実はチェルシーを辞めていた、ジョー・コールが指導者としての今後のプランを語る

2020.06.24 22:45 Wed
Getty Images
元イングランド代表のジョー・コールが、自らの指導者としのキャリアプランについて語った。イギリス『ガーディアン』が伝えている。

国内でも有数のタレントを輩出してきたウェストハムの下部組織の中でも最高傑作として若くから注目を集めていたジョー・コール。2003年にチェルシーに移籍すると、当時世界中からスター選手たちを集めていたチームの中においてもその稀有な才能を発揮して活躍するなど、伝統的に強さや速さが重視されるイギリスでは珍しい、ファンタジスタタイプの選手として人気を博した。

2018年にアメリカの2部チームで選手としてのキャリアを終えたジョー・コールは、指導者としての道を歩み始め、古巣チェルシーの下部組織でコーチの職に就いていた。

しかし、『ガーディアン』のインタビュー中でジョー・コールは、チェルシーでのコーチ職を最近辞していたことを明かし、今後のキャリアプランについて明かした。
「ロックダウン(都市封鎖)の直前、チェルシーでのコーチの仕事を辞めたんだ。コーチという仕事をとても楽しむことができたし、多くのことを学んだ」

「自分の指導者としての成長にとっても、とても重要だったけど、世界中の監督たちの下を訪れて研究したり、イングランドサッカー協会(FA)の中で勉強をする予定だったんだ。コロナの影響でその計画はおじゃんになってしまったけど、全てが元通りに戻った時にまた続けたいよ」
「チェルシーでの仕事は本当に良かった。何らかの形でいつかまた戻ってこれると強く思うよ。ただ今は自分の成長のために、世界中を回り色々なものを見たり聞いたりすることが自分にとってベストだと感じたんだ」

また、現代のクラブの育成方針についても言及。国内屈指の名門であるウェストハムのアカデミーで育ったジョー・コールから見ても現代のアカデミーの仕組みには驚かされたと語った。

「巨額のお金が動いている業界ではどこもそうだと思うけど、僅かな差をつけるために多くのことに取り組んでいる。アカデミーの選手たちに対するケアは信じられないものだった。度肝を抜かれたよ。フットボールの進化について多くのことを学ぶことができたし、指導の仕方についても学ぶことができた。コーチとしての仕事の大部分は教えることだからね」

「優れた教師たちが用いる基本的な考え方やテクニックを使うんだ。チェルシーアカデミーにいるコーチたちから本当に多くのことを学んだ。チェルシ-の下部組織から優れた若手選手が次々に生まれるのは決して偶然ではないし、その下には次の世代のタレントが詰まっているんだ」

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