宮市のザンクト・パウリが再開初戦で白星! 遠藤のシュツットガルトは後半AT被弾で敗戦《ブンデスリーガ2部》
2020.05.17 23:15 Sun
17日にブンデスリーガ2部第26節がドイツ各地で行われた。
新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的なパンデミックを受け、3月から中断に入っていたブンデスリーガ2部。しかし、ドイツ政府による開催許可が下りたことにより、欧州主要リーグの先陣を切って16日から約2カ月ぶりに再開した。
宮市亮の所属するザンクト・パウリは、ホームでニュルンベルクと対戦。試合はゴールレスで迎えた後半立ち上がりの55分、ボックス外まで飛び出したGKマゼニアがフェールマンを倒すと、VARの末にレッドカードを受け、退場。
数的優位となったザンクト・パウリは84分、ボックス手前でパスを受けたビクトル・ギョケレスがボックス左からカットインしてシュートを放つと、これがゴール右隅に突き刺さり、待望の先制点を奪った。結局、これが決勝点となりザンクト・パウリが1-0で勝利。なお、ザンクト・パウリ宮市はフル出場している。
また、遠藤航の所属するシュツットガルトは、アウェイでヴェーエン・ヴィースバーデンと対戦し、1-2で敗戦した。後半開始早々の50分にシェフラーのゴールで先制を許したシュツットガルトだが、83分にニコラス・ゴンサレスがゴールネットを揺らし、同点に追いつく。
その他、首位ビーレフェルトは、ホームでオスナブリュックと対戦。17分にファビアン・クロスのPKで先制したビーレフェルトだが、後半アディショナルタイムに失点を許し、再開初戦は1-1のドローに終わった。
◆ブンデスリーガ2部 第26節結果
▽5月16日
ヤーン・レーゲンスブルク 2-2 ホルシュタイン・キール
ボーフム 3-0 ハイデンハイム
エルツゲビルゲ・アウエ 3-1 ザントハウゼン
カールスルーエ 2-0 ダルムシュタット
▽5月17日
ビーレフェルト 1-1 オスナブリュック
ザンクト・パウリ 1-0 ニュルンベルク
グロイター・フェルト 2-2 ハンブルガーSV
ヴェーエン・ヴィースバーデン 2-1 シュツットガルト
▽延期
ハノーファー vs ディナモ・ドレスデン
新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的なパンデミックを受け、3月から中断に入っていたブンデスリーガ2部。しかし、ドイツ政府による開催許可が下りたことにより、欧州主要リーグの先陣を切って16日から約2カ月ぶりに再開した。
宮市亮の所属するザンクト・パウリは、ホームでニュルンベルクと対戦。試合はゴールレスで迎えた後半立ち上がりの55分、ボックス外まで飛び出したGKマゼニアがフェールマンを倒すと、VARの末にレッドカードを受け、退場。
また、遠藤航の所属するシュツットガルトは、アウェイでヴェーエン・ヴィースバーデンと対戦し、1-2で敗戦した。後半開始早々の50分にシェフラーのゴールで先制を許したシュツットガルトだが、83分にニコラス・ゴンサレスがゴールネットを揺らし、同点に追いつく。
同点のまま終盤に突入し、このまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイムにシュツットガルトに悲劇が訪れる。97分、右クロスをボックス内で競り合ったアル・ガディウィがハンドを犯し、PKを献上。このPKをティーツに決められ、そのまま1-2で敗戦した。シュツットガルトの遠藤はフル出場していている。
その他、首位ビーレフェルトは、ホームでオスナブリュックと対戦。17分にファビアン・クロスのPKで先制したビーレフェルトだが、後半アディショナルタイムに失点を許し、再開初戦は1-1のドローに終わった。
◆ブンデスリーガ2部 第26節結果
▽5月16日
ヤーン・レーゲンスブルク 2-2 ホルシュタイン・キール
ボーフム 3-0 ハイデンハイム
エルツゲビルゲ・アウエ 3-1 ザントハウゼン
カールスルーエ 2-0 ダルムシュタット
