最終節での逆転残留目指すレッチェ指揮官 「個々が持つ全力を出さなければならない」
2020.08.02 15:06 Sun
セリエA最終節での逆転残留を目指すレッチェのファビオ・リベラーニ監督は、人事を尽くして天命を待つ構えだ。イタリア『calcionews24』が伝えている。
昨シーズンのセリエBを2位で終えて7年ぶりのセリエA復帰となったレッチェ。序盤戦はしぶとく勝ち点を重ねていたものの、昨年12月以降に4連敗、6連敗という大型連敗を喫した影響もあり、降格圏の18位(勝ち点35)に低迷。
それでも、前節のウディネーゼ戦で2-1の会心の逆転勝利を収めたことで、セリエA最終節を前に、残留圏内の17位ジェノア(勝ち点36)との勝ち点差を1ポイントに縮め、逆転残留への望みを繋いでいる。
そして、11位のパルマをホームで迎え撃つ最終節では勝利を収めた上、同時刻に行われる試合でジェノアがヴェローナに引き分け以下に終わった場合、逆転での残留を決められる。
その重要な一戦の前日会見に出席したリベラーニ監督は、無観客開催に伴い、自宅で残留を願うティフォージの期待に応えるため、最後まで全力を尽くすことを誓っている。
「そして、引き続きベストを尽くし続ける必要がある。明日の試合に向けて最善の準備をし、絶対に勝たなければならない。そして、最終結果を下すことになる別の会場での試合結果を待つことになるだろう」
「我々にとってこの試合は今シーズンの最終戦だ。それ以外には何も残っていない。したがって、それぞれが持っているすべてをピッチへ注ぎ込むことが重要だ」
「2万人ものホームサポーターの不在は我々にとって残念なことだ。彼らはホームに限らず、アウェイでも熱心に我々をサポートしてくれているからだ。それは大きなハンディキャップになるが、それはどのクラブも同じことだ。セリエAは誰にとっても重要な財産であり、そのために最後まで戦い、守らなければならない」
昨シーズンのセリエBを2位で終えて7年ぶりのセリエA復帰となったレッチェ。序盤戦はしぶとく勝ち点を重ねていたものの、昨年12月以降に4連敗、6連敗という大型連敗を喫した影響もあり、降格圏の18位(勝ち点35)に低迷。
それでも、前節のウディネーゼ戦で2-1の会心の逆転勝利を収めたことで、セリエA最終節を前に、残留圏内の17位ジェノア(勝ち点36)との勝ち点差を1ポイントに縮め、逆転残留への望みを繋いでいる。
その重要な一戦の前日会見に出席したリベラーニ監督は、無観客開催に伴い、自宅で残留を願うティフォージの期待に応えるため、最後まで全力を尽くすことを誓っている。
「ウディネーゼ戦前のアウェイゲーム3試合では良いパフォーマンスができていたし、より良い結果に値したと思っている。そして、ウディネーゼ戦ではセリエAに残るための最後のチャンスだったが、我々は自分たちができること以上のものを出して勝利を手にした」
「そして、引き続きベストを尽くし続ける必要がある。明日の試合に向けて最善の準備をし、絶対に勝たなければならない。そして、最終結果を下すことになる別の会場での試合結果を待つことになるだろう」
「我々にとってこの試合は今シーズンの最終戦だ。それ以外には何も残っていない。したがって、それぞれが持っているすべてをピッチへ注ぎ込むことが重要だ」
「2万人ものホームサポーターの不在は我々にとって残念なことだ。彼らはホームに限らず、アウェイでも熱心に我々をサポートしてくれているからだ。それは大きなハンディキャップになるが、それはどのクラブも同じことだ。セリエAは誰にとっても重要な財産であり、そのために最後まで戦い、守らなければならない」
ファビオ・リベラーニの関連記事
レッチェの関連記事
セリエAの関連記事
|
|
ファビオ・リベラーニの人気記事ランキング
1
まさにドツボ…大物補強効果なしの最下位サレルニターナ、上層部の逆鱗に触れた昨季16得点ディアがチームから除外
