【THIS IS MY CLUB】最下位からのJ3優勝、“昇格請負人”小林伸二監督が北九州にもたらせた変化、若手とベテランの融合
2020.06.24 19:00 Wed
◆「決めつけない、チーム内競争、切磋琢磨」
──J3リーグで指揮を執るのは初めてだったと思いますが、これまで経験したJ1リーグ、J2リーグとのリーグとしての差はありましたでしょうか
「守備的ではないですね。現代サッカーと今の若い選手、サッカー歴の長い上手い選手が多くて、その選手たちをどう使うかというと、守備的より攻撃的なチームが多いという印象を受けました。そういった中で、いかに自陣で上手くボールを回しながら裏をとるのか、押し込んだ中でどう破っていくのかは、なかなか難しいですけど、少しずつできるようになったという感じです」
──小林監督は「昇格請負人」と称されることが多いですが、チームを昇格に導く上で、監督としてのポリシーやポイントはあるのでしょうか
「まず、そういった匂いがするチームの仕事を受けているので、その可能性は高くなっているかなと思います。ただ、今回は実はそういった感じではなかったです」
「決めつけない、チーム内競争、切磋琢磨ということが非常に大事だと思います。それはやっぱり、サンフレッチェ広島の前身である(現役時代にプレーした)マツダの時もそういった部分がありましたし、ピッチで何ができるかを大事にしなくてはいけないです。私もそうですが、コーチがいかに選手に関わって、その1人の選手が変わること、勇気を出して使うということは怖いことだと思いますが、大事なことだと思います」
「それは、J3だったらひょっとしたら安易にできたかもしれませんし、J1だったら難しい部分があると思います。でも、意外と(モンテディオ)山形の時を考えると、選手が変わったから高校生を使ったと言うのが結構あったなと」
「私と関わらない選手がいて、コーチが細かく指導している選手もいます。自分が全体を動かすとなると、コーチが選手と密にやっているトレーニングがあって、ファンクションがあったり、それが上手くいったら公式戦にハメたりということが大事だと思います。みんなが出られると言うと言い方が悪いですけど、頑張った選手が出られると言うのがある。より私とコーチ、コーチと選手が近い関係になるということは大事にしているところですし、それがとても出たシーズンだったと感じています」
──伸びそうな選手、若い選手を大胆に起用する上で、そこに踏み切るポイントや大切にしていることはどこにあるでしょうか
「トレーニングを頑張っている、行けそうだな、まだ早いなと思いますが、意外とその心配を楽に超えて選手は上手く行ったりします。そういった心配があっても、モチベーションが高い選手は意外と集中してやるんですが、それは3試合ぐらいだったりします。続けていると、ポカをやったりするんです」
「そこをやってしまいそうだなとか、ちょっと疲れてきたなというのをトレーニングで見極めるか、それをやってしまうことで成長に繋がるというのも1つあると思います。そういうのは、トップトップではないので、我々が持っていないといけないかなとも思います」
「意外と今シーズンの開幕に向けても、最初の2週間で後ろが結構崩れてしまったんです。良くなっていたのに。そこにも何人かの選手を起用して心配していましたが、意外とやるなと。(開幕戦は)結果としては負け(アビスパ福岡に0-1で敗戦)ましたが、予想以上に個人としてやってくれたなというのは良かったと思います。それがチームとしてもっと強くなれればいいですが、一度には変わらないので。そこは大事にしているところです」
──J3リーグで指揮を執るのは初めてだったと思いますが、これまで経験したJ1リーグ、J2リーグとのリーグとしての差はありましたでしょうか
「守備的ではないですね。現代サッカーと今の若い選手、サッカー歴の長い上手い選手が多くて、その選手たちをどう使うかというと、守備的より攻撃的なチームが多いという印象を受けました。そういった中で、いかに自陣で上手くボールを回しながら裏をとるのか、押し込んだ中でどう破っていくのかは、なかなか難しいですけど、少しずつできるようになったという感じです」
──小林監督は「昇格請負人」と称されることが多いですが、チームを昇格に導く上で、監督としてのポリシーやポイントはあるのでしょうか
「まず、そういった匂いがするチームの仕事を受けているので、その可能性は高くなっているかなと思います。ただ、今回は実はそういった感じではなかったです」
「決めつけない、チーム内競争、切磋琢磨ということが非常に大事だと思います。それはやっぱり、サンフレッチェ広島の前身である(現役時代にプレーした)マツダの時もそういった部分がありましたし、ピッチで何ができるかを大事にしなくてはいけないです。私もそうですが、コーチがいかに選手に関わって、その1人の選手が変わること、勇気を出して使うということは怖いことだと思いますが、大事なことだと思います」
「それは、J3だったらひょっとしたら安易にできたかもしれませんし、J1だったら難しい部分があると思います。でも、意外と(モンテディオ)山形の時を考えると、選手が変わったから高校生を使ったと言うのが結構あったなと」
「私と関わらない選手がいて、コーチが細かく指導している選手もいます。自分が全体を動かすとなると、コーチが選手と密にやっているトレーニングがあって、ファンクションがあったり、それが上手くいったら公式戦にハメたりということが大事だと思います。みんなが出られると言うと言い方が悪いですけど、頑張った選手が出られると言うのがある。より私とコーチ、コーチと選手が近い関係になるということは大事にしているところですし、それがとても出たシーズンだったと感じています」
──伸びそうな選手、若い選手を大胆に起用する上で、そこに踏み切るポイントや大切にしていることはどこにあるでしょうか
「トレーニングを頑張っている、行けそうだな、まだ早いなと思いますが、意外とその心配を楽に超えて選手は上手く行ったりします。そういった心配があっても、モチベーションが高い選手は意外と集中してやるんですが、それは3試合ぐらいだったりします。続けていると、ポカをやったりするんです」
「そこをやってしまいそうだなとか、ちょっと疲れてきたなというのをトレーニングで見極めるか、それをやってしまうことで成長に繋がるというのも1つあると思います。そういうのは、トップトップではないので、我々が持っていないといけないかなとも思います」
「意外と今シーズンの開幕に向けても、最初の2週間で後ろが結構崩れてしまったんです。良くなっていたのに。そこにも何人かの選手を起用して心配していましたが、意外とやるなと。(開幕戦は)結果としては負け(アビスパ福岡に0-1で敗戦)ましたが、予想以上に個人としてやってくれたなというのは良かったと思います。それがチームとしてもっと強くなれればいいですが、一度には変わらないので。そこは大事にしているところです」
|
関連ニュース