マルティネス、FA杯を愛する家族へ捧ぐ! 「家族がしてくれたことはよくわかっている」

2020.07.31 19:18 Fri
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Getty Images
アーセナルのアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスは、FAカップのトロフィーを愛する家族に捧げたいと考えている。

守護神を務めるドイツ代表GKベルント・レノの負傷離脱に伴い、途中出場したプレミアリーグ第30節のブライトン戦からアーセナルのゴールマウスを守り続けているマルティネス。

今月18日に行われたFAカップ準決勝では昨季王者マンチェスター・シティを相手にクリーンシートを記録し、2-0の勝利に貢献。そして、8月1日に行われるチェルシーとの決勝では“守護神”として自身初のトロフィー獲得を目指す。

その運命の決勝を前にクラブ公式サイトのインタビューに答えたアルゼンチン代表GKは、これまで多くの犠牲を払って自身を支えてきた両親を含む、愛する家族へFAカップのトロフィーを捧げたいと考えていることを明かした。

「(シティ戦の試合終了を告げる笛を聞いたとき)少し感慨深かったね。それはヨーロッパの最高のチームのひとつであるシティに勝ったからではなくて、愛するクラブで自分が決勝でプレーするために多くの戦いをしてきたからなんだ」

「クラブに加入してから10年が経って、最後のホイッスルが鳴ったとき、これまでの全てが頭をよぎったんだ」

「本来であれば、ウェンブリーでの決勝は8万人から9万人もの観客が入るし、めったにそういった環境でプレーすることはできない。だからこそ、ファンと僕の家族がスタジアムに来てほしかったよ」

「家族全員がそこにいてくれたら良かったね。以前にも言ったように僕らは貧しい家庭環境だった。だから、そんな彼らが9万人の観衆の前でトロフィーを獲得し、メダルを手にした自分の姿を見てくれたら何かを感じてくれると思っていたんだ」

「チャンピオンズリーグデビューになったアンデルレヒト戦を思い出すんだ。父は27時間もかけてスタジアムにやってきて、(試合の始めから終わりまでの)95分間、ずっと泣きっぱなしだったんだ」

「(アルゼンチン)の実家からとても遠く離れている。そして、ロックダウンの影響もあって、1年間も父と母に会えていないんだ。辛いことだけど、家族のことを思いながらいつもプレーしているよ」

「昔のことだけど、僕と兄弟だけがご飯を食べて、母と父は食事を取らなかったことをよく覚えているよ。そして、両親がこれまでどんな経験をしてきたかを理解しているよ」

「僕がブエノスアイレスに住んでいた頃は、月に2回しか会えなかったよ。両親には移動のためのガソリン代を支払う余裕がなかったんだ。だから、僕が近くに遠征があるときぐらいしか会えなかった。

「そして、僕が今の立場に到達するため、家族が何をしてくれたかをよくわかっているよ」

コロナ禍によって自身初の大舞台を直接家族に見せられないマルティネスだが、今シーズンの最終戦をモノにし、優勝メダルを携えて愛する家族の下へ帰省を果たしたいところだ。
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