バルサ退団決定的なスアレス、アトレティコと交渉か?

2020.09.07 18:01 Mon
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バルセロナ退団が決定的と見られているウルグアイ代表FWルイス・スアレス(33)が、アトレティコ・マドリーと交渉を行っていたようだ。スペイン『El Desmarque Madrid』が伝えている。

長らくバルセロナの主力ストライカーとして活躍してきたスアレスだが、ロナルド・クーマン新監督から構想外と伝えられたと言われており、今夏の退団が決定的な状況だ。

新天地に関しては古巣アヤックスらの名前が挙がっていた中、ここ最近ではユベントス加入が濃厚と見られている。

その一方で、スペイン『Cadena COPE』は先週にスアレスの代理人がアトレティコに対して、獲得の意思があるかの問い合わせを行ったと主張している。また、スアレスとディエゴ・シメオネ監督はすでに直接連絡を取り合ったという。

しかし、財政面で問題を抱えるアトレティコはスアレス側が要求するサラリーなど金銭面の要求に応じることができず、交渉は破談に終わったようだ。

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【2020-21 ラ・リーガ前半戦ベストイレブン】首位独走アトレティコから最多6選手を選出

2020-21シーズンのラ・リーガは第19節を消化しました。そこで本稿では前半戦のベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。   ◆ラ・リーガ前半戦ベストイレブン GK:オブラク DF:トリッピアー、サビッチ、パウ・トーレス、エルモソ MF:マルコス・ジョレンテ、デ・ヨング、フェルナンド、モドリッチ FW:ジェラール・モレノ、スアレス   GK ヤン・オブラク(28歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:17(先発:17)/失点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/get20210126_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 2シーズンぶりのサモラ賞獲得に向けて好調を維持。昨季、クルトワに5年連続の受賞を阻まれたが、今季は17試合中11試合でクリーンシートを記録するなど、ただ一人一桁失点を維持。今季はよりチームが攻撃的な振る舞いを見せている中、試合を通して高い集中力を維持し、いざピンチとなれば的確なポジショニングと驚異的な反応で圧巻のシュートストップを披露している。   DF キーラン・トリッピアー(30歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:14(先発:14)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/get20210126_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のラ・リーガ最高の右サイドバック。加入2年目でラ・リーガ、シメオネスタイルに順応したイングランド代表DFは、チームの可変システム採用に伴い攻撃時にはウイングバックの立ち位置を取り、より攻撃的なタスクを担い、早くも昨季を上回る5アシストを記録。ジョレンテとの好連携でチームの重要な攻め手となっている。また、守備でも闘将の下で1年間鍛え上げられた成果が出て、トッテナム時代に比べてソリッドなパフォーマンスを継続。それだけに、賭博行為でFAから科された10週間の出場停止処分が痛恨に…。   DF ステファン・サビッチ(30歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:15(先発:15)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/get20210126_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグ屈指の守備者。昨季のゴディン退団に伴い、ディフェンスリーダーのヒメネスと共に世界屈指の最終ラインをけん引。出足鋭い守備で相手アタッカーに自由を与えず、カードこそやや多いもののボックス内では冷静な対応が光る。