サレルニターナがドツボにハマってしまった…。 2021-22シーズンに23年ぶりのセリエA昇格を掴んだサレルニターナ。財政規模の小さいプロヴィンチャだが、過去2年はギリギリ残留、MFアントニオ・カンドレーヴァにワルテル・サバティーニSDとカルチョを知り尽くしたベテラン名戦士も在籍する、どこか勇気を与えてくれるクラブだ。 そんな彼らも今季は最下位が定位置。1月マーケットのDFジェローム・ボアテング獲得で話題を呼んだが、昨年12月30日を最後に白星がなく、失点数はむしろ増加傾向…直近4試合で10失点を喫する。 そしてこの度、低迷に拍車をかけるような事態が発生してしまった。 イタリア『カルチョメルカート』によると、2日に行われた第27節ウディネーゼ戦で、昨季16得点のエース、セネガル代表FWブライエ・ディアが途中出場を拒否。これに上層部が激怒し、以後ディアは全体練習から締め出されたという。 これにより、ディアは第29節カリアリ戦の遠征メンバーからも除外。昨季16得点から一転、今季ここまで4得点のエースは、ファビオ・リベラーニ新監督体制2試合目にしてベンチスタートとなり、3試合目カリアリ戦もスターターを外れたことに不満を抱いていたようだ。 リベラーニ監督もディアの処遇についてコメント。「誰でも間違いを犯す」としつつ、チームからの締め出しがオーナーの決定だったことを明言し、「ディア自身の態度次第でもちろん復帰OKだが、決めるのは私ではない」とドライに説明した。 サレルニターナは残り11試合で残留圏17位と勝ち点「9」差。現実的には、ディアにボールを集めてネットを揺らしてもらうしか大逆転残留への道筋が見えないところだが、果たして…。 2024.03.09 21:25 Sat2
リベリ氏が来季バイエルンのユースコーチ就任か…サレルニターナからのスタッフ入りの要請を拒否
元フランス代表MFフランク・リベリ氏が、来季からバイエルンのユースコーチに就任する可能性があるようだ。イタリア『スカイ』が報じている。 2022年10月に現役を引退したリベリ氏は、すぐに最後の所属クラブとなったサレルニターナのテクニカル・コーチに就任し指導者の道をスタート。これまでパウロ・ソウザ監督、フィリッポ・インザーギ監督、ファビオ・リベラーニ監督の下でコーチを務めてきた。 しかし、今季のサレルニターナは、ここまで2勝8分け19敗で最下位に低迷。19日には、今季3人目の指揮官となったリベラーニ監督の解任と、ステファノ・コラントゥオーノ氏(61)の新監督の就任を発表した。 『スカイ』によれば、古巣であるバイエルンが来季のユースチームのコーチにリベリ氏を招へいする可能性があると報じており、同紙ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏はリベリ氏がサレルニターナからコラントゥオーノ氏のコーチングスタッフ入りの要請を拒否し、現在も家族と共にドイツに滞在していると伝えている。 2024.03.21 00:40 Thuレッチェの人気記事ランキング
1
近年は「ワイスピ」にも出演…世界的俳優のヘレン・ミレン、あるセリエAクラブのファンを公言
米国アカデミー賞で主演女優賞受賞の経歴を持つ俳優ヘレン・ミレン(78)が、ある“プロヴィンチャ”クラブのファンであると公言した。 ロシア系イギリス人のヘレン・ミレン。ダイアナ元皇太子妃の逝去に混乱するイギリス王室を描いた「クィーン(2006年)」でヴェネツィア国際映画祭の女優賞、米国アカデミー賞の主演女優賞を受賞した、英国映画界の象徴的存在だ。 78歳となった現在もハリウッドを中心に精力的に活動し、近年は「ワイルド・スピード(邦題)」シリーズに、見事なハンドル捌きでスーパーカーを乗りこなすアウトサイダー老婦人として出演。衰え知らずの存在感が眩しい。 そんなヘレン・ミレンが、イタリアサッカー界の財政規模が小さいクラブ、“プロヴィンチャ”を応援。 ロサンゼルス在住のヘレン・ミレンだが、イタリア南東部のアドリア海に面したプーリア州に別荘を所有し、『フットボール・イタリア』いわく、1年のうち最大6カ月をここで過ごすとのこと。 氏は4日発売のイタリア老舗雑誌『OGGI』で特集インタビューが組まれ、プーリア州への愛を語るとともに、州最南端のレッチェ県を本拠地とするレッチェを応援していると明らかにした。 「プーリアへ初めて来た晩のことをよく覚えています。ワイングラスを片手に『私はここに住まなければいけない』と自分に言い聞かせました。それは希望ではなく、義務的だったのです」 「ひとたびここへ来れば、離れるのが難しくなります。ここを離れたくないがために、どれだけの出演オファーを断ってきたことでしょうか。私は自分がサレント(プーリア州)出身だと感じています」 「そして、私は何度でも繰り返し口にしたい…『Forza Lecce!(フォルツァ・レッチェ)』とね」 ヘレン・ミレンから支持を公言されたレッチェ。今季は序盤戦の好調から一転、連敗続きで残留争いに首を突っ込んだが、直近2試合でローマとのドローを含めて勝ち点4。次は6日、敵地でミランと対戦…サン・シーロで大金星なるか。 2024.04.05 16:45 Fri2
