ヴェローナ、セリエA残留を決めたユリッチ監督との契約を2023年まで延長
2020.07.23 08:33 Thu
ヴェローナは22日、クロアチア人指揮官イバン・ユリッチ監督(44)との契約を2023年6月30日まで延長したことを発表した。
ユリッチ監督は昨夏、クラブをセリエA昇格に導いたアルフレッド・アリエッティ前監督の後任としてヴェローナの指揮官に就任。1年ぶりのセリエAとなった今シーズンはスタートダッシュに失敗したものの、昨年12月からリーグ戦9試合無敗(4勝5分け)を飾ると、第23節ではリーグ8連覇中の王者ユベントスから逆転勝利を収めた。
なお、リーグ再開後は9試合で2勝4分け3敗と成績はやや下降気味にとなっているが、中位を維持。すでにセリエA残留も決めている。
ユリッチ監督は昨夏、クラブをセリエA昇格に導いたアルフレッド・アリエッティ前監督の後任としてヴェローナの指揮官に就任。1年ぶりのセリエAとなった今シーズンはスタートダッシュに失敗したものの、昨年12月からリーグ戦9試合無敗(4勝5分け)を飾ると、第23節ではリーグ8連覇中の王者ユベントスから逆転勝利を収めた。
なお、リーグ再開後は9試合で2勝4分け3敗と成績はやや下降気味にとなっているが、中位を維持。すでにセリエA残留も決めている。
イバン・ユリッチの関連記事
エラス・ヴェローナの関連記事
セリエAの関連記事
|
イバン・ユリッチの人気記事ランキング
1
ローマが次代のリーダー候補と新契約締結! 昨年に伊代表デビューの20歳逸材
ローマは23日、イタリア代表MFニッコロ・ピジッリ(20)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 ローマ生まれで地元クラブのASDヘリオスから8歳でジャッロロッシのアカデミーに加入した万能型MFは、2023年5月に行われたセリエAのインテル戦でファーストチームデビュー。翌シーズンのヨーロッパリーグ(EL)のシェリフ戦では初ゴールも記録した。 迎えた今シーズンはダニエレ・デ・ロッシ、イバン・ユリッチ、クラウディオ・ラニエリと3人の指揮官の下でも信頼を獲得し、中盤の準主力に定着。途中出場が多いものの、ここまで公式戦31試合3ゴール1アシストの数字を残している。 さらに、その将来性を高く評価するルチアーノ・スパレッティ監督の下、昨年にイタリアのA代表デビューも飾っている。 クラブレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏が“ローマのガビ”と評する180cmのボックス・トゥ・ボックスMFは、セントラルMFを主戦場に高い戦術眼とテクニック、献身性を併せ持つ万能型。ローマ界隈ではトッティの良き相棒の一人として知られたシモーネ・ペッロッタの再来としての活躍が期待されている。 2025.02.24 07:00 Mon2
批判に晒されるローマ主将が監督交代、批判に言及…「この状況はパフォーマンス、結果によってのみ変えられる」
ローマのイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニが、開幕直後の監督交代、自身に対するロマニスタからの批判に対して率直な思いを語った。イタリア『スカイ・スポルト』が伝えている。 今夏の移籍市場では積極補強を敢行したものの、セリエA開幕4試合で未勝利と低調なスタートを切ったローマは、クラブ首脳陣との確執も伝えられたダニエレ・デ・ロッシ前監督を電撃解任した。 その後任として招へいしたイバン・ユリッチ新監督の下で大幅なスタイル変更に踏み切った中、直近の公式戦2勝1分けと上々のリスタートとなった。 3日に行われるヨーロッパリーグのリーグフェーズ第2節エルフスボリ戦に向けた前日会見に出席したカピターノは、シーズン開幕直後の監督交代に言及。元チームメイトでもある前指揮官の力になれなかった申し訳なさを口にした一方、厳しいムードを払拭させつつあるエネルギッシュな新指揮官の手腕を称えている。 「まず、ダニエレが僕らに伝えてくれたことに感謝したい」 「もちろん、彼は人間的にもピッチ上でも僕らに多くのものを与えてくれた存在だっただけに、(解任というクラブの決断は)難しいものだった。彼と彼のスタッフは、彼らが達成したい目標をすべて達成するはずだ。彼らは並外れた存在だからだ」 「(監督交代の雰囲気は感じていたか?)ノーだ。僕らは全く予期していなかったし、変更の必要性も感じていなかった」 「もちろん、結果には満足していなかったけど、うまく仕事をする人たちの平静さがあった。