また、今季チームがよりビルドアップを重視している中、安定した球出しで中盤、前線へクリーンなボールを届けている。   DF パウ・トーレス(24歳/ビジャレアル) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/get20210126_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 順調に成長を続ける左利きの大器。昨季、マラガからのレンタルバックでトップチームに定着した24歳は今季に入って更なるスケールアップを遂げた。191cmの恵まれた体躯を生かした対人守備の強さに加え、相棒アルビオルのアジリティ不足を補う広範囲のカバーリングと守備者としてのプレーの質は秀逸。さらに、確かな戦術眼、左足の技術を武器に長短織り交ぜた正確なパスを配球するビルドアップ能力にも長ける万能型だ。マンチェスター・シティDFラポルテを想起させる左利きの大器には多くのメガクラブから熱視線が注がれており、これがビジャレアルでのラストシーズンになるか。   DF マリオ・エルモソ(25歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:14(先発:14)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/get20210126_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 加入2年目で絶対的な主力に成長。エスパニョールでの印象的な活躍を経て昨季アトレティコにステップアップを図った中、1年目はセンターバックのバックアップに甘んじてリーグ戦17試合の出場に留まった。しかし、今季はチームが可変式の3バックを導入したことで、チーム唯一の左利きのセンターバックとして主力に定着。守備時はサイドバックのポジションで一列前のカラスコをサポートしつつ、攻撃時は持ち味の高精度のフィードで局面を打開する攻守両面での活躍が光る。   MF マルコス・ジョレンテ(25歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:17(先発:14)/得点数:6 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/get20210126_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。今季は序盤戦こそセカンドトップや右サイドハーフで起用されたが、可変式の[3-5-2]の導入によって現在は右のインテリオールが主戦場に。ここまでいずれもキャリアハイとなる6ゴール4アシストを記録。攻守両面での貢献度の高さは特筆に値する。   MF フェルナンド(33歳/セビージャ) 出場試合数:15(先発:15)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/get20210126_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> セビージャの堅守支えるいぶし銀。ポルト、マンチェスター・シティ、ガラタサライと各国のビッグクラブでのプレーを経て昨季セビージャに加入したブラジル人MF。加入2年目となった今季は周囲との連携、更なるコンディション面の向上が著しくアンカーのポジションで、攻守両面で気の利く仕事を披露している。とりわけ、守備時のポジショニング、判断が秀逸で、カゼミロらと共にリーグ最高の守備的MFと言える。   MF フレンキー・デ・ヨング(23歳/バルセロナ) 出場試合数:17(先発:16)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/get20210126_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生バルサの中心。バルセロナ加入2年目となった今季はオランダ代表で指導を受けてきたクーマン新監督の下で絶対的な主力に君臨。シーズン序盤はピボーテを主戦場に、センターバックの大量離脱に伴いセンターバックまでカバー。現在はインテリオールでペドリと共に攻守両面で抜群の存在感を放っている。数字面は2ゴール2アシストに留まっているが、インテリオールでの起用によってゴール前に飛び出す形が増えており、後半戦ではより決定的な仕事に絡むことになりそうだ。   