ペップが引退ピサーロにコメント「監督としてフットボール界に残ってほしい」

2020.07.08 17:18 Wed
Getty Images
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、元ペルー代表FWクラウディオ・ピサーロ(41)の引退にコメントした。

両者はバイエルンで2シーズンの間共闘。ピサーロは2013-14シーズンに公式戦26試合、14-15シーズンには同17試合に出場した。

以前、ピサーロに「今までで最高の監督」と称賛されたグアルディオラ監督がわずか8歳差の教え子の引退にコメント。指導した当時はすでに35歳と全盛期を過ぎていたことを指揮官は惜しんでいたようだ。
「彼が24歳か25歳の時に会いたかったよ」

「彼は私が見てきた中で最も優れたフィニッシャーの1人だった。ボックス内だけでなく深く下がった位置でも上手かった」
「スタイルはカリム・ベンゼマに似ているかな。でも彼は人間としても素晴らしかった」

「41歳は引退に適した年齢だと思う。フットボールはクラウディオのような人物を必要としている。願わくば監督として続けていって欲しい」

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佐野海舟がフル出場のマインツ、後半ATに2人退場のブレーメンに惜敗…【ブンデスリーガ】

ブンデスリーガ第20節、ブレーメンvsマインツが1月31日にヴェーザーシュタディオンで行われ、ホームのブレーメンが1-0で勝利した。なお、マインツのMF佐野海舟はフル出場した。 前節、シュツットガルト相手の2-0の勝利によって連敗をストップした6位のマインツは、9位のブレーメンとのアウェイゲームで連勝を狙った。この一戦で佐野はボランチで先発した。 開始直後にシュミットにクロスバー直撃の決定機を許したマインツは、ホームチームの勢いに呑まれる。10分には微妙な判定でPKを与えたが、ここはGKゼントナーがドゥクシュの左を狙ったシュートを見事な反応でストップした。 これでピンチを凌いだかに思われたが、14分にはブレーメンの右CKからゴール前での混戦が生まれると、これをビッテンコートに押し込まれて序盤の失点となった。 時間の経過とともにイーブンの攻防に持ち込んだマインツは、ミドルレンジのシュートやセットプレーを軸にチャンスを窺うが、決定機まであと一歩という場面が目立つ。逆に、相手のハイプレスと背後を狙った攻めに苦戦。ドゥクシュに際どい裏抜けから決定機を許すなど、中盤でフィルター役を担った佐野を含めチーム全体で苦戦を強いられた。 アウェイチームの1点ビハインドで折り返した後半。マインツは前半終盤に足を痛めていた大黒柱のアミリを下げてホン・ヒョンソクをハーフタイム明けに投入。立ち上がりから攻勢を仕掛けると、ネベル、ウェイペルと続けて際どいシュートを放つと、53分にはボックス右に抜け出した佐野が角度のないところから右足を振るが、これは枠を捉え切れず。 良い流れの立ち上がりに同点ゴールを奪えなかったマインツは徐々に押し返されて、ブレーメンが望む膠着状態に持ち込まれる。75分過ぎの連続ピンチはオフサイドとエンジンマーのループシュートがクロスバーを越えて事なきを得たが、なかなか攻撃に出られない。 これを受け、マインツベンチは新天地デビューのノルダンらフレッシュなアタッカーをピッチに送り込んでいく。その後、後半アディショナルタイムには主審が勘違いもあってか、1枚カードをもらっていたDFシュタルクにかなり厳しい遅延行為で2枚目のイエローカードを出して退場者が出ると、これに執拗に抗議したDFフリードルにも2枚目のイエローカードを掲示。ブレーメンのセンターバック2人が退場でピッチを後にすると、マインツに一気にチャンス。 だが、2人の数的優位を得た試合終盤のセットプレーも活かし切ることができず、このままタイムアップを迎えた。この結果、マインツはブレーメンとの上位対決に競り負けることになった。 ブレーメン 1-0 マインツ 【ブレーメン】 レオナルド・ビッテンコート(前14) 2025.02.01 06:41 Sat

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