ユーベとシティの間で10代若手アタッカーのトレード交渉進行中!
2020.06.29 17:35 Mon
ユベントスとマンチェスター・シティの間で2人の若手選手のトレード交渉が進行しているようだ。ポルトガル『Record』が報じている。昨夏にポルトガル代表DFジョアン・カンセロ(26)と、ブラジル代表DFダニーロ(28)の実質的なトレードの取引実績を持つ両クラブ。今回はそのトレードをトップチームではなく、ユースチームやリザーブチームに絡む若手選手で行うことになるようだ。
『Record』が伝えるところによれば、今回のトレードではシティのU-19ポルトガル代表FWフェリックス・コレイア(19)がトリノに向かい、ユベントスのU-18スペイン代表FWパブロ・モレノ(18)がマンチェスターに向かう形となるという。
昨夏、スポルティング・リスボンからシティに加入したコレイアは、左右のウイングを主戦場とする右利きのアタッカー。ポルトガルの世代別代表で常にプレーしてきた逸材はスピードを生かした縦への突破に加え、トリッキーな足技を生かして密集地帯をすり抜けるその仕掛け、右足のパワフルなシュートを特長としている。
一方、ユベントスのプリマヴェーラを主戦場とするモレノは、2018年夏にバルセロナの下部組織から加入したストライカー。バルセロナのカンテラ在籍6年間で公式戦200ゴール以上を奪った逸材は、繊細なボールタッチを生かした打開力に加え、優れた両足のキック、抜群の得点感覚を最大の特長とする。
今シーズンのプリマヴェーラでは公式戦21試合に出場し5ゴール2アシストの数字を残している。
昨夏、スポルティング・リスボンからシティに加入したコレイアは、左右のウイングを主戦場とする右利きのアタッカー。ポルトガルの世代別代表で常にプレーしてきた逸材はスピードを生かした縦への突破に加え、トリッキーな足技を生かして密集地帯をすり抜けるその仕掛け、右足のパワフルなシュートを特長としている。
今季はシティに在籍せず、オランダのAZに1年間の武者修行に出てU-23チームの一員として、エールステディビジ(オランダ2部)で23試合3ゴール5アシストの数字を残していた。
一方、ユベントスのプリマヴェーラを主戦場とするモレノは、2018年夏にバルセロナの下部組織から加入したストライカー。バルセロナのカンテラ在籍6年間で公式戦200ゴール以上を奪った逸材は、繊細なボールタッチを生かした打開力に加え、優れた両足のキック、抜群の得点感覚を最大の特長とする。
今シーズンのプリマヴェーラでは公式戦21試合に出場し5ゴール2アシストの数字を残している。
ジョアン・カンセロの関連記事
ユベントスの関連記事
記事をさがす
|
ジョアン・カンセロの人気記事ランキング
1
バルサ、ユベントスから右サイドバック獲得に興味か
▽バルセロナが、ユベントスに所属するポルトガル代表DFジョアン・カンセロ(24)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『カルチョメルカート』の情報をもとにスペイン『ムンド・デルティボ』が伝えた。 ▽バルセロナは、カンセロ獲得に向け、10月20日に行われたセリエA第9節のユベントスvsカリアリにスカウトを派遣していた模様。カリアリのポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテク(23)の視察がメインだったが同時にカンセロも視察したという。 ▽バルセロナは以前からカンセロを追っていたが、現在では補強の最有力候補に据える可能性も出てきているようだ。しかし、ユベントスは今夏、カンセロを獲得する際にバレンシアに推定移籍金4000万ユーロ(約52億円)を支払っている。そのため、バルセロナが近いうちに獲得するのは難しそうだ。 ▽ベンフィカ下部組織出身のカンセロは、2014年1月にトップチーム昇格を果たした。同年にバレンシアに移籍をするも出場機会には恵まれず、公式戦の出場はわずか10試合のみ。しかし、翌シーズンからスタメンに定着すると公式戦39試合3ゴール5アシストを記録。昨シーズンはレンタルでインテルに加入していたが、今シーズンからは同じセリエAのユベントスに完全移籍を果たし、ここまでの公式戦10試合に出場している。 2018.10.30 20:36 Tue2
C・ロナウドやB・フェルナンデスら主力が順当選出!ポルトガル代表が発表《UEFAネーションズリーグ》
ポルトガルサッカー連盟(FPF)は1日、10月に行われるUEFAネーションズリーグ2020-21に向けたポルトガル代表招集メンバー26名を発表した。 前大会王者を率いるフェルナンド・サントス監督は、エースのFWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)やMFベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)、MFブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)、DFペペ(ポルト)、FWジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリー)ら主力を順当に選出した。 一方で、9月は招集されていたMFアンドレ・ゴメス(エバートン)やFWゴンサロ・ゲデス(バレンシア)らが招集外となっている。 