駒井&金子のJ初弾に荒野が禊の1G1A! 札幌が横浜FMに鮮やか逆転で今季ホーム初勝利!《J1》
2020.07.26 16:15 Sun
明治安田生命J1リーグ第7節の北海道コンサドーレ札幌vs横浜F・マリノスが26日に札幌ドームで行われ、ホームの札幌が3-1で勝利した。リーグ再開後未だ無敗(2勝3分け)の札幌は、前節からメンバーを3名変更。田中、福森、ジェイに代えて、中野と出場停止明けの荒野、そしてルーキーの高嶺が初先発を飾った。
一方、横浜FCとの13年ぶりの“横浜ダービー”を4-0で快勝した横浜FMは、筋肉系のトラブルによって仲川とマルコス・ジュニオールの主力2選手が招集外に。前節からは松原、扇原、天野、水沼を新たに加えて臨んだ。
試合はキックオフ直後からチャンスが生まれる非常にオープンな展開に。開始1分、左サイドでボールを持った遠藤がボックス内へ侵入。横パスを選択すると、エジガル・ジュニオがダイレクトで狙う。しかし、GK菅野に弾き出されてしまう。
電光石火の先制点を逃したアウェイチームだが、2度目の決定機をゴールに結びつける。15分、敵陣右サイドで水沼がキープから中央へパス。これをボックス右手前でトラップした天野が左足を振り抜き、ゴール右下隅を射抜いた。
さらに、18分にはゴール前での混戦からうまくキープしたチャナティップが荒野へ繋ぐと、前々節のベガルタ仙台戦での愚行退場でチームに迷惑をかけていた荒野は冷静にシュートを流し込む。ゴール直後にはサポーターに向けて手を合わせて謝罪の意を表しながらも、逆転となる見事な禊弾とした。
一方、集中力の欠如で瞬く間に逆転を許した横浜FMはアクシデントにも見舞われる。前日にウニオン・ベルリンへの期限付き移籍が発表されていた注目の遠藤が1失点目の直後に腰の問題か、プレー続行不可能となり、急遽大津が投入された。
その後はペースを握った札幌が、36分に右サイドからコンビネーションを見せ左サイドへ展開。最後はオーバーラップしてきた菅が左足でシュートを放つも、これはGK梶川の好守に遭った。
後半も前半と同様に攻守が激しく切り替わるオープンな展開が続いていく。最終局面で精彩を欠く横浜FMは、交代カードで攻撃陣を活性化すべく、56分に仙頭、オナイウ阿道を同時投入。
すると66分、左サイド深くからの大津のクロスをオナイウがヘディングシュート。これは枠を捉えられないが、その後もオナイウを起点に攻め入っていく。
リードする札幌は76分、3枚替えを敢行。イエローカードを貰っていた高嶺などがアウトし、前線の収め所を求めてジェイ、さらに白井と金子を入れた。すると、交代選手がきっちり結果残す。
試合終了間際の89分、ディフェンスラインの背後へのロングフィードに荒野が抜け出し、GKと一対一に。ここで荒野は斜めのドリブルからヒールパスを選択すると、これに反応した金子がきっちり沈め、嬉しいJ1初ゴールに。
その後、後半アディショナルタイムのオナイウの強烈なシュートをGK菅野の好守で凌いだ札幌が、駒井と金子のJ1初ゴール、荒野の名誉挽回の1ゴール1アシストの活躍により、鮮やかな逆転勝利を収め待望の今季ホーム初白星を挙げた。
一方、前年王者の横浜FMは課題の守備を改善できず、今シーズン初のリーグ戦連勝を逃した。
北海道コンサドーレ札幌 3-1 横浜F・マリノス
【札幌】
駒井善成(前16)
荒野拓馬(前18)
金子拓郎(後44)
【横浜FM】
天野純(前15)
一方、横浜FCとの13年ぶりの“横浜ダービー”を4-0で快勝した横浜FMは、筋肉系のトラブルによって仲川とマルコス・ジュニオールの主力2選手が招集外に。前節からは松原、扇原、天野、水沼を新たに加えて臨んだ。
電光石火の先制点を逃したアウェイチームだが、2度目の決定機をゴールに結びつける。15分、敵陣右サイドで水沼がキープから中央へパス。これをボックス右手前でトラップした天野が左足を振り抜き、ゴール右下隅を射抜いた。
これで一気に横浜FMのペースかに思われたが、流動的な攻めで良い形を作っていたホームチームがわずか3分で試合を引っくり返す。まずは16分、GK菅野のフィードを収めたルーカス・フェルナンデスが中へ切り込みスルーパスを送る。中央から斜めの動きでボックス右に抜け出した駒井が強烈なシュートでGK梶川の牙城を破り、J1での5シーズン目にして待望の初ゴールを挙げた。
さらに、18分にはゴール前での混戦からうまくキープしたチャナティップが荒野へ繋ぐと、前々節のベガルタ仙台戦での愚行退場でチームに迷惑をかけていた荒野は冷静にシュートを流し込む。ゴール直後にはサポーターに向けて手を合わせて謝罪の意を表しながらも、逆転となる見事な禊弾とした。
一方、集中力の欠如で瞬く間に逆転を許した横浜FMはアクシデントにも見舞われる。前日にウニオン・ベルリンへの期限付き移籍が発表されていた注目の遠藤が1失点目の直後に腰の問題か、プレー続行不可能となり、急遽大津が投入された。
その後はペースを握った札幌が、36分に右サイドからコンビネーションを見せ左サイドへ展開。最後はオーバーラップしてきた菅が左足でシュートを放つも、これはGK梶川の好守に遭った。
後半も前半と同様に攻守が激しく切り替わるオープンな展開が続いていく。最終局面で精彩を欠く横浜FMは、交代カードで攻撃陣を活性化すべく、56分に仙頭、オナイウ阿道を同時投入。