MF ルカ・モドリッチ(35歳/レアル・マドリー) 出場試合数:17(先発:15)/得点数:3 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/get20210126_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 35歳にして全く衰えを見せず。準優勝を果たしたロシア・ワールドカップ後は燃え尽き症候群のような形で一時的にパフォーマンスが低下していたが、昨季後半戦辺りから本来のパフォーマンスを取り戻した。今季はMFウーデゴール、MFバルベルデとポジションを分け合うことも予想されたが、蓋を開けてみれば、MFクロースと共にハイパフォーマンスを見せ、ほぼフル稼働で波のあるチームをけん引している。右足アウトサイドを駆使した質の高いパスや的確なタイミングでの持ち運びに加え、守備のインテンシティの高さも際立っている。   FW ジェラール・モレノ(28歳/ビジャレアル) 出場試合数:16(先発:16)/得点数:10 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/get20210126_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生イエローサブマリンをけん引。昨季、キャリアハイの18ゴールを挙げ、スペイン人最多得点者に与えられるサラ賞を初受賞した28歳はエメリ新監督を迎えた今季のチームでも変わらぬ存在感を放つ。今季は右ウイング、センターフォワードを主戦場に試合ごとに相棒が入れ替わる上、チーム戦術がより守備に傾いた中でもゴールを量産。得意の左足だけでなく右足でも4ゴールを挙げるなど、コンプリートアタッカーに進化している。味方の決定力の質もあって、アシストは「2」と多くはないもののチャンスメークの部分でも高い貢献度を見せている。   FW ルイス・スアレス(34歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:14(先発:13)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/get20210126_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バルセロナを追われた中、新天地で躍動。長らくバルセロナのメインストライカーに君臨したウルグアイ代表FWだが、新指揮官クーマンの構想外となり、昨夏泣く泣くマドリードに新天地を求めた。すると、グラナダとのデビュー戦でいきなりのドブレーテを記録する鮮烈デビューを飾り、以降はフィーリングの合うFWフェリックスとのコンビでゴールを量産。盟友メッシと並ぶ得点ランキングトップの11ゴールを挙げている。決定力に加え、的確なポストワーク、相手最終ラインとの駆け引きなど、前線での存在感は絶大だ。 2021.01.27 19:01 Wed
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【2020-21ラ・リーガ前半戦総括】超WS選出の最優秀選手はマルコス・ジョレンテ

◆圧巻アトレティコが首位独走! 昨季後半戦で圧巻のパフォーマンスを見せたレアル・マドリーの2連覇を推す声も多かった今季のラ・リーガだが、前半戦の主役はアトレティコ・マドリーだった。   シメオネ監督率いるチームは消化17試合で14勝1敗2分けの勝ち点44という見事な数字を叩き出し、消化試合数が1試合多い2位のレアル・マドリー(勝ち点37)、3位のバルセロナ(勝ち点34)の2強に7ポイント差以上を付ける独走を見せている。   昨夏の移籍市場においてはFWモラタ、MFトーマスの主力2選手が流出した中、後釜にFWルイス・スアレス、MFトレイラ、MFコンドグビアを補強。ただ、それ以外は比較的静かな市場を過ごすことになり、副官ブルゴスの退団を含めて厳しいシーズンが予想された。しかし、新たな前線の核として加入したスアレス、加入2年目で真価を発揮するFWフェリックス、DFエルモソの覚醒、新システムの採用によって大きくスケールアップしたチームは、リーグ最少失点(7点)の堅守に加え、バルセロナに次ぐリーグ2位の得点数(33点)と盤石の戦いぶりを見せている。   