の気持ちを綴っていた。
ラウドルップ氏は、デンマーク代表の一員として1992年のユーロで優勝。現役時代はバイエルンやフィオレンティーナ、ミラン、レンジャーズ、チェルシー、コペンハーゲン、アヤックスでプレーした。
ヴィッセル神戸でもプレーしたミカエルを兄にもつラウドルップ氏は、10年前に濾胞性(ろほうせい)リンパ腫と診断。そこから長い間治療を進めた結果、見事に完全寛解したとのことだ。
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