▽5月17日
ビーレフェルト 1-1 オスナブリュック
ザンクト・パウリ 1-0 ニュルンベルク
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立場が一気に危うくなってしまったシュツットガルトに所属するDFチェイス・アンリ(21)だが、今夏の遺跡の可能性が高まっているようだ。ドイツ『キッカー』が伝えた。 尚志高校を卒業し、Jリーグクラブを経ずにシュツットガルトのセカンドチームへと加入したチェイス・アンリ。今シーズンからは正式にファーストチームに昇格し、ブンデスリーガでのキャリアをスタートさせた。 ブンデスリーガでは開幕戦から出番をもらい、レギュラーに定着しつつあり、チャンピオンズリーグ(CL)でも出番をもらっていたチェイス・アンリ。しかし、2025年に入りメンバーから外れすことが増えると、DFルカ・ジャック、DFフィン・イェルチュの加入により序列が低下。加えて、3月はじめに内転筋の筋繊維断裂のケガを負いチームから離脱。現時点でも部分的なトレーニングにすら復帰できていない状況だ。 今シーズン中の復帰は難しい状況のチェイス・アンリは、シュツットガルトではもはや期待されていない選手になってしまったとのこと。今季初めは、今後の最終ラインを支える存在になるとみられていたが、経験不足に加えてケガをしたことで構想外に近い状態だという。 そんな中、チェイス・アンリに関心を持っているというのがオーストリア・ブンデスリーガのレッドブル・ザルツブルクとのこと。潜在能力に関心を早い段階で持っており、ここまでは具体的な動きを見せていなかったが、夏に動き出すとみられている。 新天地で試合にコンスタントに出ることは年齢を考えれば重要なこと。ザルツブルクは来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)予選出場権を争っている中で4位に位置しているが、今後のステップアップのために移籍を決断することも悪くないとみられている。 2025.05.09 18:45 Fri4
フリーの原口元気は古巣に復帰か? 現地紙が関心を伝え、ファンの期待も高まる
シュツットガルトを退団した元日本代表MF原口元気(33)だが、古巣が獲得に関心を寄せているようだ。 浦和レッズの下部組織で育った原口は、そのままトップチームに昇格すると、2014年7月にヘルタ・ベルリンに完全移籍。その後はドイツでのキャリアを続けている。 ヘルタからフォルトゥナ・デュッセルドルフへとレンタル移籍を経験すると、2018年7月にはハノーファーに完全移籍。2021年7月にウニオン・ベルリンへ完全移籍すると、2023年1月にシュツットガルトへと完全移籍していた。 シュツットガルトでは苦しい時間を過ごし、2023-24シーズンもブンデスリーガで2試合、DFBポカールで1試合の出場に終わり、わずか26分間のプレーに終わっていた中、契約満了でフリーとなっていた。 まだまだトップレベルでプレーできる原口。浦和へ復帰するという噂も浮上した中で、本人はドイツ語圏でのプレーを希望しており、ヨーロッパでのプレー継続を最優先にしている状況だ。 そんな中、古巣であるデュッセルドルフが関心。今夏の移籍が噂される日本代表MF田中碧の代役として期待しているという話も出ていた。 一方で、ドイツ『Neue Presse』は古巣であるハノーファーが獲得に関心を示していると報道。「ネット上でも話題になっている」と伝え、ファンの期待も大きいことを伝えている。 ハノーファーは原口が過去3シーズン在籍したクラブで、現在はDF室屋成が所属。セカンドチームには水戸ホーリーホックからレンタル移籍中のU-20日本代表DF松田隼風も所属している。 2023-24シーズンは2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)を戦い、5位でフィニッシュ。ブンデスリーガ昇格は叶わなかったが、昇格のキーマンとしても期待が大きくなりそうだ。 2024.06.10 12:45 Mon5