すると66分、左サイド深くからの大津のクロスをオナイウがヘディングシュート。これは枠を捉えられないが、その後もオナイウを起点に攻め入っていく。
リードする札幌は76分、3枚替えを敢行。イエローカードを貰っていた高嶺などがアウトし、前線の収め所を求めてジェイ、さらに白井と金子を入れた。すると、交代選手がきっちり結果残す。
試合終了間際の89分、ディフェンスラインの背後へのロングフィードに荒野が抜け出し、GKと一対一に。ここで荒野は斜めのドリブルからヒールパスを選択すると、これに反応した金子がきっちり沈め、嬉しいJ1初ゴールに。
その後、後半アディショナルタイムのオナイウの強烈なシュートをGK菅野の好守で凌いだ札幌が、駒井と金子のJ1初ゴール、荒野の名誉挽回の1ゴール1アシストの活躍により、鮮やかな逆転勝利を収め待望の今季ホーム初白星を挙げた。
一方、前年王者の横浜FMは課題の守備を改善できず、今シーズン初のリーグ戦連勝を逃した。
北海道コンサドーレ札幌 3-1 横浜F・マリノス
【札幌】
駒井善成(前16)
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【横浜FM】
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北海道コンサドーレ札幌は6日、2025シーズンの選手とチームスタッフ決定、そして背番号を発表した。 J2リーグからのリスタートにあたり、ミハイロ・ペトロヴィッチ前監督から岩政大樹新監督にバトンタッチの札幌。ベルギーでの欧州挑戦を切り上げ、3年ぶり復帰のMF高嶺朋樹はかつてと同じ背番号「6」で再出発を図る。 また、レンタルバックのFW中島大嘉も以前と同じ「45」に決まり、大阪体育大学を経由して下部組織を過ごした札幌復帰のMF木戸柊摩は「31」に。既存メンバーでは中村桐耶が「4」、スパチョークが「7」を新たにつける。 ◆トップチーム選手&背番号 GK 1.菅野孝憲 17.児玉潤 21.中野小次郎 ※背番号変更「34」 51.高木駿 DF 2.高尾瑠 3.パク・ミンギュ 4.中村桐耶 ※背番号変更「6」 15.家泉怜依 25.大崎玲央 28.岡田大和←ロアッソ熊本/復帰 47.西野奨太←カマタマーレ讃岐/復帰 88.馬場晴也 MF 6.高嶺朋樹←コルトレイク(ベルギー)/完全 7.スパチョーク ※背番号変更「19」 8.深井一希 10.宮澤裕樹 11.青木亮太 14.田中克幸 ※背番号変更「37」 16.長谷川竜也 27.荒野拓馬 30.田中宏武 31.木戸柊摩←大阪体育大学/新加入 33.近藤友喜 35.原康介 70.フランシス・カン FW 9.ジョルディ・サンチェス 13.キム・ゴンヒ 20.アマドゥ・バカヨコ 22.キングロード・サフォ 45.中島大嘉←水戸ホーリーホック/復帰 71.白井陽斗 99.出間思努 ※背番号変更「40」 2025.01.06 18:05 Mon4
札幌退団の阿波加俊太が29歳で現役引退 「年齢的にまだできる可能性もあるとは思いますが…」
北海道コンサドーレ札幌は10日、GK阿波加俊太(29)の現役引退を発表した。 阿波加は2013年にU-15カテゴリーから過ごす札幌でプロになり、SC相模原やHonda FC、愛媛FCへレンタル移籍を経験。2022年3月から鈴鹿ポイントゲッターズ(現・アトレチコ鈴鹿クラブ)に完全移籍し、札幌を離れたが、昨年に復帰した。 GK菅野孝憲の存在が大きいなかで、明治安田J1リーグ2試合、Jリーグカップ1試合の出場数をマークしたが、菅大輝、駒井善成、小林祐希とともに契約満了に。このたび、29歳で現役引退を決断した。 今後は札幌のスクールコーチとして第二の人生を歩むという阿波加。クラブ公式サイトで「2024シーズンをもって引退することを決断しました」とし、各方面に感謝の言葉を送った。 「年齢的にまだできる可能性もあるとは思いますが、正直、自分の気持ちの限界を感じたからです。今シーズン5月頃にオーバートレーニング症候群と診断され、僕の場合は異常な疲労感が出てしまい長く練習を休みました。現在は回復して問題はありませんが、休んでいる間や少し良くなってきた期間でこれから自分がどうしていくのが良いか考えて、この決断をいたしました」 「サッカー選手としてたくさんの良い結果を残す事はあまり出来ませんでしたが、チームのゴールを守る責任感を常に持って毎日必死に、そして真面目にトレーニングをしてこられたと思います」 「これまで12年間で5チームに在籍させていただきました。SC相模原、HondaFC、愛媛FC、アトレチコ鈴鹿、本当に長い間お世話になってきた北海道コンサドーレ札幌、どのチームにいても多くのサポーターのみなさんに温かいご声援を頂きました。それがなければここまで続けては来られなかったと思います。そして今まで出会ったチームメイト、監督、コーチ、スタッフの方達のおかげで、素晴らしい経験をさせていただきました。関わってくださった全ての方に感謝しています。本当にありがとうございました」 「そして引退後は北海道コンサドーレ札幌のスクールコーチに就任させていただく事になりました。指導者として、自分も一緒に成長させていただきながら、サッカーの楽しさ・面白さを伝えられるように頑張っていきたいと思います。サッカー選手としてはここで終わりますが、指導者としての阿波加俊太をこれからもよろしくお願いいたします」 2025.01.10 17:59 Fri5