チルウェル移籍噂のレスター、後釜にタグリアフィコを注視か
2020.08.23 11:45 Sun
レスター・シティがアヤックスからアルゼンチン代表DFニコラス・タグリアフィコ(27)の獲得を狙っているようだ。
レスターでは現在、左サイドバックを担うイングランド代表DFベン・チルウェルがチェルシー入りに迫っており、後釜確保が急務に。イギリス『デイリー・メール』によると、そのチルウェルの移籍金として5000万ポンド(約69億2000万円)を手にするとみられ、バルセロナやアトレティコ・マドリーの関心も飛び交うタグリアフィコの獲得を検討している模様だ。
そのタグリアフィコはアヤックスとの契約を2022年まで残しているが、長らく今夏のステップアップを求めているといわれている。新天地の条件としてチャンピオンズリーグ(CL)出場権を持つクラブを挙げているようだが、昨季プレミアリーグで5位フィニッシュを果たしたレスター行きにもオープンだという。
タグリアフィコは2018年1月に母国インデペンディエンテからオランダ屈指の名門アヤックスに入団。2018-19シーズンの国内2冠やCLベスト4入りに貢献するなど、左サイドバックの主力として公式戦通算99試合12得点の数字を収め、昨季も38試合5得点をマークした。
レスターでは現在、左サイドバックを担うイングランド代表DFベン・チルウェルがチェルシー入りに迫っており、後釜確保が急務に。イギリス『デイリー・メール』によると、そのチルウェルの移籍金として5000万ポンド(約69億2000万円)を手にするとみられ、バルセロナやアトレティコ・マドリーの関心も飛び交うタグリアフィコの獲得を検討している模様だ。
そのタグリアフィコはアヤックスとの契約を2022年まで残しているが、長らく今夏のステップアップを求めているといわれている。新天地の条件としてチャンピオンズリーグ(CL)出場権を持つクラブを挙げているようだが、昨季プレミアリーグで5位フィニッシュを果たしたレスター行きにもオープンだという。
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リーグ・アン第21節、リヨンvsスタッド・ランスが9日にパルク・オリンピック・リヨンで行われ、ホームのリヨンが4-0で圧勝した。なお、ランスのMF伊東純也は89分までプレー、DF関根大輝は89分から途中出場、FW中村敬斗はベンチ外となった。 リーグ9戦未勝利で残留争いに巻き込まれつつある13位のランス。エルスネル前監督の解任に伴い、ディアワラ暫定体制のチームは直近のクープ・ドゥ・フランスで5部相手にPK戦の末の辛勝でひとまず白星発進となった。 7位のリヨンのホームに乗り込み、リーグ10試合ぶりの白星を狙った今節ではクープ・ドゥ・フランスから伊東がスタメン継続も、関根はベンチスタート、ふくらはぎの問題を抱える中村はベンチ外となった。 立ち上がりからリヨンに主導権を握られる状況が続くリヨン。右サイドに入った伊東は自陣で守備のサポートを意識しつつ、チームが狙いとするカウンターの局面で虎視眈々とディフェンスラインとの駆け引きを繰り返す。さらに、プレースキッカーとして数少ない攻撃機会でチャンスを狙う。 ランスがうまく試合を膠着させて前半も終盤にさしかかったが、一瞬の隙を突かれて先制点を奪われる。自陣右サイドでの伊東のボールロストから攻撃権がホームチームに移ると、一度スピードダウンさせたものの、シェルキの見事な中央突破から右で浮いたトリソに展開される。そして、ディフェンスラインとGKの間のスペースへ送り込まれた低弾道のピンポイントクロスをファーに飛び込んだタグリアフィコにワンタッチで蹴り込まれた。 前半にビハインドを背負ったものの、GKディウフの好守でテスマンの決定機を凌ぐなど大きく崩れることなく、チャンスを残して試合を折り返したランス。後半も同じメンバーで臨むと、立ち上がりにはディアコンの鋭いミドルシュートに、伊東の右CKをパトリックが頭で合わせ、続けての決定機を創出する。 以降はリヨンの鋭いカウンターに晒されながらも、よりオープンな展開のなかで伊東とディアコンの両サイドを起点に攻撃の形も作り出したランスだったが、決定機まであと一歩という場面が目立つなかで再び失点を喫する。 68分、自陣中央で与えたFKの場面でキッカーのシェルキがゴール前のスペースへ浮き球で落としたボールに反応したトリソにフリーでのヘディングシュートを決められた。 これで厳しくなったランスは選手交代で流れを引き戻したいところだったが、79分にはカウンターからサイドを完全に崩された末にフォファナの左クロスをボックス内で2人にスルーされた挙句、ファーでフリーのシェルキに難なく流し込まれる見事なチームプレーでホームチームに3点目まで奪われる。 その後、試合終盤には途中出場のザビの一発退場で数的不利まで背負うと、ディアワラ監督は伊東を下げて89分に関根を投入。しかし、後半アディショナルタイムにはシェルキのお膳立てからミカウタゼに4点目まで決められて万事休す。 フォンセカ新体制のリヨンに初黒星を献上したランスは、これでリーグ戦10戦未勝利となった。 リヨン 4-0 スタッド・ランス 【リヨン】 ニコラス・タグリアフィコ(前36) コランタン・トリソ(後23) ラヤン・シェルキ(後34) ジョルジュ・ミカウタゼ(後48) 2025.02.10 01:04 Monレスター・シティの人気記事ランキング
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