再開後4戦無敗で上位も伺うヘルタ・ベルリン、ビッグクラブ注目のクーニャらがドルトムント戦欠場

2020.06.06 10:50 Sat
Getty Images
ブンデスリーガ再開後、好調を維持しているヘルタ・ベルリンだが、ドルトムント戦に向けては厳しい状況となりそうだ。

ヘルタ・ベルリンは、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で中断していたブンデスリーガにおいて、中断前は14位に位置し、残留争い真っ只中だった。

しかし、再開後は4試合を終えて3勝1分けの無敗。勝点10を積み上げ、一気に残留争いから抜け出し、来シーズンの欧州大会の出場すら狙える状況となった。
そんなヘルタ・ベルリンだが、6日に2位のドルトムントと対戦。このまま上位に向かって進んでいくには重要な一戦となるが、多くの選手が欠場する。

欠場見込みなのは、U-23ブラジル代表FWマテウス・クーニャとDFマルヴィン・プラッテンハールトの2人。2人は5月27日に行われたRBライプツィヒ戦で脳震とうを起こしており、チームトレーニングに復帰できていない状況。リスク回避のため欠場することになるという。
クーニャは、今冬RBライプツィヒから加入したクーニャはブンデスリーガ7試合で4ゴール2アシストを記録。インテルが獲得を目指すなどの噂も浮上する攻撃のカードだ。

また、ドルトムントからレンタル移籍中のMFマリウス・ヴォルフも別メニュー調整のため欠場となる。

そのほかにもケガ人が相次いでいるヘルタ・ベルリン。再開後の勢いをここで失ってしまうのか、それとも耐えるのかは注目だ。

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ヘルタ・ベルリン出身の現役メジャーリーガーを知っているか?

▽少年時代はヘルタ・ベルリンの下部組織でプレーし、現在はMLB(メジャーリーグ・ベースボール)のミネソタ・ツインズに所属するマックス・ケプラー外野手(24)を知っているだろうか。『FIFA.com』がケプラーのインタビューを実施。サッカーと野球について語った。 ▽ケプラーは、ポーランド人の父とアメリカ人の母の間にドイツのベルリンで誕生。少年時代は野球やサッカー、テニスなど多くのスポーツを経験し、サッカーではヘルタ・ベルリンの下部組織に所属していた。下部組織時代のチームメイトには、今夏ヴォルフスブルクへと移籍したアメリカ代表DFジョン・アンソニー・ブルックス(24)がおり、ベルリンにあるジョン・F・ケネディ・スクールでも一緒に過ごしていた。 ▽『FIFA.com』は、ケプラーへインタビューを実施。ケプラーは自身の生い立ちについて語り、サッカーではGKを務めていたことを明かした。 「僕がサッカーを始めたのは6歳の時だった。そして、同じ年齢で野球も初めてプレーした。ベルリンにいた時、子供はみんなサッカーをやっていた。そして、僕も始めた。若い頃から触れられているんだ」 「ゴールキーパーとしてプレーすることは、僕が当時やっていたテニスや野球とも関係があったんだ。僕はいつもスポーツをしていたよ」 ▽幼少期はサッカーと野球をプレーしていたケプラーだったが、ブルックスとは異なり野球の道へ。2009年に海外FAにより契約金77万5000ドル(約7300万円)でツインズへと入団。2015年にMLBでデビューを果たし、2016年からはライトのレギュラーとしてプレーしている。ケプラーはサッカーと野球の違いにも触れ、スタミナに差があると語った。 「サッカーではたくさん走らなくてはならないし、スタミナを持続させなくてはないけない。でも、野球ではそれほど多くを必要としない。先発投手でない限りね」 「野球は瞬間的に爆発させる仕事であり、アジリティが必要となる。サッカーはよりスタミナが必要で、持続的な走力が必要となるんだ」 ▽また、ケプラーは、少年時代を共に過ごしたブルックや自身が所属していたヘルタ・ベルリンの試合をチェックしているとのこと。アメリカの野球ファンと欧州のサッカーファンについても語った。 「僕は、ヨーロッパのサッカーファンとアメリカの野球ファンの間に大きな差があるとは思わない。両方のファンのベースはスポーツに夢中ということだよ」 「彼らは野球に熱狂的だし、ドイツではサッカーに熱狂的だ。でも、野球を見るためにアメリカに来るように、ヨーロッパのサッカーを観に行くことは爽快だね」 「誰もがワールドカップに注目している。でも、ツインズには多くのサッカーファンは居ない。ヘルタ・ベルリンがどんな状況なのかは、まだ追い掛けているよ。特にブルックスはね。ブンデスリーガの試合は、いつも僕が練習している時にやっている。だから、ハイライトを観ているよ」 ▽ブンデスリーガの試合を観ていると語ったケプラー。しかし、盟友のブルックスは今シーズンからヴォルフスブルクへと完全移籍したため、ヘルタ・ベルリンだけでなく、ヴォルフスブルクの試合もチェックするかもしれない。 ▽なお、今シーズンのケプラーは、MLBに97試合出場し、打率.256、ホームラン10本、打点40を記録(8月2日時点)。チームはアメリカン・リーグの中地区で3位に位置している。 2017.08.02 11:50 Wed
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ヘルタ・ベルリンがクラブレコードで昨季ブレイクのFWルケバキオ獲得へ!

