悔しさのあまりヴァーディキレる!パレスの守護神グアイタがレスター戦で見せたミラクルセーブ【アンビリーバブル・セーブス】

2020.08.23 19:00 Sun
Getty Images
たった1つのミスが失点に直結するゴールキーパー(GK)というポジション。当然ながらGKがゴールを決めることはほとんどなく、ストライカーやドリブラーに比べて目立ちにくい部分もある。しかし、裏を返せばセーブひとつでチームを救うこともできる、勝敗のカギを握るポジションとも言える。今回の企画『Unbelievable Saves』(信じられないセーブ)では、各クラブの守護神たちが見せた驚きのセーブを紹介していく。

◆グアイタのミラクルなセーブにヴァーディもマジギレ!

今回は、クリスタル・パレスのスペイン人GKビセンテ・グアイタがレスター戦で見せたスーパーセーブだ。

バレンシアの下部組織で育ったグアイタは、生え抜きのGKとしてバレンシアでプレー。2014年に移籍したヘタフェでも安定したセービングを見せると、2018年夏にクリスタル・パレスに移籍し、現在は同クラブの正GKとしてゴールマウスを守っている。
そんなグアイタは、2018年12月15日に行われた、プレミアリーグ第17節、レスター戦でミラクルセーブを見せている。

1-0とパレスのリードで迎えた80分、同点に追いつきたいレスターに決定機が訪れる。

中央突破からボックス手前でボールを得たFWケレチ・イヘアナチョが裏へ走るFWジェイミー・ヴァーディにスルーパスを出す。ボールを受けたヴァーディは、タイミングを外し、左足でダイレクトシュート。しかし、これをグアイタが好反応を見せ右手で触る。するとコースが変わったボールはポストに跳ね返り、これをしっかりとグアイタが抑え、同点のピンチを凌いだ。

ボールを弾く角度やタイミングが少しでも違えば、そのままゴールイン、もしくはこぼれ球がヴァーディの方へ向かっていたであろうミラクルなセーブとなった。これにはヴァーディも悔しさをにじませ、クロスバーをパンチしている。

試合は1点のリードを守り切ったパレスが1-0で勝利している。

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