その盤石のアトレティコに今季唯一勝利した昨季王者のマドリーは、補強がMFウーデゴールのレンタルバックに留まるなど、コロナ禍における緊縮財政の影響で昨季のチームをベースとする継続路線を採用。前述のアトレティコ、エル・クラシコと上位対決で強さを見せた一方、カディス、バレンシア、アラベス相手の敗戦やオサスナ、エルチェとのドローと下位相手の取りこぼしが目立つ。また、チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージでの苦戦、3部相手のコパ・デル・レイ敗退と多くの失態を犯しており、ジダン監督の進退問題も騒がしい状況だ。それでも、MFクロース、MFモドリッチ、FWベンゼマと百戦錬磨のベテランの奮闘により、何とか優勝争いに踏みとどまっている。   マドリード勢の後塵を拝す昨季2位のバルセロナは昨季の無冠、クーマン新監督の下での大刷新、バルトメウ前会長の辞任、FWメッシの退団騒動など、ピッチ内外での多くの混乱の中で苦闘する前半戦となった。[4-2-3-1]、[3-5-2]の新布陣、DFデストやMFペドリら若手の抜擢など試行錯誤を続ける中、前半戦を通して安定した戦いぶりを見せられず。ライバルとの直接対決での惨敗含め、相手を圧倒するような本来のパフォーマンスは鳴りを潜め、財政難の中で負傷者の多さも気がかりだ。それでも、悩めるエースの復調気配、新星ペドリの躍動など、決してすべてが悪かったわけではない。   オトラ・リーガの争いは4位のセビージャ(勝ち点33)、5位のビジャレアル(勝ち点33)、6位のレアル・ソシエダ(勝ち点30)と例年に近い顔ぶれとなっている。   昨季、ロペテギ監督の下でヨーロッパリーグ(EL)制覇を成し遂げたセビージャは、市場の人気株だったDFジエゴ・カルロス、DFクンデの2センターバックの残留を含め大きな流出はなく、主力クラスの入れ替えはMFバネガ、DFレギロンに代わって、MFラキティッチ、DFアクーニャの2選手ぐらいと継続路線を歩む。昨季同様に堅守は機能も、エースFWオカンポスの金属疲労によるパフォーマンスの低下など、FWエン=ネシリ頼みの攻撃面の改善は必須だ。   エメリ監督を新指揮官に据えたビジャレアルは首位のアトレティコに次ぐ2敗と堅実な指揮官らしく手堅い好チームに仕上がっている。だが、FWジェラール・モレノへの依存が顕著な攻撃面の停滞、多くの負傷者の影響などもあり、リーグ最多タイの9引き分けと勝ち切れない試合が目立つ。   ソシエダは試合数の影響もあり、序盤戦から首位を維持してきたが、FWオヤルサバル、MFダビド・シルバの長期離脱によって第11節から6戦未勝利と急失速。主力が揃えば、昨季同様の魅力的なアタッキングフットボールが展開される一方、前線の主力が1人、2人と欠けると、パンチ力不足の印象は否めず。   7位のグラナダ(勝ち点28)以下は前半戦を通して安定感を欠くチームが多く混戦模様だ。10位のヘタフェ(勝ち点20)、14位のバレンシア(勝ち点20)が足踏みする一方、昇格組で9位に位置するカディス(勝ち点24)の奮闘が印象的だ。   残留争いでは昨季セグンダ覇者のウエスカが最下位(勝ち点12)、昇格プレーオフを制したエルチェが18位(勝ち点17)と昇格組が苦戦。ここに19位のオサスナ、17位のアラベスといった辺りが残留争いのメインキャストとなっている。   最後に日本人選手4人の前半戦ではエイバルのMF乾貴士とFW武藤嘉紀の2選手が定期的に出場機会を得て、主力として活躍。シーズン中盤を迎えてゴールやアシスト、PK奪取など目に見える結果を残している。   プリメーラ初参戦のFW岡崎慎司もチームが最下位に低迷する中、ケガによる約1カ月の離脱期間を除けば、前線の主軸として起用されている。ミチェル監督からパチェタ新監督への指揮官交代の影響が懸念されるところが、就任2試合目でスタメン起用されており、構想に含まれているようだ。   最後に日本では今季のラ・リーガで最も注目を集める存在となっていたMF久保建英は、レンタル先をマジョルカからビジャレアルに変更しステップアップを図ったが、上位に付けるチームにおいてポジション争いに敗れ、今冬の移籍市場でヘタフェに電撃移籍。新天地デビューではいきなり2点に絡む鮮烈な活躍を見せており、後半戦での巻き返しに期待したいところだ。   【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆MFマルコス・ジョレンテ(アトレティコ・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/get20210126_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生アトレティコをけん引する万能型MF。