ポルトガルは、7日に親善試合でスペイン代表と対戦。その後、UEFAネーションズリーグでリーグA・グループ3第3節で11日にアウェイでフランス代表戦、14日にホームでスウェーデン代表戦を戦う。今回発表された代表メンバーは以下の通り <span style="font-weight:700;">◆ポルトガル代表メンバー</span> <span style="font-weight:700;">GK</span> <span style="font-weight:700;">ルイ・パトリシオ</span>(ウォルバーハンプトン/イングランド) <span style="font-weight:700;">アントニー・ロペス</span>(リヨン/フランス) <span style="font-weight:700;">ルイ・シウバ</span>(グラナダ/スペイン) <span style="font-weight:700;">DF</span> <span style="font-weight:700;">ペペ</span>(ポルト) <span style="font-weight:700;">ルベン・セメド</span>(オリンピアコス/ギリシャ) <span style="font-weight:700;">ジョゼ・フォンテ</span>(リール/フランス) <span style="font-weight:700;">マリオ・ルイ</span>(ナポリ/イタリア) <span style="font-weight:700;">ラファエウ・ゲレイロ</span>(ドルトムント/ドイツ) <span style="font-weight:700;">ジョアン・カンセロ</span>(マンチェスター・シティ/イングランド) <span style="font-weight:700;">ルベン・ジアス</span>(マンチェスター・シティ/イングランド) <span style="font-weight:700;">ネウソン・セメド</span>(ウォルバーハンプトン/イングランド) <span style="font-weight:700;">MF</span> <span style="font-weight:700;">セルジオ・オリベイラ</span>(ポルト) <span style="font-weight:700;">ダニーロ・ペレイラ</span>(ポルト) <span style="font-weight:700;">レナト・サンチェス</span>(リール/フランス) <span style="font-weight:700;">ウィリアム・カルバーリョ</span>(レアル・ベティス/スペイン) <span style="font-weight:700;">ブルーノ・フェルナンデス</span>(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) <span style="font-weight:700;">ルベン・ネヴェス</span>(ウォルバーハンプトン/イングランド) <span style="font-weight:700;">ジョアン・モウティーニョ</span>(ウォルバーハンプトン/イングランド) <span style="font-weight:700;">FW</span> <span style="font-weight:700;">クリスティアーノ・ロナウド</span>(ユベントス/イタリア) <span style="font-weight:700;">ジョアン・フェリックス</span>(アトレティコ・マドリー/スペイン) <span style="font-weight:700;">フランシスコ・トリンコン</span>(バルセロナ/スペイン) <span style="font-weight:700;">アンドレ・シウバ</span>(フランクフルト/ドイツ) <span style="font-weight:700;">ベルナルド・シウバ</span>(マンチェスター・シティ/イングランド) <span style="font-weight:700;">ジオゴ・ジョタ</span>(リバプール/イングランド) <span style="font-weight:700;">ダニエウ・ポデンセ</span>(ウォルバーハンプトン/イングランド) <span style="font-weight:700;">ラファ・シルバ</span>(ベンフィカ) 2020.10.01 21:25 Thu3
コロナから回復のC・ロナウドも選出!連覇目指すポルトガル代表メンバーが発表《UEFAネーションズリーグ》