ヘルタ・ベルリンがワトフォードに所属するベルギー人FWドディ・ルケバキオ(21)をクラブ史上最高額の2000万ユーロ(約24億円)で獲得する見込みだ。ドイツ『ビルト』が伝えている。 アンデルレヒトの下部組織出身のルケバキオは、DRコンゴにルーツを持ち、先日のU-21欧州選手権ではU-21ベルギー代表としてプレーした爆発的なスピードを特長とするアタッカー。2018年1月にシャルルロワを経て、アンデルレヒトからワトフォードへと完全移籍した187cmのレフティは、昨夏にフォルトゥナ・デュッセルドルフに1年間のレンタルで加入。 カウンタースタイルを採用するチームにおいてセンターフォワードや左右のウイングのレギュラーを務めたルケバキオは、昨シーズンのブンデスリーガ31試合で10ゴール4アシストを記録。 とりわけ、同選手を一躍有名にしたのは昨年11月に行われたバイエルン戦だった。持ち味の快足を飛ばしてバイエルン守備陣を翻弄すると、圧巻のハットトリックを達成し、絶対的王者相手の3-3のドローに貢献。さらに翌月には当時絶好調だったドルトムント相手に1ゴールを挙げて2-1の金星の立役者となっていた。 そのルケバキオに関してはコートジボワール代表FWニコラ・ペペなど前線の主力の流出が見込まれるリールが関心を示していると言われていたが、新天地は引き続きドイツとなるようだ。 『ビルト』が伝えるところによれば、今夏オーストリア代表MFヴァレンティーノ・ラザロ(23)をインテルに引き抜かれたヘルタが、クラブ史上最高額の2000万ユーロでルケバキオの獲得に迫っているという。 2019.07.25 13:35 Thu
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韓国代表FWイ・ドンジュンがヘルタから全北現代に完全移籍

ヘルタ・ベルリンは22日、韓国代表FWイ・ドンジュン(25)が全北現代モータースに完全移籍することを発表した。 イ・ドンジュンは今年1月末に蔚山現代からヘルタに加入。加入直後にはブンデスリーガ4試合に出場したが、4月にヒザを痛めて長期離脱を強いられると、以降もケガに悩まされて今シーズンも公式戦出場はなかった。 その出場機会減に加え、同選手が来年に韓国で兵役に就くことを計画していたこともあり、ヘルタが母国復帰の希望を受け入れる形での今回の移籍発表となった。 イ・ドンジュンは右サイドを主戦場とするスピードが持ち味のアタッカーで、釜山アイパークでプロデビュー。昨年から蔚山現代に加わると、Kリーグ1で28試合に出場して11得点3アシストの活躍を披露したほか、クラブ・ワールドカップやAFCチャンピオンズリーグでもプレー。また、昨年3月に国際親善試合の日本代表戦でA代表デビューも果たし、ここまで4キャップを刻んでいる。 2022.12.22 22:28 Thu
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ボルシアMG、ヘルタのU-19ドイツ代表DFウルリッヒをフリーで獲得

ボルシアMGは3日、ヘルタ・ベルリンのU-19ドイツ代表DFルーカス・ウルリッヒ(19)を2027年6月までの契約で獲得したことを発表した。移籍金はヘルタとの契約が今季で満了となるためかかっていない。 U-19ドイツ代表の主力メンバーである左サイドバックのウルリッヒは、ヘルタではトップチームデビューをまだ果たしていないものの、将来を嘱望される選手。 ボルシアMGでは左サイドバックのレギュラーを務めているアルジェリア代表DFラミ・ベンセバイニ(27)が今季限りで退団することが決まっていた。 2023.05.04 00:30 Thu

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