今季前半戦で首位を快走するアトレティコでは守護神オブラク、スアレス、フェリックスの2トップが主役を担い、控え選手を含めほとんどの選手のパフォーマンスが総じて高いレベルにある。その中でMVPを挙げるとすれば、マルコス・ジョレンテだ。   昨季後半戦にシメオネ監督の下、かつてのMFラウール・ガルシアのようにセカンドトップにコンバートされ、CLリバプール戦での大活躍も記憶に新しい25歳MF。しかし、今季は序盤戦こそセカンドトップや右サイドハーフで起用されたが、可変式の[3-5-2]の導入によって現在は右のインテリオールが主戦場に。ここまでアトレティコが戦ったリーグ戦全17試合に出場し、いずれもキャリアハイとなる6ゴール4アシストを記録。リーグ屈指のアスリート能力を生かした抜群の対人対応に加え、守備では驚異的な守備範囲の広さ、攻撃ではまさに“スペースをアタック”するという絶妙なスプリント、飛び出しで決定機に関与している。その攻守両面での貢献度の高さ、替えの利かない稀有なプレースタイルを評価してMVPに選出した。   ★最優秀監督 ◆ディエゴ・シメオネ(アトレティコ・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/get20210126_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 就任9年目を迎えた不動の指揮官が進化。2011年12月の就任以降、幾度か布陣変更を図ったものの、シメオネのアトレティコの代名詞は中盤フラットの[4-4-2]。ボールポゼッションに関心を示さず、自身の志向する守備戦術を最も機能させる上で最適な布陣を重用し、それに合わせた用兵を一貫して行ってきたが、今季途中から更なるチームの進化に向けて[3-5-2]、[3-4-2-1]とも形容できる可変式の布陣を採用。これにより、もうひとつの代名詞である世界屈指の堅守を維持しつつ、攻撃では明らかにポゼッションの質、崩しのアイデアが改善され、長年課題とされてきた得点力が大幅に向上。また、放出候補にも挙がっていたMFレマルのインテリオール起用、DFエルモソの覚醒と新たなオプションの構築に成功。まさに、プランが完璧に嵌った満点の前半戦となった。   【期待以上】 ★チーム ◆カディス <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/get20210126_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季セグンダ2位チームが15年ぶりに復帰したプリメーラで躍動。今季のラ・リーガ前半戦では上位陣に好不調の波があったものの、概ね予想通りのリーグテーブルとなっている。その中で唯一のサプライズチームがアンダルシアの伏兵だ。久々のプリメーラ参戦に向けて百戦錬磨のベテランFWネグレドら実力者数名をスカッドに迎え入れたものの、その戦力を考えれば、有力な降格候補と目されていた。しかし、かつてのアトレティコ、ヘタフェを彷彿とさせる[4-4-2]の堅守速攻スタイルを武器に、ここまで降格圏と7ポイント差の9位に付けている。シーズン中盤を迎えて3連敗を含む5戦未勝利と苦戦もあったが、シーズン序盤にはレアル・マドリー、バルセロナを破る大金星を挙げている。   ★選手 ◆MFペドリ(バルセロナ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/get20210126_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> クレに“イニエスタ”を思い起こさせる驚異の18歳。昨夏、ラス・パルマスから17歳で世界屈指の名門にやってきた攻撃的MFは、当初他クラブへの武者修行に出される可能性が濃厚だった。だが、クーマン新監督の主導のチーム刷新、財政難による新戦力補強の停滞もあって短いプレシーズンにチャンスを与えられると、まるでマシア出身者と見まごうばかりの戦術理解ですぐさまトップチームのスタイルに順応した。   シーズン序盤は[4-2-3-1]の左右のウイングを主戦場としたが、MFコウチーニョの離脱や原点回帰の[4-3-3]への布陣変更などをキッカケに、自身が得意とする中央でのプレーが主戦場となると、卓越したポジショニング、判断力、テクニックを武器に、自身が憧れと語るイニエスタのようなプレーでバルセロナの攻撃をけん引。