ポルトガルサッカー連盟(FPF)は5日、11月に行われる国際親善試合とUEFAネーションズリーグ2020-21に向けたポルトガル代表招集メンバー25名を発表した。 前大会王者を率いるフェルナンド・サントス監督は、新型コロナウイルスから復帰したエースのFWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)やMFベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)、MFブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)、FWジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリー)ら主力を順当に選出した。 一方で、ウォルバーハンプトンのFWペドロ・ネト、ブラガのFWパウリーニョを初招集している。 ポルトガルは、11日に親善試合でアンドラ代表と対戦。その後、UEFAネーションズリーグでリーグA・グループ3第5節で14日にホームでフランス代表戦、17日にアウェイでクロアチア代表戦を戦う。今回発表された代表メンバーは以下の通り ◆ポルトガル代表メンバー25名 GK ルイ・パトリシオ(ウォルバーハンプトン/イングランド) アントニー・ロペス(リヨン/フランス) ルイ・シウバ(グラナダ/スペイン) DF ルベン・セメド(オリンピアコス/ギリシャ) ジョゼ・フォンテ(リール/フランス) マリオ・ルイ(ナポリ/イタリア) ラファエウ・ゲレイロ(ドルトムント/ドイツ) ドミンゴス・ドゥアルテ(グラナダ/スペイン) ジョアン・カンセロ(マンチェスター・シティ/イングランド) ルベン・ジアス(マンチェスター・シティ/イングランド) ネウソン・セメド(ウォルバーハンプトン/イングランド) MF セルジオ・オリベイラ(ポルト) ダニーロ・ペレイラ(パリ・サンジェルマン/フランス) レナト・サンチェス(リール/フランス) ウィリアム・カルバーリョ(レアル・ベティス/スペイン) ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) ルベン・ネヴェス(ウォルバーハンプトン/イングランド) ジョアン・モウティーニョ(ウォルバーハンプトン/イングランド) FW クリスティアーノ・ロナウド(ユベントス/イタリア) ジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリー/スペイン) フランシスコ・トリンコン(バルセロナ/スペイン) アンドレ・シウバ(フランクフルト/ドイツ) ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ/イングランド) ジオゴ・ジョタ(リバプール/イングランド) ペドロ・ネト(ウォルバーハンプトン/イングランド) パウリーニョ(ブラガ) 2020.11.05 22:10 Thu4
カンセロはこのままシティ残留も? ペップが他からの打診なき現状も明らかに
いよいよプレミアリーグ開幕戦を迎えるマンチェスター・シティだが、ポルトガル代表DFジョアン・カンセロ(30)の去就が依然として不透明だ。 かつてはサイドバックながら中盤のような立ち回りもして唯一無二の存在感を放ったカンセロ。だが、ある時期を境に出番が減り、2023年冬のバイエルン行きに続いて、昨季もバルセロナにレンタル移籍した。 バルセロナでは主力として重宝され、カンセロも残留を望むとされるが、今夏のここまで何の音沙汰もなく、ひとまずシティにレンタルバックの運びに。だが、シティでは今も居場所なしが大方の見方だ。 イギリス『BBC』によると、ジョゼップ・グアルディオラ監督がそのカンセロの去就について発言。いまだ不透明な現状とともに、残留決着も選択肢の1つと認めた。 「彼は我々とトレーニングをしている。様子を見よう。残るかもしれないし、レンタルで出るかもしれない。まだわからないんだ」 また、他クラブからの打診有無を問われると、「ない」と返し、こう続けている。 「これからどうなるかは彼の代理人とクラブ次第だ。最終的に、彼が残らなければならないのであれば、我々は他の選手と同じように敬意をもって接するし、彼が持つクオリティを最大限に生かせるよう努める」 2024.08.17 15:55 Sat5
サイドバックが欲しいバルセロナ、パリ五輪金メダリストがターゲットか? 今夏アタランタ移籍がメディカルチェックで破談に
今夏の移籍市場も残り期間が10日を切った中、サイドバックの補強に動いているバルセロナ。ただ、サウジアラビアとのマネーゲームには参戦できない。 バルセロナが今夏獲得を目指していたのは、昨シーズンはレンタル移籍でプレーしていたマンチェスター・シティのポルトガル代表DFジョアン・カンセロ(30)。昨シーズンは公式戦42試合で4ゴール5アシストと主力として活躍していた。 ハンジ・フリック監督はカンセロを完全移籍させたい思いがあったが、サウジアラビアのアル・ヒラルが獲得に動いており、シティに4000万ユーロ(約65億円)の移籍金を支払い、カンセロには3年契約と7000万ユーロ(約113億9000万円)のサラリーを提示すると見られている。 当然、財政難が続くバルセロナが敵うはずもなく、カンセロの移籍実現の可否に関わらず、この競争からは撤退せざるを得ない状況となった。 それでもサイドバックが必要なバルセロナは、パリ・オリンピックで金メダルを獲得したU-23スペイン代表DFマルク・プビル(21)をターゲットにしているという。 アルメリアでプレーするプビルは、エスパニョールやヒムなスティック・マンレサ、レバンテの下部組織で育ち、2022年7月にレバンテでファーストチームに昇格。2023年8月にアルメリアへと完全移籍した。これまで、ラ・リーガでは34試合で1ゴール4アシストを記録。パリ・オリンピックでも5試合で1ゴールを記録して金メダル獲得に貢献したが、チームはセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)に降格している。 