元イングランド代表GKハートが、ペップ就任時の心境を回顧「嫌な予感がした」
2020.05.25 16:10 Mon
バーンリーの元イングランド代表GKジョー・ハートが、マンチェスター・シティ時代にジョゼップ・グアルディオラ氏が就任したときの状況を振り返った。
2006年にシティに加入したジョー・ハートは、バーミンガムなどへのレンタルを経て、トップチームの守護神の座を勝ち取った。その後、2011-2012シーズンと、2013-2014シーズンのチームのプレミアリーグ優勝に貢献。クラブだけでなく、2014年のブラジル・ワールドカップで正守護神として出場するなど、イングランド代表の絶対的守護神になりつつあった。
しかし、シティは201620-17シーズンから、グアルディオラ監督を招へい。ハートは、イギリス『ガーディアン』のインタビューに応えると、この時の心境を回顧。前線の選手だけでなく、GKを含めたバックラインの選手にも足元の技術を求める方針を持っていることで知られていたグアルディオラ監督の就任に、不安を覚えたと語った。
「かなり心配だったよ」
「影響力を持った人が何人も僕に安心するように言ってきた。でも嫌な予感がしたんだ。僕はユーロ2016があったのでチームの合流に遅れたが、チームに戻ったとき、監督にその夏の移籍市場で僕が出ていく必要があることを明確に伝えられた」
ユーロ2016では、1勝しか記録できず、アイスランド代表相手に惨敗して大会から姿を消すという散々な結果の後、クラブからの戦力外通告を受けるという踏んだり蹴ったりの状況だったハート。しかし、グアルディオラ監督へはリスペクトを持っているようだ。
2006年にシティに加入したジョー・ハートは、バーミンガムなどへのレンタルを経て、トップチームの守護神の座を勝ち取った。その後、2011-2012シーズンと、2013-2014シーズンのチームのプレミアリーグ優勝に貢献。クラブだけでなく、2014年のブラジル・ワールドカップで正守護神として出場するなど、イングランド代表の絶対的守護神になりつつあった。
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「かなり心配だったよ」
ユーロ2016では、1勝しか記録できず、アイスランド代表相手に惨敗して大会から姿を消すという散々な結果の後、クラブからの戦力外通告を受けるという踏んだり蹴ったりの状況だったハート。しかし、グアルディオラ監督へはリスペクトを持っているようだ。
「そこがペップのすごいところだ。彼は決断を下し、自分の決断に責任を持つ。彼の事は嫌いではないよ。僕たち2人は大人として接したし、2人ともフットボールを愛している」
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