ヴェローナがパッツィーニの退団を発表

2020.07.29 17:32 Wed
Getty Images
ヴェローナは28日、元イタリア代表FWジャンパオロ・パッツィーニ(35)が今シーズン限りで退団することを発表した。
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アタランタの下部組織出身のパッツィーニは、インテルやミランを経て2015年にヴェローナに加入。2度のセリエB降格を経験しながらも、キャプテンとしてチームを牽引してきた。今季は昇格組ながらも、ここまで9位と健闘するチームにおいて13試合に出場し4ゴールを記録。年齢による衰えはあったものの、精神的支えとなっていた。しかし、26日に行われたセリエA第36節のラツィオ戦の後に開かれた会見で、パッツィーニの口から今季での退団が告げられた。イタリア『TG GIALLOBLU』が伝えている。
「今は色々と地に足付いていない状態だ。終わりが来たと感じたのはほんの2日前だった」

「たとえディレクターから2カ月前に伝えられていたとしても、この決定は変わらなかっただろう」
「ラツィオ戦を観た後に終わりを悟ったよ。ヴェローナは単なるチームとか、キャリアの中のとある経験にとどまらない。美しい旅路だったよ」

「いつもそばにいてくれたファンのみんなに感謝している。ヴェローナはいつまでも私の心に残り続けるだろう」

「将来について? 頭の中にはすでに明確な考えがある。これから数週間で家族と一緒に『大人になったらどうするか』を考えるよ」

また、スポーツ・ディレクターのトミー・ダミコ氏も別れの言葉を述べている。

「素晴らしい5年を経て、ジャンパオロ・パッツィーニとの関係は終わりを迎える。本当はスタッフ全員がこの場に出席し、彼に挨拶が出来ればよかったんだが、コロナのおかげでそれが叶わなかった」

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