プビルにはアタランタが関心を寄せており、総額2000万ユーロ(約32億5000万円)の移籍金で合意。しかし、ヒザのケガによりメディカルチェックで合格できずに破談となっていた。 アルメリアもまた財政難に苦しんでおり、プビルの売却は願ってもない収入源に。バルセロナはフランス代表DFジュール・クンデを右サイドバックで考えており、それを解消するためにもプビルの獲得を望んでいるとのこと。ただ、アタランタの提示したベースの1500万ユーロ(約24億4000万円)は到底出せない金額であり、買い取りオプション付きのレンタル移籍など別の案を考えているようだ。 2024.08.22 22:55 Thuユベントスの人気記事ランキング
1
ユベントスのロッカールームに『キャプテン翼』・日向小次郎のユニフォームが掲げられる!袖の部分はもちろん…
ユベントスのドレッシングルームにFW日向小次郎のユニフォームが掲げられた。 9日に発表されたユベントスとサッカー漫画『キャプテン翼』のコラボレーション。ユベントスは主人公である大空翼のライバル的な存在であり、漫画内でユベントスに加入した日向小次郎とのコラボを発表していた。 すると、「タイガーショット」でも知られファンも多いキャラクターである日向小次郎とのコラボは大きな話題に。コラボシャツも即完売する事態となっていた。 そして、11日にはセリエA第12節でカリアリをホームに迎えたユベントス。その日のアリアンツ・アレーナのドレッシングルームには見慣れないユニフォームが並べられていた。 MFウェストン・マッケニーら実在の選手とともに並べられていたのは、日向小次郎のユニフォーム。背番号は日向小次郎が漫画内でユベントスから武者修行で加入していたレッジアーナで着けていた「78」番になっている。 さらに、かけられたユニフォームをよく見ると、両袖がまくられ日向小次郎仕様になっているこだわりようだ。 ユベントスの公式X(旧ツイッター)でその光景が公開されると、ファンも「ちゃんと、日向のユニの袖が巻かれてるところにこだわりを感じる」、「日向のユニフォームが袖まくってるし最高じゃないか」、「小次郎がユベントスに戻りそのユニホームの袖を通す姿をまたみたい!」とコメント。やはり袖をまくるスタイルこそ日向くんスタイルのようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】ユベントスのロッカールームに日向小次郎のユニフォームが!袖の部分はもちろん…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="it" dir="ltr">Un nuovo giocatore in città <br><br>Benvenuto, Kojiro Hyuga (Mark Lenders)! <a href="https://t.co/JFBO1XlQER">pic.twitter.com/JFBO1XlQER</a></p>— JuventusFC (@juventusfc) <a href="https://twitter.com/juventusfc/status/1723364815266099390?ref_src=twsrc%5Etfw">November 11, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.11.13 20:00 Mon2
1チームに1人欲しかった“万能型サイドバック”、ジャンルカ・ザンブロッタ
現代サッカーにおいて、最も重要なポジションとも言われ、その重要性が高まっているのがサイドバックだ。 言わずもがな、4バック、または5バック時に最終ラインの両サイドに位置するポジション。3バックのシステムを採用するチームも増え、ウイングバックというポジションが増えたこともあるが、多くの役割を担うことが多いポジションだ。 かつてのサイドバックは、フルバックとも呼ばれ、守備を専門としてきた。そのため、高い技術や戦術眼よりも、上下動を繰り返せる持久力と、相手のウインガーに抜かれないための対人守備力が何よりも求められるポジションだった。 上手さよりも体力が求められたポジションだが、現代サッカーではそのイメージは全くと言っていいほどなくなった。むしろ、少し前のボランチが担っていたゲームコントロールをすることすら、サイドバックの選手が行うこともあるほど。戦術眼の高さが最も止められるポジションと言っても良いだろう。 時代の変遷とともに役割が変化してきたサイドバックだが、早い時期からチームに欠かせない役割を担っていた選手がいる。元イタリア代表のジャンルカ・ザンブロッタだ。 <span class="paragraph-title">◆今でこそ珍しくない両サイドバック</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/sega20210502zambrotta_2_tw.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> イタリアのコモで生まれたザンブロッタは、地元のクラブであるコモで1994年にプロデビュー。1997年にはセリエAのバーリへと移籍する。右利きのザンブロッタだが、プロ当初のポジションは左のウイング。