18試合2ゴール2アシストと目に見える貢献は限定的も、立ち位置と技術で局面を変える運び、崩しの部分での存在感は絶大。イニエスタらの退団以降、中盤の相棒不在だった大エースもペドリの台頭により、久々に連携を楽しんでいる印象だ。   【期待外れ】 ★チーム ◆バレンシア <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/get20210126_100_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季の9位を下回る14位と名門の苦闘は続く。今シーズン、ハビ・グラシア監督の下で巻き返しのシーズンに臨んだバレンシアだが、深刻な財政難やクラブ首脳と選手の確執の影響によって主将MFパレホ、FWロドリゴ、MFコクラン、MFコンドグビア、FWフェラン・トーレスと多数の主力が流出。その穴を埋める補強もできず、開幕前の時点から今季の苦戦は目に見えていた。レアル・マドリーに大勝し、バルセロナと引き分けに持ち込むなど、見せ場は作ったものの、ここまで4勝7敗8分けの戦績で14位に低迷。FWユヌス・ムサやDFギジャモンなど若手の台頭は朗報も、攻守両面で停滞感が漂っており、今冬の移籍市場で目立った補強がなければ、昨季を下回る順位でシーズンを終える可能性は高い。   ★選手 ◆MFセルヒオ・ブスケッツ(バルセロナ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/get20210126_100_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 原点回帰でやや復調も厳しい序盤戦に。昨夏各クラブが大型補強を行わなかったため、既存戦力からの選出に。マドリーのFWアザールやDFマルセロ、アトレティコのMFサウールらも厳しい前半戦となったが、バルセロナの絶対的なオーガナイザーを選出した。   昨シーズン辺りからチーム内での序列に変化が生まれ始めた中、今季はクーマン新監督の下でここまで17試合に起用されている。ただ、シーズン序盤は本職のアンカーからドブレピボーテの一角での起用となり、立ち位置や景色の変化の影響もあり、持ち味の配球の部分で苦戦。また、よりアグレッシブにボールを奪いに行くスタイルの中で機動力、守備範囲の問題も重なって自身の長所よりも短所が目立つ試合が多かった印象だ。それでも、[4-3-3]への原点回帰によって本来のポジションに戻った直近の数試合ではセンターバックの球出しの質の改善、相棒メッシの復調などもあり、徐々に本来のパフォーマンスを取り戻している。そのため、後半戦では頼れるオーガナイザーの本領発揮に期待したい。   【後半戦展望】 ◆アトレティコ独走か、2強の巻き返しか   現時点ではアトレティコの2013-14シーズン以来のリーグ制覇が有力と見えるが、マドリーとバルセロナに劇的な改善が起こり、首位チームに勝ち切れない試合が増えた場合、数字上は十分に巻き返しが可能なはずだ。   アトレティコはFWジエゴ・コスタの契約解消によって一時スアレスのバックアップ不在の状況となったが、リヨンからFWムサ・デンベレを獲得したことで、今後のフィットの有無は別としてきっちり穴埋めに成功。また、控え選手がまずまずの働きを見せていることで、主力の大量離脱さえ起きなければ、ここから大崩れする可能性はなさそうだ。直近のバレンシア戦では賭博問題で10週間の出場停止を科されたトリッピアーの再離脱という懸念材料が生まれたが、MFカラスコの右サイドでの起用など新たなオプションがまずまず機能している。そのため、前述の2強が大幅な連勝など、大変貌を遂げない限り、引き分けの数が増えたとしても十分に逃げ切りは可能と思われる。   連覇に向けて厳しい状況のマドリーではアザール、アセンシオの完全復活やバルベルデ、ヴィニシウス、ミリトンといった若手の台頭が巻き返しの鍵を握る。現在、チームはフル稼働のベテランのハイパフォーマンスによって何とか2位を維持している状況であり、彼らに不測の事態が起きた場合、巻き返しはおろか、トップ4陥落の可能性もぬぐい切れない。財政難によって今冬の補強が難しい中、ここまで1年半に渡って期待外れの烙印を押されてきたベルギー代表の意地に期待したい。   マドリー以上に好不調の波が激しいバルセロナだが、伸びしろという部分では2位チームに勝る。