その後、僕らはうまく状況の変化に対応しまけど、何よりも重要なユニフォームを着ているからこそ、やり続けるんだ」 「その点で、ユリッチは並外れていた。彼は、僕らが望んでいない変化に対するグループの悲しみの瞬間を理解してくれた。これは明らかだよ。状況は変わったけど、僕らは監督を全面的に支持し、彼が僕らに与えたいものはすべて受け入れている」 イタリア国内においてカピターノのリーダーシップは現在においても重要視されるが、とりわけフランチェスコ・トッティ、ダニエレ・デ・ロッシとローマ生まれローマ育ちのバンディエラを擁したジャッロロッシにおいてはより特別だ。 それだけに、内向的とも揶揄され、ピッチ上における闘争心や発言力の部分で物足りないとされるペッレグリーニに対する、ここ最近の風当たりはきつくオリンピコでもブーイングに晒される場面も少なくない。 今回のレジェンド解任によって厳しい立場に立たされる現カピターノは、そういった周囲からの反応を真摯に受け止めつつ、その信頼を再び得るためにこれまで同様に全力を捧げたいと語った。 「フランチェスコやダニエレのような偉大なプレーヤーの後を継いでカピターノを務める責任は重々承知している。常にこの責任を引き受けてきた。夢であり、名誉であり、同時に重荷でもある」 「物事がうまくいかないときに真っ先に疑われるのは自分だということは理解しているよ。それは構わない。やりたくない悪ふざけは別として、責任を取らなければならないときはいつもそうしてきた。期待に応えられなかったプレーヤーが批判されるのは当然だ。ただ、人間として、カピターノとして、自分が決してしないようなことに自分の名前が結び付けられるのは受け入れられない」 「すべて理解しているけど、このユニフォーム、このクラブ、この街、ファンをどれほど大切に思っているかはみんながわかってくれていることだと思う。常に全力を尽くしているし、これはただのユニフォームではない。ファンとの関係を修復したいと思っているし、ローマには無条件の愛を持っているよ」 「良いプレーをしてブーイングする人たちの考えを変えることが重要。この状況は良いパフォーマンスと良い結果によってのみ変えられると思っているよ」 2024.10.03 08:15 Thu3
伊紙がローマ所有のフリードキン氏に苦言「今はモルディブにいるそうだ」「このままでは選手たちの退行が続く」
イタリア『カルチョメルカート』がローマのオーナー、ダン・フリードキン氏に苦言を呈す。 ロマニスタの支持率が皆無に等しいフリードキン体制。そもそもクラブへの愛着が感じられないところから始まり、失政と言って差し支えない人事等々、退陣を望む声が止むことはない。 『カルチョメルカート』はまず、現ローマについて、「非常に地味なユニオンSGにも勝てず。今季15試合で4勝…過去20年で前例のない災害、そこに光はない。問題を解決するには、現実を直視しなければならない」と論評。 また、イバン・ユリッチ監督の去就に触れつつ、「解任は数週間確実視されているが、理由が誰にもわからないまま延期され続けている。フリードキンのプライベートジェットは今日現在モルディブにあるそうだ。彼らにはローマ以外の優先事項があるようだ」と皮肉った。 最近の失政という点では、なんといってもダニエレ・デ・ロッシ監督の解任。 「ユリッチは途方に暮れている。手元の選手たちと明らかに相性が悪く、誰かが歯向かってくるわけではないが、誰もフォローはしてくれない。デ・ロッシ解任で熱意を失った選手が続出し、このままではひたすら『退行』が続く」 「エヴァン・エンディカのような“確実性”もあるが、おそらく選手たちの奮闘だけでローマが這い上がってくることはない。全選手がどこかから足を引っ張られている」 「あとは、オーナーがトリゴニアに現れ、自分たちの間違いの責任を取る決断を下すのを待つだけである。いや、本来なら修正する時間は残されているが、ローマでその望みは存在しないか。真剣なクラブであれば、すでに新たなCEOがいて、すでに新たな監督がいるはずだ」 2024.11.08 21:05 Fri4
“修理屋”の下で完全復活ローマ、2025年リーグ戦成績で5大リーグ首位に