攻撃的なポジションではあるが、左サイドでプレーしていた。 1999年にユベントスへと移籍するが、加入当時は中盤のサイドでプレー。左右のサイドハーフでプレーを続けていた。転機は2002-03シーズン。日韓ワールドカップにも出場したザンブロッタは、W杯のケガで出遅れると、マルチェロ・リッピ監督によって左サイドバックにコンバートされた。 元々攻撃的なポジションをやっていたザンブロッタは、クロス精度には定評があり、中盤でも左サイドを担っていたこともありプレー面に大きな影響はなかった。さらに、当初は心配されていた守備面も徐々に慣れることで向上。攻守にわたってプレーできるサイドバックとして大きく成長していくこととなった。 さらに、2005-06シーズンには現在もユベントスでプレーするDFジョルジョ・キエッリーニが加入。その影響もあり、ファビオ・カペッロ監督の下では右サイドにコンバート。その後に移籍したミランでも当初は右サイドでプレーするが、再び左サイドバックにポジションを移すなど、キャリアを通して両サイドバックを担っていくこととなった。 <span class="paragraph-title">◆チームを支えたユーティリティ性</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/sega20210502zambrotta_3_tw.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> そのザンブロッタは、左右の足が使える事はもちろんのこと、サイドバックとして必要な豊富な運動量を備え、対人守備も大きく成長した。何よりも、基本的なパフォーマンスが安定したことが最も重宝された理由だろう。 ユーティリティプレーヤーの中には、飛び抜けた才能がなく、器用が故に様々なポジションを務める選手もいる。主力にになりにくく、便利な控え選手という立ち位置で終わる選手も少なくない。 しかし、ザンブロッタはユーティリティという言葉以上に、万能という言葉が合う選手だろう。サイドバックだけでなく、1列前でもプレーが可能。どのポジションにおいても、遜色ないプレーを行える点は、チームにいてくれると助かる存在でありながら、チームの結果に寄与できる選手でもあった。 今ではマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が“偽サイドバック”としてサイドバックに置く選手を中盤でプレーさせる方式があるが、ザンブロッタもその役割を担えただろう。戦術眼、キックの精度、そしてそれを支える持久力もあった。 ミランの後に加入したバルセロナでは右サイドバックとしてプレー。キャリアを通しては最終的に右サイドでのプレーが多くなったザンブロッタだが、現代サッカーでも高い能力を発揮したレジェンドの1人と言えるだろう。 <div id="cws_ad"><hr>ユベントスやミラン、バルセロナとクラブチームで活躍し、イタリア代表としてもワールドカップを制したジャンルか・ザンブロッタが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたユーティリティ性を『サカつくRTW』ででも再現。是非一度チェックしよう。</div> <a href="https://ryan.onelink.me/C7cD/4c7a9075" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/900/img/2021/sega20210428.jpg" style="max-width:100%;"></div></a> <span class="paragraph-title">【動画】サイドバックとは思えない落ち着いた突破から左足ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJCWGpUcGI1byIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> ユベントスやミラン、バルセロナとクラブチームで活躍し、イタリア代表としてもワールドカップを制したジャンルか・ザンブロッタが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場! 現役時代に魅せたユーティリティ性を『サカつくRTW』ででも再現。是非一度チェックしよう。 <a href="https://ryan.onelink.me/C7cD/4c7a9075" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/900/img/2021/sega20210428.jpg" style="max-width:100%;"></div></a> 2021.05.03 18:50 Mon3
ディバラのスパーズ行きが急浮上! 約83億円でクラブ間合意に
