長友佑都がマルセイユ入団会見で意気込み「チームの助けになるためにここに来た」

2020.09.03 01:15 Thu
Getty Images
マルセイユに加入した日本代表DF長友佑都(33)が、2日に入団会見に臨んだ。
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FC東京やインテルなどでプレーした長友は、2018年1月からガラタサライでプレー。ガラタサライでは公式戦65試合に出場し3ゴール7アシストを記録。しかし、2020年に入ってリーグ戦の登録を外れ、今夏に契約満了でフリーに。
◆マルセイユ加入の長友佑都、ファーストインタビュー

新天地候補としてセリエA昇格組のベネヴェントなど、様々なチームが移籍先として浮上する中、先月末にマルセイユの関心が浮上すると、8月31日に入団が正式決定した。
その長友は2日に入団会見に登場。移籍を決めた理由や新天地での意気込み、チームメートとなる酒井宏樹との関係などを語った。

「確かにほかにも僕にオファーをくれたクラブがあったが、マルセイユでのプレーは僕の夢だった。代理人からオファーのことを聞いてすぐにここでプレーしたいと答えたよ。マルセイユは世界的に有名な素晴らしいクラブだ。ここに来られて本当に嬉しいよ」
「アマヴィは素晴らしい選手だ。だけど今シーズンはリーグ戦にカップ戦、チャンピオンズリーグなど多くの試合があるし、11人だけで戦うことはできない。僕はチームの助けになるためにここに来たんだ」

「コンディションは良いよ。毎日トレーニングを積んできたからね。僕はもうすぐ34歳になるけど、チームメイトの誰よりも走れると思っているよ」

「(酒井)宏樹とはとてもいい関係だよ。素晴らしい友人で代表でも8年か9年一緒にプレーしてきた。チームと契約する前に宏樹と話をして、マルセイユについて素晴らしいチーム、素晴らしい環境だと聞いていた。食事もおいしいと言っていたね。彼と一緒にプレーすることは嬉しいし、チームのために全力を尽くすつもりだ」

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イングランド代表のグリーンウッドはもう見られずか…今活動でも選考にすら入らず 「調子は認識」

イングランド代表復帰の扉は完全に閉ざされてしまったのだろうか。 マンチェスター・ユナイテッド時代から確かな能力の持ち主だったが、恋人に対するDV疑惑で逮捕されてから、イングランドでのキャリアが暗転したFWメイソン・グリーンウッド。昨季からヘタフェにレンタル移籍すると、今季からユナイテッドを完全に離れ、マルセイユを新たな舞台とする。 スペインで結果を残した22歳は新天地フランスでも逸材ぶりをさっそく発揮し、リーグ・アン開幕から3戦連発の5得点1アシスト。得点数はリーグ・アン全体で見ても、ここまで4ゴールを決めるパリ・サンジェルマン(PSG)の新鋭ブラッドリー・バルコラを抑え込み、トップだ。 本来なら代表にも入ってくるだけの輝きを放つが、やはり過去が過去とあって、選考段階から候補にも入っていないようだ。イギリス『デイリー・メール』によると、リー・カーズリー暫定監督は7日のアイルランド代表戦前にした会見で、グリーンウッド招集の選択肢に言及した。 「正直なところ、メイソンは検討できる選手ではなかった。彼がどんな調子かは認識しているが、検討の対象にはならなかった」 代表キャリアではルーツのジャマイカ代表へ鞍替え手続きも噂されるが、イングランド代表復帰の可能性は候補にも含まれずの現状とあって、起訴取り下げから1年以上が経ってもゼロに近いようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】フランスで大暴れ! グリーンウッドが開幕3戦5発</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="5aZmU-dp7mU";var video_start = 46;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.07 17:30 Sat
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リバプールは遠藤航の売却に消極的か…マルセイユの23億円オファーを拒否

日本代表MF遠藤航(31)を巡り、マルセイユからオファーが届いたが、リバプールが拒否したようだ。 昨夏にシュツットガルトからリバプール入りの遠藤。モイセス・カイセドやロメオ・ラビアを取り逃がした事情が背後にあってのリバプール行きだったが、シーズンが進むにつれてフィットし、公式戦43試合に出場した。 この夏からアルネ・スロット新体制になり、プレシーズンでアピール中の日本代表主将だが、『The Athletic』によると、マルセイユから移籍金1400万ユーロ(約23億4000万円)のオファーが舞い込んだという。 だが、リバプールは遠藤の売却を積極的に検討していない上、オファーのタイミング、今のマーケットで代わりとなる選手を獲得する機会の少なさ、そして、新指揮官にとってのニーズを考慮して、拒んだ模様だ。 ちなみに、ロベルト・デ・ゼルビ新監督のマルセイユはメイソン・グリーンウッドらを積極補強。ブンデスリーガの複数クラブも関心を寄せる遠藤を射止める上で、より高いオファーが必要とされるが、いかに。 2024.07.29 08:55 Mon

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