当時17歳!サントス時代のロドリゴが圧巻のハットトリック【ハットトリック・ヒーローズ】

2020.09.16 18:00 Wed
Getty Images
サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。

今回は、レアル・マドリーに所属するブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスがサントス時代に決めたハットトリックだ。
◆当時17歳のロドリゴが圧巻のハットトリック

2019年夏に10代の選手としては破格の4500万ユーロ(約57億円)でレアル・マドリーに移籍したロドリゴ。

サントスでは、先輩のFWロビーニョやFWネイマールに次ぐスター選手として絶大な人気を誇っており、2018年6月3日に行われたカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA第9節のヴィトーリア戦ではプロキャリア初のハットトリックを達成している。
左サイドで先発出場を果たしたロドリゴは22分、味方のシュートのこぼれを押し込み、幸先よく先制点を奪う。

さらに26分には、ボックス左で相手DFと対峙すると、ネイマールばりの切り返しで相手DFを翻弄し、そのまま右足でゴールを奪ってみせる。

31分にも味方のスルーパスに反応し、相手GKとDFが交錯したところを見逃さずにゴールへ流し込み、あっという間にハットトリックを達成した。

当時17歳とは思えぬ落ち着きを披露したロドリゴ。2019年には早くもフル代表デビューを飾るなど、順調にスター街道を歩んでいる。

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