ベティス、来季バルサ加入の逸材ペドリの武者修行先として名乗り!

ベティスが今夏のバルセロナ加入が内定しているU-19スペイン代表FWペドリ(17)の武者修行先として名乗りを上げているようだ。スペイン『La provincia』が報じている。

ラス・パルマス下部組織出身の“ペドリ”の愛称で知られるペドロ・ゴンサレス・ロペスは、昨年9月に500万ユーロ(約5億8000万円)の移籍金でバルセロナ加入が内定。左ウイングや攻撃的MFを主戦場とする右利きのドリブラーは、“イニエスタ2世”の呼び声も高いメガクラック候補の1人だ。

今シーズンはレンタルという形でセグンダA(スペイン2部)のラス・パルマスに残留しているペドリは、リーグ戦26試合で3ゴール4アシストの数字を残している。その活躍もあり、来シーズンに関しては1つカテゴリーが落ちる3部のバルセロナBでプレーする可能性が低いという。ただ、現時点では即バルセロナのトップチームで活躍できる実力はないため、国内外のトップディビジョンのクラブへのレンタル移籍が濃厚と見られている。
その中で今回、逸材の武者修行先として名乗りを上げているのがベティスだ。現在、ベティスではU-23ブラジル代表DFエメルソン、スペイン人MFカルレス・アレーニャの2選手がバルセロナから貸し出されており、近年良好な関係を築いている。

そして、ラス・パルマスのクラブOBであり、ベティスのスポーツ・ディレクターを務めるアレクシス・トゥルヒージョ氏は、『La provincia』でペドリへの関心を認めている。「最終的なところはまだ終了していない。今後の状況を見守る必要がある。ただ、ペドリは我々がマーケットで追ってきた素晴らしい若手プレーヤーの1人だ」

「技術面が非常に優れており、すでに素晴らしいレベルに達している。ただ、フットボールの世界では多くのニーズに左右されるものだ」