ペドリやDFアラウホと心境著しい若手の台頭に加え、シーズン終盤に向けてはDFピケ、MFコウチーニョ、DFセルジ・ロベルトら負傷者の復帰も見込まれている。また、復調傾向のFWデンベレ、FWグリーズマンがこのまま離脱することなく調子を上げていけば、大型連勝の可能性は十分にあるはずだ。ただ、前半戦を通じて課題となる勝負強さ、上位陣との対戦成績の改善は必須だ。   トップ4争いではセビージャが有力と見る。持ち味の堅守に加え、今冬の移籍市場ではアタランタの主将MFパプ・ゴメスの獲得が決定的となっており、前線に決定力とアイデアをもたらす百戦錬磨のアルゼンチン人MFの加入はスマッシュヒットの予感だ。   EL出場権争いではビジャレアルとソシエダが有力も、13位のアスレティック・ビルバオに注目したい。両者との勝ち点差は9ポイント以上(1試合未消化)と開きがあるが、マルセリーノ新監督の下でスーペル・コパを制したチームは攻守の改善が顕著であり、ここからの巻き返しは十分可能なはずだ。   残留争いに関しては14位のバレンシア(勝ち点20)から最下位のウエスカ(勝ち点12)の7チームの争いが予想される。その中で日本人選手在籍のエイバルと、ウエスカでは共にリーグ下位の得点力向上が残留の鍵を握る。そして、エイバルでは絶好調のMFブライアン・ヒルを軸に、乾と武藤の連携向上、ウエスカでは岡崎とFWエスクリチェという動き出しに特長を持つストライカーたちの活躍に期待したい。 2021.01.27 19:00 Wed
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アトレティコのU-23ウルグアイ代表MFサナブリアがサラゴサにレンタル

ラ・リーガ2部のサラゴサは26日、アトレティコ・マドリーのU-23ウルグアイ代表MFファン・マヌエル・サナブリア(20)を2021年6月までのレンタルで獲得したことを発表した。 ウルグアイの名門ナシオナルの出身であるセントラルMFのサナブリアは、2019年6月にアトレティコに加入。アトレティコではBチームに在籍し、これまで32試合に出場して3ゴール2アシストを記録していた。そして12月に行われたコパ・デル・レイ初戦のカルダサル戦で83分から出場しトップチームデビューを飾っていた。 U-17から選出されているウルグアイ代表では現在、飛び級しU-23でプレーしている。 2021.01.27 01:00 Wed
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バレンシアに逆転勝利で7連勝のアトレティコ、シメオネ監督は称賛も「試合から試合へ」

アトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督が、逆転勝利を収めたバレンシア戦についてコメントした。スペイン『アス』が伝えている。 現在ラ・リーガで首位に立つアトレティコは、24日に行われた第20節でバレンシアと対戦した。ここまで7失点と他の追随を許さない圧倒的な鉄壁を誇る守備陣は、この日は11分に相手の先制を許してしまうものの、同じく好調の攻撃陣が躍動し、3ゴールを挙げて逆転勝利を収めた。 これでリーグ戦7連勝とし、2位のレアル・マドリーとは1試合消化が少ないながらも勝ち点差7をキープ。7シーズンぶりの優勝に向けて首位を快走している。 試合後、シメオネ監督は逆転勝利のチームを称賛するとともに、すでに気持ちは31日に行われる次節カディス戦に切り替えたことを強調した。 「チームの仕事ぶりは素晴らしかった。最後まで選手たちのスピードが衰えず、我々はいつでも得点できるという感覚を持っていた」 「もうカディス戦に切り替えているよ。毎回のトレーニングで向上していかなければならない。その余地はまだまだあるのだから」 「(バレンシア戦の)前半は苦しんだが、後半は良いペースを掴み、バレンシアを弱らせていく素晴らしいパフォーマンスだった」 「だがそれ以上は考えない。あくまでも『試合から試合へ』だ」 2021.01.25 16:05 Mon
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スアレスの34歳バースデー弾が決勝点! フェリックスにも10戦ぶりゴール生まれた首位アトレティコが逆転で7連勝!《ラ・リーガ》