レッチェがセリエB制覇で3季ぶり1部昇格、2位クレモネーゼも28年ぶりの切符掴む
6日にセリエB最終節の10試合が開催され、最終順位が確定した。 首位を走るレッチェは、ホームで行われたポルデノーネ戦で1-0で勝利。この結果、セリエB優勝を決め、3シーズンぶりとなるセリエA復帰を果たした。 自動昇格となる2位争いは最終節で変動。3位のクレモネーゼがコモを破った一方、2位だったモンツァが敗れたため、逆転でクレモネーゼが2位フィニッシュ。2019年にアビスパ福岡を率いた経験もあるファビオ・ペッキア監督のもと、1995-96シーズン以来、28年ぶりのセリエA昇格を決めた。 そして、昇格最後の1枠を決めるプレーオフに臨むのは、3位のピサ、4位のモンツァ、5位のブレシア、6位のアスコリ、7位のベネヴェント、8位ペルージャに決定した。 昇格プレーオフは、まず5位ブレシアvs8位ペルージャ、6位アスコリvs7位ベネヴェントを行い、勝った2チームが準決勝へ進出。3位ピサと4位モンツァを含めてセリエA昇格を懸けて戦うことになる。 なお、セリエCへ自動降格となる3チームも18位アレッサンドリア、19位クロトーネと、最下位ポルデノーネで確定。残り1チームを決める残留プレーオフでは16位コゼンツァと17位ヴィチェンツァが対戦する。 2022.05.07 14:44 Sat3
レッチェ、ベシクタシュと契約解除したレビッチを獲得!1年ぶりのイタリア復帰
レッチェは26日、元クロアチア代表FWアンテ・レビッチ(30)をフリートランスファーで獲得した。 これまでフィオレンティーナやRBライプツィヒ、フランクフルトでプレーしてきたレビッチは、2019年の夏にミランへレンタル移籍で加入すると、公式戦30試合に出場して自身のキャリアハイとなる12ゴールを挙げ、チームでの最多得点を記録。 この活躍が認められ、翌年にミランに完全移籍を果たすと、2020-21シーズンもセリエAで27試合に出場し11ゴール7アシストを記録。しかし、2022-23シーズンはFWオリヴィエ・ジルーやFWズラタン・イブラヒモヴィッチに加え、FWラファエル・レオンの台頭もあり序列が下がり出場機会が減少。 2025年まで契約を残していたが、2023-24シーズンのステファノ・ピオリ前監督の構想外となったことで、昨夏にベシクタシュへ完全移籍を果たしたが、2023-24シーズンのスタメン出場はわずか7試合に留まり、終盤は腰椎椎間板ヘルニアを患い欠場を余儀なくされると、8月2日に双方合意の下で契約を解除したことが発表された。 2024.08.27 07:30 Tue4
ボローニャの10番カールションがレッチェへレンタル…AZ時代は躍動もセリエAでの1年半は苦戦
レッチェは4日、ボローニャからスウェーデン代表FWイェスパー・カールション(26)を今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「37」に決定している。 ファルケンベリ、エルフスボリと母国のクラブで台頭したカールションは、2020年にエールディビジのAZへ完全移籍。その新天地では在籍3年間でリーグ戦89試合35ゴールと、得点力のあるウイングプレーヤーとしてヨーロッパの5大リーグのクラブからも関心を集める存在に。 2023年夏にボローニャへ完全移籍。加入1年目はセリエAへの適応やヒザのケガの影響などで本領発揮に至らず。また、加入2年目となった今シーズンもセリエA7試合1ゴールの数字にとどまっていたなか、レッチェへレンタルに出される形となった。 2025.01.04 22:10 Sat5