ユベントスに所属するアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(25)がトッテナムに移籍する可能性がここに来て急上昇しているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 昨シーズン、ユベントスでの序列を下げたディバラ。最近までマンチェスター・ユナイテッドに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクとのトレード案が、ディバラの合意を残すのみというところまで迫るも、同選手側の高額な給与と代理人への手数料が要求されたことで破談に終わった。 その後も引き続き去就について注目が集まるディバラだが、急展開。今夏、同選手の獲得に興味を示していたトッテナムが移籍金6440万ポンド(約83億2000万円)でクラブ間合意に達したようだ。残すは、トッテナムとディバラによる個人条件の交渉のみだという。 プレミアリーグの移籍市場が閉幕まで残り2日。果たしてトッテナムは、ディバラ獲得を取り付けることができるだろうか。 2019.08.07 08:40 Wed4
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.35“カペッロ・ユーベ”失意のカルチョーポリ/ユベントス[2005-06]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.35</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2005-2006シーズン/ユベントス 〜カペッロ・ユーベ〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2005-06juventus.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ファビオ・カペッロ(59) 獲得タイトル:セリエA(後にカルチョ・スキャンダルで剥奪) 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力10:★★★★★★★★★★ タレント9:★★★★★★★★★☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層8:★★★★★★★★☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">失意のカルチョーポリ</div> 名将・カペッロが就任した前シーズンにスクデットを奪還したユベントスは、この2005-06シーズンで圧巻の強さを見せる。当時のセリエA記録(2013-14シーズンのローマに開幕10連勝で破られた)となる開幕9連勝を達成すると、前半戦を17勝1分1敗という成績で終える。後半戦では無敗を維持しながら首位を独走し、追いすがるミランを振り切ってセリエA連覇を達成した。 しかし2006年4月、カルチョを震撼させる事件が起きる。イタリアサッカーに絶大な影響力を持つユベントスのモッジ会長を中心に八百長が行われていたことが発覚。2004-05シーズンとこのシーズンにユベントスが獲得したスクデットが剥奪され、クラブ史上初のセリエB降格となる処分を下される憂き目に遭った。 この影響で、ファビオ・カンナバーロやイブラヒモビッチといった2連覇に貢献した主力選手が相次いでチームを離れ、イタリア屈指の名門が地に落ちることとなる。それでも、デル・ピエロやネドベド、ブッフォンらスター選手が残留したチームは、翌シーズンに圧倒的な強さでセリエBの首位を走り、1年間でセリエAに舞い戻った。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">THE・ソリッド</div> ミランで黄金期を築き、ローマにスクデットをもたらしたカペッロは、ユベントスでも自らのスタイルを信条に隙のない非常にソリッドなチームを作り上げた。アーセナルからヴィエラを獲得し、磐石のセンターラインを築き上げると、堅守から前線のタレントを生かしたカウンターで得点を奪った。 守備面ではブッフォンがケガで出遅れたものの、アッビアーティが確実にその穴を埋め、カンナバーロやテュラムを中心に堅守を見せる。右サイドバックには全盛期のザンブロッタがアップダウンを繰り返し、左では売り出し中のキエッリーニとバルザレッティが果敢なプレーで攻守に貢献した。 中盤ではダブルボランチのエメルソンとヴィエラが抜群のフィルター能力で安定をもたらす。両サイドには円熟味あるプレーでチームを牽引するネドベドと、卓越したテクニックから精度の高いパスを供給するカモラネージを擁し、質の高い攻撃を披露した。 前線では、2年目ながら前線の軸となったイブラヒモビッチが、ゴール前で真価を発揮するトレゼゲと2トップを形成。クラブのバンディエラであったデル・ピエロはベンチを暖める日々が多かったが、ピッチに出ればゴールで監督の起用に応えた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">DFファビオ・カンナバーロ(32)</span> 176cmとセンターバックとしては小柄ながら、それを補って余りあるジャンプ力を誇る。このシーズンは、対人プレーの強さや抜群の読みなど、ディフェンダーとして完璧なパフォーマンスを披露。パルマ時代のチームメートであるブッフォンとテュラムとともに鉄壁の守備を築いた。さらに、シーズン後に開催されたドイツワールドカップ2006ではアッズーリを優勝に導き、ディフェンダーながらその年のバロンドールを獲得した。 2019.04.20 22:00 Sat5