ラ・リーガ第20節、アトレティコ・マドリーvsバレンシアが24日にワンダ・メトロポリターノで行われ、ホームのアトレティコが3-1で逆転勝利した。 首位のアトレティコ(勝ち点44)と、14位のバレンシア(勝ち点20)による、後半戦初戦で実現した名門対決。 前節、エイバル相手にGKドミトロビッチの珍しいPKゴールで先制を許したアトレティコだったが、FWスアレスが前後半の終盤に1ゴールずつを挙げるドブレーテの活躍をみせ、見事な逆転勝利を飾った。7連勝での後半戦スタートを目指すシメオネ率いるチームは、エイバル戦から先発3人を変更。フェリペ、サウール、コレアに代えてエルモソ、コケ、フェリックスを起用した。 立ち上がりからアグレッシブな入りを見せたホームチームは、開始2分にトラップがややハンド気味もボックス内に抜け出したフェリックスが枠のわずか左に外れる惜しいシュートをいきなり放つ。さらに、6分にはコケの右CKをゴール前で競り勝ったヒメネスがヘディングシュート。だが、これはGKの好守に遭う。 一方、序盤のピンチを凌いだバレンシアは9分にマヌ・バジェホが個人技でGKオブラクに挨拶代わりのシュートを放つと、直後に伏兵のゴラッソが決まる。 11分、中央から左へ展開して後方から攻め上がってきたガヤがペナルティアーク手前でドフリーのラチッチに横パスを送る。ラチッチがそのまま無造作に振り抜いた左足のダイレクトシュートが急激に右へ曲がりながらゴール右上隅に決まった。エリア外からのシュートでほとんど失点がないGKオブラクもさすがにノーチャンスの圧巻の一撃となった。 エイバル戦に続き2試合連続で先制を許したアトレティコはライン設定を高くしてコンパクトな陣形を保つ相手の守備に対して、両ウイングバックの攻撃参加2トップのコンビネーション、マルコス・ジョレンテの3人目の動き出しなど、中と外を織り交ぜた仕掛けで同点を目指す。 すると、23分には右CKの場面でキッカーのレマルが左インスウィングで上げた浮き球のボールを、ファーでDFコレイアをブロックしたフェリックスが右足の裏で合わせた。 フェリックスの10試合ぶりとなる今季ラ・リーガ6点目で追いついたアトレティコは、ここから攻勢を強めていく。34分にはボックス手前でルーズボールに反応したジョレンテが右足を振るが、このシュートは枠の左に外れる。その後も自慢の2トップが相手最終ラインに対して見ごたえのある駆け引きを仕掛けていくが、前半のうちに逆転まで持っていくことはできなかった。 迎えた後半、ホームのアトレティコはヴルサリコに代えてロージをハーフタイム明けに投入。一方、バレンシアは後半開始直後のスプリントでハムストリングを痛めたディアカビがプレー続行不可能となり、ギジャモンの緊急投入を余儀なくされた。 後半から右サイドのポジションを移したカラスコの積極果敢な仕掛けを軸により相手のボックス近辺でのプレーを増やしたホームチームは、この日が34歳のバースデーとなったウルグアイ代表FWが自ら祝砲を放つ。 54分、自陣中央で相手のプレスをいなしたエルモソが高精度のフィードを左サイドのフェリックスに通す。フェリックスはすかさず背後へ飛び出したスアレスにきっちりパスを繋ぐと、ボックス左に抜け出したスアレスはニアを消したGK、折り返しに備えた対応を見せたDFを出し抜くファーポストを狙った技ありのグラウンダーシュートを流し込み、2戦連発、得点ランキングトップとなる今季12ゴール目を挙げた。 2トップ揃い踏みの活躍で試合を引っくり返したアトレティコは、相手が前がかりになることを予想してか、ここから本来の堅守速攻の色合いを強めていく。さらに、62分にはフェリックスを下げてコレアをピッチに送り出した。 その後はゴンサロ・ゲデスを投入したバレンシアが押し返し始めるが、後方に重心を置いたアトレティコを前に決定機まで持ち込めず。すると、72分にはカラスコのスルーパスに完璧なタイミングで抜け出したジョレンテが右サイドを独走。そのままボックス内に侵入してゴールライン際から丁寧にマイナスで折り返すと、これをコレアが右足ワンタッチで合わせ、試合を決定づける3点目とした。 このゴールで勝利を確信したシメオネ監督はフル稼働が続くジョレンテに代えて古巣対戦のコンドグビアをピッチへ送り込む。さらに、レマルに代えてトレイラを投入し逃げ切り態勢に入ると、試合終盤に攻撃的なカードを切ってきたアウェイチームの反撃をきっちり凌ぎ切った。 バースデーゴールのスアレスを含め攻撃陣の活躍が光った首位チームは2戦連続の逆転勝利で7連勝を飾った。 2021.01.25 06:57 Mon
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