プリシッチ、ドルトムント時代の指揮官クロップへの感謝を語る

2020.05.11 21:50 Mon
Getty Images
チェルシーのアメリカ代表MFクリスチャン・プリシッチがドルトムント時代に指導を受けたユルゲン・クロップ監督への感謝を明かした。イギリス『ミラー』が伝えた。

今シーズンからチェルシーでプレーしているプリシッチは2015年2月にドルトムントのトップチームへ昇格。ドルトムントでは公式戦127試合に出場し19ゴール26アシストとアタッカーとして活躍していた。

クロップ監督は2015年6月にドルトムントの指揮官を退任し、リバプールの監督に就任したため、トップチームの選手としては5カ月の付き合いではあったものの、プリシッチはユース時代にクロップ監督がトップチームのトレーニングに参加させてくれたことへ大きな感謝を述べた。
「最もクレイジーなのは僕が向こう(ドルトムント)のユースチームでスタートしたのに気が付いていないことだ。僕は1回のチャンスを得るために懸命に努力していた」

「向こうのドイツ語学校に通っていたが、いつの日か授業中に携帯電話を見ると、『今夜はファーストチームで練習してくれ』というユースチームのコーチからのメッセージだった。その日は他に何も考えられなかった」
「準備をして、トレーニングに行った。16歳か17歳にとっては非現実的だった。ウォームアップをしていると、偉大な選手たちがいた。(ピエール=エメリク・)オーバメヤン、マルコ・ロイス、マッツ・フンメルス、(ヘンリク・)ムヒタリアン…彼らはみんな一年前のチャンピオンズリーグ決勝の舞台にいた」

「僕は加入したばかりの16歳の子供だった。ベストを尽くそうと考えていた。とても興奮する機会を与えてくれたユルゲン・クロップに感謝している。僕はそれを永遠に覚えている。本当に感謝している」

ドルトムント指揮時のクロップ監督は、マリオ・ゲッツェやヌリ・シャヒン、さらには香川真司といった若手を次々とブレイクさせていったが、プリシッチを見てもその慧眼に狂いはなかったようだ。

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