“修理屋”の下で完全復調のローマの快進撃が続いている。 今シーズンはダニエレ・デ・ロッシ、イバン・ユリッチと2人の指揮官の下で近年稀に見る厳しい戦いを強いられたローマは、昨年11月14日にクラウディオ・ラニエリ監督を招へい。就任直後はナポリ、アタランタという難敵に連敗し、立て直しの難しさを実感した老将だったが、12月のセリエA第17節のパルマ戦で5-0の大勝を収めると、以降はセリエA13戦無敗(10勝3分け)と負け癖が付いていたチームを完全に蘇らせた。 とりわけ、2025年は宿敵ラツィオとのデルビー勝利を皮切りに9勝2分けと圧巻の戦績を残しており、『OptaPaolo』によれば、2025年ここまでの勝ち点29という数字はヨーロッパ5大リーグでトップだという。 なお、2位以下はパリ・サンジェルマン(28pt)、バイエルン(26pt)、ストラスブール(26pt)、ボローニャ(25pt)、リバプール(25pt)となっている。 先日のヨーロッパリーグ敗退に伴い、シーズン残りはセリエAの戦いに集中するジャッロロッシ。現在はチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位ボローニャと5ポイント差の7位まで順位を上げており、このままの勢いを継続できれば逆転でのCL出場権獲得も十分に可能だ。 2025.03.18 19:50 Tue5
昇格組のパルマに大敗したジェノアがバッラルディーニ監督を解任… 後任は3度目の指揮官就任となるユリッチ氏
▽ジェノアは9日、ダビデ・バッラルディーニ監督(54)を解任および、イバン・ユリッチ氏(43)の復帰を発表した。 ▽ジェノアは昨年11月5日に、成績不振を理由にユリッチ前監督の解任を発表。その後任として、これまでカリアリやパレルモなどを率い、過去2度(2010-11,2013-14)に渡ってジェノアを率いた経験があるバッラルディーニ監督と2017-18シーズン終了までの契約を結んだ。 ▽バッラルディーニ監督は、12試合を終えて1勝と18位に沈んでいたチームを立て直しに成功。最終的に11勝8分け9敗の12位でジェノアを残留に導いた。 ▽この手腕が認められて今夏に1年間の契約延長を勝ち取ったバッラルディーニ監督だが、直近に行われた昇格組のパルマ戦では1-3と大敗。この敗戦を受けて、クラブはバッラルディーニ監督の解任および、ユリッチ氏の呼び戻しを決断した。 ▽現在、ジェノアは4勝3敗で11位に位置している。なお、3度目指揮官就任となるユリッチ氏は、10日の14:00に就任会見を行い、その後15:30から公開で初めてのトレーニングに臨む。 2018.10.10 00:44 Wedエラス・ヴェローナの人気記事ランキング
1
ヴェローナにベンフィカのデンマーク人FW加入…買取OP付きレンタルに
エラス・ヴェローナは9日、ベンフィカからデンマーク人FWキャスパー・テングシュテット(24)を買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。 現役時代に母国のヴィボーで活躍したサイドバックのトーマス・テングシュテットを父親に持つテングシュテットは、ミッティランでプロキャリアをスタート。その後、ニュルンベルクⅡ、ホーセンスへのレンタルを経て、2021年6月にホーセンスに完全移籍した。 そのホーセンスで得点能力を開花させると、2022年夏にローゼンボリへステップアップ。ノルウェーの名門ではシーズン途中の加入ながらリーグ戦14試合出場で、15ゴール9アシストという驚異的なスタッツを叩き出していた。 ただ、その活躍を引っ提げて2023年1月に加入したベンフィカでは在籍1年半で公式戦35試合4ゴール7アシストの数字にとどまっていた。 184㎝のストライカーはセンターフォワードを主戦場としながら、左右のウイングやトップ下でもプレー可能。シュート精度の高さに加え、スピードとテクニックを生かしたドリブル突破、ラストパスも出せる、万能型のプレースタイルの持ち主だ。 ポルトガル屈指の名門では本領発揮に至らなかったが、セリエAを舞台に自身の真価を発揮できるか。 2024.08.09 22:41 Fri2
元イタリア代表FWチェルチ、アトレティコ時代を回想…「時間を戻せるならアトレティコには行かない」
▽ヴェローナ所属の元イタリア代表FWアレッシオ・チェルチが、泣かず飛ばすに終わったアトレティコ・マドリー時代を振り返った。スペイン『アス』がイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』でのインタビューを引用して伝えている。 ▽ローマ下部組織出身のチェルチは、2014年夏にトリノからアトレティコ・マドリーに加入した。しかし、出場機会を得られず、2015年冬にミランにレンタル移籍を果たしたが、そこでも定位置を確保に失敗。さらに、カジノに通っていたことが発覚するなどプライベートでの素行不良も災いし、ミランから放出された。2016年1月のジェノアへのレンタル移籍を経て、昨シーズンはアトレティコに戻ったが、ケガの影響もあり完全に戦力外扱い。出場時間はわずか41分に留まり、シーズン終了時に契約満了となっていた。 ▽10日、昨シーズンにセリエA昇格を決めたヴェローナへ加入したチェルチは、不振に終わったアトレティコ時代について、「論争を引き起こしたくない」と前置きしつつも「時間が過去に戻ったらアトレティコには行かない」と過去の過ちを悔やんだ。 「物語はスタートから悪いものだった。トリノの処理が遅れ、まったく準備ができずに9月1日にマドリードに着いたんだ。多くのことが起こったよ。ただ、僕は論争を引き起こしたくはない」 「もし時間が過去に戻ったらアトレティコには行かないだろうね。僕にとっては大きな犠牲になった決断だったよ。個人的にもあまりに多くのモノを失ってしまった。多くの愛情を与えてくれ、僕のスペイン行きを反対してくれていたトリノのファンをね。僕はキャリアを上げるためにチャンピオンズリーグでプレーしたかったんだ」 ▽それでもチェルチは、今シーズンに向けて前向きな姿勢を示した。「数年で失ったものを取り戻したい」と新天地でのプレーに目を輝かせている。 「ここ数年で失ったものを取り戻したいと思っているよ。1年半、僕はしっかりと試合に出場することができなかった。観客として過ごした2年後、今はトレーニングの後に足の痛みを感じることが嬉しいんだ」 2017.07.24 17:49 Mon3
ミランがヴェローナの2選手を狙う? ナポリ、ローマと争奪戦か
ミランが、エラス・ヴェローナに所属する2人の選手の獲得を狙っているようだ。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ミランが狙うのは、U-21イタリア代表DFマッテオ・ロヴァト(21)とイタリア代表MFマッティア・ザッカーニ(25)とのことだ。 しかし、ザッカーニに関してはナポリも興味を持っているとのこと。ザッカーニ本人は2022年にヴェローナとの契約が満了を迎えるが、延長する意思はないとのこと。今シーズン終了後にも移籍するとみられている。 一方でロヴァトに関しては、ローマが獲得を狙っており、1300万ユーロ(約16億8000万円)のオファーを出しているとされている。なお、ロヴァトとヴェローナは2024年6月まで契約を残している。 ロヴァトは今シーズンのセリエAでセンターバックとして20試合に出場。ザッカーニは中盤で出場しており、今シーズンはセリエAで24試合に出場し5ゴール7アシストとチームの攻撃を牽引している。 ミランは7日にヴェローナと対戦。パオロ・マルディーニら幹部は、両選手のプレーぶりをしっかりとチェックすることになるようだ。 2021.03.06 21:45 Sat4
ホーム最終戦をドローで終えたナポリはCL出場権獲得ならず…《セリエA》
ナポリは23日、セリエA最終節でヴァローナと対戦し1-1の引き分けに終わった。 8試合負けなしと絶好調のナポリが、8試合勝利なしと不調の10位ヴェローナ(勝ち点44)をホームに迎えた一戦。チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を目指すナポリは、前節のスタメンからポリターノをロサーノに変更した以外は同じスタメンを起用した。 立ち上がりから一進一退の展開が続く中、ナポリは33分に最初のチャンスを迎える。ボックス右でボールを受けたロサーノの折り返しをボックス右手前で受けたインシーニェがカットインからコントロールショットを放ったが、これはわずかに左に逸れた。 ナポリは42分にも、ボックス右から仕掛けたロサーノがゴールに迫ったが、シュートはゴール右上に外れ、前半はゴールレスで終了した。 迎えた後半も膠着状態が続いたが、ナポリがセットプレーから待望の瞬間を迎える。60分、ジエリンスキの右CKをラフマニが頭で合わせると、ゴール前のオシムヘンに当たったこぼれ球を再びラフマニが押し込んだ。 先制したナポリだったが69分、一瞬の隙からヴェローナに同点を許してしまう。自陣ペナルティーアークで獲得したFKからギュンターがロングフィードを供給すると、抜け出したファラオーニがボックス右からシュート。左ポストに当たったボールはゴールネットに吸い込まれた。 追いつかれたナポリは、72分にジリエンスキとヒサイを下げてメルテンスとマリオ・ルイを投入。すると75分、右CKの二次攻撃からボックス左でパスを受けたメルテンスがシュート。意表を突くニアへのシュートは左サイドネットに外れた。 その後も猛攻を仕掛けたナポリだが、最後まで追加点は生まれず。試合は1-1でタイムアップ。同日に行われた5位ユベントス(勝ち点75)が勝利したため、、5位へ後退したナポリは来季のCL出場権を逃した。 2021.05.24 05:57 Mon5