ベルフワイン、ユナイテッド戦で厳しいドローも「僕たちは全力を尽くした」

2020.06.20 16:18 Sat
Getty Images
トッテナムに所属するオランダ代表FWステーフェン・ベルフワインマンチェスター・ユナイテッドとのドローを振り返っている。

トッテナムは19日、リーグ再開初戦となったプレミアリーグ第30節のユナイテッド戦を1-1のドローで終えた。

現在、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位チェルシーと7ポイント差の8位に甘んじるトッテナムにとっては、逆転でのトップ4フィニッシュに向けて勝ち点3奪取が求められる一戦となった。
試合は互いに慎重な入りを見せた中、27分にホームのトッテナムが先制。GKウーゴ・ロリスのロングフィードのこぼれ球をハーフウェイライン付近の右サイドでDFセルジュ・オーリエが繋ぐと、これを拾ったベルフワインが巧みなコース取りのドリブルから強烈な右足のシュート。

ややコースは甘かったものの、相手GKダビド・デ・ヘアの手を弾いたボールがそのままゴールネットを揺らした。
その後、粘りの試合運びで後半終盤までリードを保ったトッテナムだが、81分にMFブルーノ・フェルナンデスにPKを決められ、CL出場権を争う5位ユナイテッドとのシックスポインターは痛み分けのドローに終わった。

チームは望んでいた結果を手にすることができなかったものの、今年3月に負った左足首のケガからの復帰戦で早速結果を残したベルフワインにとっては、ひとまず安心できるプレー内容となった。

また、今冬にPSVから加入後、プレミアリーグでのホームゲーム3試合連続ゴールという記録は、偉大なる同胞MFのラファエル・ファン・デル・ファールト氏以来のクラブ記録となった。

同試合後、ベルフワインはクラブ公式チャンネル『Spurs TV』で白熱の一戦を振り返っている。

「これまでとは異なる感情だよ。僕たちは前半に関して良いプレーをしたと思う。自分のゴールだけでなく、その後にもソン・フンミンにビッグチャンスがあったしね」

「ただ、それを継続すべきだったね。後半に関しては相手のプレッシャーを必要以上に感じ過ぎていたし、自分たちで試合を難しくしてしまった」

「それでも、僕たちは全力を尽くしたと思う。3カ月もの間、フットボールができなかった中、良い試合をしたと思うよ」

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